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秋も深まりつつある晴れの風のない日は、樫の木が並ぶ散歩道に出かけると、結構な頻度でムラサキシジミ、ムラサキツバメに出会います < イロハモミジの紅葉がきれい >海岸沿いには黄色のイソギクがまだ咲いていました。この花、千葉県の犬吠埼から静岡県の御前崎にかけての海岸線と伊豆諸島に分布しているそうで、日本の固有種だそうです。 < 海岸沿いに広がるイソギク >昼近く、暖かな日差しを待ちわびたかのように、きらきらと水色、青紫色の輝きをした蝶が舞い降りてきて、樫の葉上に止まります。そんまますぐに翅を広げて日向ぼっこです。 < 翅を広げて日向ぼっこをしているムラサキシジミ > < 同じように翅を広げるムラサキツバメ >水色の斑紋があるのがムラサキシジミ、青紫色の斑紋を持ち、後翅に尾状突起をも角がムラサキツバメ。両方の蝶は、秋が深まってくると姿をよく見かけ、冬に見かけることもあります。成虫で越冬するこの蝶たちは、樫の葉上に集まって冬越しします。 < カシの木の葉上に集団をつくって冬越し > < なぜか落葉樹の葉上に集まった集団 >ムラサキツバメの越冬集団の中に、ムラサキシジミが同居していました。驚いたことに、冬には葉を落としてしまう落葉樹の葉上に集団をつくっているのを見つけました。昨年もそうでしたが、彼らはこのあとどうするのかなぁと心配になってしまします。
2025/12/08
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< 湿原(谷地)の中にずっと続く遊歩道 >都会からさほど離れていない市街地にある自然公園を訪れました。駅からわずか徒歩10分以内なのに、園内に入った途端、別世界に入り込んでしまったことで驚きます。1Km は続いているであろう湿原の中のコンクリート製の遊歩道は、どこかの高原湿原の中を行く木道のようです。この湿原(谷地)にはハンノキ林が拡がっていて、そう、ミドリシジミが住んでいるとの情報をもらい、期待して訪れました。休日でも、ここに来る人は少なく、ずっと続く公園の先にある動物園などに出かけるからなのでしょう。 < ハンノキ林の下草に舞い降りた雄のミドリシジミ > < 陽が高くなると、翅を閉じてしまいます >ハンノキ林の樹の下草に、1頭のミドリシジミが舞い降りてくれました。翅は半開でしたが、構造色の翅が見せてくれる緑色は、見る角度によって、緑から青緑色に輝いています。まさにハンノキ林の宝石ですね。クヌギやコナラが少ないせいか、他のゼフィルスに出会えませんでしたが、ミズイロオナガシジミも住んでいるようです。多い昆虫はトンボです。オオシオカラトンボとシオヤトンボがやたら多く飛んでいます。 < あちこちに飛び回っては羽を休めているオオシオカラトンボ >普段見かけるシオカラトンボより黒っぽく、翅の先端が褐色になっているので、すぐ見分けがつきます。また、シオヤトンボもよく似ていますが、全体の色合いは両者のあいだくらいで、やや青白っぽさを感じます。 < 水辺にやってきたアオスジアゲハ2頭 >ヤマサナエ、ハグロトンボも見かけます。トンボ好きにはいい場所ですね。蝶はと言えば、モンシロチョウくらいで、あまりほかの蝶を見かけません。スジグロシロチョウがいないのは、やはり都会の中だからでしょうか?静でのんびり散策できる場所として、ここはとても素敵なところでした。
2025/06/22
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しばらくぶりで書いています。秋も急に進んで、気温が低くなりました。近くを散策しながら、蝶たちの元気な姿を楽しみました。海岸沿いの散策路からは海がすぐそばで、ちょうどカワウソの大群が通り過ぎていきました。それこそ何千羽という大群が、数百メートル続いて壮観です。今年9月に見かけたクロマダラソテツシジミは、その後大発生。 結構な数が見られて、ソテツの株さえあればどこでも見られる状態でした。秋も深まり気温がていかしてくると現れる低温期型が今はメインですが、さすがに11月下旬になると、数が一気に少なくなって、ウラナミシジミばかりになっています。 クロマダラソテツシジミ クロマダラソテツシジミ(低温期型)さすがに南国生まれの蝶には、関東の冬は乗り切れません。一生懸命世代を繰り返してきたのに、寒さで世代を繰り返せないのはかわいそうな気がしますが、自然界では致し方ないことなのでしょう。この時期に姿をよく見かけるのはムラサキシジミ(ムラシさん)とムラサキツバメ(ムラツさん)です。おとなりの葛西臨海公園当たりではたくさんのムラシさん、ムラツさんを見ることができますが、ここ浦安には樫の木が多くはないし、特に海岸線ではカシは少ないため、その姿を見る機会は多くはありません。 翅表のブルーがとてもきれいなムラサキシジミそれでも午前中の晴れた日は、体を温めるために翅いっぱい広げた姿を見かけることができます。今日はムラシさんの姿もムラツさんの姿も見ることができました。あいにくと、ムラツさんの開翅姿は樹上で撮影できませんでしたが・・・ ムラサキツバメの方が見かける機会が多い。この時期は花も残り少なく、わずかなセイタカアワダチソウやセンダングサくらい。なので、蝶たちはこぞっと吸蜜に集まってくる。ウラナミシジミ、クロマダラソテツシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ(なぜかイチモンジセセリより多い)、キタテハ、キタキチョウ、そしてモンシロチョウ。 ここでは白い蝶はモンシロチョウしかいない川崎の多摩地区に住んでいた頃は、思いっきりの里山で、たくさんの蝶たちに出会えた。白い蝶の多くはスジグロシロチョウが当たり前だったのに、ここ浦安ではモンシロチョウしかいない。スジグロシロチョウは入り込めないようです。
2024/11/24
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久しぶりのブログ投稿です。春や秋の狭山丘陵は楽しみが多いのですが、真夏の狭山丘陵はどんな様子か、こちらも久しぶりに歩いてみました。 < 青空の下、雑木林はみどりがいっぱい >いきなり足元にはかわいいピンクの小さな花をつけたキツネノマゴ、青紫色の花をたくさんつけたアキノタムラソウがお出迎え。どんな季節でも様々な植物たちの営みがうれしいですね。 < 薄紫色の花をたくさんつけたアキノタムラソウ >さすがにこの時期の気温は高くて、30度を軽く超えてくると、無風状態の雑木林は木陰でもきつい。 チョウたちもおとなしげだ。ヒメキマダラセセリが草の上で休憩中。ダイミョウセセリはアキノタムラソウで吸蜜中。コミスジのスーイ、スーイと滑空する姿もちょっとだけ見られて、いかにも夏の雑木林という感がいっぱい。 < 葉上で休みヒメキマダラセセリ> < 雑木林の陽だまりによく似合うコミスジ >アブラゼミとミンミンゼミが賑やかな林の中は、たくさんの草花が咲いています。ひときわ黄色が目立つキンミズヒキの花。あたりには花数がまばらで、おしべの数も少ないヒメキンミズヒキの姿も見られます。結構な数が咲いている場所があって、なかなかいい感じです。 < キンミズヒキがたくさん咲いていました >外周路でいつけたのは水玉が逆行浴びて美しいミズタマソウ!こんなところにたくさん咲いているんだ! < 果実の周りについたトゲトゲが美しいミズタマソウ >果実の周りにたくさんのトゲトゲがついて、個々の光が当たると水玉が輝いているように見えるからミズタマソウの名があります。たくさん咲いていると、すごくきれいに輝いて見えます。炎天下で暑さに負けそうになりますが、たくさんの植物やチョウたちを確認できてよかったです。
2024/08/15
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ぽかぽか陽気に誘われて、散歩道を2時間ほど歩いてきました。紅葉は日に日にすごくきれいになり、モミジの赤やオレンジ、落葉樹の黄色の葉っぱも見事です。 < モミジの赤・オレンジがみごと > < クヌギやブナ類の黄色もきれいです >草はらに出ると、なんと・・・ホトケノザ、セイヨウタンポポやシロツメクサの花が季節を間違えてしまったのか、早くも花をいくつもつけていました。シロツメクサには、少ない蜜を求めて、モンキチョウやまだ頑張っているウラナミシジミがやってきていました。あたたかな日差しに、ここにいるとほっこりします! < ホトケノザがいくつも花を咲かせています > <背の低いたんぽぽもいくつか咲いてます。シロツメクサには蝶たちがやってきます>これから冬がやってくるのに、こんな時期に花を開いた花たちは、のり切れるのか心配です。早春の景色のようでした。樫の木が密集する場所では、この時期ならではのムラサキシジミ属の蝶たちが翅を広げて日向ぼっこをしています。 < 深い青の翅を見せてくれたムラサキシジミ > < こちらでは山茶花の葉上にブルーを輝かせていました >ムラサキシジミのほうがムラサキツバメより多いのかと思いましたが、最近はムラサキツバメの数も多くなっているかもしれません。南系のムラサキツバメは、子供のころに見ることはありませんでした。温暖化とともに北上していると聞きます。風邪の少ない晴天の散歩道は、草花や蝶たちの輝きがみごとでした。
2023/12/08
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天気が良いので葛西臨海公園に散策に出かけました。さすがに11月下旬になると、すっかり秋めいた感じがします。蝶たちの姿も少なくなりましたが、この時期になると増えてくるのがムラサキツバメとムラサキシジミ。陽だまりにそっと翅を広げて日向ぼっこしている姿に出会えます。 < ムラサキツバメ(左)とムラサキシジミ(右) >足元の花は・・・ツルソバやツワブキの花が癒してくれます。今の時期がちょうど見ごろかもしれません。 < ツルソバの花(左)とツワブキの花(右) >樹々の葉っぱも黄色やオレンジ、茶色、あかと、だいぶ色づいて、雑木林がにぎやかになりました。クヌギやナラ、マテバシイやアラカシなどのどんぐりの実もたくさん落ち葉の上に落ちています。 < モミジの色付きはいまひとつ >モミジの真っ赤な紅葉は見られず、色づいた葉っぱはわずかで、緑のままか、すでに枯れ葉状態になった部分があります。長い夏の暑さが影響しているのかもしれません。一方で、ナンキンハゼの紅葉は、今年も例年通りのようです。オレンジ色から真っ赤に色づいた葉まで、見事なグラデーションを見せてくれていました。 < きれいな紅葉を見せてくれるナンキンハゼ >紅葉もきれいですが、ススキの穂が青空を背にした逆光に輝きを見せています。いい簡易で撮れた写真を載せます。 < ススキの銀穂がみごとです! >今年の秋に見られなかった花があります。東京都の絶滅危惧種に指定され、全国でも準絶滅危惧種となっている「ウラギク」です。昨年春に、とあるかたに教えていただいて、秋に訪れた際には200mほどの範囲の中に12株のウラギクを見つけることができました。 < 海水が入り込む環境に咲くウラギク(2022年秋)>満潮時に海水につかる砂地交じりの場所でないと育ちません。直径2㎝程の可憐な花を咲かせます。どうしてそんな厳しい環境を選んだのかわかりませんが、それゆえに、すぐにでも消えてしまいそうなんです。昨年咲いていた場所に9月から数度通いましたが、とうとう1株も見つけることができませんでした。今年の異常なほどの夏の影響なのか、理由はわかりません。どうか来年はまた姿を見せてほしいと願うばかりです。
2023/11/19
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JR京葉線あるいは有楽町線の新木場駅から徒歩10分ほどにある東京都夢の島公園の中に、夢の島熱帯植物館というりっぱな植物園があります。その外観の写真を時々目にしていたので、いったいどこなんだろうと思っていました。いったことがなかったので、先週ここに出かけてみました。どうしてどうして、素晴らしい植物園でした。 < 夢の島にある夢の島熱帯植物館 >午後から天気が崩れるとの予報から、開園自国の9時半に合わせて出かけました。子供のころ、東京湾の埋め立て地(14号埋め立て地と言っていた場所)に夢の島という相性がつけられていました。ごみの埋め立て地のイメージは、今では全く見ることができません。立派な公園の中には、数々のスポーツ設備が整い、公園内も多くの緑で整備がされていました。 < かつての埋め立て地は、広大な公園施設になっています >植物園は、3つの大きなドームからなる設備で、雨でも大丈夫です。夏のこの時期に温室に出かけるなんて・・・と思うかもしれませんが、風が吹き抜ける窓が解放されていて、ドームをつなぐ他の部屋(標本など展示)は完全空調のため、かえっていい感じです。一般入場料250円ですが、65歳以上は120円とお得です。 < 最初のAドームにある滝 この裏側もあるけるようになっている >熱帯植物館というだけあって、熱帯性の植物だけが展示されています。それぞれの季節に咲く花たちがいっぱいあります。 花や植物の名前や特徴がわかるように、プレートが配置されていて、知らない名前ばかりでしたが勉強になりました。Cドームには小笠原諸島の植物が植えられていて、東京都なのに全く違う世界にあらてめて驚かされます。 < 背の高いヤシ> < 小笠原の植物 ホナガソウ >ドーム温室のほかにも学習スペースやイベントスペースがあって、今は食虫植物の特設展示がされていました。有名なモウセンゴケやハエトリグサ、ムシトリスミレなどのほかにも、知らない植物がたくさんありました。 < いかにも食虫植物という姿のサラセニアという植物 >ドームの外もハーブ園や蓮の池などがある庭園広場があります。この日は暑さのせいか、訪れる人も少なかったようで、ましては外の広場にはほぼ人がいない状態でした。 < 庭園広場のシロツメクサで吸蜜中のヤマトシジミ >のんびり過ごすにはもってこいのいい場所です。楽しい時間を過ごすことができました。
2023/09/08
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ホシザキユキノシタ・・・なんて素敵な響きのする花の名でしょう。梅雨時の時期に、筑波山の限られた場所にだけ咲くこの花は、筑波山の固有種。他のどこにも咲かない貴重な天然記念物、絶滅危惧Ⅰ類の植物です。 < 女峰山頂からの展望 遠くに富士山も >昨年の夏に登った際に、ホシザキユキノシタという花が咲くことを知りました。もちろん時期はとっくに過ぎて見ることはできなかったのですが、ぜひ見てみたいという気持ちが高まりました。それでちょうど梅雨の合間の晴れが休日というラッキーなタイミングでしたので、これは出かけるしかないと。早起きして電車とバスを乗り継ぎ、筑波山に向かいました。 < 山頂のシモツケのピンクの花に、たくさんの蝶たちがやってきました> < キアゲハもやってきました> < シモツケの花がきれいです >無理をしない登山ということで、つつじが丘からノープウエイで女峰山まであがり、双二峰の男体山まで。そこから歩いて筑波山神社まで降りるコースを選びました。 さすがに快晴の土曜日なので、大勢の登山者がいます。お目当ての花は・・・・ありました。貴重な花なので、場所を特定できませんが、結構な株数がありました。ユキノシタに特有な白く長い2つの花弁が、この花は長くなりません。 < ホシザキユキノシタの特徴的な花 > < いつまでもそっと大切にしておきたい花です >宇津木の白い花やシモツケの花には、蝶たちがたくさん吸蜜にやってきています。ヒョウモンチョウ類がいっぱいでした。ツマグロヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが多いようです。テングチョウやトラフシジミ、アオスジアゲハ、キアゲハ、カラスアゲハ、ルリシジミなど多くの蝶たちに出会えました。 < オオウラギンスジヒョウモン> < ルリシジミ >ほかにもクモキリソウに初めて出会いました。緑色の花なので目立たないのですが、よく見ると神秘的な姿をしています。 < 独特なかたちをしたクモキリソウの花 >下山ルートは男体山から御幸ヶ原コースを歩きました。筋力低下が影響してか、大腿四頭筋が悲鳴を上げてしまい、へとへとの状態で下山してきました。無事の登山を筑波神社にお礼をして、帰路につきました。 < 筑波神社に安全登山のお礼参り >ホシザキユキノシタの可憐な姿を愛でることができました。貴重な花がずっとここに咲き続けられるよう、見守りたいですね。
2023/06/18
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上野の国立科学博物館は附属施設がいくつかあって、目黒に附属自然教育園という施設があることを知りました。施設面積は約6万坪と広く、ここに1473種の植物、約2130種の昆虫、約130種の鳥類が記録されているそうです。 < 国立科学博物館 附属自然教育園の正門 >目黒の駅から徒歩で10分以内の近距離にあります。中に入るとさほど大きくない事務所建物に、園内の案内や展示コーナー、ショップなどがあります。メインは自然の遊歩道。ゆっくりと歩いて回ると1時間半ほどかかりました。大都会の真ん中に、こんな場所があるのかと驚きます。 < 見上げると、柔らかな緑の葉がいっぱい ムクロジの樹 >車の音など何も聞こえず、鳥のさえずりくらいしか聞こえません。ホトトギスの甲高い声が響いていました。5月も下旬になると、春の草花はとっくにその時期を終えており、そこに咲いていたんだろうな。時期的に春先だったら、小さな春の花たちがいっぱいに咲いているんだろうな・・・と思いました。花があったことは、葉だけになった植物には名前の札がそばに付いているので勉強になります。 < こっちはハクウンボクのみどり >見上げると、樹々の緑が柔らかで、空が透けて見えます。こころが洗われるといっていい新鮮な緑です。癒されます! < 園内の池に咲いていたアサザ >園内の池に黄色の花が咲いていました。アサザです。絶滅危惧Ⅱ類だったと思いますが、新潟の福島潟でよく見て以来です。個々では貴重な植物がそっと保護されているんですね。 < ふと見ると、葉上にキマダラセセリがとまっていました >目線を草上あたりに上げたとき、葉上にキマダラセセリがとまっていました。最近あまり出会うことが無くなった蝶です。ここでは、モンシロチョウ、ルリシジミ、ツマグロヒョウモン、カラスアゲハを見かけることができました。昆虫たちにもいい生息環境になっているようです。小さな甲虫らしき虫を、本格的なカメラセットで撮影しているかたもいました。ここはそんな都会の中のオアシスなんですね。十分楽しめました。
2023/05/24
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天気がいまいちなので、遠出を避けて近隣を散歩しました。コンクリート舗装の道路の歩道側は、刈り取られてはいても結構な草花があります。街が新しいため、多くは外から侵入してきた植物ばかりですが、それでもどうしてどうして、結構な花が咲いています。 < レモンイエーロが鮮やかなセイヨウキヤコグサ >小さなカタバミ、勢力広げているアカツメクサ(ムラサキツメクサ)、タンポポに似たブタバナ・・・そんな中で、小さいながらも明るいレモンイエローをしたミヤコグサ(セイヨウミヤコグサ)を見つけました。通勤途上で見つけて、あることは解っていても写真に納めはしていませんでしたので、今回はパチリ! < 吸蜜にやってきたモンシロチョウ > < 白花のアカツメクサ >おっと、アカツメクサにモンシロチョウが吸蜜にやってきました。そうこうしていると、濃いピンク色の花の中に、ひときわ目立つ白いヤツがいます!シロバナです。 よーむ見回すと、あたりにもチラホラ・・・中間の臼井ピンクのヤツもいて、結構面白いです。 < よく見ると、たくさんの小さな花の集合体 アレチハナガサ >草むらの中に、ちょっとだけ背伸びをして、てっぺんに青紫色の小さな花をまとったアレチハナガサを見つけました。小さなピンク色の花がいくつも集合して咲いています。どんより雲の散歩道ですが、風にあおられたチガヤの集団が、銀色の波を打っています。これはこれで結構きれいですね。 < 風になびくチガヤの波の光景 >チガヤの勢力拡大はすさまじく、これを止めるのは至難の業でしょう。他の植物への影響も懸念されますが、自然界での競合は致し方ないことかもしれません。 そうこうしているうちに雨が降りそうなので引き揚げます。
2023/05/19
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GWは大混雑が予想されるため、5連休前の5月2日を選んで高尾山に向かった。脊柱管狭窄症の術後45日、退院後1か月で高尾山に登れるとは思わなかった。100mもまっとうに歩けない状況が続いていたことを思えば、なんと素晴らしいことだろう。 <高尾山登山口 まだ混雑は少ない>京王線高尾山口を降りると、たくさんの登山者で賑わっていた。登山口のあるケーブルカーとリフト乗り場広場から右手の1号登山路に入る。いきなり登山道左側の斜面に、いくつもの春の草花が目に飛び込んできます。これは・・・ヒメミヤマスミレではないか! 葉裏が紫色をしていて、5月に咲く遅咲きのスミレ。 < ヒメミヤマスミレ この後1,4号路でたくさん見かけた >1号路はもっとの登りの急こう配がキツイルート。おまけにコンクリートの道が続くので、脚にも優しくはない。 その分は、たくさんの花たちが目を楽しませてくれる。ヒメシャガ、クサイチゴ、ホウチャクソウ、タムラソウ・・・目を上に向けるとフジの花が満開になっていた。 < あまり多くはないが、タムラソウの花もチラホラ咲いている >急登斜面が緩やかになれば、ケーブルカー、リフト終点に到着する。この先、人込みを避けて2号路を通り、4号路に入る。薬王院には寄れないルートなので失礼させていただき、比較的静かな登山道を楽しみながら登っていく。ヒメミヤマスミレがあちこちに咲いている。ほかのスミレたちはすでに季節を過ぎているが、ひとつだけ花を残したタチツボスミレを見かけた。 < やはり高尾山はスミレ ヒメミヤマスミレが多い > < りっぱなホウチャクソウも咲いている >なんとか歩けているという感は否めないのですが、慎重に慎重にゆっくり歩いていく。何人もの人に追い抜かれても、今は歩けているだけで満足。降りてきたひとに、カンアオイの花が咲いていると教えてもらった。みると、タマノカンアオイのようだ!ヒメミヤマスミレやタマノカンアオイのような絶滅が危惧される貴重な植物が高尾山には多い。そっとその場に残して、眺めるだけにしてほしいですね。 < タマノカンアオイではないか? >そうこうしているうちに、山頂に到着!すごい人!! でも山頂のご褒美は、青空の先の富士山!この雄姿をながめるのは素晴らしい。 < 富士山の雄姿を眺めると、なんだかほっとする >早お昼のおにぎりを食べ、早々に下山路へ。6号路をh下る予定でいたのだが、なんと、この時期14時までは登りの一方通行になっていた! ”え~” ざんねん。なので、外側の稲荷山コースを下ることに・・・長い階段路を降りていくのはしんどい。おまけにロングコース。花も少ない・・・淡々とくだることになった。どうにか無事に降りてこれてことに、山の神様に感謝!徐々にリハビリ登山を続けていけたらと思う。
2023/05/17
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いつもの葛西臨海公園に自転車で出かけました。ずいぶんと暖かくなったのは、風を切って進むときの冷たさが感じられなくなっていることでわかります。 < オオイヌノフグリの花がいっぱい咲き始まっています >いつのまにか季節が進み、たくさんの花が咲き始め、生物も活動を始めましたね。前回訪れたのは2月17日でしたので、2週間ぶりです。この間の季節の移動は駆け足です!草はらのオオイヌノフグリやホトケノザ、ナズナの花がたくさん咲いています。セイヨウタンポポも多くなりました。 < ミッキー顔がかわいいホトケノザ >野鳥園のマテバシイの葉影で冬越ししているムラサキツバメは、まだそのままでしたが、公園西のサザンカの群落には、ムラツさん、ムラシさん(蝶仲間ではムラサキツバメを“ムラツ”、ムラサキシジミを“ムラシ”と略して呼んでいます)が日向ぼっこやサザンカの蜜を盛んに吸っていました。気温が上がって飛び出してきたのでしょう。それぞれ2頭以上見かけています。密を吸っている時間が長いこと長いこと、10分くらい離れません。越冬時には動けないせいか、きっとおなかが空いていたのでしょう。 < サザンカの花で盛んに吸蜜中のムラツさん > < サザンカの葉上で日向ぼっこ中のムラシさん >不思議なことに、サザンカは遊歩道の反対にも同じくらいにたくさんあるのですが、なぜかこの場所にだけやってきます。 < 満開のシナマンサクの花弁が、青空に映えていました >雑木林の遊歩道には、シナマンサクの黄色い花が満開で、逆光に黄色い花弁が輝いて見えました。サンシュユも小さな花ですが、きれいです。トサミズキだと思いますが、咲き始めていました。いつの間にか春が始まっていました。 < サンシュユの黄色の花も可愛いです > < たぶんトサミズキでしょう。花がもうすぐです >
2023/03/05
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葛西臨海公園内にはたくさんの花木があり、早春の園内散歩を楽しくさせてくれます。ウメの花が咲き始めて、紅梅、白梅がそれぞれ花をいくつか咲かせていました。 < 咲き始めた紅梅 逆光でとらえると光がきらきら >また、ここにはいくつかのマンサク(シナマンサク)の樹があります。野鳥園の東側に2-3本、北側の遊歩道に1本の樹を見つけました。たぶんほかの場所にもあるのでしょうが、今日はこの2か所のマンサクを愛でてきました。 < 黄色からオレンジ色がかったシナマンサクの花 >早春の山で見かける自生のマンサクとは、ちょっと色味も濃い色ですが、マンサクです。枯れ葉が残っているのでシナマンサクだとわかります。となりの場所では、赤っぽい(というかピンク色)シナマンサクの花も咲いていました。 < 赤っぽいシナマンサクの花 >場所を変えて、北側の遊歩道を行くと、満開のロウバイのそばに一本だけですがピンク色した花を咲かせているシナマンサク(アカバナマンサク)の樹がありました。 < 青空とのコントラストが美しいアカバナマンサク >晴れ渡った透き通るような青空をバックに、マンサクの花が見事なコントラストを見せてくれています。近寄ってみると、なかなか独特な姿の花ですね! < 近寄ってよーく見ると、独特の形をした姿がよくわかります >濃い色の4枚のがく片の間に、4枚の長いリボン状の花弁がでています。不思議な構造をした、なかなかユニークな花ですね。これから季節が進むにつれて、たくさんの花たちが楽しませてくれます。忙しい季節はもうすぐです。
2023/02/18
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関東に雪が降った次の日は、ほぼ快晴になる。ということで、今朝も例外なく雲一つない快晴の青空で、これは春探しに行かなければいけないと自転車を走らせた。 < 葛西臨海公園から対岸の葛西海浜公園の西なぎさを望む >葛西臨海公園には、何度足を運んだろうか!南にある葛西海浜公園は、さすがに夏のしーずんではないので人もまばらですが、こちら側からみると、海面に太陽が反射して、きらきらと輝いています。越冬中のムラサキツバメを確認し、春の草花を探して散策です。いつもの遊歩道を行くと、昨日の雨が葉上に残って水滴を作っていました。 < 葉上にたまった水滴に太陽の光が当たって輝いています >オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウそしてセイヨウタンポポが、つぎつぎに咲き始まりました。野原が賑やかになっています。 ちょっと目には目立ちませんが、近くによって、よーく足元を見てください。 < ミッキー顔がたくさん! ホトケノザの花弁はみんな笑顔です。 > < セイヨウタンポポ > < オオイヌノフグリ >雑木林の中に入ると、常緑広葉樹以外は、まだまだ枯れ葉色です。足元の茶色の落ち葉はふかふかで、脚にやさしいです。ふと、マンサクっぽい樹木が目を引きました。枯れた葉が枝から落ちていないので、シナマンサクのようです。でも花色が黄色やオレンジ色ではなく、ピンクがかった赤っぽい色です。 < ピンク色したシナマンサク(アカバナ) > < この樹、一本しかなく、周りにはありません >低山を早春に歩いていると、よく見かけた黄色の素朴なマンサクをイメージしますが、この色は初めて見ました。ほかにも、今日は初めて見かけた花があります。 < モクセイ科の梅、「オウバイ(黄梅)」です >「オウバイ(黄梅)」です。梅といってもバラ科のウメではなく、このウメはモクセイ科の植物です。背丈も1m程度しかなく、あまり目立たないかもしれません。春がやがてやってくる。そんな気がする晴れた青空の下の散策を楽しんできました。
2023/02/11
