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中学生の犯罪がマスコミを賑わしている。バスジャックしたとか父親を刺したとか。もちろん、悪いことは悪いことだ。私は未成年者だからと言って刑罰が軽くなることに納得していないタイプの人間なので犯した罪の償いは成人と同等であるべきだと思っている。まあ、その話は置いておいて。中学生・・・と言うか子供の犯した犯罪に対してはどうしてもセンセーショナルな報道のされ方をされる。仕方ないんだろうけどね。いろんなテレビ番組とかでみかける『コメンテイター』と言う不思議な肩書きの皆さん達。あの人達って、一体何者なの?(^^;)こういう事件が起こるたびに「理解に苦しむ」とか「まったく解りませんね」なんて神妙な顔で言ってたりしますけどそんなコメントなら要らないですから。私はその犯罪を犯した子供達の気持ちを想像することができます。難しいことじゃないしね。彼らは多分「考えた」のではなくその時に「そう思った」から行動しただけのこと。後先のことを考えたり想像したり出来る能力があるならそんな事件なんて最初から起こさない。彼等は基本的に想像したり予測したりすることができない。それだけのこと。『親を困らせたかった。親の人生をめちゃめちゃにしたかった』『勉強しろと言われることに反感を持っていた』みんなそんなに親が大好きなんだなぁ。親に振り向いて欲しくて、かまって欲しくてそんなに必死なのね。私は自分の両親に対して、そこまでしっかりとした感情を抱いたことがないです。(それはそれで問題でしょうが)普通に考えて、私よりもずーっと早く死んでいく人達なんだもの、その人達の為に、私の残りの人生を棒に振るなんてバカみたい。与えてもらった恩義にはきちんとお礼をしてそこから先は関係ないじゃん。血が繋がっているということは、医学的、物理的繋がりに過ぎない。それ以上の信頼関係は他人との間にあるのと同じだと思う。親だからとか、子供だからとか、血が繋がっているとか・・・そういうことで特別であると言う幻想を持つことが私には理解できない。いや、親に対しての感謝や感慨はありますよ、もちろん。でも私は子供の頃からずーっと思っていた。『どんな人間なのかもわからないのに、必死に育ててくれて 親っていうのは凄いものだな』私にとって両親と言うのは、育ててくれた恩人です。それ以上のものではありません。今現在では親戚の1つでしかありません。少年よ、少女よ。あなたが今夜、憎しみを募らせている『親』と言う大人はアナタと血が繋がっているだけの、まったく別の人格です。今日の夕方、街ですれ違った赤の他人と同じです。強いて言うならば、どんな人間になるのかもわからないようなアナタの事を無条件の愛情を注いで育ててくれる、世界で唯一の存在です。他にアナタの事を守ってくれる大人なんていないんです。殺さなくたって別れる日は来ます。放っておいたって子供と親は、別々の大人になります。焦ってバカな過ちを犯したりしないで欲しい。親を憎むことで、アナタは永遠に親離れできないんだから。私の母親は、電話をかけてくる時「○○さんですか?」と言います。親元を離れた私は、1人の社会人として暮らしているのです。そのことをちゃんと認識している母のことを私は非常に社会性のある、見習うべき大人だと思っています。
July 20, 2008
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先日、上野まで出かけて『国宝 薬師寺展』を観て来ました。最近めっきり仏像好きな私もちろんお目当ては日光、月光の両菩薩様でございます。平日だったのですが開催期間もあとわずかと言うことで大変な人出でしたチケット売り場のところにはすでに只今、待ち時間100分の掲示が・・・(^^;)いや、待ちますよ、待ちますけどね・・・。長い列の最後尾に付き、ゆっくりと進む流れに任せて進んでいると少しずつ、少しずつ博物館の建物に近づ・・・かな~~~~い!!!!(爆)敷地の中をくねくねと蛇行する人の列。進むことは進むんですけど、それは距離を縮める為の進み方ではなく、いかに沢山の人をこのスペースに収めるかの苦肉の策なのですね(^^;)幸か不幸か・・・いえ、とても気持ちの良いことだったんですけど雲ひとつないドピーカンだったものですから、そりゃあとんでもない状態でございました。日傘を持っていって良かったです(^^;)しかし、日差しや暑さよりも私にダメージを与えたのはどこかから漂ってくる栗の花の香りでした風の向きによってものすごく強く薫ってきたりして・・・。栗の木じゃないのかもしれないけれど、それに似た匂いのする花が咲いていたのかもしれません。ま、上野公園・・・緑が一杯ですもんね(^^;)お昼の12時半くらいから並んで、結局建物の中に入れたのは3時近くでしたorz(本当に一番暑い時間に並んでおりました)今回の展示会は平城遷都1300年を記念したもので、薬師寺の草創期の姿をたどり、板絵神像や陶器、塑像などの貴重な文化財が展示されているものです。でも何と言っても仏像が好きな私。大変もったいないとは思いつつも、板絵や陶器にはほとんど時間をとりません(^^;)そして最初にお目にかかったのは聖観音菩薩立像もう、呆気に取られるほど美しい・・・。艶やかで張りのある健康的な肉体と、穏やかなお顔。隙がないのに緩やかな佇まい。仏像と言う枠組みを外しても、彫刻として高貴な作品なのです。遠くから眺めたり、足元近くから見上げてみたり。とにかくいろんな角度からお姿を拝見。名残惜しくはありましたが、日光、月光のお2人のお顔も早く見たい!のです。日光菩薩と月光菩薩このお2人に会うために、私は炎天下2時間以上も頑張ってならんだのです。まずは少し高い位置、お2人の顔の高さに近いところから見てみます。聖観音菩薩とほぼ同じ年代に制作されたそうですが真っ直ぐ立ってらした聖観音菩薩とは違って、体をS字にくねらせた三曲法と言う動きのある表現をされています。テレビや写真で見るよりも実際に見る方がとてもがっちりとした感じです。肉感的・・・と言うとちょっと違うかもしれないけれど、質量を感じる像なのです。優雅なのに力が漲っている印象。仏様なので性別はないのですが、本当に男性と女性の両方の魅力を持っているような気がしました。下に降りて、より近い位置から見てみます。沢山の人がいるのに空気がざわつかない。一定の緊張感があります。真正面の位置からお顔を見上げると、真っ直ぐ自分だけを見返してくださっているような感覚になります。すごく妙な言い方になりますが匂いを見ている気持ちでした。実際、すごく良い匂いがしたんですよ。私の大好きなラベンダーみたいな香り。それが時々ふわっと強く漂ってくるんです。こういう仏様を見ていると沢山の人の中にいても1対1になってしまうんですね。どんなに見ていても飽きないんです。と言うより、できることならずっとこの空間にいたいなって思いました。このお2人のお世話をしながら暮らせたら、どんなに素敵だろうと思いました。私は特別信仰しているものはないですが、「帰依する」っていうのはこういう感じなのかなって考えましたねぇ・・・。今回の展示では光背を外されているので、像の裏側も見ることができます。私は月光菩薩の裏側に回って、壁に映る影に触れてみました。ちょうど右手の影が私の腰の高さ位のところにあったのでその手の影に触れて、握手をしました。繋がる・・・と言う本当の意味が少し実感できたかもしれません。結局、私はこのお2人の展示場に30分くらいいました(笑)まだまだ居たかったんだけど・・・泣く泣くその場を離れて次の場所に。最後に見た国宝は吉祥天像です。麻布に描かれた美しい天女のお姿。その衣裳の豪華さとふっくらとしたお顔立ち。当時の人々に大変人気があったというのも頷けます何とかぎりぎりで見ることが出来た薬師寺展でした。本当は国立博物館もゆっくり見たかったんですけど、今回は時間切れ。いつか改めて見に行きたいですねぇ。それにしても上野公園は楽しい。東京に住んでる人は気軽に行けて羨ましいです。
