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2022.11.08
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テーマ: 読書(9996)

本のタイトル・作者



元彼の遺言状 [ 新川 帆立 ]

本の目次・あらすじ


容姿端麗、頭脳明晰。性格は、よく言えば天衣無縫にして豪放磊落。
稼ぐことに並々ならぬ情熱を燃やす辣腕弁護士・剣持麗子は、ボーナス額が低かった(250万円)ため、所属する弁護士事務所を飛び出す。
暇を持て余した彼女は、大学時代の友人からの奇妙な依頼を引き受ける。
共通の友人であり、麗子の大学時代の元カレ・森川栄治が残した遺言―――「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。
大手製薬会社の御曹司だった栄治が残した数百億円の遺産。
犯人候補の代理人として、麗子は犯人選考会へ出掛けるが…?

引用


自分が本当に欲しいものが何なのか分からないから、いたずらにお金を集めてしまうということは、流石の私も分かっている。ただ自分では、自分に何が必要なのか分からないのだ。
とても惨めな気持ちになった。だが、私は頭のどこかで考えていた。たとえ一生遊んで暮らせるだけのお金があったとしても、私は仕事をしているだろう。自分なりに考えたことを実行に移して上手くいった時は嬉しいし、何もしないのでは人生があまりにつまらない。だから私は働く。そのあたりのどこかに、自分が求めるものがあるような気がしている。しかし、それ以上のことがよく分からない。


感想


2022年288冊目
★★★

妹が「ドラマが面白かった」と言っていたのを聞いて原作を読んでみた。
(ちなみに私はドラマを見ていないのだが、どうも大泉さんが出ているらしい。…何の役で?
 ドラマのHP見てみたら、原作から改変されているのね。)

第19回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
ちなみに、この作品がデビュー作となった「新川帆立」は「あらかわほたて」ではなく「シンカワホタテ」と読む。
1991年生まれ、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士。
うわお。この人自体が麗子じゃん…。

物語はテンポよく進む。
トリックとかそういうのに拘らないエンタメ系のミステリ。
深く考えずに、最後まで楽しく読んだ。
「依頼人を犯人(=遺産相続人)にするための探偵役」って新しい。

登場人物がどの人も憎めない感じで、特に読み進めるにつれ「なんじゃこいつ」と思っていた麗子のことが可愛く思えてきてしまう。
ちょっとそこのところが出来過ぎな感じもあって(特に後だし的に付け加えられた麗子と兄の兄妹愛というか麗子が弁護士を目指したり理由のあたり)、「徹頭徹尾イヤな奴」という描き方でも面白かったかもしれないんだけど。
その後シリーズ化しているので、そこはやはり好感度の高いキャラクターである必要があるんだろうな。

この作品は、ラストの犯人開示は雑やな、という印象。
特に子どもをモノというかトリックの道具のひとつみたいに扱うのがちょっとなあ。
これ、めちゃくちゃ酷い結末やん?その子にとったら。

でも麗子に魅了されてしまったので、また次のシリーズ作品も読むんだけど。笑
弁護士事務所に復帰した麗子がどうなったのか見たいんだ~。
学者の彼氏にも最後に連絡とっていたけど、普通あんな断り方(結婚を申し込まれた指輪が安すぎると断った)されたら別れるよね?



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最終更新日  2022.12.03 23:20:35
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