鮭太朗のつぶやき

鮭太朗のつぶやき

2006.01.28
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ではここから、改めまして、心置きなく愚痴をw
毎月毎月、支払いの3分の1~半額~全額、ひどいときには前々月分まで未払いにしやがるお得意先(と呼ぶこと自体に最近は疑問を抱く)の個人商事会社であるB東海林が先月の請求書(ちなみに担当者は会長)に噛み付いてきた。

鮭の会社では、多くの印刷会社がそうであるように、使用後の印刷用の版を、リピートがかかる可能性のあるものに関しては、「置版」という名目で社内でお預かりしている。版には、次回の使用に備えて、印刷後に綺麗にインキを落として整面処理をする。そうしておかないと(印刷した後、インキがついたままの状態で置いておくと)次の時に版にインキが乗らなくなって、使い物にならないから。その上で預かりスペースを確保し、次回発注時に備えて配置管理をしている。

リピートがかからなければ、不要になった時点で処分するだけで、預かり賃を請求することはないのだが、リピートがかかって預かり版を使用する際には、置版使用代として、版1枚につき500円の請求をする。これはいわゆる業界の相場で、大きな機械(版)の場合は1枚1000円が相場だ。客先によっては、自社内できちんと管理を行う目的で、使用した版は毎回持ち帰っていかれるところもあって、それに関しては勿論、次回使用の際にも持ち込んでこられるわけだから、保管・管理料でもある置版使用料は発生しない。印刷後の整面作業はいわゆるサービスでやらせてもらう。逆に、展示会の案内などのように一回こっきりの印刷物の版は、指定がなければ製面はせずに処分する。

で、B東海林氏は、印刷用に必要な備品の全てを、鮭の会社に管理させている。今までの受注の種類は600を越えていて、スチールの棚ひとつ分はB東海林のフィルムで占められている。自分では一切在庫も、材料も持たない。文字通り、スルーするだけの商事会社である。が、彼はもともとは印刷屋のボンボンなのである。独立したのは確か40代後半くらい。それまでは兄弟で親の残した会社を継いでおられたが、最終的には、現場に入って職人として働いていた弟さんが工場を引き受け、もともと営業だった兄であるB東海林氏が外に出る形で暖簾が分かれたようだ。が、全く現場に無頓着だったわけではないのだ。ちうことは、リピート発注の時に置版代の請求が来るのは業界の常識として認識してるはずなんよね。

そいでさあ、初めての仕事って見積もり出すじゃん。先方の指定枚数で、例えば品質表示の下札1万枚で見積もり依頼があったとしてね、印刷の場合必ず、色合わせや、後にする加工用の予備、不測の事態(ホコリとか傷がはいっちゃったり)の事態への対処用として、予備紙が別途に必要になるんで、その分必要経費的に計上するし、実際の作業時には、その予備紙も全部印刷します。

みなさんもコピーの経験おありだと思うので感覚的にはわかってもらえると思うんですが、仮に50枚コピーをしなくちゃいけないとして、何のトラブルも起こらなければ使用する紙は50枚きっちりで済むけど、図柄のグラデーションが上手く出なかったり、途中で紙詰まりしたりでエラーが出ると、その分余計に紙が必要になるじゃないですか。それと同じで、印刷の場合、確実に定数の商品を仕上げるための、「想定内の不確実な範囲」を、予め計上しての紙発注になるんですね。だから、それこそノーミス、ノーエラーだと、当然、定数を上回る数が出来上がってくることになります。でも、正直それは不確実なもの。

で、予想よりロスがすくなかった場合に出来上がる定数以上の部分っていうのは、「棚ぼた」というか、出来ない可能性も大だけど、上手く行ったら出来る って部分なんですよね。だから、仮に初回発注1万枚の発注で、実際はほとのどノーロスで棚ぼたで2000枚とかのオマケがついてきたとしても、それはその時の「偶然の産物」ともいえるもんって認識で、コスト計算ってのは基本は定数の1万枚で割り出すのが業界の普通なんです(ランニングコストなので、初回にかかる別途費用は別に計上です)。

所が、B東海林氏の場合は、ご自分の営業方針の都合で、初回発注1万枚に対してたまたまほとんどロスなしで1万2000枚出来上がってきたとすると、それで割ってお客さんへの単価を出して、それを確定価格にしてしまわれるんですね。仮に鮭のところからの請求総額が12000円だとすると、定数の1万枚で割れば、単価は1円20銭。客先への納品は基本的には定数で問題ないわけですから、取りあえずB東海林氏が計上する利益のことは無視するとして、単価を1円20銭にしておけば、常に12000円の売り上げが確保できるじゃないですか。でも、B東海林氏の場合は、自社では一切在庫を持たないという方針から、出来た数を全部納品するのを客先に納得させるために、オマケの2000枚も入れた12000枚で割って割安にして、全数を納品するから、単価が1円×12000枚で12000円の売り上げなんです。ってことは、もしも次回にロスが出て、1万100枚しか出来なかった場合、客先への請求は10100円になっちゃうのね。つまり売り上げが1900円減ると。ひどい場合は、半分の5000枚しか作らないときでも、もう、値段がきまっているからと、10000枚制作時と同じ単価にしろとのたまう。

業界の常識からすると、定数以上の余剰出来高数に関しては、その数が毎回前後したところで、鮭の会社がペナルティを負う必要はないし、それを声高に非難される筋合いもないんです。が、B東海林氏はそうじゃない・・・。初回に12000枚出来たものは2回目以降も12000枚出来て当たり前 なんです。っていうより出来なかったら鮭んとこの責任 なんです。なぜなら、出来高枚数が減ると売り上げが減るから。先月もそれで値引きさせられたし。

勿論、競争が厳しい世界なのはわかる。総額1000円の違いで仕事が落とせないなんてざらだから。だから、出来る協力はする。他所相手なら絶対無理です っていう納期でも、なんとか間に合わせるし、そのために全部の加工先に、持って走って引き取ってまた持って走り・・・ なこともする。声を大にして言うけど、B東海林氏は、めちゃくちゃな納期であっても、製品になるまでは一切自分では動かない。まあ、商事会社だから、当たり前っちゃあ当たり前なんどろうけど、そこはそれ、人情・感情あいまってきますからね。ウチだってね、支払いさえ綺麗にしてくれたら、ギリギリのとこでの我慢もしますよ。でも、自分から安く売り込んでいってるのに、その売り上げの回収が出来へんていうのは、営業力に問題ありなんとちがうんかなあ。もしくは、客先の選択がヘタ?

話がすっかりあさってに行っちゃったけど、噛み付かれた請求書のくだりは、先に記した「置版代」です。普通は、預かり版を使用する際には置版代を請求するのですが、その昔、バブル全盛の頃はB東海林氏の仕事量は確かに今の3倍くらいあり、薄利でもグロスではそれなりの利益はあがっていたこともあって、置版代という名目の請求はしていませんでした。でも、この5年ほどは売り上げも落ちこんでるので、旨味といえるうような利益は正直ないし、逆に多額の入金遅れが発生することで、鮭の会社は資金繰りのために手形を割らなくちゃいけないことが度々あって、そのたびに割引の金利を払うわけですよ。本来なら、その原因であるB東海林氏に金利分上乗せして請求したいくらいなんですが、逆に前回より少ない数しか上がってない といわれて値引きされる始末です(T_T) そんな状況に業を煮やした会長が、本来請求してしかるべき「置版代」を、先月から、全部というわけではなく、どう考えても利益が1000円未満しかないよね な仕事に関しては計上したんです。平均2版分で1000円くらいです。

まあね、文句言われたらひっこめよか って感じではありました。
結果・・・きっちり、湯気立てて怒ってきはりましたw
なんでこんなもんつけてくんねん!俺何も聞いてへんぞ!

B東海林の仕事に関しては、昔から担当が会長なので、会長との丁々発止が(字あってる?)があったのですが、それを尻目に、鮭は心の中で言ってました。「そら、前もって言うたら、認めへんのわかってますよってに」「半分は、おっさん支払いちゃんとせえよの意味を含んだイヤミですから」と。

あんたとこの会長は女やし、ちゃんとした営業にでたこともないから、営業の世界がどんだけ厳しいもんか解かってへんから、自分とこの利益死守しようとやっきになってはるけど、営業の現場では損して受けなアカン仕事もぎょうさんあるねんで。

去年の暮れごろ、B東海林氏の口からでた言葉です。

あのね、社長。
人が何もかもお膳立てしてくれることに胡坐かいて、伝票のスルーだけで自分とこの儲け確保しようとしてるん、お宅ですやんか。客先の無理聞いてやってる って、自分を寛大なように言うてはりますけど、実際その無理押し付けられてるのウチでっせ。加工賃にしたって、やみくもに下げ下げいいはりますけど、今日びガソリン代かて上がってますねんで。お宅が気にも留めてはれへん、お宅の支払い遅れのためにウチが払わされてる金利かてこれから又上がりまっせ。仕入先に、いい品物安うであげさすつもりやったら、もうちょっと仕入先が気持ちよう仕事できるように、出来る範囲の歩み寄りぐらいしなはれ。毎週毎週馬券買う金あるんやったら、隔週に減らして、それでガソリン代賄うて、自分で加工先一箇所でも走りなはれ、それくらいのことしはったら、加工先かて自分とこの走り賃ぐらい引いてくれまっせ。

嗚呼、なんか言うだけ虚しいかも・・・






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Last updated  2006.01.29 04:47:45
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Re:愚痴りたいときもある(01/28)  
mariko0855  さん
わかるな~~~。年末に切れました。  「もう止めましょう。私が男みたいだって言われるけど,あんた女みたいだね。」中年の社長を捕まえて言いました。一言だけですが。

取引停止です。その後電話したり、低姿勢できてますが、一度切れたらおしまいです。切れないようにしましょう。切ることも必要なときもある。

訳のわからん奴がいると,蹴りたくなりません。
私はもう我侭してます。切るときはきります。 (2006.01.29 12:02:35)

Re:愚痴りたいときもある(01/28)  
たまにん  さん
切る切らん、見積金額、いろいろ考え方はあるでしょうが、もっとも大事なことは まず精算。

精算済んでから話しまひょかぁ~、ねぇ、ショージ社長。

(2006.01.29 12:13:29)

Re:愚痴りたいときもある(01/28)  
万年草  さん
去年末、金額が『えっ、本気(マジ)?』って仕事を1本断りました。私の場合、大抵相手の担当は月給もらって仕事している人だから、人件費のコスト感覚が余り無い方も多いから、決して悪い人でなくても、結構平気で冗談みたいな低金額で仕事を依頼してきます。仕事断った会社には請けられない理由を良く説明して納得してもらって、「相応の金額払える仕事が出来たらお願いします。」と言ってもらえたけど、結局、バブル崩壊以降のダンピング相場がはびこる建設業界の中には、そんないい仕事なかなか無くて、お話はその後ありません。(うちより安い所はあるだろうし)
話せば分かる人相手でもこんなだから、ふざけた野郎相手では『やんぬるかな』ですね。
『請負』(うけまけ)とはよく言ったもんです。
愚痴るくらい精神衛生上もOKですよ。(長文陳謝) (2006.01.29 14:34:31)

Re:愚痴りたいときもある(01/28)  
伝票のスルーだけで
利益を確保しようとしてる体質のB東海林ならではの
悪行の数々・・、
でもね、多分だけどね、
直りませんこの病気。
なんやかやと難癖つけて通った分が儲けって体質なんだから。
_人人人

  市 中 引 き 回 し の 上 、
     獄 門 打 ち 首 じ ゃ ! !

