こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

こんなところに、ラボ・パーティの小さな公園がある

国際交流 2003カナダ


2002年夏カナダ・オンタリオ州から帰って

 カナダ・オンタリオ州での国際交流から帰ってきました。今回は中学1,2年生17人(男7、女10)と一緒でした。前回はイギリス交流への参加だったので高校生ばかりでした。今回はラボで育った中学生の実力を知る好いチャンスだと思って、集合日に自主的な活動をちょっと工夫して呼びかけてみました。それを.しっかり受けとめてくれて、出発日の朝には朝食後9時集合なのに、8時には全員が集まって「ごま塩になって座ろうよ」というようなところから相談を始め、テーマ活動もはじめました。みんな一生懸命でした。帰るまでチームワークが好く、表情や態度すがすがしく、気持ちよかったです。ラボっ子たちの自主性、異文化への態度、表現力、人間としての魅力などラボ・パーティで育んだ力を見届けることが出来てうれしかったです。

ホームステイ中に17人中、8人ものホストファミリーを尋ねることが出来ました。おかげでラボっ子と話し、ホストファミリーと話しが出来て楽しかったただけでなく、ラボっ子がどんな風にコミュニケーションをしているか、その様子がよくわかりました。ホストファミリーとの関係は申し分ないな、さすがラボ・パーティで育った子達だと誇りに思いました。 ただ英語による表現力には個人差が大きくありました。中1、中2の差も大きかったです。中1だとホームステイ中はともかく、歓迎会や歓送会で、感想を書くことやスピーチを求められても経験がなくなかなかむかしいですね。中1、中2の参加者が多い現状の中で、彼らが「ラボ・ライブラリーやテーマ活動で体験したことば」と「国際交流の現場でのことばのやり取り」との間もっ
ともっと太い通路をかけてゆきたいものです。「自分自身の英語で会話ができる喜び」を行ってからではなく、行く前から体験できるといいですね。事前活動のプログラムから手をつけてゆけるのではないでしょうか。国際交流広場の活動は今後大ますます大事になってゆくプログラムだと思います。支部だけではなく、パーティでも実施できるといいですね。

オンタリオの受け入れ団体は4Hクラブです。農場にステイしたこどもも多くいました。ケベックの隣ですからフランス系の人も多く、家族が日常話すことばはフランス語という家庭もありました。また「うちはホームスクールよ。学校には行ってないの」と言う家庭もありました。カナダでは外国語を学ぶための「イマージョン」プログラムも盛んです。「イマージョン」プログラムでは理科、算数、地理、歴史、社会、音楽、美術・・・・とほとんどの教科をフランス語で学びます。私のホストファミリーはイギリス系ですがこども3人は全員公立学校でフランス語のイマ―ジョンプログラムで育ったということで、フランス語はよくわかるといっていました。また親戚の
家に行ったとき、小1、小3の姪に会いましたがこの子たちも同じプログラムで育て
ているそうです。「外国語を教える」のではなく、「教科を、外国語をとおして学ぶ」という活動はラボ・パーティの言語教育にとって、さまざまなヒントが隠されているのではないかと興味を持ちました。

 2件目のホストファミリーの家はバーナード湖という大きな湖に面してあり、毎日湖畔に座って湖水の色の変化や空の夏雲の変化を眺め、遠浅の水辺にやってくる水鳥を眺める日々でした。シーガル、ルーン、ブルーヘロンなど見ましたよ。帰る5日前から毎日、カナダギースの渡りが始まりました。夕方急ににぎやかな鳴き声が聞こえたかと思うと北からやってきたおよそ80羽ほどの群れがいっせいに羽音を響かせながら湖水に降り立ちます。素晴らしい眺めでした。ここで1泊して明朝早くまた南へ出発するのです。黄金色に変わるというメープルの葉の変化はまだでしたが、秋が始まったんだなと思いながら帰国の日を迎えました。カナダの人々の素朴さ、まじめさ,家族の仲のよさ、自然との付き合い方、人生の楽しみ方、アメリカの政治への批判など、たくさん学ぶことがあった旅でもありました。みなさんありがとう。



© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: