ナット屋3代目の想い
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
中国は以前の様に、海外市場依存で成長してきたシナリオから国内市場の成熟化に伴う内需による経済発展に大きくシフトされてきていると感じた。弊社が依存する自動車業界においては、日系の自動車メーカーも世界戦略車の横展開先の中国市場ではなく、その市場に特化した車の開発にそのコンセプトを変化させている。この数年の間に、各日系メーカーはR&Dセンターを中国に開設している。ある程度、最低の生活できる人口がその上の贅沢を求めて家電、バイクそして自動車の購入できるレベル層となってきている。そのレベル層が購入できる価格帯の車は、残念ながら日本車ではなく中国車、韓国車、中国での歴史の長いドイツ車がそのシェアを握っていた。すなわち、日本メーカーも中国国内のシェアを少しでも伸ばす場合は、大幅なコストダウンを強行せねばならず、これまでの仕様(品質、デザイン、機能等)を柔軟に見直しコストダウンの達成をさせようと動きも感じられた。ほとんど弊社の様な金属製品を日本から供給することは、コスト的には難しく、相当に精度や特殊な材料、後処理を必要とするもので無い限り、中国、台湾の同業者には勝ち目がないことはよく理解できた。しかしながら、賃金が毎年二桁上昇している中国においては、弊社のフィリピン製の製品群での勝負を挑むチャンスは、ありそうだとは感じた。(果たして、泥沼にあえて踏み込むかは思案必要だが)台湾のねじ業界においては、現在政府のメッキの規制(環境規制)に対応できずに淘汰されていく業者が相次いでいるようで、製造業者も大陸側の同業者と喧嘩して負けるようなレベルでは生き残りは困難であることを感じた。現在、台湾の同業者で元気の良い会社は、大陸にも工場を投資して資金回収→事業の高度化を図っているといえる。台湾の大きな市場である、欧州における経済の安定は彼らの収益にかなり影響をする。現在のウクライナの内乱がどう影響するのかは我々日本人以上に、繊細になっているようだ。
April 23, 2014
コメント(0)