Yasuakiの株式投資日記

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2006年01月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は調剤薬局業界の株価の比較です。私がドラッグストア業界と同様
セクター集中投資してしまっている業界です。



業界平均の株価上昇率はなんとたったの 26.8% です。TOPIXに大幅に
負けています。平均増収率が 28.3% 、増益率も 18.0% 、年初の平均
PERも 15倍 と割安です。ROAも業界平均で 7% 以上で効率も良い業界
なんですよ。ありえなくないですかね?

これが株式投資なのだ、ということですね。必ずしも理論通りに評価される
わけではないということです。

実質PERで全体を見ますと、アインメディカルが下方修正していますので
22倍となっていますが、他は全て10倍台になっています。アインメディカル
以外は全て2桁増収にも係わらずこのPERはやはり将来が悲観されている
ということだと思います。

来年度の薬価改定及び診療報酬改定も過去に例を見ない非常に厳しいものとなり
ますので、その影響がわからないうちは積極的に投資しづらいのでしょう。ただ
これは以前私がやったように影響額を試算してみればわかりますが、利益成長
が止まるような事はあり得ません。1店舗あたりの利益の絶対額はやや減少する
ことは間違いありません。ただそれ以上に経費を削減し、また出店を増加させて
いますので、長期的に利益成長が鈍化するような事はないと考えています。

厳しい医療制度改革は逆に経営体力がある調剤薬局にとってはむしろ追い風です。
以前も書きましたが、恐らく今後2回くらいの改定で閉店せざるを得ない薬局が
多数出てくると思います。そんなに遠い話ではなく3、4年先にはそのような
傾向が鮮明になってくるのではないでしょうか。今でも10数%の調剤薬局は
赤字というデータもありますからね。そうなれば自然に残った調剤薬局に処方箋が
回ってきます。淘汰されていくということだと思います。

これはどこの業界も同じですね。例えば家電量販店業界でも徐々にと経営体力のある
企業だけが残っていき、経営力がない企業は潰れていっています。記憶にあるとこ
ろではマツヤ、とは中川無線とかですね。エイデン、デオデオなどは危機感を覚えて
合併しましたけど、今の様子では近いうちにヤマダに潰されていくのでしょう。
家電業界は利益を出しているのはヤマダとヨドバシ、ビックくらいでしょうか。

これらの業界勝ち組は、家電製品の場合その値下がりによって単価が下がる分、利益
の絶対額は減少しますが、それを他社のシェアを奪う事で数量の増加・利益の増加を
取り込み、またシェアを奪う事でメーカーとの価格交渉力を強め、利益率は確保して
いると言う構図です。今後もヤマダの成長は続くのでしょう。

家電業界も価格競争が激しく利益的に厳しいビジネスではありますが、結果的に生き
残った企業は利益を拡大させている状況だと思います。

ということで厳しい経営改善に取り組んでいる調剤薬局企業に対しては長期的には
悲観していません。



株価上昇率1位は 阪神調剤薬局 です。ここは私が昨年一番もうけさせていただいた
会社です。出店数の増加による売上の増加に加え、経費削減などによる利益率の改善
が大きく効いたことにより大幅増収となり、株価に反映されています。増益率は
2年連続50%以上、増収率は25%、30%と高成長企業であり、会社計画では
今後3年は20%成長を続けるよう出店を進めていくようです。それなのに今現在の
PERは四季報ベースでも15.9倍。安すぎますね。私は10月に暴騰した際売却
したのですが、先週の暴落で買い戻す事ができました。しばらく放置です。



2位は クラフト 。1.4倍ですね。2年連続24%の増益と安定した成長を続けています。
利益率も業界トップクラスの高い水準をキープしており、業界の中でも一番安定感のある
優良企業ではないかと思います。私も10月に何故か急落した際に買わせていただきました。



3位は アインメディカルシステムズ です。去年は+18%とほとんど動きませんでしたが
先週株式分割のニュースでいきなり暴騰したことは記憶に新しいです。私は1単元が大きく
投資していなかったのですが、かなりブルーになりましたね。ここに投資して短期間で
かなり儲けたと思われる(笑)visさんの嗅覚とセンスにはただただ脱帽です。



4位は アインファーマシーズ 。年間でたったの+14%・・・。02年から5年連続20%
の増収(予定)を続けている企業なのですけどね。年初の実質PERも17.7倍と安いです。
これは年末に下方修正したということも大きいのですが、やはりドラッグストア事業が
悲観されている部分も大きいような気がします。恐らく株主にとっては余計な事業を切り
離して本業に集中してくれ、というところではないでしょうか。私にとっては数字の裏づけ
も夢もある事業なのですが。

また今期増益率が1.6%低いです。これは中間で通期予想を下方修正していることもあり
ますが、前期に利益が出すぎてしまい、今期の伸び率が低く見えてしまっています。仮に
前期の経常利益が会社予想通りであれば今期も22.7%の増益になります。このあたりが
見かけ上成長率が落ちているように見えてしまい、非常に残念ですね。



5位は メディカル一光 。ほとんど株価が変化なしです。ここも私の投資先の一つです。
毎期15%弱のそこそこ成長、利益は経費削減により24%、80%と大幅増益となって
います。来期は枚方の超大型店の出店があり、非常に楽しみな会社の一つですね。

6位は メディカルシステムネットワーク 。年間で-2.6%。成長性鈍化で売られてしまった
ようです。(すみません、あまり見ていません)



7位は 日本調剤 で-18%。もともとPERは20倍以上であり、業界でも売上NO.1という
ことで一番高く評価されていた会社です。しかしながらジェネリック医薬品事業へ本格的に
参入するということが悲観されてしまい、株価が急落しましたが、最近は徐々に株価もあがり
つつあります。



しかし私が集中投資している(さすがに今は相対的にウェートは下がりましたが)アイン
ファーマシーズも結局株価動かずです。私もホント、いい味だしてますよね。子会社はあんな
に高評価されて、先週の暴落時も全然動じずですか。それに比べて親会社はストップ安ですか。
こんな愚痴こぼしているとまた幸せな投資家様にしかられてしまいますのでこの辺でやめとき
ましょう。


ひとつ言えるのはこの業界は小売業界でも突出して割安であるということです。しかし、今
私が読んでいる「相場サイクルの見分け方」にも書いてあるのですが、「ファンダメンタル分析
を行うアナリストは現状追認方式であり、そのレポートは納得されやすい。だが往々にして理論
整然と間違う」ということです。株式投資を続けていくのであればこの意味を良く考える必要が
ありますね。私の場合はあまりにも視野が狭くバランス感覚に欠けていると言えそうです。


しかし今週の暴落で調子に乗ってなんと5銘柄も新規に買ってしまいました。
阪神調剤(買戻し)、ミドリ薬品(買戻し)、パシフィック、ダヴィンチ、オンリー
う~ん。冷静に振りかえればやっぱりちょっと調子に乗りすぎたのかも。どうも下がっているのを
見ると我慢できないようです。

これで保有銘柄数は26銘柄。どうしよー。こんなに管理できるんかな?今年は本当は10銘柄
くらいに集中投資したいんですけどね。(えっ集中じゃない?)





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最終更新日  2006年01月22日 15時25分34秒
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