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昔も今も一攫千金の宝くじの夢にすがるのは平民の流した汗と涙の欲望ですわが郷土、この紋所が目に入らぬか!お馴染みの水戸藩でも富くじを極秘に販売していた当時の富くじは幕府の許可を得た寺社だけでした勝手に売り出せばご禁制の 「陰富」 となりこの紋所も効き目無し、厳しく罰せられた藩財政ひっ迫の水戸藩は背に腹は代えられぬと、闇で売り出していたいつの時代でも難癖を付けるのがいるのが世の常ですある日、幕府御家人の河内山宗俊という男が富くじの外れ札を手にし藩邸を訪ねてきた水戸様のくじを何度買っても当たらないと因縁を付けてきたこの男、名うての無頼漢で陰富の不正をネタにユスリタカリのクレーマーでした下手に拒んで陰富を公にされれば、お家の一大事になります水戸藩は内々に500両を支払いもみ消した、と 江戸の経済事件簿に書いてあります自業自得とはいえ高い授業料になったようです当時の500両は現在の金額で3000万円から5000万円になりますウソかマコトかビックリ仰天の金額でした平民の願いはいつの時代も同じす薄っぺらで無機質の紙切れに願いを込め当たれ当たってくれお前さんが最後の頼みの綱なのだと拝み倒し購入している (;´Д`A ``` ” これ以上は 神の領域 ねがわくば 必死の富くじ あたれあたれ ”
2023.06.16
残りの暦一枚を破り捨てる明日のことを思えば新しい年など岡林信康の歌と同じで、くそくらえだほとんどの人は来年こそはと思いをはせるハズです私にとってどうでもいいことだと歳が暮れますちょっと強がりを言っています (;´∀`)今夜は国民的美少女ではなく国民的行事の紅白歌合戦です紅組が勝っても、白組が勝っても蛍の光を歌って、ゴーンと除夜の鐘が鳴るおめでたいお方には楽しみですワイドショー的演出とお笑い芸人やアニメの登用などそしてサッパリ分からぬ若い子の歌を聴かされる苦しみはいつもの年越し風景になっている隣りでみかんを食べるひ孫はというと演歌になれば携帯メールを見ているのは毎年のことだ歌は世につれ世は歌につれ浮世の夢は暁の空誰が言ったか知らぬど一夜の競演を楽しめれば時代の望みをすべて見張らせる、気がしますなんとなくです。。。 ” 除夜の鐘 雪降り響く 今年また なにごともなく 今を生きゆく ”
2022.12.31
深夜の時間帯に差出人は誰ですかというドラマの予告編を見た学園生活を題材にした青臭いドラマの作品みたいです登場人物の女子高生の姿が大昔に片思いの恋をしたその人の横顔がそっくりなのにビックリです美人でもなく自分の存在感を一歩引いて隠してしまう様なさり気ない振る舞いをする人でしたまた、すれ違いざまにふっと振り向くとその後ろ姿にどこか淋しさが漂う雰囲気が似てもいた生き抜いてナンボの人生です生存確率は神のみが知る浮世の世界に浸り懐かしさだけがこみ上げてくる深夜でしたついでに一言です出演者の男ガキのしわのない顔に一抹の不安でなく一抹の寂しさを覚えてしまったまだまだ人生に未練が残っている自分がそこにいました―――(~_~;) ” 妻逝きて 淋しさに独り 耐えふる夜 胸にしみ入る こほろぎの声 ”
2022.09.26
『 ゆったりとした時間 』もうろくしても年寄りは家に帰りたいです 家が一番いいと言う誰かが勝手に作った時間割で生活せるなんて耐えられない住み慣れた家で聞きなれた声を聞き温かい食事をいただきゆったりした時間が流れるなかで自分の部屋にいる安らぎが欲しいのですわがままですか当たり前のことを願っても現実的には無理なのですね ここは誰も知り合いがいない終の棲家です別世界のような殺風景でただの冷たさが漂っている世間と遮断され自由をうばわれた養老院なのです誰の責任でもないのは、分かっている生きてゆく限り誰でも年を取り思うにまかせぬ心身となりて、朽ち果てる厚かましくのたまえばもうろく爺と言われながらも自宅で生きてお迎えを向かいたい思いはある老いの先々を考えれば暗い話題になってしまう終活なんて言葉は大嫌いです道ならぬ恋にもだえ苦しみ独り野垂れ死にするつという言葉は好きですよwww\(^o^)/ ” 徘徊の夫 探す声 今朝も聞く 洗濯干しつつ 目だけで探す ”
