こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

I AM NOT THERE.


http://www.nakaco.com/shinran/sennokaze.htm

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2003/11/20 13:12人はこの世での生命が終わると、
骨壺の中に納まり、お墓の狭い暗いところに閉じこもることになるのでしょうか?

【欧米や日本で人気の,短い一編の詩】
「私は眠ってなんかいません....」(I AM NOT THERE)
作者不詳(翻訳:中 登史紀)、2003.9.4修正
先日の朝日新聞の天声人語欄で作者不明の「千の風」という詩が紹介されていました。作者不明で昔からときどき朗読されていたのだそうですが、IRAのテロで死亡した青年が死後に開封してくれるように両親へ託した手紙にその詩が残されていたことを英国のBBCが放送して世界的に有名になった詩なんだそうです。

I AM NOT THERE
Do not stand at my grave and weep;
I am not there.
I do not sleep.

I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn’s rain.

When you awaken in the morning’s hush,
I am the swift uplifting rush
of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.

Do not stand at my grave and cry;
I am not there,
I did not die.
(Author unknown)


いろいろな日本語訳があります。当方も挑戦してみました。
 他の訳ではタイトルを「千の風」とつけるのが人気のようです。日本語としての響きがいいからのようですが、当方は素直に訳しました。原作者は、風、雪、日の光、雨いずれも同じ重みを置いているように感じます。特に風だけを意識しているようには思えません。
a thousand winds that blowを「千の風になって吹き渡ります」と訳すのが多いようですが、「千の風」というと、意味がもう一つ不明です。「花吹雪の春風」と訳してみました。
 英文の詩はリズムを大切にして韻を踏むために単語を選んでいるようです。そのまま直訳すると意味がわかりにくくなるので、意味を重視して訳してみました。
 また、作者は日本人のように春夏秋冬の順序を意識していないようなので、違和感がおきにくいように、オノマトペなどの表現を入れるなどの工夫で雪や秋の順序がめだたないようにしてみました。


私は眠ってなんかいません.......

お墓の前で涙を流すのは止めてください。
私はそこにはいないのです。
私はそこで眠ってなんかいません。
いつものようにあなたのそばにいるのです。

サワサワと囁く、花吹雪の春風となって寄りそうでしょう。
キラキラと輝く、ダイヤモンドダストの雪となって訪れるでしょう。
サンサンと照る、麦畑の日の光となって駆けおりるでしょう。
シトシトと降る、静かな秋の雨となって語りかけるでしょう。

朝、静けさの中であなたが目覚めるとき、
灯心草をくわえて飛び立つ鳥を見つけるでしょう。
夜、暗やみの中でひとり眠りにつくとき、
満天の星の一つとなりあなたを見守るでしょう。

私はそこにいないから。
お墓の前で泣かないで。
私はそこにいないから。
あなたのそばにいるのです。
作者不詳(翻訳:中 登史紀)


ほかの訳詞を参考に添付する。

 私の墓前で泣くのはやめてください 私はそこにいません。私は眠っていないのです私は千の風となって、空を渡っています私はダイアモンドのきらめきとなって雪に舞っています私は太陽の光となって、豊穣の実りを与えています私は優しい秋の雨となっているのですあなたが静寂の朝を迎えたならば私はツバメとなって飛び立ちましょう歌わぬ小鳥は音もなく輪を描き空高く舞いあがるでしょう私は夜に輝く静かな星となっているのですだからどうか私の墓前で泣くのをやめてください私はそこにいません。私は死んではいないのです作者不詳(翻訳:りゅうびん)

「千の風」
私の墓石の前に立って涙を流さないで下さい。
私はそこにいません。眠ってなんかいません。
私は千の風になって吹き抜けています。
私はダイヤモンドのように雪の上で輝いています。
私は陽の光になって熟した穀物にふりそそいでいます。
秋にはやさしい雨になります。
朝の静けさの中であなたが目覚めるとき
私は素早い流れとなって駆け上がり
鳥たちを空でくるくる舞わせています。
夜は星になり私はそっと光っています。
どうか私の墓石の前で泣かないで下さい。
私はそこにいません。私は死んではいないのです。

「千の風」
私のお墓の前で、涙を流さないで下さい。
ここに私はいません。永久に眠ってなんかいません。
ほら、今はもう世界中に吹く千の風の中です。
雪に煌めくダイヤモンドのように、
世界中を照らす光の中にいます。
実りの作物を照らす、あの陽の光となり、
秋には優しく降る雨になって、
すべてのものを包んでいます。
あなたが朝、窓を開ければ風となって、
あなたの髪をサラサラと、なびかせます。
夜、夜あなたが眠るとき、星になって、
あなたをいつも、見守っています。
だからどうか、そのお墓の前で、泣かないで下さい。
私は、そこにはいません。私は死んではいないのです。
新しく、生まれたのですから

(解釈および文責:中 登史紀、2003.9.3)



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