こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

わだつみのいろこのみや


http://plaza.rakuten.co.jp/labkeiko/
海幸彦と山幸彦のふるさと 1月23日(木)

新婚旅行のメッカと言われた青島に行き、なんの予備知識ももたず青島神社を参拝。ここが山幸彦が海積宮(ず~っと浦島太郎の竜宮城と交錯して覚えていました!)から戻ってからの住まい跡と知り、海幸彦、山幸彦を通して神話の世界にひき込まれました。「わだつみのいろこのみや」の冒頭に山幸彦のホデリに兄の海幸彦のホオリが、父が自分たちの母を選んで、母の姉のイワナガヒメを実家(?)に返したから、「神も人間もいきているものは必ずしんでしまうようにする」という呪いをイワナガヒメはかけたと、言っている。実に人間臭い。つまり、美しい奥さんのほうがいいというわけです。イワナガヒメのお父さんもお父さんで、みそめたきれいな妹だけではなく、みにくいお姉さんもセットでもらってくれと言うなんて。親心でしょうか。日本という国をうんだのはイザナギ(男神)とイザナミ(女神)。創造ではなく、男神と女神が産んだのです。イザナギが左目を洗ったとき成り出たのが天照大神(アマテラスオオミカミ)。その孫が三種の神器と稲穂をもって高千穂に天下ったと言われるニニギノミコト。彼が海幸彦、山幸彦のお父さん。彼らの誕生はスペクタクルです

いりぴょんの日記から
「わだつみのいろこのみや」をテュータ研修で発表しました。 11月18日(月)

秋のテュータ研修の締めくくりとして、「わだつみのいろこのみや」のテーマ活動発表がありました。
古事記に接する機会が今まで無かったのですが、今回の発表に取り組むにあたって
日本の神話についての本を読んでみようか というきもちになり、図書館で借りて読みました。
なかなか自分一人では出会わない本にも、テーマ活動に動かされて、読んでみたいと
いう気持ちになるんですね。こどもたちにも、そんな体験をしていってほしいです

labkeikoさんの日記から
http://plaza.rakuten.co.jp/labkeiko/

すさまじい おんな ごころ  1月25日(土)
日向神話では三種の神器をもって降られたニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメに笠紗の岬(鹿児島県の野間半島付近)で出あったことになっている。彼女はイザナミ(女神)の孫(?父は誰とも結婚していない。神様の世界です)にあたる。イザナキから4代目のニニギノミコトとイザナミから3代目のコノハナサクヤヒメが結婚したことになる。1回の契りの後、彼は遠征に行き、帰ってきたら彼女はみごもっていたというわけです。彼は自分の子ではないだろうと疑ったのに対して、彼女は「この赤ちゃんが本当にあなたの子なら生き残るでしょう」と言って自分の部屋に火をつけてしまう。メラメラと燃える火の中で生まれてきたのが、海幸彦、山幸彦とホスセリノミコト。醜いお姉さんを実家にかえしてしまったり、妻の潔白を疑うなど、なんと人間臭い天孫。それに対して、火中で出産というなんともすさまじい選択をしたおんなごころ。これこそ人間臭いのかもしれませんが、クールにこころの揺れを動く恋愛小説よりぐ~んと泥臭く、心に届くものがあります。明るい太陽がきらきらと輝く宮崎の海からは想像しがたい物語ですが、日向の人たちのもつ熱情を物語るものかもしれません。そして自分たち日本人の物語でもあると想いをはせました。

日本最初の仲人(宮崎4) 1月26日(日)

青島神社は山幸彦が海底の宮殿からもどってきたところであって、彼の父である天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤがいっしょになったところは西都原と言われている。西都原古墳群を訪れた日は月曜日で資料館は休館だったが、南国の太陽のもと緑すがすがしい空気に、陽性の神秘性を感じる。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵と言われる塚は宮内庁により立ち入り不可。ニニギノミコトは神武天皇(大和を平定した初代天皇)のひいおじいさんにあたるのだから、宮内庁が一般の人の立ち入りを許可しないのは当然でしょう。ヒメの父とニニギノミコトは鬼の窟古墳で力比べをし、ミコトは勝ったので姫と結婚することになったとある。そのとき仲人したのがナガサノミコトで、日本最初の仲人ということになっている。鬼の窟古墳は周囲に土塁をめぐらした国内唯一の円形墳。畳三枚分の大きな岩石は見ごたえがある。ここは中まで入れたが、なんとなく「気」を感じる。


「わだつみのいろこのみや」(宮崎5) 1月27日(月)

