縫い物が好きです。ミシンみたいに一気に終わってしまうヤツではなく、ラジオなどを聴きながら、コーヒー片手にチクチク縫う時間は至福。

最初は布やファスナー等の素材をわざわざ買ってきて、興味のままに小物などを作っていましたが、素人の作品は、見た目も使い勝手も市販品には敵わず、家の中に不要品と片付けの手間を増やすだけでした。

マスク作りなんかは簡単で楽しかったですが、洗い替えが3枚もあれば事足りるのに量産しても、収納スペースを塞ぎ片付け対象を増やすのが関の山。

そこでたどり着いたのが衣類補修でした。

体操着、靴下、パンツ等の穴や擦りきれを見つけた時が、縫い物ができるチャンス。

こうして穴を塞ぎながら考えるようになったのが、モノの値段です。買ったときは意識するのですが、それを使う回数が多くなるほど、1回当たりの使用料？が安くなっていくことは、最近まで意識していませんでした。

そんなセコい喜びもあり、えりぐりが伸びたTシャツの補修なども、YouTube動画を参考に楽しんでいます。

先日子どもが、体操着袋が破れたと言ってきました。生地の劣化で補修は無理。家にあるもので何とかならないかな…とガサゴソしたら、使わずに眠っていたエコバッグが出てきました。

それと、不要になった靴を処分するときに保管しておいた靴紐二足分を使って、０円体操着袋を作りました。

これも楽しかった…

潤沢に材料が揃った状態で～よりも、限られた条件のなかでどこまでやれるか、みたいな事に燃えるのは変態なのかもしれません。

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