2022.03.01
危篤状態になったその人の命が尽きるのはあと数日となる見舞いに来た家族親戚知人らは半ば諦め顔になりため息交じりにその方の顔を見つめるしかし、こうした状況下で死に逝く人が起こす不可思議な行動がある意識がもうろうとした状態の人が突然、目をパッチリと開け水を飲みたい、冷たいものを食べたいなど訴えるこれは俗にいう 中治り〔なかなおり〕現象と呼ばれひょっとしたら回復するかもと、期待してしまう謎の最期の回復なので最後のロウソクの炎というロウソクは溶けてろうがなくなり芯だけの状態になるいよいよ消えると思った瞬間に急に明るい光を放ち、その直後に燃えつきる中治り現象は人の命が燃えつきる前の最期の姿となるまた不思議なことも起きるお迎え現象というものです娘が来た、孫が会いに来た入口で娘が孫が手を振っていると嬉しそうな表情で言う死がそこまで迎えに来ているのです死に逝く人の嬉しそうなしぐさは神様が最後の粋な計らいをしているのです死というのは、誰でも決して避けては通れません神様や仏様に見放された人は恐れおののくのは必然の定めになるはたして俺様の最期はどうなるやら??心配しても後の祭りだねwww ” 祖父の田に 稲作らずて 農に老いし わが余命 何にあづけて生きなむ ”
2022.02.01
焼き場に勤める火葬場職員はご遺体を焼く時小窓を開けてご遺体の焼け具合をこまめに中を確認しなければならない本当に稀なんですがこの様なこともある人間は焼くとスルメの様にくねくねと動くときがある体をよじる者、くの字に曲がる者ファイティングポーズをとる者とその動きは人それぞれで実に様々な動きをする初めて体験した人の話で小窓から見た焼き場の光景は壮絶だったご遺体が血を噴き出しながら起き上がり座りそして上半身をよじりながらこちらに振り返り私を見つめてきたこの様なことはある程度先輩に教わっていたがそれでもビックリ仰天パニックを起こしてしまう人生色々なことがあるこの世に生まれ喜びも悲しみも苦労もし一生懸命生きて来て行きついだ先が今ここだ人生最後は窯で焼かれてご愁傷様になる今一度、生きることや命の尊ささを考えて見たいと思うこの頃ですいつか私も焼かれますあつくあつく燃えるような恋は好きですが老いらくの恋では種火がすでに消えていまする ” いつのひか 土に還らん 妻と来て 山ふところの 墓地を求めぬ ”
2021.11.21
土浦総合協同病院です家から車で50分くらいです次回行く時はチャリンコで風を切りまする勝手にパチリと撮れば盗撮の疑いでマスコミに叩かれ一家離散となる初めての胃カメラ検査です喉に麻酔をしているので異物混入は難なくクリアですが2回ほどゲップが出ましたでも二度とやりたくないですねご老人を静かにパチリですエコー検査です数年前にこれで偶然にすい臓癌が見つかりましたすい臓癌は早期発見しましたが無駄な抵抗はしません早期放置にしました人間あきらめが肝心ですからね一言、面倒くさいことですかかりつけ医の紹介状も持ち土浦の協同病院へイザ馳せ参じるなり―――!!胃がシクシク痛く我慢すれば我慢できる範疇〔はんちゅう〕の痛みですがうるさく吠える女房殿には逆らえず渋々一人出かけました混んでいる所は嫌いな性格ですよりにもよって間もなくあの世に旅立つ人々に混じり検査結果を長椅子で順番待ちとは辛かった胃の内視鏡と腹部エコー検査の結果は特にこれっといった以上は無しでも・・・胃がシクシクと泣き声を上げています消化器内科の担当医さんは来週再検査しますので来て下さいとのことああまた面倒くさい―――!!※支払い診療費は、3500円なり ” 死にて得し やすらいのごと 丘の上の 母のみ 墓に夕日さしおり ”
2021.10.24
飯を喰って静かに息をついていたら いつの間にか日が暮れて 気がついた時は墓場の中。人生何があるか分かりません自民党の総裁選も何が起こるか分かりませぬあなたの人生も私の人生だって、一寸先は闇ですよさてさてと昨日も今日も草取りの日々ですくだらない人生だとは思いたくないが。。。バカバカしい限りだ
2021.09.27
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