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関東はお正月からしばらく晴天続きです。風の少ないぽかぽかの日中の陽だまりには、早くもハクモクレンの枝先に白い蕾が産毛を輝かせていました。 < 陽だまりのあたたかな場所にあるハクモクレンの枝先には蕾が >まだまだ枯れ葉色の散策路ですが、確実にやがてやってくる春を探して歩いています。お気に入りの大きなクスノキを見上げると、青空に緑の葉っぱが輝いています。 < かっこいい大きなクスノキ 堂々とした姿が気に入っています >都会に近いこの場所で毎年初めにみかけるのは、タンポポやホトケノザあたりです。そろそろ顔を見せてもいい頃じゃないかと、あたりを探し回っていると・・・ありました! 背の低いセイヨウタンポポの花が、大きな黄色を空に向けています。 < 早くも顔を出したセイヨウタンポポ ヒラタアブの仲間も >この時期は地面すれすれの背しかありません。風を避けてか、低い姿勢で咲いています。ふと見ると、ヒラタアブの仲間(ホソヒラタアブ?)でしょうか、吸蜜にやってきました。数少ない花の時期なので、彼らも必死に花の蜜探しですね。 < ヒメオドリコソウ 小さな花でも、この時期のピンク色は目立ちます >風の当たらない陽の良く当たる場所には、ヒメオドリコソウの花が早くもいくつか咲き始めています。小さな花ですが、茶色が多い中なので、ピンク色のあたたかな色はとても目立ちます。たくさんの多くの花が咲く時期になれば、こんな小さな花は気に留めな胃のでしょうが、この時期だけはスターです。まだまだ春はもう少し先という感じです。草花の季節が待ち遠しいです。
2023/01/15
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散策路のいくつかの場所に、ムラサキシジミ、ムラサキツバメが集まる場所があります。もともとは南方系の蝶だったムラサキツバメは、私が子どもの頃には見かけることはなく、2000年くらいから関東でも多くみられるようになってきました。これも温暖化の影響なのか、もうひとつは都心でのマテバシイの街路樹が増えた関係もあるとのことです。 < サザンカの花で盛んに吸蜜中のムラサキツバメ >ムラサキシジミはシラカシ、アラカシ、ムラサキツバメはマテバシイ、シリブカガシといったどんぐりの樹を食草としていますので、これらの樹が多い場所に見かけることができます。 < 翅を拡げて陽ざしを浴びているムラサキツバメ > < 葉先に静止しているムラサキシジミ >マテバシイやシラカシの葉上に集団であるまっているムラサキシジミを見つけて、時々その様子を観察しているのですが、ふと、この集団にムラサキシジミがやってきて加わりました。 < ムラサキツバメの集団に、ムラサキシジミが加わりました。左奥2頭 >普通は他の種がやってくれば追い払うのが常ですが、なぜか何事もなかったかのようにムラサキツバメは微動出せず、ムラサキシジミも仲間であるようにそっと加わりました。そのあとにもムラサキシジミが加わり、この6-7頭のムラサキツバメの集団の中には、ムラサキシジミが2頭加わりました。普通の事なのか、特別なことなのかわかりませんが、自然界には理解できないことが多いですね。越冬には集団の数が多い方がいいのかもしれません。そっと見守っていきましょう。
2023/01/15
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あけましておめでとうございます。平和で安全な世の中になることを願うばかりですね。関東の冬晴れは、雪国のかたがたには申し訳ないくらいの澄んだ青空です。風も少ない今日は、葛西臨海公園まで自転車を漕いで出かけてきました。お目当ては、先月見つけたムラサキツバメの越冬の様子がどうなっているかが気になっていたからです。< 野鳥園の中にいくつかあるセンダンの樹には白い実がたくさんついていた > < センダンの実は、薬用にも使用される >野鳥園には、大きな望遠レンズを担いだ人や、双眼鏡をもったバードウォッチャー、ランニングをしている人、散歩の人たちがたくさん訪れていました。蝶ねらいの人はどうもいなそうです。野鳥園内にあるマテバシイの樹には、よくムラサキシジミやムラサキツバメが翅を休めています。その中のひとつの大きな樹に越冬準備と思しき姿を見ていたので、この樹に越冬するんだろうと思っていたのですが、あいにくと別の樹を選んだようです。すぐ近くの小ぶりのマテバシイの葉上でした。 < マテバシイの葉上で越冬中のムラサキツバメ >公園の西側にも2か所気になる場所を見つけています。一か所は大きなクスノキのちかくにある、陽の良く当たる大きなマテバシイの樹。ここにもよくムラサキシジミとムラサキツバメが翅を広げています。今日もやってきていました。 < マテバシイの葉先で日向ぼっこのムラサキシジミ >しかし、ここも越冬場所ではなさそうです。あちこちを探してみましたが、どうもお気に入りではなさそうです。ここから少し離れた陽当たりのよいカシの樹の枝に、ムラサキツバメの越冬集団がいます。先月気つけたときには3頭集まっていただけでしたが、今日は6-7頭が集まっていました。 < 押しくらまんじゅう状態のムラサキツバメ越冬集団 >こんな小さな葉の上に、なぜ集まってしまうのか不思議です。すぐそばの葉に、1頭だけまっすぐに止まってこちらを見ているかのようです。いたずら心で、この1頭をつついてみたら、飛び立って、近くに止まるのですが、すぐにまた元の位置に戻ってにらみを利かせているかのような姿で立っています。もしかしたら越冬集団の見守り役なのかもしれませんね(笑) < おおきなクスノキの樹 緑の葉っぱを広げげています >そっと無事に越冬してくれることを願っています。ムラサキシジミの越冬はまだ見かけていないのですが、翅を拡げる姿をたくさん見かけるので、きっと近くにあるのでしょう。
2023/01/03
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冬空はたいてい青空の関東。北風が冷たいけれど、雑木林には草花たちが元気です。航空公園を散策しました。 < 園内の雑木林。枯れ葉のじゅうたんがふかふかです >園内にある蝋梅園に、早くも黄色い花がちらほら目立つようになっていました。ソシンロウバイの黄色の花が、太陽の陽ざしを浴びて輝いています。優しい春の香りが楽しいですが、ソシンロウバイにはアルカロイド系のカリカンチンという物質が含まれているんだそうです。神経系の毒なので、鳥や昆虫に捕食されることはないのでしょうね。 < 優しい香りが漂うソシンロウバイの花が咲き始まりました >青い空にとても映える濃いピンク色の花をたくさん咲かせているのはサザンカです。ここにはツバキの樹もいくつかあるのですが、圧倒的に多いのがサザンカです。八重咲の花が、逆光の青空にとても美しいコントラストを見せてくれています。 < 青空をバックに、サザンカの花がいっそう美しく見えます >足元の小さな春の花たちも、顔を出していました。いちばん早いのはホトケノザでしょうか?セイヨウタンポポも、背を低くして咲いています。おやっ、なんと枯れ葉の中に顔をのぞかせていたのは・・・タチツボスミレです! < ミッキー顔の花弁を付けたホトケノザ > < セイヨウタンポポの花が2輪、寒さに耐えて咲いていました >さすがに時期を間違えてしまったのか、色もうっすらとした水色で、落ち葉の陰からそっと顔を出して咲いていました。あたりを見渡しても、他には咲いている花が無いので、きっと開花時期を間違えてしまったのでしょう。 < 開花時期を間違えてしまったのか、タチツボスミレが一輪 >寒しとはいえ、樹々たちは早くも春の準備を始めています。白梅、紅梅、ハクモクレンなどの樹々の蕾が少しだけ膨らんできています。ボケのオレンジや白の花も、見てくださいと言わんばかりに主張していました。 < 白梅、紅梅の蕾もだんだん膨らんできました > < ハクモクレンの柔らかな筆先のような蕾 >
2023/01/01
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11月も半ばを過ぎると、一気に花の数が少なくなります。その分、樹々には赤や青、紫、黒の実をつけているのが目立ってきます。 < ヒヨドリジョウゴの赤い実 >早速見つけたのは赤い小さな実がいくつかまとまったヒヨドリジョウゴの実。夏に咲く白い独特の形状をした花からは想像つかないまあるい赤い実をつけています。ナス科の植物ですが、ソラニンというアルカロイドを含むので食べられません。 < タンキリマメの独特の実。赤いさやがはじけて黒い2つの実が現れる >つる性の植物はほかにも・・・花期はさほど目だたないけれど、秋には赤いさやが目立ち、さやがはじけると中から黒い2つのまあるい実がでてきます。 < 白っぽい実が割れると、中から赤い小さな粒が・・・ >初夏に白い五弁の花を咲かせるトベラは、海岸沿いの散歩蜜には多い植物です。この実は、白っぽい球かと思いきや、その後にはじけて中から赤い粒粒の実がたくさんつきます。この実もたべるものではないようです。赤い実が多い中で、黒っぽい紫色の丸い実がいくつも固まってついている樹があります。カクレミノという植物です。 < 葉っぱのかたちが独特なカクレミノ。実はきれいな紫色 >黄緑色の小さな花から黄緑色の実が付きますが、秋になって紫色のきれいな色に変わります。ツグミやヒヨドリの好物のようですが、実はこの樹の戦略です。この実を食べた鳥が、堅い種を未消化のままフンの中に残り、離れたところに種を運ぶという仕組みだそうです。樹々以外にも足元を探すと・・・ありました。海岸近くの地面に沿って、たくさんのアオツヅラフジの実がきれいな青色をつけています。 < おいしそうな色をしているアオツヅラフジの実 >でも、この実もアルカロイド系のトリロビンやマグノフロリという毒を含んでいます。いかにもブルーべりのような色合いで美味しそうに見えますが、絶対食べられません。 < 色づいたもみじの葉っぱ >たくさんの木の実や草の実を探しながらの散歩は楽しいですね。見上げると、もみじの葉っぱが色づいて、そらを逆光に輝いて見えました。
2022/11/19
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めっきり涼しくなって、散歩道の樹々が少しずつ秋色に変化してきました。賑やかなセミたちの声や、草はらの虫たちの音も聞こえなくなって、雑木林は寂しい季節になってきました。 < このくらい色ずいていると、空をバックにきれいです >アオツヅラフジが、青紫色のきれいな実をたくさんつけていました。このつる性の植物は、見た目と違って草本ではなく木本なんです! < アオツヅラフジの実が美しい >海岸沿いの場所でも元気に育っているんですね。近くには、黄色い小さな花穂をたくさんつけたイソギクの小群落をつくっていました。 < 日本の固有週、イソギクは、海浜植物のひとつです >イソギクは、千葉から愛知までの太平洋岸と、京都から山口までの日本海側に咲く日本の固有種だそうです。結構貴重な花なんですね。帰路途中に、弁天ふれあいの森公園という市民公園に立ち寄ってみました。田んぼや池などのビオトープも備え、約8000平方メートルと約5000平方メートルの2つの芝生広場のあるりっぱな公園です。はじめて立ち寄ったのですが、ビオトープ周辺には、多くの山野草が植栽されていて、結構楽しめます。木々の花の中に、桜の花を見つけました。 < 大阪冬桜の花 白とピンクの花がついていました > < 春咲くさくらより、花数が少なくておしとやかな感じです >「大阪冬桜」と札がついていました。その隣にも別の桜の木があります・・・・「十月桜」と書いてありました。どちらもエドヒガンとほかの桜の交雑種で、10月と3月の2季咲きの園芸品種のようです。 < こちらの木は 十月桜です。 薄ピンク色が可愛い花です >十月桜は、春の枝垂れ、エドヒガン桜に似ていますね。秋のさくらは、どことなく寂しげです。春咲く桜のような派手さはありませんが、これはこれで、とても美しいです。
2022/10/23
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葛西臨海公園のさらに南側にある葛西海浜公園は、不思議な魅力でいっぱいです。秋らしいきれいな空が広がったこの日、ぷらっと出かけてきました。海浜公園は、東なぎさと西なぎさがありますが、東なぎさは野鳥保護のために入ることができません。臨海公園から徒歩で橋(葛西渚橋)をわたって入ります。 < 西なぎさ入口付近に咲いていたハマナス >この西なぎさは、人工渚です。潮干狩りも夏の海水浴も無料で利用できる場所なので、週末にはたくさんの観光客が訪れています。はじめてここを訪れたのは今年の5月。海岸植物がたくさん咲いているのを知り、それから頻繁に通ってきています。驚いたのは、人工的に造られた島なのに、ハマヒルガオやハマボウフウがたくさん咲き、そのほかにもいくつもの海岸植物があることでした。 < ハマボウフウ:5月 > < ハマヒルガオ:5月 >普通に考えたら、人工的に造られた小さな島に、このようにたくさんの植物が生息しているなんて・・・と思ってしまいます。いやいや、きっと移植したのだろうと思っていたのです。たまたま、なぎさの管理事務所のスタッフに尋ねてみました。親切に詳しく教えてくださいました。30年ほどまえにつくられた人工渚で、荒川と江戸川からの流れが東京湾に入り込む場所で、砂が堆積するように考慮されているそうです。台風などの影響を受けて、漂着物もおおくあるとのことで、その中にたまたま植物の種が運ばれてきて、ここに定着したのでしょうとのこと。 < 西なぎさの草原。この時期は目立った花はありません >驚きです!まさかほとんどの植物が自生なんです!ハマボウフウに至っては、千葉県の絶滅危惧Ⅱ類、茨城県では準絶滅危惧になっていますので、ここにこんなにたくさん咲いているのが不思議なくらいです。この時期は目立った花もなく、殺風景な草原が拡がっていますが、足元をよく見ると、ハマボウフウやハマヒルガオが咲いていたことの証拠に、小さな葉が残っていました。来春にまたたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。 < ハマヒルガオの小葉が、あちこちに見られます >葛西臨海公園にも、もちろん同じような植物が多くみられますが、海浜植物のハマヒルガオ、ハマボウフウは、このなぎさにしかありません。 < ハマゴウの花がまだ残っていました >これからも、たぶんいくつかの植物がふえていくのかもしれませんね。わずか830mしかない人工渚ですが、ここはとても魅力的な自然いっぱいの場所なんです!
