ピアノ調律師の日々

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2011.01.22
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先日、川崎市多摩区役所のロビーで内藤晃さんのコンサートが行なわれた。
プレイエルのピアノを会社から運ぶ事になり、調律に伺った。

ロビーはコンサートを想定して製作された訳ではないだろうが、空間が広く、石の壁の響きの魅力に包まれ、調律ができた。教会の中、お城の中の響を思い出した。

Akita Naito on Pleyel P170

コンサート会場は、お子様から高齢者まで、広い年齢層の方々200人以上の方々に埋め尽くされ、コンサートホールの中とは違う、やはり教会の中で感じるような雰囲気に満たされていた。
特に、内藤さんのピアノの響きが小さくなった時、遠くから聞こえる幼児の鳴き声と、聴衆から放たれる響きを聴きたいという意思の緊張感が重なり、独特な雰囲気を一層強くしていた。

Concert at Kawasaki-shi Tamaku

コンサート終了後、内藤さんの周りに集まった方々の表情が演奏会の成功を物語っていた。

ホールの中以外でのコンサート、特に政治を司る市庁舎の中と言うのは、人の集いを促し、意見を交換する機会を提供できる訳なので、非常に意義深い物ではないだろうか。


町作りの手段として、他の行政でもこのような場を積極的に作ってもらいたい。
共有の感動、知恵の交換が、我々を覆う閉塞感を打ち消してくれるような気がするのだが。。





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最終更新日  2011.01.23 00:07:27
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