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思いっきり投げられた節分の豆が袖の中から出てきたりして、豆まきもすぎたな~と余韻にひたっていたら、河北新聞の3日夕刊河北抄にのっていたお話が私が思っていたことそっくりだったので驚いた。
冬のストレス発散ですっきりして青鬼のやさしい気持ちを残しましょう、そしてもうすぐ春ですよ、というのだ。ホント!そのとおり!!
我が家は毎年豆まきが終わると即刻おひなさまを飾る。弟の仕事だ。今年ももちろん、一年ぶりのご対面だ。
その中に ウサギのミニミニお雛様
がある。これは12年前、入院中のとき、お見まいにいただいた。12年前だから10歳だ。お雛様をくれた友達は5歳で亡くなってしまったが、そのとき一緒に入院していたもう一人の友達の命日も2月3日だった。
毎年お雛様を出すと思いだす。そのたびに二人のことを思い出して懐かしむ。三人で励まし合って仲良く闘病した。
10歳のころの私は、いろいろやりたいことも出てきて、さあ!これから、というときにどんどん体調を崩して行った。入退院が増えた。苦しい時代だった。それから5年くらいは最も厳しい時代だった。
その間も、そのあとも、ずっとお雛様は飾っている。 私がいなくても弟がちゃんと飾ってくれていた。その写真を病室で見たものだ。
おひなさまは祖母が作った母の人形をもらった。 だからもう50歳だ 。そのわきに、色々なミニミニお雛様が少しずつ加えられて、ウサギは孫人形みたいになっている。
そうして、これからもずっと春の訪れを飾るだろう。うちの いい時代も苦しい時代も、いい思い出も、辛い思い出も静かに見守っているお雛様である。
今年の表情は、特別やさしくにっこりしているように感じます。