2022/10/22
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< 松の樹皮にからんだツタの葉がきれい >海岸沿いの散歩道は、まだ夏を惜しむようにわずかに残ったテッポウユリやハマゴウの花が見られますが、秋の色合いが徐々に拡がっています。 < ハマゴウやテッポウユリの花がわずかに残っています >蝶たちは、まだ元気な種類がいて、特にウラナミシジミはこの時期になると急激に数が多くなるようです。センダングサのように小さな花には、必ずといっていいほどウラナミシジミが吸蜜にやってきています。結構早く飛びますが、すぐに花に止まって、ポーズもとってくれます。 < コセンダングサにやってきたウラナミシジミ >もともとこの蝶の生息地は温暖な西日本以西です。だんだん世代を重ねて勢力を東に拡大して、秋になると関東から遠く北海道くらいまでたどり着くようです。冬には関東の勢力も越冬できません。そう、次の年にまた西からやってくるのです。 < 翅を拡げてポーズ取ってくれているようです。 >秋がきてもまだまだ頑張っている蝶は、モンシロチョウやヤマトシジミくらいでしょうか。11月くらいまでは頑張っているようです。秋は蝶や昆虫たちが少なくなっていくので寂しいですね。青い秋空ではありませんでしたが、短い季節の中で一生懸命生命活動をしている蝶たちを愛でながら、のんびりした時間を過ごしました。 < モンシロチョウもコセンダングサに吸蜜にやってきました > < おなじみのヤマトシジミも吸蜜中 >
2022/10/16
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台風15号接近の影響で、雨が続く毎日ですが、わずかの時間に前が止んで曇り空が明るくなったのを見逃さず、いつもの散歩コースを歩いてみました。 < ヒガンバナがあちこちに咲いています >今日は秋分の日=お彼岸の中日です。この時にはヒガンバナ=曼殊沙華の花がたくさん咲いています。学名はLycoris radiata(リコリス・ラジアータ)、リコリスはギリシャ神話の女神・海の精リュコーリアスから、種小名のラジアータは放射状を意味する単語で、この花の様子を表しています。細かな繊細な構造は、見事としか言いようがありませんね。 < ツバメシジミの♂(左)と♀(右)、翅の色がきれいです >雨の日が続いたため、数時間の曇りそらでも、蝶たちが一気に飛び回ります。アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、キチョウ、モンキチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、ウラギンシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、アカボシゴマダラ。今日確認できた14種です。 < ヒガンバナに吸蜜にやってきたクロアゲハ(左)とカラスアゲハ(右) >ヒガンバナには、次々と黒色アゲハがやってきます。ちょうど蝶道になっているのかもしれません。飛び古して翅がだいぶボロボロになっている個体もあれば、新鮮な美しい翅の個体もいます。実は、このあたりに昨年クロマダラソテツシジミが発生したという記録があります。もともと沖縄・八重山地方に生息するシジミチョウですが、北へ生息域を拡大をしていて、西日本の太平洋側を中心に記録が増えています。関東南部でもソテツさえあれば、その可能性が否定できないと思います。ということで、この地にあるソテツの周辺をまんべんなく探してみたのですが・・・・いませんでした。 < ソテツの若い葉をまんべんなく見回しましたが、食痕はありません >今年はいないのか、まだなのかわかりませんが、ある意味ソテツの食害を考えると、いない方が良いということもあり、複雑な気持ちです。 < シロツメクサで吸蜜するヤマトシジミ 左♀、右♂ >探しているといえば、もうひとつあります。それは在来種のシルビアシジミ。 姿かたちはヤマトシジミに極似していて、飛んでいる姿はもちろん、止まっていても翅裏の斑紋をよく確認しないと区別付きづらいです。栃木以南の本州・四国・九州に分布し、食草はミヤコグサ、シロツメクサ、ヤハズソウなので、条件的には合致しています。でも飛んでいるほぼすべてがヤマト。 < こんな花も見つけました。 ベニバナマメアサガオ >草花たちの新たな発見ももちろんですが、いるかなぁ・・・・なんて期待を込めながら蝶たちを愛でる散歩は楽しいです。
2022/09/23
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< 秋の気配を感じる海岸沿いの散歩道 >9月に入ると、どことなく秋の気配も感じます。夏の賑わいも去って、草花たちも様変わりしてきました。花数もめっきりと減って、目立つような花が少なくなりました。海岸を彩っていたハマゴウの群落も、わずかに青紫の花を残すだけになり、まあるい実を実らせています。 < 花数が少なくなったハマゴウ >ハマユウの花がひとつだけ名残惜しそうに咲いていました。雑木林では、まだアブラゼミやツクツクホウシの声が残っています。木陰はひんやり感じます。 < ハマユウの花が一株だけ残っていました >樹木にからんだつる性の植物の先端に、小さな白い花が咲いていました。ヒヨドリジョウゴの花です。つる性の草本で、ナス科の花なんです。たしかに、花はナス科なんだなって形をしています。目の高さより上に咲いていました。 < つる性の草本、ヒヨドリジョウゴの花 >草原に入ると、メドハギ、ツルマメのほかに、小さなマメ科の植物があります。よく見ると・・・アレチヌスビトハギです。可憐なピンク色のマメ科の花ですが、北米原産の自然帰化植物なんだそうです。実はこの植物には問題があります。何がいけないかというと、アレロパシー(植物が化学物質を生産・排出して、周囲の植物に多くは有害な作用を及ぼす)作用を持つんだそうです。 < この小さな花を咲かせている植物に、意外な能力が・・・ >なので、地域によっては見つけたら駆除ということになるんだそうです。「アレロパシー」などという言葉を初めて知りました。植物のもつ能力は無限大ですね。
2022/09/18
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昨日11日は「山の日」ということもあって、思い立って筑波山に登ってきました。日帰り登山なので、あまり高い山は無理です。むかし父が良く話していた筑波山のことを思い出し、Google mapを調べると、2時間程度でいけそうです。そうはいっても筑波山といえばれっきとした深田久弥の日本百名山のひとつです。唯一標高1,000m以下の百名山ですが、関東平野にぽつんと独立している立派な山です。山頂を含めて筑波山の山体の大部分は硬い「斑れい岩」と呼ばれる深成岩によって作られているそうです。難しい話はさておき、そのような成り立ちゆえ、当然多くの希少植物も存在するということになります。筑波山周辺には、絶滅危惧種や希少種に指定されている植物も多いそうです。そうとなれば、登らない理由はありません。ぜひ多くの植物を見てみたいという好奇心に駆られたというのが最大の理由です。 < 筑波山山頂(女峰山877m)に立つ >朝6時半に駅からJRに乗り、武蔵野線経由で南流山からつくばエキスプレスに乗れば、つくば駅まで行けます。つくばセンターから筑波山行きのバスに乗ったら、筑波山のふもとに着くことができました。筑波山は双二峰です。標高877mの女峰山と、標高の男体山を合わせて筑波山と称しています。女峰山へはロープウエイが、男体山へはケーブルカーが通っていて、労せずに頂上付近まで行くことができます。 < 開業57周年の記念ボールペンをいただく >さすがにこの暑さの時期には877mでは地上気温から6℃くらいしか下がりませんので、登りは無理をせずにロープウエイを使うことにしました。女体山側ふもとの「つつじケ丘」(バス終点)から出ています。片道630円の切符を買っていざ出発。改札で筑波山ロープウエイ開業記念(57周年)のボールペンをいただくことができました。開業が8月11日だそうで、その記念行事で先着500名に配布したことをあとで知りました。約6分で山頂駅に着きました。山頂駅はすでに標高840mです。すぐ北側に登山道が伸びており、あっというまに標高877mの筑波山山頂(女峰山)に上がることができました。途中にコバギボウシが多く咲いていて、うれしくなります。 < 女峰山山頂にある方位版 >山頂直下に立派な女峰山ご本殿があります。山頂は岩稜体で、数名の人たちが楽しんでいました。独立峰なので、360度の視界です。遠く富士山の姿が見えます。 < あちこちにたくさん咲いているコバギボウシ >ここから男体山に向けていったん鞍部まで下ります。登山道は前日の雨で少しぬかるんでいるところがありますが、両側には多くの草花が咲いています。シモツケソウ、コバギボウシ、ヌスビトハギ、キンポウゲ科の黄色い花、キンミズヒキ・・・ < 登山道に咲くヤマジノホトトギス >ヤマジノホトトギスの花を見つけました!今年は開花の時期が早い気がします。写真を撮っていると、登山者が声をかけてきました。”何のお花ですか?” ピント合わせに四苦八苦でしたので、受け答えが雑になっていました。申し訳ないことをしました。花が次々に登場するため、写真を撮るのに歩みを止めます。なかなか先に進めません。あまり多くはないだろうからと、一眼レフではなく、コンパクトカメラを持ってきたのですが、コンパクトカメラではなかなかうまく撮れずに時間かかってしまいます。 < 湿った岩場に多く咲くイワタバコ >ちょっと湿った岩場に咲く、人気の山野草イワタバコがいくつか咲いていました。下側に葉っぱが垂れ下がるように生えるのが特徴的です。しばらく進むと、開けた場所に出ます。双二峰の鞍部にあたります。多くの花が咲いていて、うれしくなります。ふと、ヒヨドリバナに目をやると・・・いました! アサギマダラです。のんびりとお食事中です。 < ヒヨドリバナで吸蜜中のアサギマダラ >鞍部には「コマ展望台」という建物があり、周辺にはなんと土産物店がいくつか並んでいます。さすが観光地という感じです。ここから再び登り返して男体山に登ります。エゾゼミでしょうか、独特の声が響いています。こちらも山頂(871m)には男体山のご本殿が同じようにあります。どちらにもお参りしました。 < 鞍部から男体山方面 > < 男体山からの眺め >男体山の山頂標識はなく、柵がかかった少し広めの展望場というだけですが、富士山は見えました。男体山山頂にはホシザキユキノシタという、この山にしかない植物(絶滅危惧Ⅰ)が自生しているのだそうですが、見つけられませんでした。調べたら6月頃に花をつけるようで、この時期にはもう見られないようです。付近で見つけたイワタバコのお隣に、偶然にもホシザキユキノシタと思われる株の葉っぱが写っていました(下の写真中央上部)! < イワタバコの写真にホシザキユキノシタが写っていた! >山頂を楽しんだら、下山です。広場のある御幸ヶ原に降りたら、ここから下山は歩いて下りました。最もメジャーは御幸ヶ原コースで下ります。しばらく階段状の登山道を下っていきます。何組もの登山客があがってきます。皆汗だくではあはあ言っていますので、この時期は登りは大変だとあらためてRW使ってよかったと思いました。しかし・・・長い長い下りです。それもそのはず、男体山のふもとの筑波神社の標高は305m(宮脇ケーブルカー駅)です。つまり566m下らなければならないわけです。 < ひっそり咲いていたシロバナミヤマタムラソウの花 >途中で小さな花を見つけました。どうもシロバナミヤマタムラソウのようです。一株だけ、白い可愛い花を4つほどつけていました。気が付かない場所にそっと咲いていました。ちょっと得した気分です。1時間半ほどでしょうか。ようやくケーブルカーの起点である宮脇駅に到着。無事に楽しめた筑波山に一礼です。帰りに筑波山神社にお参りして(なんと、御朱印いただき忘れたことに今気づきました。たいがいこういう場合にいただいてくるのですが・・・)、帰路につきました。 < 無事の下山を筑波山神社にお礼して・・・ >暑かった、夏は下山も甘く見てはいけない。それでも素晴らしい山でした。また春に来てみたいと思いました。(オオバギボウシ⇒コバギボウシ、ヤマホトトギス⇒ヤマジノホトトギスに修正しました)
2022/08/13
