ゆうの日記～ラ・ヴィ・アン・ローズ

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2005.11.08

ゴム時間

(8)

テーマ：アジアの風に吹かれて・・(11528)

カテゴリ：ジャカルタの娘

娘のブログにゴム時間のことが書いてあった。
やっぱり感じることは同じと見える。
■土曜日の予定

1330　ケーブルテレビセッティング
1500　友人が訪問

で、結局、ケーブルテレビの人が来てセッティングしていったのが12時。友人が来たのが14時半。

友人の訪問は13時半くらいに電話が来て
「今から行きたい」とのこと。
さすがに準備ができていなかったため、
14時半まで待ってもらった。

ケーブルテレビの人、最初に来たのは10時くらい。
あんまりにもドンドンたたくから頭に来て出なかった。
だって、約束は13時半。
なぜ10時に来ていいものか。
しかも、電話の一本もなく、だ。

12時までは絶対ドアを開けないと心に決めていたが、
11時半に再訪した際に「約束は13時半でしょ？」と
言いながらドアを開けた。
担当者は「大丈夫、大丈夫」と言いながら入ってきたが、
「大丈夫じゃないのはこっちじゃ～～！」と、心の中で
叫びながら、自分のことしか考えられないこいつらを
哀れにすら思った。

このケーブルテレビの人、
前回風邪を引いて熱があるときに、
1時間以上平気で遅れてやってきた。
そのときは、オーナーさんを通してお断りした。

そして、またもや…。

■ゴム時間

ジャカルタに住む母のブログ仲間は、
インドネシア人の時間管理を「ゴム時間」と言っている。

たとえゴム時間でも、その都度電話連絡がくれば、
私は別になんとも思わない。
その間、私の時間は別のことに使うことができる。

ビジネスに関しても、このゴム時間は当たり前のように起きる。
まあ、このケーブルテレビの連中もビジネスだったわけだけど…。
もちろん、こちらから連絡しない限り、連絡はない。

■交通事情

このゴム時間は交通事情とも深い関わりがある。
ジャカルタの交通渋滞。これはひどいものがある。
いったん渋滞にはまったら抜けるまではひたすら我慢。

ジャカルタの公共交通網としては、
トランスジャカルタと呼ばれる路線バスがあり、
これは独自のバス道を持っていて、渋滞にはほぼ関係なく走る
（一部は公共道路と共用しているからまったく関係ないわけではない）。

市民の足であるバスにはACなど効いておらず、
ドアが開放されたまま走り続ける。
直射日光のあたる席にでも座って渋滞にはまってしまったら、
そりゃぁ地獄以外の何物でもない。
窓やオープンドアからは
容赦なく排気ガスが入り込む。

で、このような渋滞のために遅れてしまうケースはある。
また、バスの乗換えがうまくいかなかったりすることもある。
遅れることに対し連絡をしないのは、
交通渋滞が当たり前だからという前提もあるという
話を聞いたことがある。

でも、でも、せめて「お客様」に対しては
誠意をつくせよ！と思うのは私だけなのかな…。

■NHK

昨日はこんな一日だったけど、
NHKが見られるようになったのはいいことです。
ちょうど今、姫野カオルコさんのオススメ本
『時間とムダの科学』が紹介されています……

ゴム時間になれちゃうと日本に戻ってから大変だよ・・・。
でも早くなれないといらいらしどうしかな・・・。
どっちがいいのかなぁ・・・。♪

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