愛 こ と ば･心 の 散 歩 路

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^-^◆　思わず にっ と笑った高齢おもしろ川柳【179】
　　　　　　　　＜可笑しくも切ない五・七・五＞

【前回】思わず にっ と笑った高齢おもしろ川柳 [178]







◇　いつもビリ　天国行きも　ビリで良し
　　　　　　　　　　　　　（男性<79歳>長崎県）





　　(*^_^*)
　　「爺ちゃん、2丁目の山田さんの所、誰か亡くなられたの？」
　　「うん、白髪のお爺さんが居たろう？あちらが亡くなられた。
　　　ワシと同級生じゃよ」
　　「そう言えば、去年亡くなられた肉屋のお爺ちゃんも、
　　　同級生って言ってなかった？」
　　「そうそう、そうじゃ、みんな早いのう。
　　　ワシゃ子供のころから、山登りも、運動会も、成績も、
　　　みんなビリじゃった。……あの世行きもビリで上等じゃ」
　　「………………」








◇　五十年　かかって鍋と　蓋が合う
　　　　　　　　　　　　（田村常三郎氏<76歳>秋田県）





　　(*^_^*)
　　「これがなっ……こうじゃろう……だからこうなるんじゃ」
　　「……なるほど……そうですねーーー」
　　「ん？ん？　今、何と言った？」
　　「えっ？……そうですねー　　って……」
　　「うーん……、反論は無いのか？？？」
　　「えっ？　別に…………どうされたんですか？」
　　「うーーーん、………金婚式の年じゃなー……(￣ー￣)」








◇　それなりの　価格で光る　骨董品 　　（大友球人氏<82>）





（*^_^*）
　　「オイ、あの壺見てみろよ。あんなガラクタ売れるんかねー」
　　「プッ、そうやなー、ゴミ箱から拾って来たんじゃないか。
　　　……ん？……オイオイ、見てみろよ……値札。値札！」
　　「おおっ！！スゲー(^_^;)　何となく艶が違うと思ってたよ」
　　「そうだな、……渋い光沢だ…………(^_^;)」



　　　　　　　　　　　　＜続く＞

『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中・下巻）』