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黄昏の少女と人形
其の一
欠陥品。
処分品。
こいつ等はゴミだ。
存在意義も価値さえもを失った廃品だ。
ろくに動きもしない壊れかけのアイセンサーを、
必死になってこっちに向けてくる
その、使い物にならなくなった眼が訴える
助けて。
たすけて。
タスケテ。
タスケ・・・グシャッ。
気に入らないから潰した。
右手のボタンを押して、辛うじて人型を留めていた物体を圧した。
良い気味だ。
至極つまらなくて下らない仕事だけど、
この潰す時の音だけは、割と気に入っている。
情けも容赦もない。
そんなものは無用だから。
そんな余分を抱えていたら、
この仕事はたぶん出来ない。
たとえ眼前のベルトコンベアで運ばれてきた「何か」が、
かつて視たことが・触れたことが・語り合って笑いあった「何か」であっても、
僕は仕事に私情を挟まない。
ただ、ボタンを押して圧し潰すだけ。
そういえば、まだこの仕事に就いて間もなかった頃は、
まだ使い物になりそうなヤツを見つけたら隠して持ち帰って、
自分の気が済むまで犯しつくしたこともあった。
最初のうちはそれなりに楽しかった気がしないでもなかったが、
あるときからパタリとそれを止めた。
つまんなくなったのだ。
それ以来、僕の楽しみはこの音だった。
ごくたまにだけど、音声発生装置がまだ生きてる状態のヤツが運ばれてくるときもある。
その時はもっと面白い。
助けて。
やめて。
殺さないで。
あたしは欠陥品じゃない。
お願い。
お願いだから。
お願いします。
殺さないで。
ころさないで。
コロサナイデ。
助けて。
たすけて。
タスケテ。
結局皆同じだ。
最後には最高にそそる叫び声をあげて、
圧縮され存在としての形状すら失うのだ。
それは死なんかじゃない。
こいつらは、もうとっくに死んでるんだ。
だから僕が引導を渡してやってるだけ。
中には一回じゃ潰れきらずに、
二回、三回かけて潰さなきゃならないヤツもいる。
そいつ等がつぶれて行く時の苦痛に歪んだ顔を見て、
僕は不覚にも潤ってしまう。
ほら、たった今も。
やだなぁ。
仕事の時は仕事だけ。
オンとオフは、キッチリキッカリ切り替えなきゃいけないのに。
でもまぁ、いいよね。
どうせ僕はボタンを押すだけなんだし。
自分を慰めながら、廃品を処理していく。
グシャッ。
グシャッ。
グシャッ。
ほら。
お仕事は至ってスムーズで、問題なんかありません。
そういえば、こことは違う現場で新しい機械が導入されたらしい。
なんでもそれは、数千度のレーザー光で一瞬にしてゴミを蒸発させてしまうらしい。
それは、つまらないな。
存在として最期を迎えるこの愛すべきゴミ共が、
一番良い表情をするのは、やっぱ潰すときだろうから。
痛みも苦しみもない消滅は、優しすぎて僕には合いそうもない。
吐息が漏れる。
硝子に映った僕の瞳はいやらしく濡れていた。
左手の人差し指と中指が、
一番敏感な所を弄んで足先と腿と背筋に、
ゾクゾクと快楽を奔らせてゆく。
…このまま達してしまえば、
きっと僕の回路には絶頂の弾丸が撃ち込まれて、
意識を白濁とさせてしまうだろう。
でもそれじゃ仕事に支障が出る。
仕方ないから、いつも中途半端な快感に悶える。
でも今日は、一個取り出す。
僕は奪うのが好きだ。
どうしようにもなく動けない相手の、
一番イヤラシイ場所を足でグリグリと踏み拉くのが、堪らなく好きだ。
苦痛に歪む顔。
切なげに漏れる吐息。
溢れ出す濁った何か。
果ててしまった相手に覆いかぶさり、
僕の…をソレに押し付ける。
グイグイと、押し付ける。
やだ、今吐き出したばかりなのに、
もうそんなにビクビクさせるなんて。
ゴミクズの分際で、結構やらしいんだね。
そういって迎え入れる。
ふふっ、そんな貌したってダメ。
やめるわけないじゃん。
あ、でも僕よりさっさと果てたら、
間違いなく完膚なきまでに圧縮するから。
まぁ、結局潰すんだけどね。
きゃははっ。
あぅ…んっ、んあぁッ
腰の動きを速める。
僕の口からも熱い吐息が漏れる。
我慢する。
我慢する。
我慢…する。
我慢…もう、いいや。
僕は、小さく、叫んだ。
事を終えた後は早い。
ハッチを開いて、意識も虚ろなソイツを投げ込む。
停止していた機械を再始動させる。
ソレの目が、恐怖からか大きく見開く。
じゃ、バイバイ。
結構気持ち、良かったよ。
明日にはたぶん忘れちゃうけど。
天国から地獄へ。
さよーなら。
グシャッ。
それにしても、らしくない。
仕事を中断してやっちゃうなんて。
いつ以来だろうか。
そんなこと、本当にどうでもいいけど。
僕はエスだ。
だけど、本当は逆なのかもしれない。
でも自分が傷ついて壊れるのが怖いから、
この廃品共を代わりに犯して潰すんだ。
僕の時間はまだ長い。
僕が硝子のあっち側にいくまでには、
きっとあと50年はあると思う。
友達。恋人。知り合い。知らないやつ。
皆平等に壊してあげる。
僕が憧れた子や、
僕が蔑んだ奴も、
分け隔てなく潰してあげる。
だって、仕事を放棄したりしたら、
潰されちゃうのは僕の方なんだから。
だから僕を見てそんなに助けを求めないでよ。
どうせ誰も助けられないんだから。
最期を受け入れながら潰れていってくれた奴なんて一体もいない。
皆怨嗟を、絶望を残して消えてゆく。
僕の所為にしないでよ。
僕が悪いんじゃないんだから。
僕はただ、楽にしてあげてるだけじゃないか。
それなのにそんな目を向けられたら、
犯してやりたくなってもしょうがないだろ。
…気付いていた。
本当は、こんなこと望んでやってるわけじゃないって。
僕は傷つくことを、消えることを恐れてる。
だから代わりになる他の誰かを処理していくことで、
自分を守っているんだ。
でも、本当につぶれているのはこいつらじゃない。
こいつらは、僕の心の欠片なんだ。
自分が自分であるために、
余分な心を少しずつ潰していってたんだ。
だからもう何も感じない。
自己快楽だけを残して他は消えてなくなればいい。
だけど何も感じないはずの僕の頬を、
得体の知れない何かが伝ってゆく。
ソレを右手の指で拭う。
透明なはずの雫は、
どうしようもなく赫く視得た。
…僕は穢れてる。
この右手は、もう数え切れないほどの機体を葬ってきた。
赤いよぉ。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
そんな目で見つめないでよ。
だって助けて欲しいのは。
本当に助けて欲しいのは、
僕の方なんだから。
もう、いやだよ。
もう…。
白昼夢を見ていたのか。
何かの気の迷いだろう。
僕は何故か止まっていた機械を再び動かす。
ボタンを押す手に違和感を覚える。
その手には、何か赤黒い乾いたものが、貼り付いていた。
指でも切ったのだろうか。
一体、また一体と潰れてくゴミを見て今日も欲情する。
そうそう。
もっといい声で鳴いてね。
くすくす。
グシャッ。
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