創業及び中小企業の実りある成長と発展をサポートする戦略的経営会議室

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2004/03/27
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 日記が途絶えてしまった。これでは、いけないと思い、布団から抜け出して書いている。昨日(金)あるセミナーに行った。小規模なセミナーだったが、いろいろ考えさせられた。

 講師は、元県庁の職員で務めている頃に、独学で税理士の資格をとり、また社会保険労務士の資格をもつ、60代の方である。
30位で資格を活かし独立したとのことだった。
県庁ー人脈ー独立、最高ではないか!

 ところが、人生が狂った。
県庁時代は、酒・タバコは一切やらなかったそうだ。
独立し、税理士として奔走するうち、若い税理士出会ったその方、は、何歳もの年上の経営者から接待を受けるようになる。
先生、先生・・・とおだてられ飲めなかったお酒を口にする。

 人生の最初の悪夢の始まりである。転機が最悪の転機へと変わる瞬かである。景気もよく、相当の稼ぎもあったであろう。そのころは。だが、先生、先生とよばれ高級料亭で接待を受けているじぶんと本来の自分の思いに矛盾を感じたのであろう。

 それからは、葛藤を紛らわせるため、一人でも居酒屋や焼き鳥やにいくようになった。飲めなかった人間が・・・。
明日は酒を止めよう、その繰り返しが続く。

 そのうち、知人の借金の保証人になった。だが、相手は自殺や夜逃げし、ますます、酒量に拍車がかかるようになった。
手の震え、幻覚症状、幻聴、昼間から一升瓶を抱えひたすら飲む。
完全にもう、アル中に陥っていた。だが本人は、それを認めない。
家族にも病院につれていかれる。それでも自分は、そうじゃないという。

 次の転機が訪れる。幸いだった。これがなかったら、おそらく、肝臓がいかれ死んでいただろう。だが、死ななかった。そして死ねなかった。実際、なんども自殺をも考えたという。夜中、パジャマ姿で、橋の上から飛び降リを考えたこと、または、海に飛び込もうと考えたこと、だができなかった。

 死は、誰でもいつかは平等に迎えにくる。だったら、前向きに進むしかない。いや、もうこれ以上、落ちるところも無い。どん底を真に見た男の開き直りである。

 今、その方は、生活相談所を開設し幅広く、弱者のためにボランティアとともに相談にのっているという。自分が弱者であることを認め、弱者の人とともに、生きていくことを使命としている。

 わたしは、思う。良かったと。本当の自分を取り戻せたのではないかと。時間はかかったが、本当によかった。
このような復活は、そう多いもんではないと思う。県職員ー税理士=安定 そもそも、楽とはいわないが、楽して楽あらずである。”苦しらずして楽あらず”ではないだろうか。
どちらにしても、苦やどん底(人生、生きてる限り失敗は無い)を体験した人間には奥深さがある。計り知れ様がない!だれがなんと言おうと、それは経験し会得した人しか本当の意味は解らないであろう。セミナーで聞いてそうか、と決して本髄がわかるものではない。
 だが、心に奥深く刻んでおこう。感謝、感謝である。





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最終更新日  2004/03/28 01:21:07 AM
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