広島カープ考察

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2013.03.14
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『もう無理だと思う・・・』

 それでは引き続き、広島の一軍戦力になるならないのボーダーライン上にいる選手たちに焦点を当てていくこのコーナーを再開したいと思います。
今回は広島ファンから長年期待されているものの、中々一皮剥けないばかりか最近は名前すら聞かなくなってきた斉藤についてみていきたいと思います。

 斉藤は2005年高校生ドラフト3巡目で指名されました。
2009年に9勝をあげて先発左腕としての役割を果たし、これからは前田健太らと共に・・・と思われましたが、その後はみるみる内に成績やパフォーマンスも落ちていくこととなります。
しかし、世間的には2010年以降おかしくなってしまったという見方をされますが、私個人の印象としては2年目の時点で既に斉藤はおかしくなっていたように思います。

 以前戸田の取り上げた時にも指摘しましたが、斉藤は一年目の出だしは素晴らしい成績を残しました。
一年目から先発として13試合に登板して防御率3.13、統一球導入前の時期で一年目からこの防御率を残し、戸田を上回る好成績を残しました。
防御率もさることながら特に素晴らしかったのは奪三振能力にありました。
与四死球率も3.21と高卒にしては素晴らしいものを記録していましたが、奪三振率は47.2回を投げて奪三振数が何と53で10.00と投球回数を上回る数を記録しており、これこそが「斉藤の最大の持ち味」であり、そしてこの奪三振能力こそが斉藤のパフォーマンスを引き上げる礎となるはずのものでした。

 しかし、あからさまに体の出来上がっていない『将来性に期待』と位置づけられていたはずの投手をちょっと良い成績を残したというだけで使わずにいられない病気、所謂いつもの『前倒し育成』によって一軍で登板して結果的に左肩を痛めてしまい、暗雲が立ち込めます。
そしてその悪い予感が的中、二年目は与四死球率は5.58、持ち味だった奪三振率は6.32と持ち味を失ってしまい、何の変哲もない投手へと変貌してしまったのです。
三年目は持ち直して斉藤の持ち味である奪三振能力が一軍、二軍共に高い数字を記録して復活したものの、2009年に奪三振能力が4.80ととんでもない低い数字を記録してしまい、それ以降は見ての通りです。
球速はみるみるうちに落ちていき、昨年のフェニックスリーグでは130キロ前半にまで落ちていたのは何とも寂しく感じました。
今の斉藤は持ち味も抑える術も完全に失ってしまった翼を捥がれた鳥のようなものです。
首脳陣やファンの期待はまだまだ高いものの、現状の付け焼刃のような投球ではいくらやっても一軍では通用しないでしょう。

 斉藤や篠田はファンの期待は高いものの、正直私自身は厳しい意見ですがもう旬を逃してしまった投手だなという思いがあり、場合によって今年で戦力外の可能性もあるのではないかなと感じています。
ただ、高卒一年目に記録した投球内容は本当に素晴らしく、球速も二軍の試合では日毎のMAXは140キロ前半を記録し、最速は145キロを記録していました。
前倒し育成をせず、しっかりと育てれば今村や前田健太すら凌ぐ可能性すらあったのではないかと感じる程だっただけに残念でなりません。
このような高い能力を持った投手を育てられずじまいにしてしまったことは広島カープという球団にとって大きな損失だったと思われます。

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最終更新日  2013.03.14 23:18:27
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