臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2010年06月27日

★データーを見る目と読む目の違い★

カテゴリ：新築１戸建て住宅

凡人はどんな変化や出来事に遭遇しても将来を予測することが出来ない。せっかくのチャンスさえものに出来ないで見逃してしまうのが常だ。
しかし秀人は小さなデーターからも、日常の変化からも、将来予測を読み取っていち早くそれに対応出来る能力がある。

いま不動産業界ではアットホームの物件配付資料が激減している。　最盛期の１割とも言われている。この変化を見て何にも考えつかない営業マン、経営者がほとんどだ。　凡人の域。

しかし少数の出来る経営者は配付資料の減少は「売主物件が少なくなったこと」、「中古の仲介物件が少なくなっていること」に不動産業界の危機的状況をいち早く察知し、それに対応した営業戦略で逆に収益を拡大している。

仲介専門の会社は物件数が少なくなれば、お客様に紹介する不動産が無いわけだから業績が低迷してくるのは当たり前なのだ。

そこで低迷から脱出する経営計画として物件を仕入れ、リフォームをし再販するビジネスに特化したり、建売住宅に進出したりして、不動産の売り主として登場して収益を上げている。

自社は仕入れに特化し、販売は仲介業者に任せているから兵隊（社員）は要らない。　広告宣伝費も削減できる。　余計な店舗網も要らない。

いま中古マンションの再販業者や建売業者が優位に立って収益をどんどん伸ばしている。

この変化を読めない、対応できない不動産業者や物件購入資金が無い不動産業者は負け組みとなってどんどん市場から退場させられている。

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