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長雨が続くと、晴れ間には一斉に蝶たちが行動します。食事や生殖活動が一気に再開するからです。今日の葛西臨海公園は、たくさんの蝶たちが舞っていました。アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、ツバメシジミ・・・ここにこんなに居るんだと、うれしくなってしまいます。種類こそ都会の普通種ですが、数が多いんです! < オニユリに吸蜜のクロアゲハ > < ヤブカラシが大好きなアオスジアゲハ >その中に、ひときわ目立った蝶がいました・・・アカボシゴマダラです。そう、人為的に1990年台に持ち込まれ、その後一気に勢力拡大してしまった特定外来生物です。見た目は美しい大型のタテハチョウです。純国産のアカボシゴマダラが沖縄には生息していますが、あいにくと関東にいる種は大陸型の亜種です。 < 葉上で翅を休めるアカボシゴマダラ >このチョウがなぜ困るのかといえば、食草であるエノキを共有するオオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウへの駆逐です。 オオムラサキの個体数が減ったともいわれています。そういえば、ゴマダラチョウも見かけることが少なくなりました。蝶には何ら責任はないのですが、本来生息していなかった地に放たれて、生息環境が適している場合、天敵が少なければ一気に勢力を拡大することができます。 かつてはモンシロチョウが侵入し、スジグロシロチョウの生息地が制限されてしまいました。ホソオチョウはジャコウアゲハと食草、環境を競合して、ジャコウアゲハの生息地に影響を及ぼしています。 < アカボシゴマダラ (ピンボケなのはご容赦ください) >モンシロチョウはまだしも、意図的に人為的に放たれた蝶は、決して望ましいものではありまsン。ただ、今はもう止めることができないほどの勢力になっています。駆除までの対象にはなっていません(捕まえたら放してはいけないことにはなっています)。埼玉を中心に関東全県、静岡県まで拡大してしまいました。この先、このチョウの分布はどうなるのでしょうか?心配は国蝶のオオムラサキの生息数にどう影響するかです。予期せぬ侵略者によってその生息環境を奪われたオオムラサキ。オオムラサキは生息環境で少なからず変異があります。羽の裏側の色は黄色から灰色までかなり変わります。(子供の頃に住んでいた川崎多摩地区のオオムラサキは黄色でした)。生息地ごとの個体は全滅したら復活しませんので、時に懸念されます。 < ツバメシジミ♂ > < アゲハ蝶の飛翔 >予期せぬ事態と言いましたが、人為的でなかったモンシロチョウが許されて、アカボシマダラは許されないというのは、なかなか難しいですね。ウイルスだっていつの間に人という生物に影響を及ぼします。もしかしたら同じように、アカボシゴマダラの侵入は、起こるべくして起きたもので、生存競争の中でやむを得ないことだったという考えもあるのかもしれません。常に自然は第三者の力によって変わっていくものなのかもしれません。そんな思いをアカボシゴマダラに寄せたくなりました。蝶好きな者にとって、このチョウを駆除する勇気はありません。
2022/07/19
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まるで夏を思わせる快晴の空の下、葛西臨海公園内をカメラもって散策してきました。海浜公園から歩いてみることにしました。晴れの日曜ということもあって、多くの家族連れが訪れています。ここ、葛西海浜公園の西なぎさは無料公開されている砂浜で、誰でも自由に立ち入ることができる、そう、潮干狩りも無料なのが魅力です。 < 潮干狩りで賑わう葛西海浜公園 >もちろん、無料なのですが、自然の状態なので、めったに多くの貝類をゲットすることはないでしょう。でも運が良ければハマグリもあるようです。制限がされていて、2.5センチ以下のアサリ、4センチ以下のハマグリは採ってはいけないと書かれています。天然の潮干狩り場であるがゆえ、生き物の生態系への影響を考える必要があるんですね。 < 西なぎさにたくさん咲いているハマボウフウの花 >ハマボウフウ、ハマヒルガオの元気な姿を眺めて臨海公園内に戻りました。園内は、木陰に入れば風が心地よいです。鳥類園の小道は、ちいさな森の中の静かな散策路です。栗の花にツマグロヒョウモンが吸蜜にやってきていました。ほかの蝶はイチモンジセセリくらいで、平地ならゼフィルスでもやってきそうなのですが・・・さすがにここでは無理ですね。 < 栗の花にやってきたメスグロヒョウモンの♂ >ブラックベリーの花はピンク色の大きめの花です。木によっては葉っぱが虫食い状態になっていて、もしかしたら虫たちには葉っぱも甘いのかもしれませんね。 < ピンク色の可愛い花を咲かせるブラックベリー >ホタルブクロがたくさん咲いていて、いつも眺めている角度からではなく、そうだ下からのぞいたらどんなだろうと思って撮ったのがこれ!さすがにキキョウ科の花だなと思う花です。 < ホタルブクロを下から眺めると・・・ >海岸植物と森の植物を同時に見られる葛西臨海公園は、結構楽しい場所です。あたらしい散策路として時々楽しんでいます。
2022/05/29
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葛西臨海公園の先(海側)に、葛西海浜公園という公園があります。海岸性植物に興味をもち、晴れた日曜にここに出かけてみました。人口渚なのですが、鳥獣保護区域で立ち入りできない10haの「東なぎさ」と、市民の憩いの場15haの「西なぎさ」があります。 < 葛西海浜公園の橋からみた東なぎさ >自転車も入れる葛西臨海公園から海浜公園には、自転車を降りて徒歩でしか端を渡ることができません。この公園、ご存じかもしれませんが2018年10月、ラムサール条約登録湿地になっています。しかも東なぎさはこの時期は潮干狩り、夏には海水浴もできるんです。そう、都内で唯一の海水浴場です。 < たくさん見かけたハマボウフウの花 >ただの人工砂浜だと思っていましたが、どうしてどうして、在来種のハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマボウフウなどがしっかり寝付いていました。もちろん、というか残念ながら不外来種のコマツヨイグサがはびこり、ハマヒルガオの生息地を侵略しつつあるようです。 < ハマヒルガオ あまり多くはないですが、それでも結構見られます >同じ東なぎさも、真ん中のロッジ風お店を境に、東側は自然いっぱいに残っていましたが、西側はハマボウフウを探してやっと一株だけ見つけたくらいになっていました。 < 東側にたくさんあるハマボウフウ >不思議なことに、なぜこの人口島にハマヒルガオやハマボウフウ、コウボウムギなど、各地の海岸に自生する植物がやってきたのでしょうか?埋めた地、人工島、人工渚ですよ!50年の月日は、人工島にも自然が根付くんですね!こうなると、このままそっと守っておきたいと思ってしまいます。
2022/05/24
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駅から自宅までの道路の片隅には、小さな草花たちが結構咲いています。アカバナ、カタバミ、ナズナ、ノゲシ、ツタバウンラン・・・花たちを愛でながら自宅に帰るのですが、ふと足元を見ると見かけたこのない青紫色の半開きの花が咲いていました。 背丈は20㎝程。なんだろう?気になってあれこれ調べてみたところ・・・どうもキキョウソウのようでした。 < 道端に咲いていた青紫の花・・・ なんだろう? >2日後、駅に向かう際に同じ場所を見たところ、花がしっかり開いていていました。確かにキキョウソウであると確信しました。キキョウソウは北アメリカ・南アメリカに自生するキキョウ科の一年生植物。日本では福島県以南に移入分布しており、道端や公園の空き地などにも群生するといいます。 茎に葉が段々重ねについていて、そこに花をつけるので別名ダンダンギキョウともよばれているそうです。とはいえ、初めてお目にかかりました。可愛い花です。 < 花弁が開くと、キキョウソウであることがわかりました >この花はそういうことで帰化植物なのですが、それほどまでに国内あちこちに拡がっていると、もはや在来種のごとく感じます。日本本土の植物(シダ類まで含む)が約4000種あるそうですが、なんとそのうち帰化植物は1200種だそうです。3割も帰化植物なんですね。
2022/05/16
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千葉の山って、歩いたことがないなぁと思い、鋸山まで足を延ばしてきました。朝晴れていた空は、内房線を南下するに従い、だんだん雲が広がってきてしまいましたが、なんとか天気は大丈夫。内房線の浜金谷の液を降りると、駅の陸橋から鋸山のギザギザが望めて、その名の由来が想像でします。房州石の産地として知られています。なかでも断崖が垂直に切り立つ「地獄のぞき」は房総半島を一望できる絶景ポイントとしてよく知られていますので、ここは見ておこうと思いながら、駅からすぐの観光案内書に立ち寄りました。昨日はたくさんの人出で、地獄のぞきは順番で列をなしていたよと教えてもらい、人気の高さを認識しました。登山届をポストに入れて、いざ出発です。 < 2つの登山コースの分岐点 真ん中の階段(関東ふれあい道)を行きます>金谷川をわたって天王神社に登山の無事をお願いし、「関東ふれあいの道コース」から登り始めました、もうひとつの「車力道コース」もありますが、どちらが花に出会える機会が多いかなと勝手な憶測でコース選択をしました。これがどうして、最初からずーっと続く長い階段です!いきなりの急登に、さすがにこれはまいるなぁと、コース選択を少し後悔はしましたが、やがて10分ほどすると景色のよい観月台という開けた場所に出ます。少し下るとあじさい広場と呼ばれる場所にはトイレもありました。遠目に黄色い花が(あとからジャケツイバラ)咲いているのが見えます。 < 目の前の大きな垂直な岸壁に圧倒されます >このあとアップダウンを繰り返しながら行くと、切り出した岸壁直下にでます。圧倒的な大きさに立ち尽くしてしまいます。 < ヤマツツジのオレンジ色が目立ちます! >登山道の足元の花は時期がずれたのか、スミレも見かけず、ちょっと寂しいばかりですが、樹木の花はいっぱいあります。ツツジ(ミツバツツジではないようです)、ヤマツツジ、ムシカリなど。白い小さ目な花をたくさんつけているのはヒメウツギのようです。 < ムシカリ(オオカメノキ)の花が満開になっています > < あちこちにヒメウツギの花がきれいに咲いていました。 >岸壁に多くの緑の葉っぱがついています。よく見ると・・・イワタバコのようでした。あいにくと花は・・・すでに終わってしまっていましたが、枯れた花がついているので、たぶんそうでしょう。 < 今年の花期はすでに過ぎていました。 イワタバコの葉っぱ >岸壁の最上部に向かう階段道を登っていくと、いよいよ稜線に出ます。そしてしばらくアップダウンを何度か繰り返し、ようやく鋸山の頂上に着くことができました! 頂上には三角点と、消えかかった鋸山山頂の立て札があります。展望の開けた側には少し小さな白い標識に「房州低名山 鋸山 329.5m」と書いてありました。その後人数が多くなってきましたので、同じ道を戻ります。 < みどりの苔むす岸壁のあいだも圧巻です >「地獄のぞき」に寄るために、日本寺内に入り(有料700円)ました。すごく大きな「百尺観音」様にお参りし、これまた長い階段道を登っていくと・・・「地獄のぞき」のある場所に出ます。たくさんの人が訪れており、さすがに20-30分ほどの街になりました。 < 有名な「地獄のぞき」 横から見ないとスケールがわかりません > < はじめてお目にかかったジャケツイバラは準絶滅危惧種 >その後、日本寺内を巡って、日本一という大仏様を拝ませていただき、帰りはさすがに階段のアップダウンで足腰にきていたため、ロープウエイを使って下ってきました。内房線の浜金谷までは徒歩でわずかです。少し小雨も振り出してしまいましたが、はじめとの千葉の山歩きを楽しみました。
2022/05/08
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久しぶりに5月の奥武蔵・丸山を散策してきました。お目当てはスミレ! アケボノスミレ、エイザンスミレ、スミレサイシン・・・個々にはたくさんのスミレが咲いていたことを思い出しました。(このブログ2010年5月1日を参照) < タチツボスミレはあちこちにいっぱい咲いています >芦ヶ久保駅を降りて、あしがくぼ果樹公園村側を通ってハイキングコースに入ります。果樹公園の急な坂道は結構こたえます!丸山登山道に入ると、景色は一気に変わって、針葉樹交じりの山林コースになります。あまり足元には花が咲いていないので、ひたすら頑張って登ります。 < きれいなアケボノスミレの花 >日向山方面にも足を延ばしたかったのですが、今日は出発が遅くなってしまったため、日向山を横目に、丸山をめざします。ようやく県民の森近くまで上がってくると、左手の武甲山の雄姿を眺めることができます。足元にはアケボノスミレがちらほら・・・ < キジムシロの鮮やかな黄色が目立ちます >キジムシロの黄色い花も目立ちます。・・・ところがです! エイザンスミレもスミレサイシンも見つかりません!時期は10年前と同じなのですが、今年は早めの春だったせいもあるのかもしれないのですが・・・そういえば、カタクリも見かけませんし、エンレイソウも見かけません。 < スミレサイシンの葉っぱ > < エイザンスミレの葉っぱ >今年は時期が遅かったようです。スミレサイシンの葉っぱも、エイザンスミレの葉っぱも、少ないですが見かけました。足の踏み場もないくらいのたくさんのスミレたちをイメージしてきただけに、ちょっと残念でした。 < ルイヨウボタンの花を見つけました >野鳥たちの森の中で、ルイヨウボタンの花が咲いているのを見つけました!いくつも株があります。明るい場所ではハルリンドウ(フデリンドウかも)も咲いています! < いくつか咲いていたハルリンドウの花 >帰りがけに、セイヨウタンポポの花にミヤマセセリの♂が吸蜜にやってきました。そういえば、このチョウも最近は少なくなっていますね。お隣の東京都では絶滅種、ここ埼玉でも準絶滅危惧種に指定されているようです。学生の頃は、いつもこの時期の雑木林には普通に飛んでいたのに・・・・そんな思いをもってこのチョウを眺めていました。 < 見かけることが少なくなったミヤマセセリ > < ミツバツツジの花は、この季節の低山歩きに必ず見かけます >時期は同じでも、こんなに花期が異なるとは思っていませんでした。自然のちからって不思議ですね。穏やかな春の低山歩きを楽しむことができました。
