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ここしばらく我が家では
ルイの日常的なパニックは
夫婦共に、あまり意に介していない気がします。
ルイが癇癪を起こした時、パニックした時の泣き叫びようはすさまじく
過去には、私がルイの連日の大声での泣き叫びにつきあったら
突発性難聴になったぐらいです
パニックには、必ず理由や原因がある、と
その原因を解決してやりさえすれば
その後、同じ内容でパニックに結びつくことがないと感じ
昔はつられてイライラしていた旦那でさえ、今はクールに対応しています。
パニックして泣き叫び転がっているルイを前に
私と旦那は「何が原因だと思う」と、堂々と(?)話し合ってたりします。
で、上手く説明できそうな方が、ルイを「泣き部屋」に拉致します。
泣き部屋に場所を移動させれば
ルイはしばらく泣きわめいて転がっても、落ち着くのが早いです。
泣きが穏やかになってきたら、原因と思われる内容について
具体的に、工夫や対策、つまり解決法をルイに丁寧に教えます。
パニックした後の虚脱感か
パニックしたくない自分の気持ちからか
親の迫力からか・・・
ルイは、パニックした後は、よく話を聞いてくれます。
しっかりと、理解したことを確認した後にリビングに戻ってきて
ルイは、教わった事を実行。
もしくは、気持ちも切り替わり、家族全員が楽しく過ごすことができます。
ルイの癇癪や、パニックの原因は
意外と細かい内容が多いです。
・作業が上手くいかない(真面目すぎるゆえの自分に対する怒り・焦燥・失望)
・自分が思ったように周囲が動かない・賛同しない
そういうのが、きっかけになりますね。
なので、結果として教える内容としては・・・
セロハンテープのきちんとした使い方を教えたり
丁寧な手先の使い方の手順を教えたり
他人の心の機微を伝えて、どう全員が納得することができるかなど
細かい内容を教えて、マスターしていく感じです。
パニックを起こした時こそが
ルイに教えることができる最大のチャンスだと思って対応してます。
ルイのわがままが過ぎた時や
聞けない過剰な要求を、親が拒否した時も
もちろんルイはパニックになることがあります。
親が決めた、守らないといけない一線をルイが超えてしまい、
叱らないといけない場面は意外と多いです。
パパには大目に見てもらっていても、
私は立場上「ルイの基準」となる定規のような役割をしていて
私が叱らないと誰にでもやる、私が叱る事は、絶対ダメなんだな、という様な入り方を
ルイは自然とパターン化して身に着けます。
その例としては・・・
先日は私に「ママなんて家から出ていけ大嫌い」とかなりの暴言を吐いたので
「言った事の責任を取る」という教訓と
「言った内容を、しっかりと現実的に理解させる」ために
荒療治しました。
ママは出ていっても仕事して稼いで一人で何でもできるから、困らない。
ママが出ていた後、ルイは簡単なご飯ぐらい作れて、
幼稚園の汚れた体操服と上靴を自分で洗えないといけない。
パパは仕事で稼ぐので忙しいから、ルイは家で1人でやる仕事がたくさんできるよ。
ママが出て行ってからすぐ困るのだから、今練習しなさい。
と、泣き叫ぶルイに、上靴の洗い方を説明し、やらせ。(かなり無理やり)
でも、上靴を洗うという作業をしていると
ルイは頭が冷えてきて、真剣に洗いだしました。
「洗えた」
「うん、大丈夫、ちゃんとできた。」
「上出来じゃあ次は、お洗濯だね」
と、体操服の泥を、まず石鹸で洗って落としてから、洗濯機に。
洗濯機の使い方も説明し、やらせて。
最後に、台所に連れていき、簡単な食事を私の指示のもと、作らせました。
「ご苦労様。これでママがいなくても、何とかなるよ」と褒めると
真剣なまなざしで、私の前に来て
「ママの仕事は大変です。ルイは全部してもらってました。
酷い事を言ってごめんなさい。」と言いました。
それからは、私とルイはより仲良くなり、良い時間を過ごせました。
言葉が持つ意味を、理解してほしいのです。
私の気持ちの想像は難しくても
言った内容が、どんな結果になるかは、経験して知ってほしい。
これがお友達相手だったら、絶交して終わりかも?
社会人だったら、二度と相手から振り向いてもらえないかも。
ルイは、他人の気持ちの想像はできなくても
原因と結果がはっきりとした内容は、しっかりと記憶します。
私はルイの暴言を聞き流さない唯一の人間です。
暴力的な行為も、一切許しません。(目には目を、で即反撃します)
パパや祖父母、他人は、ルイが何を言っても何をしても
最終的に大目に見ることが多いのです。
でも、私が暴言、暴力を許すと・・・禁忌というハードルが低くなり
祖父母、パパ、周囲の人間誰にでも簡単に言う・やるようになるので
私だけはルイの暴言を許さず、暴力を許さず
きっちりと指導することにしています。
ルイがきちんと納得するまで、時間もかけます。
私が指導体制に入ると、ルイは泣き叫ぶパニックを起こしますが
パニックしたからといって、何も免除しません。
容赦しません。
パニックだから、何でしょう。
逆に、自分に、相手に真剣に向き合う良い機会です。
パニックは、やっぱり色んな意味で、ルイが大きく成長するチャンスだと思います。
例外としては・・・
外出中は、パニックさせません。
混乱したり、イライラしたり、失敗しそうな場所へ連れて行かないですし
セルフやビュッフェなど飲み物・食べ物を持って動く所は失敗危険率が高いから避ける
混んでいるスーパーでの買い物はしない(生協宅配ばかり利用)
テーブルの上に装飾品(ガラスの小瓶など)が多いカフェも避ける
など、大丈夫そうな場所であっても
危うい、と感じたら、即時撤退をモットーにしている夫婦です。
バスや電車で移動中だろうと、
特急で指定席だろうと
食事中だろうと
惜しまず、悔やまず、即時撤退。
なので、外出時のパニックはほぼありません。
本人にとって、即時撤退は残念なことでもあるので
きっと、経験を積んでいく中で
年齢と共に、ある程度ガマンと頑張りが利いているのだと思います。
私達夫婦のやることは正しいかどうかなんて、気にしていられない。
そしてルイの最後の砦が、私だ、と言う事だけはっきりしているから、
私はずっと、砦を守るだけです。
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