May 28, 2008
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仕事の合間に読んでいた本を読み終わりました。梅原猛著 『隠された十字架 法隆寺論』私は学校で習う歴史の教科書に出てくること全般に、非常に疎いです。ほとんど「無知」と言っても良いくらいです。(威張るな)歴史的出来事の年号とか起こった場所とか、関わった人物とか・・・まったく解りません。(きっぱり)そんな私が何でこんな本を手に取ったかと言うと以前新聞の文芸欄みたいなところで、「あなたのお薦めの『怖い本』は?」って感じの特集の中で、どこかの偉い人(笑)がこの本を上げていたからです。法隆寺に十字架が隠されていたとしたらちょっと面白そうじゃん?(笑)それが「怖い」って言うんだもん、ちょっと興味が沸くでしょう。で、読んだ感想は・・・って言うと「ふ~ん・・・・」これがね、私のダメなところなんだと・・・・こんなだからこんな年になっても、一般常識的な歴史の問題にも答えられないんだぞ!と・・・。歴史ってのが事実であるとしたら(捏造されたものもあるでしょうが)もうそれは起こってしまったことで、今更変更は効かないわけですよ。もちろん過去から学ばなくてはいけないことは沢山あるし教訓として活かさなくてはいけないことも多いんです。でも、「この寺は、こういう人達が、こういう意味を込めて建立した・・・と思う」と言う話を聞いて「ふ~ん・・・・」以外のリアクションが、私には取れないんですねぇ・・・・(^^;)この本が出版されたとき、かなりの物議を醸したそうですね。まあ、ちょっと偏った意見が書かれているのかもしれませんが私にはそれさえも判断できません(笑)それにね、歴史・・・特に古代史なんか、9割がファンタジーだと思うんですよ。ちゃんとした記録も残ってないんだし、今、いろんな学説を唱えている人達だって誰一人として自分の目で見てきたわけじゃないですしね。残されている文献だって、結局はそれを書いた人にとっての真実であってそれが必ずしも事実と同じとは限りませんからね。生物学と違って物証で証明していくことが難しいでしょ。人々の暮らしとか、その当時の実際の風習とか、あくまでも推理ですもんね。結構『言ったモン勝ち!』みたいな部分もあるんじゃないかと思います(笑)(素人の言うことですので、気に障った人は何とかして聞き流してください(^^;))なので何故「物議を醸した」り、「賛否両論だった」りするのかが私には良く解らない。「へぇ~、あの人はそう考えるんだ。おもしろ~い」ってならないのかしら???「ここは納得できないけど、これはありかも。よし、これには乗っとこう♪」とか(笑)言えるのは今も昔も人間のやってることなんて大差ないってことですよね。(うわー、簡単!)ただ、救世観音についての記述は私も同じように思いました。仏様の頭に直接釘を打ち付けるなんて、普通に考えてもおかしいですもん。そこに誰かの意図があるのだとしたら・・・・確かに「怖い話」です。あ、病院に行って来ました。(いきなり)月末に胃カメラとエコー検査をすることになりました。とりあえず先生とお話した感触では、やはり「痩せろ」ってことみたいです。ラリホー♪
March 8, 2008
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本屋で見かけた音楽雑誌。表紙に大きく『X JAPAN』の文字。復活だそうですね。そうか・・・復活かぁ・・・。CDとかビデオとか引っ張り出してきて、浸ってます(笑)私にとって『X』ってのは、本当に『X』のことでして『X JAPAN』とはちょっと別物です。私にとっての『X』は、YOSHIKI、TOSHI、HIDE、PATA、TAIJIの『X』。別に『X JAPAN』がどうこうってのではなく、私がこのバンドの存在を知った時のメンバーが、やはり印象深いってことです。だけど、私はファンと言えるほどのファンでもなかったです。もうすっかり大人の年齢でしたし(^^;)、熱狂すると言う感覚とは少し遠ざかっていた頃ですから。ライブももちろん行った事ないです。もし行ける環境だったとしても、きっと行ってないでしょうし。私は好きなものとは直接的な関わりを持ちたくないタイプなので同じ空間にいるとか、あまり心地よくないんです。ただ黙って見てるだけってのが好きなので、家でCD聴いて、ビデオ見て・・・ってのだけで十分なのでございます。さて、久しぶりに聴く『X』と言ってもCDは『Jealousy』オンリーをエンドレス(笑)車に乗せて聴いてます。このアルバムはね20世紀の名作の中に名を連ねると思うよ。完成度が高すぎて笑っちゃうの。以前良く聴いていた時にも思ったけど、今もその気持ちは変わらないなぁ。これに限ったことではなく、どちらかと言うとあらゆる物事に対するイメージとか印象の受け取り方が、私は周りの人とはずれていることが多いのですが(^^;)『X』に対してもたぶん、共感や賛同を得られるのは少ないと思います。私の中にある『X』のイメージは、すごく穏やかで爽やかで、キラキラとした幸せなものなんです(爆)どういうわけか、これは揺らがない。もちろん曲ごとの印象は微妙に違いますけど、根底にあるのはとても平和で穏やかなイメージ。流れてくるのは『PATA's Nap』なんですよ。きっとそれは私が彼らに対してそうであってほしいと思ってるからなんでしょう。幸せでいてくれたらいいなって。楽しそうに笑って、満足気にうなずいててほしいなって。ものすごく簡単な言葉で言うと「やっぱり仲間といると楽しいよね」って感じで。ひとつ、思い当たることがあります。まだ私がそれほど『X』に対して興味を持っていなかった頃、いとこの部屋で『X』の同人誌を読んだんです(ヲイ!!!!)内容はそれほど萌えなものではなくて、腐女子にもちょっと楽しんでもらえるかしら?って程度のギャグ漫画だったんですけど(ヲイヲイ・・・)YOSHIKI、TOSHI、PATA、TAIJIの4人がバスで田舎道を走ってるんです。理由は忘れたけど、何だかYOSHIKIがピクニックに行きたいとか言ったので他の3人が付き合ってる・・・って感じで。バスの中でYOSHIKIは大はしゃぎでお菓子を食べ散らかし、食べながらしゃべるのでポロポロと口から零れるんですね(笑)それをせっせとTOSHIが片付け、PATAさんは一人でお酒を飲み、TAIちゃんは知らん顔で外を見ていたような・・・。そしてバスを降りた4人はまんまと道に迷い、森の奥にある怪しげな洋館にたどり着きます。そこには魔法使いのHIDEくんが住んでるんですが(笑)建物の怪しさに怯えるYOSHIKIが、一番頼りになりそうなTAIちゃんに抱きつくんです。その時の台詞が可愛かったの(笑)「TAIちゃん、TAIちゃん、TAIちゃん、TAIちゃん! 4回だと縁起が悪いから、もう1回、TAIちゃん!!!!」これの印象が強くて、内容はまったく覚えてないんですけど(^^;)(たぶん、魔法使いのHIDEくんがみんなを怖がらせようとするんだけど 反対に屋敷の中をめちゃくちゃにされていたような・・・)この同人誌のイメージがそのまま私の中にあるんです。(それもどうよ?)私もずーっと彼らをモチーフにして書きたいお話があります。10年以上、頭の片隅にあるお話。きっと形にすることはできないまま、時間だけが過ぎちゃうんだろうな。明日も車の中で一人で頭を振る私です(笑)
March 5, 2008
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上野の国立科学博物館に行ってきましたよ。今、『大ロボット博』なるものを開催しているのです。私は科学の知識も数学の素養も欠片もありませんがロボットは大好きです(笑)撮影がOKだったのでちょっとばかり写真を撮って来たのですが後から見返してみても自分の好みが良く解りません(笑)とりあえずこんな感じで・・・。入ってすぐの所に入場者の心を掴むこんなディスプレイがありました。 懐かしい・・・『超合金』ってやつですよ。何なんだ、超合金って?!(笑)でもやっぱりマジンガーさんはカッコいいです。 ゴールドライタン!!!!!!こんなところで再会できるとは思ってもいませんでした。子供向けのアニメのはずなのに、元がライターって設定が非常にクールでしたね(笑) 日本で一番売れてるロボット(笑)いわずと知れたガンダムの皆さん。実はこれ、相当の量があります・・・。 もう、延々と並んでます。お好きな人には楽しい空間でしょうねぇ。ロボットと一口に言ってもいろんなのがあるわけで工場で生産のラインに組み込まれている作業用のアームタイプのとか人間の血管の中を自分で進んでいくようなものとか。表面にシリコンゴムみたいなので皮膚を作った歌舞伎役者の顔の表情を再現しているものとか、楽器を演奏するもの。食事の介護をする、掃除する、警備する・・・。とにかくあらゆる作業をロボットにやらせてみようって感じです。日本の伝統的なからくり人形も展示されてました。とんでもなく精巧でびっくりします。だって自分で矢を掴んで弓に構えて、的を射るんですよ!!あんた、何者だよ?!(笑)でも、やっぱり私が一番好きなのはこれ。 この2足歩行するロボットが大好き。頭の中で思い描くロボットってこれなんですよね。こうやって並んでいるのを見ると技術の目覚しい進歩に驚かされます。ASIMOなんて人間と同じサイズだもん。 これは我が家のASIMOくん実物の8分の1のサイズのアクションフィギュアを買ってきてしまいました関節が曲がるのでこんなポーズもできちゃうのさ。可愛いよ~、可愛いよ~さて、博物館ですからね、常設展示も観て来ました。(単純に『館』って名前のつく建物にテンションが上がるタイプです)国立科学博物館って初めてだったので何だかウロウロしてしまいましたがすごく綺麗で、それだけでワクワクします。とにかくザーッと見て歩く・・・って感じになってしまいましたが。 本当は他にも沢山撮って来たんですけど、写真の具合がイマヒトツ1人で荷物抱えて片手で撮ってりゃ当たり前ですけど。こういうところに一緒に行ってくれるようなお友達が欲しいです。(切実に)
January 11, 2008
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谷亮子選手、金メダルですねすごいなぁ・・・。彼女に対しては、私は以前から特別な気持ちがあります。(何だか妙な言い回しだが・・・)今回で7連覇だそうですね。世界大会で7連覇って・・・とてつもないじゃないですか?ちょっと尋常じゃない記録ですよね。結婚、出産を経て、また世界の舞台に帰って来ると言うその精神力の強さには、ただただ感服します。個人的にはマラソンの高橋尚子さんが国民栄誉賞を受賞したんだから谷選手にも上げて欲しいです。って言うか、あげなさいよ~(笑)柔道って本当に最後まで勝負が解らないスポーツ。どんなに優勢でも、土壇場で一本を決められたらそれですべて終りですから。残り何秒ってところでの集中力が勝敗を分ける訳です。そういう競技の中で成長してきて、しかもしっかりと結果を残す。それができる人ってそうはいないでしょう。以前、何かのインタビューでの谷選手の言葉がとても印象的でした。意訳するとこんな感じ。「例えば何かの大会に出場することが決まると、すぐに後援会から 『祝・優勝』の横断幕を作ったとか、祝賀会用の会場を予約したって 連絡が来るんです」ご本人は笑いながら言ってましたけど、これってすごいプレッシャーでしょ?国際大会なんかだとかなり前からスケジュールが決まっているんだしそれなのにもう金メダルを獲ることを前提に、いろんなイベントが予定されてしまうんだそうです。こう言うのをずっと乗り越えてきてるんですよね、谷選手は。今回の大会だって国際大会には2年ぶりの出場だったんだからかなりの緊張感はあったんじゃないかと思うわけです。先日の日本での大会では準優勝だったんだし。でもこの時も乳腺炎に苦しんでたとか・・・・。とにかく、凄く厳しい状況で戦わなくちゃいけなかったんですよねぇ。周囲の期待に応えることの凄さ、自分を限界まで追い込んでいく潔さ、そして女王であることの意味を知る誇り。谷選手が長年に亘り世界のトップでいられるのは柔道の技術もさることながら、こういう精神力がずば抜けているからなんだと思います。内心はどう思っているかは解りませんけどインタビューでの受け答えも完璧ですしね。凄いなぁ・・・谷亮子。カッコいいなぁ・・・。
September 18, 2007
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便利になりましたな、世の中。ネットでサクサク検索して、欲しいものを見つけ出しクリック1つでお買い物♪気をつけなければ散財しそうです(^^;)思い立って買ってしまいました・第二弾!!(第一弾なんてあったか?)八神純子の『FULL MOON』ジューシィ・フルーツの『ゴールデン☆ベスト』ナツメロもナツメロ(笑)前世紀の遺産です。八神純子さんのこのアルバムはレコードだった時代に聴いていました。奇跡のように名曲が詰まっています。全曲がシングルでいけそうなくらいのグレードの高さです。カラオケとかで歌いたいんだけど、入ってないのよね。残念。ジューシィ・フルーツも持ってましたね、LP(笑)当時としては珍しい、女性がギターを弾きながらヴォーカルを担当するというバンドでした。イリヤの持ってるピンクのギターが可愛かったな~。もし私が若くて、バンドなんかやってたら絶対にコピーする(笑)懐かしいんだんけど、懐かしむ為に聴くんじゃないの。私はこれをネタにして、新しいものを生み出すの。『これがそうなのね仔猫ちゃん』は傑作だ!!!