    ⊂^⌒^つ
    ⊂・⊃⊂・⊃  
    /( ・  ・ )
 ~(◆ つ 丿つ゛
    ∪ ̄∪
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛ ゛ ゛
(2006.01.30 00:58:37)

Re[1]:愚痴りたいときもある(01/28)  
mariko0855さん
>わかるな~~~。年末に切れました。  「もう止めましょう。私が男みたいだって言われるけど,あんた女みたいだね。」中年の社長を捕まえて言いました。一言だけですが。

>取引停止です。その後電話したり、低姿勢できてますが、一度切れたらおしまいです。切れないようにしましょう。切ることも必要なときもある。

>訳のわからん奴がいると,蹴りたくなりません。
>私はもう我侭してます。切るときはきります。
-----
男のくせに、女より肝も据わってなけりゃ、気遣いもできない男って、ホント情けねぇ って思っちゃいますね。 (2006.02.04 02:04:59)

Re[1]:愚痴りたいときもある(01/28)  
たまにんさん
>切る切らん、見積金額、いろいろ考え方はあるでしょうが、もっとも大事なことは まず精算。

>精算済んでから話しまひょかぁ~、ねぇ、ショージ社長。

今月も、支払可能な金額がわかり次第連絡くださいね とお願いしていたにもかかわらず、連絡なし。今日3日までに未入金なら6日月曜日の引き落としに足りない分の金を握り締めて(だって、鮭の給料を未払いにしてるお金なんだもーん)銀行に走る用意をしている時に、銀行から入金報告のファックスが。

先々月分の残金全額には10万足りない入金でしたが、手形落しには足りる額なので、銀行行きは中止しました。

けどさ、何で、朝のうちにでも連絡くれへんかなあ・・・ こっちはやきもきしてんのにね。
(2006.02.04 02:11:19)

Re[1]:愚痴りたいときもある(01/28)  
万年草さん
>去年末、金額が『えっ、本気(マジ)?』って仕事を1本断りました。私の場合、大抵相手の担当は月給もらって仕事している人だから、人件費のコスト感覚が余り無い方も多いから、決して悪い人でなくても、結構平気で冗談みたいな低金額で仕事を依頼してきます。仕事断った会社には請けられない理由を良く説明して納得してもらって、「相応の金額払える仕事が出来たらお願いします。」と言ってもらえたけど、結局、バブル崩壊以降のダンピング相場がはびこる建設業界の中には、そんないい仕事なかなか無くて、お話はその後ありません。(うちより安い所はあるだろうし)
>話せば分かる人相手でもこんなだから、ふざけた野郎相手では『やんぬるかな』ですね。
>『請負』(うけまけ)とはよく言ったもんです。
>愚痴るくらい精神衛生上もOKですよ。(長文陳謝)
-----
印刷業界も、ウチのような昔ながらの工場は、デジタル化にともなう工程の短縮化が進み、また、プリプレス製品の出来が数段に向上してきている波をまともに被って、海底でごろんごろんしてます(T_T)

何でも「簡単に」できると思っている、決して少なくはない素人さんたちは、デジタル化が進む製造業界の、低価格化価格競争という、ある意味しても意味のない、むしろ自分たちの首を絞めかねない競争を引き起こす多きな要因です。アナログな部分での技術を付加価値として扱わず、デジタルで妥協点の吊り上げをはかるやり方は、正直嫌いです。でも、そこに足場を持っていないと、生き残っていけないという現実があって、結構ツライです。 (2006.02.04 02:21:39)

Re[1]:愚痴りたいときもある(01/28)  
ガガ ガガガガさん
>伝票のスルーだけで
>利益を確保しようとしてる体質のB東海林ならではの
>悪行の数々・・、
>でもね、多分だけどね、
>直りませんこの病気。
>なんやかやと難癖つけて通った分が儲けって体質なんだから。
>_人人人
>)
>  市 中 引 き 回 し の 上 、
>     獄 門 打 ち 首 じ ゃ ! !

>     ⊂^⌒^つ
>    ⊂・⊃⊂・⊃  
>    /( ・  ・ )
> ~(◆ つ 丿つ゛
>    ∪ ̄∪
>゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛ ゛ ゛
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ほんまにね。
実は東海林氏、10年ほど前に、心筋梗塞で一回寿命終えかけはった人なんですよ。
その割りに、いっこも達観した部分がないのはなんでやねんやろ。鮭の知る限り、命に関わる病気しはった人って、今生きてるのはオマケの人生やねん。生かしてもろてんねん って感じで、本当に謙虚で、他人への思いやりに溢れてる人がほとんどやねんけど・・・

手ごわいぞ、B東海林! (2006.02.04 02:26:16)

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