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【せたな】檜山管内せたな町瀬棚区北島歌の海岸に、冬の風物詩「波の花」が押し寄せている。せっけんのように泡だった波の花からは磯の香りが漂う。時折強風で飛ばされ、数十メートル先の海岸沿いの道路へ雪のように舞い降りている。
道立中央水産試験場(後志管内余市町)によると、波の花は海中の植物プランクトンなどが荒波にもまれて泡立つ自然現象。道内では西からの強い風で海が荒れやすくなる冬季に見られるという。(地方紙より)
【斜里】かつて道内にも生息した絶滅種のニホンカワウソ。61年前、道内で最後に姿が確認されたオホーツク管内斜里町で、知床財団と町立知床博物館が、カワウソを野生によみがえらせることができるかについて調査研究している。大陸のユーラシアカワウソが同一種と確認できれば、将来的には国内に放つことも考えられるが、カワウソが暮らせる自然環境をどう取り戻すかなどについての論議も必要になってくる。
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