PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
昨晩、NPOアジア金型産業フォーラムの講演会に
飛び入り参加しました。講演をされたのは、プラスチック金型
のメーカーの社長で、「日本のプラスチック金型メーカーは
生き残れるのか?」の題目でした。そのメーカーは、今年、天皇陛下
が工場見学に来られて、その時のエピソードは笑い有の雰囲気で
講演もすすんでいきました。
日本のプラ型は、かつてその「職人技」によって納期は型屋次第の
時代があったようですが、1985年のプラザ合意後の円高状況と
CAD/CAMによる技術のデジタル化によって職人技の要求度は
おち、さらにSOLID MODELという金型そのものを、
コピーできる技術の出現により、精度を要求しないものであれば
日本にださなくても機械さえあればものができるようになりました。
そうです、新興国の人達は、金型が欲しいのではなく、それで作られる
今まで自分の周りになかった文化的なものが欲しいのです。
少々金型の影響で出来栄えが悪くても文句言いませんよね。
講演も後半になり、日本で生き残っていくための条件を以下の
ようにまとめていました。
● 社員の力を結集するだけも トップの力(経営理念)
● マーケットの選定 :内需でいくのか、外需でいくのか
それによって戦略がかわる
●中核技術を担う 人材の育成 :新世代の職人を今のうちに
つくりあげる。 若手をマニュアルにはめては駄目だ!
● 協業ネットワーク :国内外の信頼できるパートーナーと
協業していくネットワークを確立する。
● 金型の設計力 :以下に無駄なく金型をつくれるか
以上、私は、自分自身の近未来の技術戦略で悩んでいましたので、
何だか、目から鱗が落ちた感じでした。
講演のまとめとして、その社長は、何とか日本で生き残って
いきたかったが、日本で作っていたらコストが合わずなんと
生産拠点を徐々に中国に移していく
年内に1万坪の工場が完成するそうです。
会場騒然となり、先程の戦略を地道にやり、日本でのコストダウン
の選択を何でしないのか!など、様々な質問が飛び交いました。
金型業界だけの話ではありませんよね。