July 20, 2007
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最近、映画『舞妓haaan!』関係でテレビで阿部サダヲさんを良く見かけます。私は阿部サダヲさんとか片桐仁さんのような人がとてつもなく色っぽく見えてクラクラする人間です。何なんでしょう、あの美しさは・・・。ってことで久しぶりに『キレイ』のビデオを見ました。やっぱりこれは何度見ても良いです。私はお金のかかってるのが良く解る、バリバリの商業演劇系が大好きなので、こういう作品は大変うれしいです。『キレイ』はミュージカルなんですけどミュージカル俳優さんはまったく出演してないんですよね。なので劇中歌の歌詞が聞き取れない場面も沢山あって少し消化不良と言うか、欲求不満なところがあったんです。それでついに買ってしまいました。『キレイ』のサウンドトラック。ただ、これは初演の時のなんですよね~。私が見てるのは再演のビデオなので、本当は再演バージョンのがあればそちらのほうが欲しかったです。それに「再演を先に見た人はちょっとがっかりするかも」なんて話もあったので、少々不安だったんですが・・・。ん。やっぱり・・・不安はやや的中(笑)もちろん初演から順番に見ていたら印象も違うんでしょうが全般的に再演の方が良く仕上がっていると思いました。(CDで受ける印象だけなので何とも言えないってのが正しいんでしょうけど)キャストも変わっていたりするので、その役のイメージもずいぶん違っています。まず私は鈴木蘭々さんの声がすごく好きなんですよ。彼女の歌う「ケガレのテーマ」は幕開き早々心を鷲づかみするんです。そして高岡早紀さん。彼女の透明で不安定な感じが、そのまま役柄にマッチしていてとてもすんなり世界に入っていけるんです。曲に関しても結構変わってるんですね。まず「ダイズ兵の歌」がまったく違うものになっていたし再演版の1幕最後に全員で歌っている「ストレッチャー」の歌が初演にはないらしい・・・・!!!!!!!!あの曲、すっごいドラマティックであの曲があるおかげでその後のケガレとカスミの、そしてケガレが生きていく人生のポイントになっているのに・・・。うん、再演版であの曲を新しく入れたのは正解だと思います。「ヘヴィメンス・シスターズ」の曲も変わってましたね。再演版にはない曲もあったり。初演版も見て、比べてみるのも面白いだろうなぁと思いました。とにかく、この作品の曲はカラオケであったら歌いたいですわ~。余談キーホルダーのhideくんを紛失・・・・。ショックで眩暈。
June 29, 2007
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ドラマも映画もほとんど見ないんですが何となくこの週末はテレビで映画鑑賞(笑)『紅の豚』言わずと知れた宮崎アニメの名作ですよ。名作、名作! 超名作です!!!この映画だけは映画館の大きなスクリーンで見たかったと今でもつくづく思います。もしくはデッカイプラズマテレビね。とにかく、大きくて綺麗な画面で見たい映画の第一位です。空も海も宝石のように美しいのにそこを行き交う人間達は戦争をしてたり略奪してたりする。それでも自然に包まれている分、おおらかで気持ちが良い。人間って愛すべきものなのだと思わされます。登場人物全てが自分のするべきことを知っていてそれに向かってひたすら努力している。沢山の想いや約束や未来があってそれがどんなに悲しくても辛くてもしっかりと抱きしめて暮らしている・・・そんな世界。美しい心を表す為の美しい場面が沢山あって「この世の中は悪いことばかりじゃない」と思えるんです。ジーナ役の加藤登紀子さんの声が素敵です。この映画見るたびにうっとりしながら聞いてます『アイ・ロボット』ロボット好きなのですよ、私。でもこの手の映画はだいたいストーリーの展開が読めちゃうでしょ進化しないはずのロボットが進化して、人間に対抗する・・・まあ、他にどうしようもないってのが本当の所なんでしょうけど。主演の男性は・・・『インディペンデンス・デイ』で宇宙人を蹴飛ばしてた人ですよね?(笑)このキャラクターもどこかでみたような・・・って刑事さんで。ストーリー自体は思っていた通りの展開をしていくし結末も想像してた通りでした。でもそれなりに楽しめました。この手のストーリーは破綻しないですから(笑)こういう近未来モノが大好きなんですが私の中で一番楽しかったのは『JM』ですキアヌがカッコよかったし~。映画は本当はちゃんと映画館で見た方が良さが伝わるんでしょうね。でも・・・高いんだよね~(^^;)
May 27, 2007
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まいった・・・本当にまいりました・・・。ええ・・・期待してたわけじゃありません、正直言って。あの長編のお話を2時間くらいに纏めるってのがそもそも無理だってことくらい、私だって解ってます。でもね、でもね・・・酷いのにも程があるっての!!何なんだ、あれは?どうしてあれで「映像化しよう」なんて思ったんだ?監督の森田芳光氏はあれである程度の形にはなってると思ってるのか?原作者である宮部みゆき氏は脚本を読ませてもらわなかったのか?あまりのことに途中から気が遠くなるほど(笑)最後の犯人のシーンを見た時には制作サイド(もちろん特に監督)が、観客をバカにしてるとしか思えなかった。一番最後の公園のシーンも酷い。あれじゃ原作者が書こうとしていた意図が全く伝わらない。いや、そもそもこの監督は原作者の意図なんか気にしてないんだろうな。とにかく、あまりのことに見終わってから笑ってしまいましたとさ。個人的な覚書・つらつらと・・・*ピース役は中居正広氏よりも木村拓哉氏の方が似合う気がする。(ついでに言えば『華麗なる一族』は中居氏の方が似合う気がする)*有馬老人と武上刑事、それとカズ、この3人のキャスティングは まあ良かったと思います。*でも本当はカズを荒川良々さんにやってもらいたかった(笑)*ヒロミは細川茂樹さんとか、良くない?(誰に聞いてる?(^^;)) 年齢的にアウトか?(それも失礼な話だが・・・)*真一君と滋子さん、この2人・・・いなくてもいいじゃね??ああ・・・本当に、小説を映画にするってのは難しいものなんですね。『姑獲鳥の夏』がずごくマシに思えてきたもの・・・(^^;)(それも失礼だから)
May 8, 2007
