臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2024年02月02日

あおぞら銀行の２８０億円もの赤字予想。責任を取って社長交代

カテゴリ：不動産コンサルティング

あおぞら銀行今年度業績予想は黒字から一転280億円の赤字転落と発表されました。責任を取って社長は交代になります。

あおぞら銀行は今年度の業績予想を２４０億円の黒字予想から一転して280億円の赤字になるという見通しを発表しました。

大幅赤字の責任を取って社長の交代もやむを得ないでしょう。

アメリカの商業用不動産向けのローン事業で損失が発生し、他に債権投資による損失も発生。
引当金を積み増したことが主な赤字要因だという。
赤字となった経営責任を取って社長も交代となるのだが！

「日本国内の低金利では銀行の収益が上がらない」そこで日本の金融機関は生き残り策として収益源を外国に求め、円安、ドル高、を利用して利ザヤを稼ごうと債券投資に傾注した結果、それが失敗する例が増えています。

さらにオフイスビルに対する融資もアメリカの金利高で損失が増え、物件価格の下落で不良債権化して問題になっているという。

あおぞら銀行だけではなく日本の銀行も沢山海外投資をしていますが、不良債権が増え経営危機に陥る銀行が出てこないとは言えない情勢になるかもしれません。

堅実を旨とする日本の銀行が、外国の企業にローンの貸し出しをして回収不能となるリスクは十分検討していたはずですが、経営判断を誤った社長の交代だけで済む問題でしょうか？

今後は物言う大株主の動向から目が離せません。

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