2022/05/05
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30年以上前に埋め立てられた土地ゆえに、自然などありえないだろうと高を括っていました。7,800haもある広大な公園です。葛西臨海水族館や大観覧車など、観光名所としても有名ですが、その東側半分は鳥類保護区。鳥類は徹底的に保護されており、公園全体は自転車も自由に入れますが、鳥類園にはペットは入れません。 < 絶滅危惧種 キンラン >たしかに30年以上まえには海でいたから、今ここにある樹木はみな当時持ち込んだものです。でも不思議なことに、今ここには東京都内で絶滅危惧種になっている植物たちが、あるんです。キンラン、ギンラン、クゲヌマラン、ウラシマソウ・・・みんな貴重な花です。ホウチャクソウ、オドリコソウも保護されています。ちょっとびっくりです。 < ホウチャクソウ >鳥類園にある大きな池は、淡水の上の池、汽水の下の池と、実に淡水もあるんです。公園の西側にも淡水の瀬があって、湿地の植物が咲いています。これからの季節は、多くの昆虫たちも賑やかになるようなので楽しみです。造られた公園というイメージを持っていたのです。確かに水族館や観覧車、いくつかある芝生の広場やコンクリート道を見ていると、都市公園の要素は否めませんが、広大な敷地の半分以上が手つかずの状態で保護されていることがうれしいですね。 < 薄ピンク色のオドリコソウ >貴重な植物は、どうやって入り込んできたのかはわかりません。いくつかは人の手で植えられたものが拡がったということは解っています。でもカントウタンポポがたくさんあったり、シロバナタンポポだって結構あります。海岸付近には海岸植物たちもちゃんとあって・・・どうしてどうしてと疑問がたくさんです。新たな散策路のひとつとしていい場所を見つけることができました。
2022/04/29
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春の晴れた日曜日ということもあって、葛西臨海公園には午前中から大勢の人が訪れていました。今日も自転車で出かけています。ディズニーランドを横目に、舞浜橋を渡れば、広大な葛西臨海公園が左手に広がっています。 < 干潮時の葛西臨海公園の海辺 >今日の干潮時刻は11時。干満差が180㎝あるので、ちょうどそのころの葛西臨海公園の海岸は、潮が引いた状態で、海の砂遊びをしている親子連れも多かった。 < 小さなマメ科植物、スズメノエンドウ >カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)ならず、小さな花はスズメノエンドウ!名前のわからない花もいくつか・・・リナリアの野生化したマツバウンランもたくさん咲いていた。 < マツバウンランはリナリアの仲間 >小さな花といえば、フラサバソウ。いっしょに並んだコメツブツメクサの黄色が、きれいなコントラストを作っていました。 < コメツブツメクサとフラサバソウ >小さな白い花は・・・オランダミミナグサと、ネバリノノミノツヅリ。ネバリノノミノツヅリという名前を初めて知りました。ちょっと見はハコベの類かなという感じでした。花びらの形が明らかに違っていたので、あとで調べたらこの花だとわかりました(ちょっとピンボケですが)。 < オランダミミナグサ> < ネバリノノミノツヅリ >初見の花たちが多かったのですが、一番驚いたのは黄色いオドリコソウがあったことです。ヨーロッパ原産の花だということで、栽培種なのですが、どうも葛西臨海公園ができたときに植えたものが、そのご広がったようです。いくつかの場所で見かけました。 < 黄色い踊り子草、ツルオドリコソウ >慣れない場所ゆえに、名前の知らない花たちが多くあります。それがとても楽しいです。この公園のどこかにあるというキンランも姿も見つけてみたいと思います。
2022/04/17
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行ってみたいと思っていた葛西臨海公園に出かけてみました。仕事の関係で住み始めた我がアパートから5Kmほどの距離なので、自転車で出かけてみました。 < 葛西臨海公園の南東側からディズニーランド方面を臨む >今住んでいる場所もそうですが、いわゆる埋立地のひとつである葛西臨海公園は、公園案内によれば。「1972年からはじまった葛西沖開発事業(1972年~2004年)による葛西沖が埋め立てられたことによって1989年(平成元)6月1日に開園した自然保護のための公園です・・・」とあります。うん?・・・埋立地なのに、自然保護のための公園・・・??? どういうこと?どんな植物が生えているんだろう・・・昆虫たちは棲める場所なんだろうか。野鳥のウォッチングセンターなどはあるので、水辺の鳥たちは多いのは知っているけど、あとは全くわかりません。 < なんと、いきなりシロバナタンポポに出会いました! >家を出て、ディズニーランドのある舞浜を通り、旧江戸川にかかる舞浜大橋を渡れば葛西臨海公園です。公園内は自転車通行はOKなので、しかもどこでも邪魔にならない場所なら停められるので、約78万平方メートルもの広大な園内を回るのには最適です。レンタルサイクルもありますが、マイ自転車での利用者がほとんどのようです。 < 意外はつづいて、今度はカントウタンポポです! >西側は葛西臨海水族館や観覧車などがあります。南側には海浜公園(この中は自転車禁止)があります。東側に鳥たちの楽園が広がっているので、こちら側には多くの植物があり、ここをめぐってみました。淡水の「上の池」、汽水の「下の池」を囲んで、4つの観察舎が配置されています。今回は鳥はさておいて、植物を探ってみました。なんと!埋立地にもかかわらず、カントウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ・・・咲いているんです! しかもここは東京都と千葉県の比較的都会にも近い場所です。カントウタンポポに至っては園内の道路を挟んでセイヨウタンポポとすみ分けていました。すごいことですね。 < カジイチゴの立派な大きさの白い花が目立ちます >どうやってこれらの在来種が入り込んできたのかはわかりませんが、うれしくなってきますね。30~40年の間に、何かのきっかけがあったのでしょう。あるいはどこかに咲いていた花の種が、風や鳥などによって運ばれてきたのかもしれません。いずれにしても、思わぬ発見に驚きでした。 < 紫色のキランソウがたくさん咲いていました! >2時間近くあちこち見て回りましたが、シジミチョウの類も見かけました。すごいのはいちばん東端まで来た時に、キランソウがたくさん咲いている場所を見つけて近づいて写真を撮ろうとした時です。どこからかやってきた大型のシジミチョウに目が留まりました。やがて近くの地面近くの葉っぱに止まり、静かに翅を広げました・・・青紫色の輝きが見えました! < どこからやってきたのだろうか・・・ムラサキシジミが日向ぼっこ >そう、ムラサキシジミです! えーっ、こんな場所にいるんだ。ブナ科のアラカシ、イチイガシ、スガジイ、時にはナラやクヌギなどを植樹としてしますので、これらが必須です。でも埋立地にはないだろうなと思っていました。ところがです。カシ類も生えていました(植樹したのでしょうが)。遠くから飛んできて、この地で居場所を見つけたのかもしれません。これもすごい発見でした。 < ちいさなキュウリグサもたくさん咲いています >自然の持つ力強さを改めて知らされました。埋立地でもわずか半世紀に満たない時間で、他の自然地に近い姿を築くことができるんですね。冒頭に書いた公園案内にある「自然保護のための公園」というのは、なんとなく理解できるように感じました。
2022/04/15
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コロナ禍で、赴任先からなかなか帰る機会が持てなかったのですが、今年はこの時期に自宅に居るので見ることができてうれしいです。自宅近くのお寺の境内に咲くエドヒガン桜が見事なのです。ちょうど運よく、この時期にはライトアップしてくれていて、鮮やかな濃いピンク色が夜空にくっきりと映えています。 < 見事なエドヒカン桜 夜桜 >お隣にはソメイヨシノの花も咲いていて、まさに桜の競演です! < ソメイヨシノは薄いピンクの色です >毎年、このソメイヨシノの幹の下方にはひこばえが出ていて、可愛い花を咲かせています。・・・ありました! 今年も可愛く咲いています。 < ひこばえのソメイヨシノの花 >ソメイヨシノは、かなりの頻度でひこばえがついているのを見かけます。上部の枝にいっぱい咲かせている花もいいのですが、ひこばえの花もいいなと思います。世の中が混乱している中で、毎年確実に桜たちはその季節を謳歌しています。穢れのない桜たちのようにありたいものです。
2022/03/28
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毎日同じようなコースを歩いていても、同じ景色、同じ花の姿はありません。一見同じようですが、草花たちは毎回違った姿を見せてくれます。凄いです!オオイヌノフグリの仲間にフラサバソウという花があります。どちらもオオバコ科クワガタソウ属の越年草。前者はなじみがありますが、後者は僕自身も今年になって知った次第です。 < 小さなフラサバソウの花 > < オオイヌノフグリは、フラサバソウより大きい >オオイヌノフグリの花の3分の1、わずか3㎜しかない大きさの花が咲きます。そんな2つの花は、同じ場所に咲いていないと思っていました。野原のあちこちにはオオイヌノフグリの花がいっぱいあります。フラサバソウは道端の端っこに時々見かけます。たまたま野原の片隅の大きな樫の木などがあって少し日陰になっている場所に、この2つの花を見つけました。驚いたことに、1mも離れない距離に、ちゃんと棲み分けしていました。下の写真がそれ! < フラサバソウとオオイヌノフグリの棲み分け: 右がフラサバソウ>植物ってすごいなと思います。それぞれ、自らの種を保存しながら世代交代していますね。近くにはホトケノザ、ヒメオドリコソウ、コハコベがたくさん咲いていました。
2022/03/10
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寒かった昨日の小雨模様の天気も、今日はうって変わって快晴の穏やかな陽ざしで、いつもの散策路をカメラもって歩いています。足元の小さな草花もにぎやかになってきました。ホトケノザ、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、コハコベ、ナズナ、タネツケバナ、ナノハナ・・・種類もだんだん多くなりました。 < ホトケノザの小さな群落は満開です >樹木の花も多くなってきました。紅、白、ピンクの梅の花は満開です。シナマンサクの花は、山に咲くマンサクよりも大きな花で、少しオレンジ色がかっています。サンシュユ(山茱萸)の黄色の花も輝いて見えます。 < 山に咲くマンサクよりも大きな花のシナマンサク > < サンシュユと呼ぶより別名ハルコガネバナと呼びたい >ウグイスカグラの花は、よく見るとヤマウグイスカグラのようです。花にうぶ毛が生えていることで区別が付くようです。 < ヤマウグイスカグラの花も咲き始まりました >たくさんの花たちを愛でながらの散策は楽しいものです。カワセミ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラさんたちにも出会いました。春は生き物たちが一斉に活発になっています。 < 芽吹き始めた野の花たち >
2022/03/09