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京極夏彦さんの『嗤う伊右衛門』四谷怪談で同じみの伊右衛門とお岩を真ん中にしたお話です。良く知られている展開とは少々違うみたいです。この本に出てくるお岩さんは物凄くパワフルで正義感が強く、自分にの信条に揺るぎがない。基本的にその考え方は間違ってはいないのだけれどどういうわけか正しいとも言えない。大切に育てられ、真っ直ぐであることを許されたからこそのキャラクター。自分の父親に対しても情よりも理が勝ってしまう。酷く息苦しい生き方をしている。でもそれが間違いではないから、正すとしてもどこをどう正せばいいのか解らない。そして正す必要もないと思っている。顔の傷が余計にお岩をかたくなにしているのだろうか?多分・・・そうなんだと思う。そこのところについては自信がない。きっとお岩自身も解ってない。伊右衛門に対しての言動がその苛立ちを表している。お岩は不器用にも、伊右衛門に甘えているのだ。父親に対しても言えなかったことを、伊右衛門には言っている。自分は間違っていないはずなのに、自信がないのだ。自分ではどうすることもできないことが原因で自信がもてない・・・そのことがさらにお岩を苛立たせる。お岩はその矛盾や苦しみを伊右衛門に受け入れろと迫る。しかし受け入れられることが我慢できない。『恥を忍んで・・・この面で・・・』女であることと、家を継ぐ立場であることと自分には自分なりの正義があることと癒える事のない崩れた面。そのすべてがお岩を形作っていて、それをそのまま受け入れようとする伊右衛門に対して、我慢ができないのだ。世の中は自分を受け入れていない。父親でさえ自分を受け入れてはいない。だったらどうして赤の他人であるこの男が、自分を受け入れる?自分自身でさえもてあましているこの自分を・・・。伊右衛門がどうしてお岩にそこまで惹かれたのか、そのあたりがあまり描かれていない。でもお岩の花嫁姿を見て、十分に美しいと感じ、初めて枕を交わした時にも、胸が張り裂けそうに切なく、愛しく思ったり初めて迎えた朝、朝の支度をするお岩を見て、胸が温かくなったり・・・。簡単に言えば、一目惚れだったんだろうな・・・と思う。話でしか知らなかった時から、伊右衛門はお岩に惹かれていたのだと思う。それは仲を取り持った又市の言葉が巧みだったせいかもしれないけれど伊右衛門の気質に、話で聞くお岩の気質が合ったからだ。不幸が不幸を呼ぶ形で、物語は悲劇的に終わる。登場人物は誰もが悲しく、ほんの少し何かが違っていればこんなことにはならなかっただろうに・・・という展開だった。誰が悪いわけじゃなく、因果は巡る。誰とどんな関係を結びながら育つかで世の中の様子はまったく違うものになる。最後に伊右衛門に会った時、お岩はちゃんと泣けたのだろうか?「なぜ? 何故?」と言いながら伊右衛門の胸を甘えて殴っただろうか?
April 29, 2007
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NHKの番組で今週と来週に渡り『チューリップ』の特集をやっているらしいです。(番組の途中からたまたま見たので詳細は知らぬ)ああ・・・懐かしいです(笑)チューリップといえば私がまだまだ子供だった頃に一世を風靡したグループですよ。確か中学校の文化祭、合唱コンクールで『心の旅』を歌った様な記憶がありますです。実際は私は『オフコース』のファンでしたが・・・(爆)久しぶりに聞いたチューリップの曲。ほとんど口ずさめる自分にビックリ(笑)昔覚えた歌って、本当に忘れないものですね。「私のアイドル」を聞いて、やっとその歌詞の意味を理解できた気がしました。うん・・・時間が流れたんだなぁ・・・(しみじみ)
April 25, 2007
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今日の『ぷっすま』の中で「アイドルとそのオタクを組み合わせるリアル神経衰弱」なるゲームが行われておりやした。昨今、アイドルってぇのはテレビなんかで活躍してる人達だけじゃなくネットやらコスプレやらと、いろんなところにいらっしゃるそうで。まあ「アイドル=偶像」ってことですからね。誰が誰にとってのアイドルだろうがアタクシ共にはとんとかかわりのない話でございやす。で、「オタク」って呼ばれてる人達は「ファン」とは違うものなんですかい?・・・と、まあ不思議に思ったわけでございやす。「ファン=オタク」でよろしいんでございやしょうかね?それとも「オタク」ってのは、もっとディープなものなのでございやしょうか・・・???とにかく、そのアイドルちゃん達が歌ってるとオタクのお兄さん達が突然豹変して、踊り狂うわけですよ。でもって「口上」とか言う合いの手みたいなのを入れなさる。この「口上」、1曲終るごとに120キロカロリーくらい消費してんじゃねぇの?ってくらいの激しさでして。ちゃんと複式呼吸で腹から声出さないと喉潰しますぜ、とかその体勢は腰を悪くしますぜ、とか、こちらが心配してしまうくらい熱い応援なわけですよ。何ていうか・・・みんな、ストレス溜まってんだな~!!!それにしても「劇団ひとり」さんはカッコイイ・・・。ええ、アタクシの好みのタイプでございやすよ
April 24, 2007
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千原兄弟のジュニアさんのライブDVDを見ました。あまりにも私好みでクラクラします顔立ちも好きなタイプだし、声も好きですわ。あの白いシャツの背中も良い。とにかく、何だか解らないけどムチャクチャ色っぽいわけですよ。ネタとしても、時々ツボに嵌るのがあってねぇ・・・。思わず噴出してしまったのは『てじな~にゃ』ってやつです(笑)(見た人じゃなくちゃわからないでしょうけど)私にとって最高の男性は永遠に所ジョージさんなんですけど他にも小林賢太郎さんとか、内村光良さんとか・・・今回のジュニアさんもそうなんですけどね、とにかく「1人で好きなことをして楽しめる人」が、圧倒的に大好きです。周りの人ともそこそこ楽しめるけど基本的には自分の頭の中で楽しいことを考えてそれを黙々と楽しんでる人が好きなんです。あまりこっちを気にしないというか「こっちはこっち、そっちはそっち」と言うスタンスの人の方が、信頼できる気がするんですよ。あ、反対に、私がどうしても楽しめないのは明石家さんまさん島田紳介さん、ダウンタウン・・・・です。相手をやり込める感じの笑いはあまり快くないです。ま、好みの問題ですけどね。
March 30, 2007
