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January 15, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「代理によるミュンヒハウゼン症候群」
聞きなれない病名ですね。
今、世間を驚かせている事件、
母親が入院している子供の点滴に腐ったドリンクを混入させた、
「点滴混入事件」で出てきた言葉です。


この病気は、

周囲の関心を引き寄せるために怪我や病気をねつ造
傷つける対象は自分自身ではなく身近にいる代理の人間

というものです。


この事件は、
母親が、入院中の五女に対する傷害で逮捕されましたが、
実は、同じことをして生後8カ月の四女を死亡させたとして再逮捕されました。
さらに驚いたことに、
死亡している二女、三女についても同様の混入をしたことを認める供述をしているといいます。


もしかすると、自分の子供を四人も殺そうとしていたということでしょうか?
(殺そうとではなく、病状を悪化させようと?)
では長女には?
そんなことを考えてしまいます。


子供がすでに三人亡くなっています。
まわりの人たちはおかしいと思わなかったのでしょうか。
死亡診断書にはどのような病名がついていたのでしょう。
病院も気づかないものなのでしょうか。


でも、一番驚いたのは、
夫の証言です。
テレビ局の取材では、夫は妻を擁護しています。
「妻に殺意は絶対にない。」
「四女のことは、警察の尋問に誘導されてしまったのではないか。」とまで言っています。
それほどにまで、子供の病気に親身になって看病していた?
でも、病状を悪化させていたのはまぎれもなく母親。
そして死亡させてしまったのも母親。
この矛盾はどうなっているのでしょう。


母親は
子供が病気で大変だと言ってほしくてやった
看護する母親の姿を周囲の人に見てほしかった
と供述しています。

まさしく、「代理によるミュンヒハウゼン症候群」です。


でも、そのように自分を周りに見せなくてはならないと思ったのはなぜでしょう。
子供を犠牲にしてまでそうしなくてはならない何かがあったのでしょうか。
それともただの自己満足?
私はこれだけのことを子供にしてあげてるという?
だから原因を自分で作る。
原因となる病気の子供を作り上げる?
そんなこと考えたくないですね。

この病気の人がどのくらいいるのかはわかりませんが、
こんな状況を病気という言葉で片付けてもいいのでしょうか。










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Last updated  January 15, 2009 10:04:13 AM


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