”Paradise under the Sea”が青木繁の描いた「わだつみのいろこの宮」の英語で、ラボ・ライイブラリーの「わだつみのいろこのみや」の英語は"The Scaly Ocean Palace"。海の王の御殿の屋根が魚のうろこ(scaly)の形をした瓦でふいてあるに由来する。ラボの英訳はC.W.Nicol。言葉が魂をもっていると思える英語になっている。
青島神社の英文解説では、”Yamasachi means mountain products. Hiko means man."となっている。ラボでは、「山幸彦」はGatherer of Mountain Riches。日本語よりも英語のほうが意味がわかり易い気がする。
青木繁の「わだつみのいろこの宮」は画面中央に釣鈎をなくし海中に捜しにきた山幸彦をユズカズラの木の枝の間に腰かけさせ、その手前向かって左方に海神豊玉姫を、右方にその奴婢を描いている。こころの中に染みとおっていくような絵と思うけど実際に見たことがない。久留米市の石橋美術館まででかけたい気分です。
青島神社の御祭神は、火中から生まれた山幸彦である彦火火出見命(ヒコホホデノミコト)、豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)、塩筒大神(シオヅツノオオカミ)である。塩椎神(塩筒大神)シオツチノオジ:Old Man Sea Current は、山幸彦が兄の針をなくして困っていたとき、舟を作って、彼を海の世界へ送った。海底の海の王の御殿が「わたつみのいろこのみや」、綿津見神(ワタツミノカミ)の宮殿となる。海の王の娘がトヨタマヒメであり、山幸彦との出会いの場面が青木繁の描いた「わだつみのいろこの宮」である。ヒメは山幸彦と結婚する。ここでイザナキ、イザナミ以外の血筋が入ることになる。彼らの息子もヒメの妹と結婚し、そのこどもが神武天皇なので、海の一族との融合が平定するためには必要だったという説もうなずける。
「浦島太郎」と混同したわけが、これを書いていくうちにわかった。~むかし、むかし、うらしまが・・・~で始まる歌には、「たいやひらめのまいおどり」とある。この「たい」が山幸彦のなくした針をのんでいたのが「たい」と混同してしまったのだ。


「わだつみのいろこのみや」その後 (宮崎6) 1月29日(水)

海幸彦の釣針を見つけ、地上の世界に帰ろうとする山幸彦に海の王の娘トヤタマヒメは「みごもっていることを告げ、家を作って待っていてくれるように頼む。ところが部屋が完成しないうちに、彼女は来て、出産をする。出産は絶対みないようにと山幸彦に言うが、覗いてしまう。そこには鰐(フカ)がいた。彼女は赤ちゃんを残して海に帰ってしまう。産屋の跡が鵜戸神宮で境内にはトヨタマヒメが残していったお乳岩があり、そこから出る水で赤ちゃんは育てられたといういわれている。日南海岸には波の浸食によって作られた不思議な形の岩場が多い。鵜戸神宮の本殿は、絶壁の側面にぽっかりあいた洞窟の奥にある。何もなかったら、海賊のほらあなといったところで、要塞堅固な地だ。参道の店も多く一大観光地になっている。
産屋ができていないうちに生まれたとのことで、赤ちゃんの名前はウガヤフキアエズノミコト。彼は母の妹、タマヨリヒメによって育てられ、ヒメと結婚する。4人のこどもがうまれるが、日向から大和にむかったとき3人はなくなる。大和までたどりついたのがカムヤマトイワレビコ(神武天皇)である。神武天皇の時代に都がおかれていたあたりが宮崎神宮。うっそうとした杜の中の宮崎神宮は初代天皇を祭るにふさわしく、すがすがしく優美な姿である。お参りしたときは、天皇陛下ご快癒の記帳がおかれていました。イザナキノミコトから4代目のニニギノミコト(天孫)、その子、山幸彦(ヒコホホデノミコト)、そして海の王の娘を母とするウガヤフキアエズノミコトを日向三代といい日向神話の主人公たちとなる。さてこの話はいつごろの話かとなると、神々の話となる。ヤマトタケルノミコトは12代景行天皇の子。鹿児島の隼人町にヤマトタケルノミコトがクマソを襲ったときのほらあながある。現代アート風に洞窟内がぬられている。海幸彦がしおみつたまによっておぼれかけたときの様子を舞いにしたものをハヤトマイと呼ぶとあるので、意外と記紀の書かれた時代とちかいのかもしれない。いずれにしろ宮崎は想像力をかきたてられる地である



© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: