はまゆうダイアリー

< 新しい記事

新着記事一覧(全29589件)

過去の記事 >

2021年06月27日

古畑任三郎 Season 3　第1話　若旦那の犯罪

テーマ：懐かしのＴＶ番組(6904)

カテゴリ：日本ドラマ　は行

1999年に放送された第3シリーズの第1話。
犯人役は若き日の第7代目市川染五郎今より細くてかっこいい。
この話は何回か見たようで記憶は新しい。
兄弟子の新作落語が盗みたくて殺してしまう。
ひとつの新作落語を盗んで舞台で発表し兄弟子の怒りを買う。
ネタは兄弟子すごく面白いけれども落語は今一つ。
宝の持ち腐れ。
兄さんの家について行った若旦那。
ネタを絶対にあげないと言い張る兄を殺してしまう若旦那。。

古畑任三郎がコインランドリーで現れているクマのぬいぐるみについて西園寺と推理しあうのが事件とは関係ないけれども面白かったです。

もう若旦那と会ったとたんから目を付けた任三郎は若旦那に迫る迫る迫る。
疑問を問うて相手に推理させる。
コロンボのパターンですね。
若旦那が兄さんの代わりに慰問に行ってした落語を録音していた人がいた。
それを西園寺と任三郎と若旦那と聞くのです。
ばれるかとドキドキする若旦那。
しかしテープに残っていたのは大きな笑い声ばかりでした。
そのために声紋は取れませんでしたが、
それが兄弟子の落語ではない証拠でした。
兄弟子はそんなに人を笑わすことができなかったからです。
そして大きな決め手は扇子。
この話は秀作ですね。
何度見ても面白い。

ダイイングメッセージ。
兄弟子が握っていた干物。
それは古典落語の干物。
立派な Dying message でした。

　　　　★★★★★

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう