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2013年07月21日

男はつらいよ　　　　寅次郎と殿さま

テーマ：最近観た映画。(40193)

カテゴリ：映画

　　寅次郎が仕事で寄った大洲城の近くで、偶然に知り合った老人（嵐寛寿郎）の家に招待される。二人連れ立って歩いていると町の人々が老人に丁寧に挨拶するのを寅次郎は自分に礼が向けられているのと勘違いしてしまった。古風な豪邸に驚く寅次郎は執事（三木のり平）に、老人は大洲の殿様の子孫だと聞く。執事は忠実ながらも老人の世間知らずに困り果て、自分の裁量で客を値踏みしており、寅次郎を体良く追い返そうとするが、それを咎められる（このとき老人に手打ちにされそうになるという時代錯誤でユーモラスな場面が展開する）。寅次郎が東京人だと知った老人は、東京で亡くなったという次男の話をする。次男には嫁鞠子（真野響子）が、老人はその結婚を「身分違い」として認めず勘当同然の扱いをしたと言う。今はすっかり反省した老人は、せめて息子の嫁に会って謝りたいと、寅次郎に探してくれるように依頼する。例によって酒の勢いで安請け合いした寅次郎を追いかけて、やがて老人は上京。そして、寅次郎はお殿様を柴又へ連れて行った。とらやの人々は老人を殿様の子孫であることという理由で歓待するが、リベラルな博は何か釈然としないものを感じている。そこへ偶然にも、老人が捜し求めていた亡き息子の嫁鞠子がとらやにやってくる。例によって鞠子に心奪われた寅次郎はお殿様の養子になって、鞠子と結婚することを夢見るようになる。が、しかし寅次郎の目論見はまたしても見果てぬ夢に終わるのであった。

渥美清。嵐寛寿郎。三木のり平・・・宝物のような作品です。

真野響子が若くて綺麗。でも、下手。

最初の方の鯉のぼりと犬のネタは大笑いです。

　　　　　★★★