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最近の100円ショップには本当にいろんなものが売っていて生活に必要な物の半分はあそこで揃いそうだと思ったりします。今日は半身浴の時に読むのに丁度良さそうなので文庫本を買ってきました。日本の近代文学史に名を残す、偉大な作家達の素晴らしい作品が、なんと100円で買えてしまうという・・・(笑)いや、こういう身近なところから文学は社会に浸透していくものなのです。(本当か?)私が買ってきたのは宮澤賢治と樋口一葉。宮澤さん(こう書くと近所の知り合いみたいだ(^^;))のは『春と修羅他』ってのを買ってきました。えー、お恥ずかしい話ですが私は世に言う「近代文学史に燦然と輝く名作」と言うのをほとんど読んだことがありません。何しろサイバーパンクな感じが好きなもので(^^;)でもさすがに『銀河鉄道の夜』とかは読みました。読んだはず・・・です。正直言って、私には宮澤さんの世界に興味も共感ももてませんでした(笑)たぶん、基本的なところのチューニングが全然合ってないんだと思います。宮澤さんの描く世界の美しさが、あまりピンとこないんです。『春と修羅』は詩集(心象スケッチというらしいが)なのでぼんくらな私には難しいのかもしれません。小説ならもう少しは解るかしら?でも『銀河鉄道の夜』でも、あまり・・・だったからなぁ・・・。とりあえず検索しまくってですね(爆)宮澤賢治さんが世界中で愛されている理由なんかを探ってみたいです。ああ・・・肩凝りが痛い・・・
January 16, 2007
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同じ人形教室に通っているSさんと一緒にアンティックドール展を見に行ってきました。車で約2時間。お天気も良く、ずーっと喋りっぱなし笑いっぱなし。目的の美術館に行く前にSさんがネットで調べてくれていたフレンチのお店で優雅にランチ・・・お昼からサーロインのステーキとか食べちゃったよ(笑)1時間くらいかけてゆっくりとお食事を楽しんでからいざ美術館へ!!今日言って来たのはこちら笠間日動美術館なかなか立派な美術館でございました。平日と言うこともあり館内は非常に静か。アンティックドール展は企画展示なので、そこそこお客さんもいましたが常設展示の方はほぼ貸切状態(笑)静かな中でシャガールやらマチスやらルノアールやら・・・有名な画家のみなさんの作品を眺めるのはかなりの贅沢。絵のことは全く解りませんが、何となく知的な人間になったような気になります(笑)。アンティックドールもかなりの数が展示されてました。ただ、人形好きな私達からすると少々不満なことが・・・。それは展示の仕方です。アンティックドールは基本的にオリジナルの洋服で展示されます。それがいかにボロボロで汚れていてもです。私個人としては汚いよりも綺麗な方が好きなので新しいお洋服を着せてやればいいのに・・・と思うのですが「古さ」が大きなファクターになるので、可能な限り古いものは古いままにしておくみたいです。でも今回の人形の中には、真新しい靴下を履いてる子達がおりました(笑)しかも鮮やかなブルーの綿のソックス(爆)あれはね、ありえないです。もう少し考えていただきたいですねそれと人形の体勢。椅子に座っているんだけど、体がずり落ちてしまいそうになっていたり顔が下を向いてしまっていたり。中には妙なポーズを取らされている子もいました。せっかくなんですからもっと可愛らしく見えるように展示してあげて欲しい。それにお人形は立体造型なのだから後も見たいのです。背面の壁には鏡を設えて、背中の方がどうなっているのか見えるようにして欲しい。(私はできることならスカートの中のパニエがどうなってるのかも見たいので 床面にも鏡を置いて欲しいくらいですそして一番の不満。人形の材質が表示されていないこと。普通だったらボディや髪、中には洋服の素材までが表示されているものもあります。今回集められているお人形を所有してるのが誰なのか知りませんが人形それぞれに関する情報が少なすぎ。図録もないということだったので、非常に消化不良な感じです。まあ、それでもSさんと一緒に見て回るのはとても楽しかったしお人形自体は可愛らしかったので良しってことでしょう。常設展示館の方には面白いものがありました。パレットコレクションです。画家のみなさんが使っていたパレットが壁一面にぐあ~~~っと展示されてます。それぞれの個性が出ていて面白いです。中には絵の具を5センチくらい積み上げている物もあってSさんと一緒に「これは一体・・・・??」と笑い合いました。Sさんは基本は絵描きさんなので、そのパレットの色の並べ方とかに興味を持ったみたいです。秋ですからね。芸術に触れてみるのも良いものでございます。
October 26, 2006
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今日は朝から秋篠宮様に親王様がお生まれになったニュースでもちきりでございました。殺伐としたニュースが多い昨今、こう言うおめでたいこともないとね。宝塚的ニュースとしましては、昨日のカシちゃん退団発表に続き相手役の紫城るいちゃんも退団するとのこと。コンビで1作だけなんて・・・淋しいよねぇ・・・。そして、それとはまったく関係ない本日のお買い物(笑)予約してあったCDが届きました。ラーメンズの『新日本語学校』とたらこキューピーの歌『たらこ・たらこ・たらこ』限定版の2枚(爆)これを一緒に頼む私って、結構良い人です(笑)
September 6, 2006
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私がビスクドールを習いに行っている先生は元々は絵を描く人だったのです。それが絵のモチーフとしてビスクドールに興味を持ちそれがいつのまにか絵よりも重きを置くようになったそうです。今では人形や絵はもちろん、織物やステンドグラスガラスのバーナーワーク、レザークラフト、果ては木工での家具作りまで・・・とにかく興味を持ったことには何でもチャレンジすると言う大変沢山の趣味を持っている方なのです。先生には2人お子さんがいらっしゃって長男の方が2年程前からパリに留学されています。私が教室に通い始めた頃は、まだ2階のアトリエで絵を描いてらして、良く美味しい紅茶を淹れてくださいました。以前にもパリに絵の勉強をするために留学されていたらしいのですが今回はちゃんと学校に通って・・・と言うことらしいです。教室にもご長男の絵が数点飾られていますが私はどうもこの方の絵がツボに嵌るらしくとてもお気に入りなのです。ほとんどがパリの街の風景や人々の暮らしぶりを描いてあるんですがどれも色が綺麗で、本当に柔らかい暖かい絵なんです。秋から冬にかけての風景を描いているもののほとんどが柔らかく明るく、そして深い赤とオレンジがベースになっていて暖色系が好きな私にはこれまたツボなんです。絵にはまったく興味のない私なんですが(^^;)この方の作品だけは本当に『欲しい!』と思っています。この秋には帰国される予定なので、私にも手が届く金額の小さな絵を描いていただけないかと思案中でございます。