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いつもの散策路に咲いているオオイヌノフグリのブルーの中に、ちょっと白い花があるのに気づいて、近くでよく見たら・・・白花のオオイヌノフグリ(シロバナオオイヌノフグリ)のようです!ブルーのすがすがしさの群落もいいのですが、白い花も清楚でいいですね! < 普通のブルーの花たちの中に、ひときわ目立つ白花 > < 白花のオオイヌノフグリの花 >白花が咲く花はたくさんありますが、この時期に咲くホトケノザにも白花があるそうです。見かけたことはないのでですが、探してみようと思いました。 < シナマンサクの花 >春先に山に出かけるとマンサクの花に出会います。ここでは見られないのですが、公園内にシナマンサクの木を見つけました。黄色の独特のかたちをした花をつけています。山に咲くマンサクはもっと小さな花ですが、シナマンサクはずっと大きな花です。 < コハコベの花も多くなりました >樹木の花もいいのですが、やはり足元に咲く小さな花たちが好きです。コハコベの姿を多く見かけるようになりました。これからもっとたくさんの小さな花たちがどんどん咲いてきます。あたたかな季節がもうそこまでやってきています。
2022/03/07
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都市型公園の池でもカワセミがやってくるんだ・・・「チッツー、チッツー!」と、聞き覚えのある懐かしい鳴き声が耳に飛び込んできた!高麗川近郊に住んでいた時には、カワセミは普通にいたし、ヤマセミだって時々見かけたが、ここ所沢で見かけることはないだろうなと思っていました。池の中央にある小島のような場所の木の枝で、小魚を捕まえにダイブしていました。ちょっと距離が遠かったのですが、確かにカワセミの姿でした。 < 池の小魚を見つめる♂のカワセミ >その時、こちら側の岸付近まで飛んできて近くの小枝に留まってくれました。さすがに普段は望遠レンズは持ち合わせていません。いつものお気に入りの90mmマクロは、花や昆虫の接写用です。でも、比較的近い距離なので、なんとか映るだろうと、手持ちで撮ったのがこの写真! < 羽を繕うこんな姿も・・・ >しばらくじっと湖面を覗き込んだままでいました。時々自分の羽を繕う姿も見せてくれました。ソシンロウバイの花も満開を過ぎて、花の季節はどんどん引き継がれていきます。本格的な春まではもうすぐです。トチの木の新芽が大きくなっていました。 < ソシンロウバイの花はピークを過ぎた感があります > < トチノキ(栃の木)の新芽が大きくなりました >穏やかな晴れの日の散策を楽しんでいます。
2022/02/26
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2月も下旬に入ると、梅の花はもちろん、ハクモクレンやカワズザクラの蕾も膨らんで、これから一気に多くの花が開くのが待ち遠しいです。いつもの散策路の小さな花たちがにぎやかになってきました。何気なく足元を見たら、オオイヌノフグリではない青紫色の小さな花がありました。なんだろうと、よーくみるとオオイヌノフグリよりも小ぶりで背もやや高く、株の中の花数もまばらです。調べてみたら、どうも「フラサバソウ」という花のようです。 < フラサバソウって、オオイヌノフグリの仲間なんですね >あまり見かけなかったのか、あるいはオオイヌノフグリと混同していたのかはわかりませんが、フラサバソウという花を知りました。別名をツタバイヌノフグリというそうで、どちらも外来種です。 < フラサバソウの花のアップ > < こちらはオオイヌノフグリ、花は大きめです >よく見れば、両者の違いは明らかです。花弁の大きさ、背丈、葉のかたち・・・結構違うのですね。花の名前がわかると、うれしくなります。ことしもまたひとつ新たな名前を覚えることができました。野原に、こういった春の花が咲き始めると、なぜか心もウキウキしますね。ロウバイの花から始まって、梅の花が開き、足元の小さな草花も咲き始め、間もなく春です!
2022/02/23
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セツブンソウの季節です。秩父小鹿野町両神小森堂上の自生地が有名ですが、ひょんなことから、狭山丘陵近隣でこの花が見られrという情報を入手しました。お隣り西多摩郡瑞穂町に耕心館という江戸時代の農家を洋風に改築した建物に、野草園が併設されていて、この野草園でセツブンソウが見られるというのです。それでは近いので行ってみようと出かけてきました。平日の午前中は、訪れる人はほとんどなし。ゆっくりとセツブンソウの姿を見させていただきました。 < セツブンソウが咲き誇っています >キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、日本の固有種。関東地方以西の特産で、石灰岩地を好む傾向があるそうです。環境省レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。自然の中ではないので、ちょっと残念ですが、でもこの花に出会えると嬉しいです。とっても可憐な花ですね。 < 花弁のかたちや枚数には個性があるようです > < それぞれの花たちが互いに声をかけているように見えます >ここでは、なんと100種類を超える山野草が見られるとのことで、この時期はほかに、フクジュソウ、ミツバオウレンなどの花も咲いていました。なぜか黄色のセツブンソウ(キバナノセツブンソウ)もありました!どのようにして集められたのかはわかりませんし、知らない方が良いのかもしれません。身近にたくさんの山野草の姿を見ることができるというのはうれしいです。 < フクジュソウの花も咲いていました >近場で早春の花たちを愛でていると、間もなくやってくる春の山野を早く歩き回りたくなりました。
2022/02/23
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冬でも昼間の陽だまりは、ほんの少しだけ暖かさも感じます。実際には10℃以下の気温でも、太陽の力は偉大です。 < ちっちゃなオオイヌフグリの花がいくつか開いています >風の当たらない日の当たる場所には、もうオオイヌフグリの青い小さな花がいくつか開いていて、春まだ遠いのですが、ここだけは暖かさを感じます。近くにはホトケノザのピンク色の花も咲き始まっていて、オオイヌフグリと競い合うかのようにがんばっています。 < こちらのホトケノザも、競い合って咲いています >花木の花はといえば、ほぼ満開のロウバイの花ですが、あちこちに目をやれば、ヤブツバキ、サザンカの赤い花が、落葉しない緑の葉とコントラストを付けています。この辺りではヤブツバキは少なく、ほとんどがサザンカで、時折メジロさんが吸蜜にやってきています。 < 雑木林の中で、小枝にとまったメジロさん >なかなかじっとしてくれないし、近くにやってきてはくれないので、ピントの甘い写真になっています。目の周りの白いリングが目立ちますね。最近ちょくちょく出会うのがジョウビタキさんです。ほぼ同じ時刻、同じ場所にいるのです! 思い切って近づいてみました・・・以外にも逃げずに、じっとこちらを見てくれています! < 同じ時刻、同じ場所で出会うジョウビタキさん >どうもこの辺りに住まいがあるのかもしれません。ちょうど風も当たらない静かな陽だまりで、格好の場所のようです。ハクモクレンの樹では、枝先のつぼみが大きく膨らみ、白い花はもう咲き始める準備が着々と進んでいるようです。目視でも見上げた枝先の白いふくらみがよく見えます。 < 膨らみ始めたハクモクレンの白い蕾 >春が待ち遠しいですね。今日の散策路も、多くの花木や草花に出会うことができました。
2022/01/28
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少し投稿期間を開けてしまいました。年が明けてあっという間に半月が経ってしまい、本格的な冬の季節ですが、ここ関東では晴天が続くのが冬の特徴です。 < ソシンロウバイの花が見ごろになっています >12月から咲き始めたロウバイの花が、結構咲いています。満開よりも今頃がちょうど見ごろかもしれません。枯葉色が目立つ中で、ここだけは薄黄色の花がいっぱい咲いていて、その独特の香りも漂っています。 < サザンカの花 > < ツバキの花 >この時期の樹々の花で目立つのは、サザンカとツバキ。同じようですが、葉っぱの形と葉脈の違い、花の散りかたで簡単に見分けがつきます。常緑広葉樹の樹々の間に、赤い色のこの花たちは目立ちますね。 < 開き始めた梅の花、数輪 >日中の暖かな日差しが当たる場所に、梅の花が咲き始めているのを見つけました。北風の強く吹く寒空の下でも、しっかり花の季節の先取りをしています。足元の草花たちも負けてはいません。よおーく探すと・・・・ありました、ありました。ホトケノザのピンク色と、オオイヌフグリの青い色を確認できます。 < ホトケノザとオオイヌフグリを見つけました >その近くにはなんと、セイヨウタンポポの黄色い一輪が咲いていました!背の低い株ですが、立派な一輪の花をつけています。 < たんぽぽの花を見つけました! >小鳥たちも元気です。シジュウカラは数羽の群れで行動していることが多く、あちこちで見かけます。陽だまりに1羽の小型な鳥がやってきました。結構近くによっても逃げません。 ジョウビタキの雌のようです。 < やってきたのは1羽のジョウビタキさん > < 近くによっても逃げずにたたずんでいます >白い班が目立ちます。オスはもっとオレンジ色の体ですが、この1羽は雌です。このあたりでも普通に見られるようです。しばらく離れずに被写体になってくれました。寒い日が続きますが、散策路では小さな春を見つけることができ、たくさんの草花や樹々の花、小鳥たちに出会うことができます。早く暖かな季節が来るのが待ち遠しいです。
2022/01/16
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12月も半ばとなると、紅葉もすっかりシーズンを過ぎて、散策路には落ち葉のカサコソする音が楽しい。航空公園にも、昼前後の暖かな陽だまりの頃を除くと、めっきり人出が少なくなります。 < 残った赤いモミジの一葉が、青空にまぶしい >今年は例年よりもひときわ鮮やかな姿を見せてくれたモミジも、数枚残して葉っぱを落としています。残った一葉の紅色が、モノトーンの木々と青空にひときわまぶしく見えます。桜や梅の枝には、早くも春の訪れを待ち構えているように、小さな芽が見えています。 <梅の新芽がこころなしか膨らんでいます> <桜の芽はまだこれからのようです>さすがにこの時期では草花もほとんど見られませんが、探せばまだあります。大きな木の根元に、黄色の蕾を付けたヤブタバコを見つけました。精いっぱいの太陽の光を浴びています。 < 大きな木の根元の南側で、太陽の日差しを浴びているヤブタバコ >ジシバリの黄色は、枯葉色の中で特に目立ちますね。いくつか花が咲いていました。この花も暖かな日差しをいっぱい浴びるように背伸びをしています。 < ジシバリの黄色の花が、太陽を浴びるように背伸びしています >この時期から咲き始めるのでしょうか? 蝋梅の花が、その香りとともに優しい色を見せてくれています。ソシンロウバイ(素心蝋梅)です。幹=芯も白っぽい色をしているのだそうです。素芯と書かずに素心という感じは、なんとなく素直な心という感じのする優しい花に似合うようですね。そう感じました。 < ソシンロウバイ(素心蝋梅)の優しい花 >寒空の中の散策路には、教務新しい発見がいくつもありました。 < メタセコイヤの樹林は、樹冠の色合いがとてもきれいです >
2021/12/13
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先週の晴れた日に狭山丘陵を歩いてきました。紅葉はすでに後半で、もみじたちも葉を落とし始めています。何か、まだ花が残っていないかと、あちこちを歩き回っていたら、小さな花たちに出会いました。 < 紅葉も終盤かな・・・ >登山道に入ると、足元は枯葉のじゅうたんでフカフカです。ふと足元に青紫の小さな花が目に入りました・・・アキノタムラソウのようです。ちょっとだけ花が残っていて、午前中の陽射しを浴びて結構輝いて見えました。 < アキノタムラソウが1株だけ残っていました >雑木林は、樹々が葉を落としているものが多く、明るい光が入り込んでいます。クヌギやナラの樹がたくさんあるのですが、時々木肌におがくずのような粉が吹いているものが目に入ります。「ナラ枯れ」現象のようです。ナラ類の樹幹にカシノナガキクイムシという昆虫が潜入し、ナラ菌を樹体に感染させ、菌が増殖することで、水の吸い上げる機能を阻害してナラ類の木々を枯死させるものです。 < ナラ類の樹幹にカシノナガキクイムシがあけた跡 >里山を放置しておくと、高樹齢のナラ林内に植生が繫茂してカシノナガキクイムシの繁殖に好適な環境になるといいます。だからといって高樹齢のナラ類を残して下草だけを刈り払う公園型の整備でも、カシノナガキクイムシの繁殖には好都合になってしまうのだそうです。高樹齢の木を伐採して、若齢樹林にすることで、カシノナガキクイムシの繁殖をさけることができるそうなので、雑木林の管理というのは難しいですね。 < りんどうの花がまだ残っていました! >狭山丘陵にはりんどうが咲きます。まだあるかなと、探していたら・・・ありました。山道のすぐ脇に咲いているので、通る人は気が付くでしょう。幸いに、そっと残っています。このままそっとしておきたいですよね。 < リュウノウギクも咲いていました >すぐそばではリュウノウギクが1株、1輪だけ咲いていました。狭山丘陵では多くは見かけていませんが、まだしっかりと自己主張しています。近くのイロハモミジの葉っぱが真っ赤に染まっていて、とてもきれいです。 < 今年のモミジは色合いも素敵です >今年は例年よりも紅葉がきれいな気がします。特にモミジの紅が、とてもいい色合いになっているようです。晩秋の雑木林は、歩く人も少なく、のんびりと散策を楽しめました。
2021/12/04
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「アルペンロード」・・・なんて響きのいいことでしょう!西武球場前駅からすぐの場所にある、菩提樹池保全地域にある「菩提樹池周辺緑地」(ぼだいぎいけしゅうへんりょくち)の散策路を歩いてきました。全行程は結構な距離があるのですが、そのうち歩いたのは7㎞ほどです。標高わずか150m前後の丘陵地帯で、アップダウンも100m以内と少ないため、散策にはもってこいの場所でした。 < 見上げると、青空に樹々の葉っぱが輝いています! >「菩提樹池周辺緑地」は、狭山丘陵のほぼ中央部にあって、雑木林と湧水が流れ込むため池、湿地、小川、水田などの典型的な里山の景観が楽しめます。3.4ヘクタール(内公有地1.7ヘクタール)ほどの「谷戸」で、典型的な里山の景観を維持しています。周辺には多くの動植物が確認されるなど、都市周辺に残された生物多様性に富んだ貴重な自然の宝庫になっているそうです。そう、昔の里山風景が住宅街のすぐ隣にあるのです。所沢に住んで10年以上経つのに、知りませんでした。 < クサギの濃い紫色の実も赤いガクと相まってきれいです >新潟から戻って、たまたま狭山丘陵のあちこちを歩き回っています。西武球場駅を降りて、散策路に入る場所がわからず戸惑いました。西武ドームの係員に尋ねたり、地図を頼りに何とか入り口にたどり着くことができました。「アルペンロード」と標識に書いてあります!命名もすごいなと思いました!狭山湖霊園のとなりが散策路です。そうかぁ、霊園の隣だから荒らされずに自然が残っているのかもしれないと思いました。一歩散策路に入ると、すっかり雑木林のなかの登山道に近い道が続いています。木漏れ日を浴びながら、気分爽快です!だあれもいない静かな散策です! < 森の宝石 ムラサキシジミが日向ぼっこしていました >ヤクシソウの黄色のかわいい花がたくさん咲いています。突然、小さな蝶が目の前の陽だまりに止まったかと思うと、翅を広げ始めました。濃いブルーの美しい羽根を持ったムラサキシジミです! いつもは翅を閉じてして、翅裏の褐色だけしか見せてくれませんが、気温が低いため、翅を広げて日向ぼっこのようです。それにしても美しい姿に、すっかり見とれてしまいました。まさに森の宝石ですね。菩提樹池は小さな池ですが、周辺にはたくさんの自然が残っていて、いい感じの場所でした。しばらく行くと、雑木林を抜け、田んぼと畑の風景になります。ほんとの里山風景です。 < まさかのクロコノマチョウに出会いました! >のどかな光景に、思わず気持ちが和みます。そこを過ぎると、ふたたび雑木林の中に入りますが、明るい管理された雑木林は、里山の特徴的な光景です。このまま下山口駅まで続くようですが、今日はこの辺りで引き返します。戻り路で、今度は茶色い中型の蝶が飛び出しました!もしかしたら・・・すぐ近くの場所にとまりました・・・コノマチョウでした!この蝶、僕が子供のころには関東に生息していなかった蝶です。大人になって、初めて箱根で見かけたときには驚きました。だんだんと勢力を東に伸ばし、ついには所沢まで届いたんですね。南方系の蝶の生息地拡大も、地球温暖化の影響ということなのでしょう。 < キッコウハグマの花は可憐すぎます >時期的にはピークを過ぎましたが、キッコウハグマにたくさん出会いました。そっと保存されてほしい花ですよね。結構楽しいコースで、あらためて狭山丘陵の自然の豊かさを感じることができました。
2021/11/12
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2016年10月1日のブログページのタイトルは「こんにちは新潟」でした。単身赴任でここ新潟市に来て、5年が過ぎました。来週、帰ることになりました。それで、5年前にここに来た時に最初に訪れた新潟の海=山ノ下海浜公園の海に挨拶にきました。 < 快晴の青空と新潟の砂浜 >青の日の空には白い雲があって、雲と青空と海がとってもきれいでした。今日は雲もなく快晴の青空と海です。 < 海岸の砂にひっそりと咲くハマニガナ >足元に目をやると、黄色い小さなな花が咲いていました。ハマニガナです。こんな過酷な環境にも適応して、気高く咲き誇っています。5年間の新潟生活は・・・さすがに積雪の多い年は大変でしたが、それ以外は意外と過ごしやすい気候という印象が強いです。近隣には高い山がありませんが、角田山、樋曽山、多宝山、弥彦山、国上山・・・と早春から秋まで、花いっぱいの自然を楽しませていただきました。ほんとうによいところです。来週から、地元に戻って、また新たなスタートを切ります。ありがとう・・・新潟。
2021/10/16
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新潟に来て5年が過ぎ、いよいよ関東に戻るときが来ました。ということで、帰る前にちょっとだけ足を延ばして近県の山に登ってみたいと思い、お隣の磐梯山を目指しました。この日を逃すとしばらく晴天がないということで、晴れの日曜日で混雑覚悟の登山です。 < 磐梯ゴールドラインから見上げた磐梯山の雄姿 >磐梯自動車道の磐梯河東ICを降り、磐梯山ゴールドラインを北上していくと八方台登山口Pに到着。7時半でも第一Pは満車で第二Pでもあとわずかという状況で、どうにか車を停めることができた。やっぱり日曜は混雑だよね。準備を整えて、いざ第一Pの登山口に登山届を出して出発!ブナの林道が美しい。朝陽が光の矢を投げ込んでいます! < 朝陽がブナの林に光の矢を投げ込んでいます >しばらく、r林道歩きが続くと、やがて右に折れて磐梯温泉中ノ湯跡地に到着。今は使われなった温泉宿が廃墟になってはいますが、温泉は湧き続けていました。ここから本格的な登山道に入ります。30分ほどの道のりを進むと、左手に展望が開け、吾妻山周辺の山々を見ることができます。雲海も広がっていました。 < 展望が開けて、吾妻山方面が雲海の上に顔をのぞかせていました >ちょっと一息入れて、先を急ぎます。ひたすら1時間ほど登っていくと樹々も低木となり、空の面積が多くなってきます。紅葉がきれいです。 < 木々が色づき、紅や黄色が輝いています >お花畑と弘法清水の分岐点になり、お花畑は帰りに寄ることにして、右の弘法清水に向かいます。ほどなくして水場のある弘法清水に到着。阿部小屋と弘法清水小屋の2つの小屋(といっても売店のみ)があり、広場からは櫛ケ峰の荒々しい岩肌が見え、遠くに桧原湖を望めます。ここで休憩。弘法清水小屋の上には紅葉した磐梯山のピラミダルな姿が美しく見えます。 < 弘法清水小屋と磐梯山 > < 弘法清水 冷たいおいしい水があります >多くの登山者がここでくつろいでいました。安全登山を願って鐘を鳴らし、いざ山頂を目指します。登山者が多いので、補足急な斜面は渋滞中。順番を待って山頂を目指していきます。15分ほどで、急に岩だらけの磐梯山頂上に到着。標高1816m、360度遮るものがない単独峰です。 < 磐梯明神が祭られている山頂の祠にお参り >このすがすがしい気持ちは、山頂に立った者だけにしかわからない。秋晴れの青空の元で、こんな気持ちになれることの幸せを感じている。北側は桧原湖とそのはるか向こうは飯豊連峰、右回りに吾妻連峰、安達太良山、手前に櫛ケ峰の岩峰。南側には猪苗代湖が広がりますが、ちょっと雲がかかってしまった。 < この青空がなんとも言えない・・・ >早ごはんたべて、コーヒー飲んで・・・のんびり過ごしました。人出が多くなってきたので降りることにします。 < 山頂直下で見つけた唯一のミヤマキンバイ >山頂を降りたところに、黄色い花を見つけた。ミヤマキンバイがまだ一輪だけ残っていた。誇らしげに踏まれないように咲いていた。弘法清水までのわずかな距離だが、多くの登山者が登ってきて、なかなか降りれない。さすが、秋の季節の晴天の日曜だ!歩いている時間より、交叉のために立ち止まっている時間の方が長いくらい。 < この季節はお花畑もこのとおり・・・ >お花畑分岐からお花畑に足を延ばすと・・・そりゃそうだよね。この時期は高山植物は残っていない。枯草色の世界が広がってはいたが、シーズンにはたくさんの花で彩られているんだろうなぁ。唯一、キリンソウの一株だけ花が残っていた。登山道を分岐まで引き返し、右に折れて下山を急ぐことに。どんどん多くの登山者たちが登ってくる。それにしてもすごい人だ。頂上が満杯になってしまうのではと心配になるほど多い。 < きれいに色づいた葉 >結局、下山時間は登りの時間よりも多くかかってしまいました。さすがにこのシーズンは多くの登山者が登るんだと、あらためて思った。快晴の青空の元の無事の登山を満喫できたことに感謝。
2021/10/13
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< 西蒲三山の雄姿 今日のお目当ては角田山 >カクダアザミ・・・ナンブアザミ節ーアシノクラアザミ亜節のアザミです。角田山が基準産地で、角田山・弥彦山山系だけに咲く固有種。いわばここでしか見られないアザミということで、これを見るのが今日のメインメニュー。台風一過の晴れの空のもと、いつもの灯台コースから登り始めました。何度登っても、この取っ付きの急登はキツいです。 < ヤクシソウは11枚の花弁 > < ヤマハギの花にモンキチョウが吸蜜 >急登を和らげてくれるのは、左右に咲く花たちです。すっかり夏から秋の花に変わっています。岩場の花はもう残っていません。梨木平までがひと仕事。ここを過ぎると、緩い登りになってほっとします。ここで小休止を入れます。登山道の周りには、テンニンソウの花が咲き始めていました。 < 登山道の横には、たくさんのテンニンンソウが咲き始めています > < テンニンソウ これでもシソ科の仲間だそうです >アザミに似た花はこの時期いくつか咲いています。ノアザミ、タムラソウ、トウヒレン(ホクロクトウヒレン)・・・そしてお目当てのカクダアザミです。昨年、偶然見つけたアザミが、どうものアザミなどとは明らかに異なり、調べてみると角田山に咲くカクダアザミだとわかりました。 < 角田山の固有種 カクダアザミ > < カクダアザミの蕾 葉っぱにも特徴が >花は下向きに咲いて、総苞が反り返るのが特徴。葉っぱにも特徴があって、すぐにその違いは判ります。去年は気にしなかったのですが、今回気に留めていると、案外普通にたくさん見かける事ができました。時期的にはもう少し後の方が花が多いかも。 < すぐそばにはこちらも珍しいホクロクトウヒレンの花が >ふと隣の株をみると・・・そこにはホクロクトウヒレンも咲いていました。これもあまり多くはないそうです。今日は貴重な花を見ることができました。角田山の魅力は尽きないです。楽しい山歩きができたことに感謝です。 < トリカブトも咲いていました! >
2021/09/20
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今年3回目のたきがしら湿原を散策。9月に入ると、湿原は夏の賑わいからすっかり落ち着いた雰囲気になり、花たちもどことなく寂しさを感じさせます。晴れ、気温20度と、今日は歩くにはちょうどよい気候です。 < 夏の賑わいも過ぎて、静かな雰囲気のたきがしら湿原 >前回はヒメサユリ咲く6月、その前は雪解け直後の5月でした。すっかり夏の花が終わって、残された花は少なかったのですが、もう一度訪れておきたかったのです。 < 紫色がさわやか・・・サワギキョウの花 >いつものように、湿原内を歩く前に周囲の登山道を歩き(今日は約4Kmのカモシカ歩道)、ブナの緑と空の青を満喫しました。湿原内ではサワギキョウ、コバギボウシ、コウホネなどの花々が目と気持ちを豊かにしてくれます。 < 最盛期は過ぎた感はあるコバギボウシの花 >初秋の湿原内は青系の花が多いようです。なので、水面のコウホネの黄色が目立ちます。赤とんぼやヒョウモンチョウの類がたくさん舞っています。初めてシラヒゲソウという花に会えました。とてもユニークな花です。 < ユニークな姿のシラヒゲソウ >おしべが3つに分かれて、先端に黄色の玉がついてます。葉っぱは、まあるく茎を取り巻くようについています。あちこちで絶滅危惧類になっているようです。ここでもたくさん咲いているわけでなく、そっと残しておきたいですね。 < 青空は秋っぽい空です! >アカバナ、オモダカ、ゲンノショウコ、ツリフネソウ、ヒメシロネなどの小さな花たちも、目を楽しませてくれました。初秋のたきがしら湿原は、人手も少なく、のんびり歩きを楽しめました。
2021/09/12
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