桃色な生活♪ Part 2 ~Je te veux~

桃色な生活♪ Part 2 ~Je te veux~

《容赦のない調教・その5》



■それまで知ることのなかった悦び

ある夜、私はするりと家のドアを開けて外に出て鍵をかけ、表の通りを目指して歩いていました。
夜気はひんやりとして湿り気を含んでいるようで、裸の上の1枚の服をいとも簡単にすり抜けるので 私は少し震え始めていました。

バッグから携帯を取り出して着信音量を最小にし、なるべく足音を立てないように歩きます。
靴底が柔らかい靴を選んで履いているのに、それでも静かな夜の中に足音は響いていきます。。
住宅が並ぶ通りには既に電灯が消えて真っ暗な家もあれば、まだ灯りがついている家もあって
そういう家の前を通るときは特に静かに、それでも今度は身にまとっているたった1枚の服が
歩くたびにおこす衣擦れの音がひどく気になり、歩き方がぎこちなくなるのでした。

ぎごちない歩き方・・・

それは音を気にしているだけではありませんでした。。
私の体の中には家を出る前にローターが埋め込まれていたから。
大小2つで1組のローター。
大きい方は前に、小さい方は後ろに。。
弱くスイッチを入れたローターは、密やかな音と微妙な振動を繰り返していました。
その刺激と、一歩あるくたびに受ける刺激。

次第に私の鼓動は速くなっていきました。
バッグの中から小さく音が鳴り始めていたからです。 
ヘンデルの『私を泣かせてください』・・・ご主人様からの着信を示していました。

携帯から聞こえるご主人様の声は、いつものように穏やかで とても落ち着いた深みがありました。
きっと『私が動揺していることなど全く気にかけていない』であろう、そんな声を聞くと
私の体は、挿入しているWのローターの刺激からの感覚ではないものが当たり前のように自然に発生し、内側を熱くさせていくのでした。

私は冷たく震える指でローターを引き抜き、それをバッグの中にしまい、少し急ぎ足で歩き始めました。
ローターを挿入して歩くのは歩きにくいからです。。

やがて1台の車が現れ、私はうつむいたままドアを開けて乗り込みました。

『不思議な安堵感・・・』

ご主人様に逢うときにいつも最初に感じるのがこれです。
体と心の表面はひどく緊張しているのですが、内側に生じるモノは・・

『私の本質の居場所・・・』


ご主人様に促され、私は眼鏡とシートベルトを外して 運転席のご主人様が座っている方向に ゆっくり顔を埋めていきました。
ご主人様が取り出してくださったものをいただくために・・・

それは圧倒的な存在感のあるペニス。 
夢中で頬張るうちに、たちまち恍惚の中へ沈んでいきそうになる私に
ご主人様は「もっと厭らしく・・・」「音を立てて・・・」「もっと深く咥えて・・・」と言われます。
それで我に返るというのは、私がまだ未熟だということでしょう。。

車の揺れで酔いそうになりながらも、私は“ご主人様”をしゃぶるのが止められません。
ご主人様に与えられるものが、与えられることが、私にとって大きな悦びだから。

やがて車が停まりました。 顔を上げてみると、そこは町はずれのある公園の駐車場でした。
(参照: 容赦のない調教その3 ■M(奴隷)の反乱


そこでご主人様に命じられたことは・・・私の予想をはるかに超えたものでした。
というより、いつもご主人様は 私の思いもよらないことを考えているのです。

ご主人様から電話があったときにする準備があり、その日 私はそれをやっていました。
いつもは気が利かない私ですが、ご主人様が一度教えてくださったことは不思議と忘れないもの。。
『無意識のうちに奴隷としてやるべきことを考えている自分がいる』・・・というと、ひどく立派ですが(苦笑)

『望まれることをしたい』 ただそれだけかもしれない。。
Mにとってこういうことは、理屈や計算で成立させているのではないから。。

また、ご主人様という存在は 『それをやらせてしまう』ものなのだと実感しています。
正にそのため準備は万端だったのですが、まさか『立って放尿する』ことを命じられるとは。。


明るい車のライトに照らされ全裸になった私の頭の中は、ひたすら真っ白だったと思います。
恥ずかしさをとっくの昔に通り越してしまったというか。。

私はうつむいて、ただ自分の足元を見ていました。
体はしたくて我慢できないくらいなのに、何かが邪魔している。 それは私の羞恥心以外の何ものでもありません。。

『ご主人様が見たいと思っている・・』

ご主人様の目の前での放尿を命じられたのは できなかったときも含めて4回ほど。
ある意味、慣れてきていた・・とも言えます。
それでもやはり恥ずかしいことには変わりなく、ただ逡巡する時間が短くなり、覚悟が決まるのが早くなったということでした。


『自分は表面を取り繕っていても、そういう恥ずかしい姿を見られることで感じるくせに。。』

『それどころか本当はご主人様に もっと恥ずかしく、はしたないところを見てもらいたいといつも思っているくせに。。』



そう思った瞬間、私の体には 今まで感じてきたものとは全く性質の違う“性的な快感”が湧き上がり、
小陰唇の周辺が 勝手に痙攣するように蠢き始めました。
それでふっと緊張が緩んだのでしょうか、放出したいと思っていた『もの』が噴き出し、たちまちアスファルトの足元に跳ね返り、
一部は太腿から下へ伝って流れ落ち、さらに勢いを増していくのでした。。

泣き出したいくらいの恥ずかしさ・・・
それはもう、たった今ここから消えてなくなりたいくらいです。。
それでも私はそれを止めることもせず、ただ、この上なくはしたなく恥ずかしい姿を明るいライトの中に曝していました。。
その眩しさの向こうで私を見ているご主人様の視線を感じながら・・

そこから先のことは・・・思い出そうとしてもはっきりと思い出せません。
ひどく長い時間 私は放尿し続けていたのだと思います。。
でも、明確に覚えていること。 

『決して忘れられない、今までに味わったことのない恍惚とした感覚』

それが私を包み込むように湧き上がり、その中にふわふわと漂っているような、そんな感覚に浸っている自分を感じているのでした。



《容赦のない調教・その6》へ続く・・
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