August 17, 2006
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6日の日曜日は午前中からアクティブでした。まず、日比谷でRちゃんとYちゃんとランチ。究極に可愛いものを見せていただき「世の中には私と同じ衝動を持つ人が こんなに沢山いるんだわ・・・」と言うことに感動してまいりました(笑)その後お2人と別れて上野に移動。『ルーブル美術館展』を見に行きました。やっぱりアテナ像とニケ像が好き。『ニケ』は2体あってどちらも小さかったけど、とてもパワフル。『アテナ・パルテノス』は実際は12メートルもある巨像だったらしい。古代ギリシャの人々は『生命の力』そのもので地球を回してた感じ。そしてまた移動。赤坂見附方面へ。『チーム大空』の皆さんとお会いして大空祐飛さんのお茶会に参加。ユウヒさんは相変わらずユウヒさんで(爆)手が柔らかくて白かったです。(そんな感想かよ)当日は暑くて、上野公園の中を歩く時には日傘が必需品でした。持って行って良かった・・・・。でも珍しくネックレス(?)なんかしたら見事にかぶれてしまった。ただでさえ毎年、夏になると汗で肌がヒリヒリになる私。首の周りがぐるりと一周、真っ赤になってしまって酷い日焼けをした時のように、痛くて触れません・・・。しばらくはお薬を塗って、ガーゼに包帯・・・。暑苦しいですわ・・・。
August 9, 2006
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WOWOWで放送された『ベガーズ・オペラ』を見ました。何の予備知識もなくたら~んと見てたんですけどどうも登場人物の名前や、お話の展開に覚えがある・・・。あら、これ宝塚の花組でやった『SPEAK EASY』じゃないの!(笑)(一応宝塚のは『ベガーズ・オペラ』をベースにブレヒトが書いた 『三文オペラ』を題材にした作品でしたけど)東宝ミュージカルはお金がかかってて良いですな(笑)(そこかよ!?)豪華な舞台は好きです。とにかく曲が多くて、人がワサワサしててエネルギッシュな舞台。私は内野さんの歌を初めて聞いたのですが色っぽい声をなさってるのですね。高嶋兄さんは『エリザベート』のルキーニと同じような気がしました・・・(^^;)島田歌穂さんは安定してとても素敵。声も表情もザ・舞台女優!舞台は生で観るのとテレビで見るのとでは随分差がありますが、今回は特にそれを感じました。画面だとすごく暗い場所とかがあってそこで何か演じていてもわからないんですよねぇ。まあ、これは仕方のないことなんでしょうけど。『サラリーマンNEO』おもしろいなぁ~♪
April 28, 2006
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午前中は人形教室へ。製作中のジュモーのリリック(ミレットサイズ)がいよいよ組み立て段階に。肩のゴム引き用のスリットが想像以上に狭くて結局石膏で針金を固めることになった。次回からはちゃんと考えて磨きましょう・・・(^^;)あとは鬘をつければ人形本体は完成。さっさと洋服を作りなさいね、自分。午後は東京へ。まず銀座松屋で開催している『与 勇輝 人形芸術の世界』を見に行く。私が好きな人形とはタイプが違うけれどその技術の高さには本当に憧れる。あのバランス。あの精巧さ。やはりすごいなぁ~。販売会でDVDを買おうかとも思ったんだけど結局は古布のセットを2つ買っておしまい。1つは人形の先生にプレゼントしようと思います。その後、新大久保の東京グローブ座へ。小林賢太郎氏のソロライブ『○maru』を観る。綺麗で良く出来た舞台でした。でも私が観たいものとは少し違っていたし、他のファンサイトで語られているような感動もありませんでした。私自身の気が滅入っている時季だと言うのもあるんですが有る意味で「絶望的」な気持ちになりました。上手く言葉にできないんだけれど、「ああ・・・やっぱりこの人もそうなのか・・・」って感じで・・・。何が嫌かって今の自分が嫌。鬱陶しくて。いろんなことが早く終ればいい。
March 15, 2006
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WOWOWで放送されたのを録画しておいた舞台中継『天保十二年のシェイクスピア』を、今頃見ましたよ(笑)なんだかもう、お金のかかった舞台だ~~!!ってのが第一印象ですね、これは。とにかくいろんな役者さんが出てる。あんな人やこんな人、はたまたそんな人まで出演している。稽古場もさぞにぎやかで華やかだったのだろうなぁ・・・。蜷川さんの舞台を見たのはこれが6本目(たぶん)(もちろんすべてテレビ中継)武田真治さん主演の『身毒丸』野村萬斎さん主演の『オイディプス王』と『ハムレット』藤原竜也さん主演の『ハムレット』と『ロミオとジュリエット』イメージがかなり凝り固まってると思います・・・自分でも。で、今回の作品。原作脚本が井上ひさしさんと言う事でしたので、また雰囲気が違うんだろうなと。シェイクスピアの作品、全37作を完全網羅するという非常に遊び心に満ちたお話だと思いました。役者も豪華なら脚本も豪華・・・って感じですね。全体にとても余裕のある舞台。役者さんも、演出家も、楽しむことをしっかり意識しながらやってるのかなぁ・・・。台詞の量は膨大ですし、一つの場面がとても長い。それでもイベント満載のストーリーなのでそんなにだれる事も無く。それにしても夏木マリさんと西岡徳馬さんは色っぽくて大人っぽくていいなぁ。このお二人はディズニーのキャラクターみたい☆悪役なのに暗くもないしいやらしくも無い。華やかで艶やかでエロな悪者(笑)すげぇ~カッコいいです。唐沢さんは上手いんでしょうね。どんな役をやっても安定してるし。どんな役をやっても面白いし。あ、それから私、ずっと誤解してたことがありました。私はどういう訳か『藤原君は音痴なんだ』と思い込んでおりました(爆)何の根拠もんないんですけどね。でも全然音痴じゃなかったです・・・ちゃんと歌えてました。この作品を見て一番びっくりしたのはそのことでした・・・(^^;)ワイワイとパワフルで、これでもかってくらい豪華で・・・こういう舞台ってビッグネームじゃなくちゃできないですからね。たまにはこういうのが無くちゃダメだと思いますわ。それにしても・・・シェイクスピアの作品ってものすごく沢山の人間が死ぬのね・・・(^^;)
