南ケ谷湿地保全活動に参加しました。
ここは低層湿原で泥炭層が5m位あるそうですが
ヨシが生い茂ってきて
湿地特有の花や生物の存続が危ぶまれる為
年に一度だけ湿地に入ってヨシ刈りをしています。
沼の泥をすくう浚渫作業も行ないましたが
腰まである長靴胴長を着用して
水中の泥などを手ですくい
陸に放り投げるという腰に負担がかかる大変な作業。
今年も自然保護協会でアルバイトをしている学生さん達が
ボランティアで6人位来てくれました。
若い力は頼もしく、
どんどん水面が広がっていきます。
クロサンショウウオの比較的新しい卵嚢
生みたての卵嚢は小指位の大きさで
ピンクがかっているようそうです。
一ヶ月前に見た卵は、孵化して幼生になり
水面近くで泳ぐ姿が沢山見えましたが
網ですくって観察をしました。
眼下部にバランサーと呼ばれる器官があり
ウーパールーパーみたいですが
前肢が生えると消失します。
一人が「モリアオガエルがいた!」
捕まえたばかりの時は
黒っぽくてモリアオガエルらしくありませんでしたが
少し経ったらこんなに綺麗な緑色に!!
沼に帰すと
足をスッと伸ばす見事なカエル泳ぎを披露してくれました(^_-)v
ギンラン
チゴユリ
湿地ではまだのようでしたが
林道添いの小さな沼ではモリアオガエルが産卵してました。
タニウツギ
ウマノアシガタ(キンポウゲ)
前日も赤谷は随分冷えたようで
学生さんが「真冬より寒く感じた」
と言っていましたが
この日もじっとしていると
芯から冷えて来るようでした。
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