January 15, 2006
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先月、WOWOWで放送された松尾スズキさんの舞台『キレイ~神様と待ち合わせした女~』をビデオでリピートして見ております(笑)。(嵌ると何でもエンドレスで見るタイプの人間です(^^;))この間観て来た『カビ人間』同様、こちらも再演ものらしいですが観る側の人間にしてみればそれってあまり関係ないんですよね。特にキャストが変わっていれば、もうまったく別物なんです。とにかくお金のかかった舞台だ!と言うのが一番の印象でした。必要なところにきちんと惜しまずにお金をかけている・・・それがまず舞台をきっちり作り上げているのだと思いました。私は松尾さんの作品を見るのはこれが初めてだったのですが非常に楽しく見させていただきましたよ。うん、とても解りやすかった。非常に親切な作りになっている舞台だと思いました。そして昨日の深夜にはBSでキャラメルボックスの『SKIP』を見ました。キャラメルボックスの作品は以前、やはりBSで放送されたのを見た記憶があるのですが・・・正直、私の好きなタイプの舞台ではなかったんです。マイク無しで地声での公演、と言うことなので仕方がないのかもしれないんですけど、キャスト全員が声を張る感じがちょっと・・・(^^;)自分が大昔にやっていた高校演劇の香りを感じてしまってそれが妙にむず痒いんです(笑)作品自体は北村薫さんの小説をそのまま舞台化したものだということなのでオリジナルの公演とはまた違うのでしょうが、どうも役者さんの雰囲気と言うか色合いと言うかニュアンスというか・・・とにかくそういう言葉で表現するのが難しい部分で、私とはそりが合わない感じなんですよねぇ・・・。俳優の上川隆也さん(字、合ってるのか?)が確かこの劇団出身。彼がこの舞台でどんな風に演じているのか気になるところですがそれを見られる機会がはたしてあるかどうか・・・(^^;)とにかく、ここのところこの手の商業演劇を立て続けに見てちょっと楽しくなってきました。万年金欠病なので実際に公演を観に行くことができないのが非常に辛く・・・ホッとするところでもございます(笑)
November 7, 2005
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再演らしいんですけど、私は前回のを知らないのでこれが初めてのカビ人間でございました。観に行こうと思ったきっかけはもちろん『ラーメンズ』。片桐さんが主役のカビ人間役で出演されるというのでネットでいろいろと情報を見てまわっていたら楽天チケットで発売していたんですねぇ。何も考えず思わずクリックしてしまったのでございます(笑)『宝物の仕事(役割)』今回の舞台を観て私の頭に浮かんだのはこの言葉でした。時代は中世。住人のほとんどが奇妙な病気に罹ってしまった街。中でも一番不幸なのは美しい心とは裏腹に醜い姿になってしまったカビ人間と、思っていることと反対の言葉しか口に出せなくなってしまった娘・おさえ。この2人を取り巻く人達の物語。カビ人間は本当に純粋で、優しくて、人を疑いません。街中の人が自分を避ける理由もわからず、それでも毎日みんなの為に「お昼、10分前の鐘」を鳴らします。みんなの目の前を「お昼」が通り過ぎてしまわないように。みんながちゃんと「お昼」を迎える準備ができるように。自分の言葉によって他人も、そして自分自身も傷つけてしまうおさえ。そんな彼女の言葉を信じて喜んだカビ人間に対して少しずつ心を寄せていくおさえ。結局最後には悲劇的な結末が待っているのですがその悲劇が2人にとっては幸せであるというお話。物語の設定がファンタジーなので余計に思ったのかもしれませんがこの作品の中でのカビ人間とおさえの役割は『宝物』だと感じました。『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくる指輪とか『レイダーズ~失われたアーク』に出てくる聖櫃とかそう言うのと同じ役割です。『宝物』は自分からは何もしません。物語を生み出すのは必ず、その周りにいる人々です。妬んだり、喜んだり、憎んだり、愛したり。『宝物』を巡って様々な思いが交錯していく。その『宝物』が素晴らしければ素晴らしいほど人々は熱狂し、身悶えして生きていくことになる。実際に舞台を観た印象では、カビ人間とおさえはちょっと物足りないと思うほど密やかです。他の登場人物の方がよっぽど出番もインパクトも大きい。それでもこの2人が主人公でなくてはならないのは彼等が『宝物』だからなのです。片桐さんは物凄く【美人】でした。うん、まさに【美しい人】と言う意味で。私が普段から片桐さんに対して持っているイメージと重なっている部分が多いからなのか(笑)、カビ人間はまさに【片桐仁】のエッセンスを集めて結晶にした感じでした。おさえ役の中越典子さん。以前からテレビで見るたびに綺麗な人だと思ってましたが実際に見るともっと綺麗でした(笑)。あの細さ、顔の小ささ・・・ありえない・・・。これが初めての舞台だということでしたが、とても素直で可愛いおさえでした。中越さん自身の舞台に対する戸惑いが、おさえの戸惑いにオーバーラップする感じで、初々しくて清々しい。片桐さんと中越さんのぎこちなさが、そのままカビ人間とおさえのぎこちなさに反映していて、せつなかったです。登場人物を演じる役者としては、片桐さんのカビ人間も中越さんのおさえも頼りないのかもしれません。でも2人で並んでいる姿や、必死に言葉を交わしている姿からは『宝物』にとって必要不可欠なキラキラした光がこぼれていました。この光に人は惹かれて、魅了されてしまう。もしこの作品がファンタジーであり、悲劇でもあるとするならこの2人からこぼれる光がなくては成立しないのだと思います。そこにいるだけでその世界を成立させることができるもの、それが『宝物』だと思います。私の目に映ったこの作品の世界は、しっかりと成立していました。だから片桐さんも中越さんもきちんと自分の役割を果たしてらっしゃったと思います。ああ・・・もう一回観たいなぁ(笑)DVD、買っちゃう勢いだな、こりゃ(^^;)
November 2, 2005
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