奇改屋のチラ裏雑記

2017年08月27日
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カテゴリ: 映画鑑賞


キミにとって、生きるってどういうこと?
誰かと心を通わせること。
誰かを認める、好きになる、
嫌いになる、すれ違う、ハグする。
自分1人じゃ生きてるって分からない、
だからこうしてキミといられてよかった。
君といれる日常が私にとっての宝物なんだ。


死を間近にして、
こんなコトを答えられる人はいないだろうけど、
ヒロインの母が言う「しっかり生きる」ってのは、
こういうことだと思う。残念ながら自分にはできない。。


仲良し君は、言いました。
白状すると、僕は君になりたい。
人を認められる人間に、人に認められる人間に。
だからこの1日を、この瞬間を大切にしなきゃいけない。

自分のコトをいうと、最早、褒められたいとか、
認められたいとかは皆無なんだけど、
一日を大切に生きねば、ってのは感じる。
年を経るということは、残りが少なくなるということで、
ヒロインの言う、

アタシも君も1日の価値は一緒だよ。
ってのは、実はそうで結局彼女は、、
それを証明してしまったのだけど。。
なかなか、そう考えるってのは難しい。

”ずっと続くと甘えていた” ってのは、
誰しも思ってしまうことなんです。


奇しくも、このチラ裏日記のサブタイトルは、
Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は残された日々の最初の一日
ある種、人生なんてただの時間だなんてヒネてしまって、
どう生きるかなんて考えていなくて、、
取り返せない時間をただ消費している。。
時折、こういう作品にふれて軌道修正しなければならない。


昨日の記事で、監督が云々を書いたけれど、
それは映画という短い尺で、原作を編集している、
つまり改良しているのだ、
最大なのは、原作には12年後は描かれていない。
小栗旬も北川景子もいないわけです。
結婚式も手紙もないのです。
手紙は、原作では「共病文庫」に書かれてて、
そのまま、恭子ちゃんにボクが渡すのです。
監督の「12年後」は、本当にセンスが良くて、
傑作である原作に、素材を壊さず素敵な味付けをした。


映画に取入れてもよかったかなと思える、
「共病文庫」が「闘病文庫」でない理由。
入れるタイミングが難しいってのはあるけど。

病気になったって分かってから色んなことを考えたんだけど。
その一つとして、病気になった自分の運命を恨まないって、
決めたっていうのがある。
だから、闘病じゃなくて共病文庫っていう名前にした。

こんな聖人みたいなコト普通は考えられないかもね。

一番の伏線の回収、衝撃的な最期のくだん。。
創造主である原作者は、インパクトをあたえながら、
主人公の「ボク」を少しだけ救った。。
映像では、サラッとあえてさせて、衝撃を和らげている。
若干の後味の悪さは残るが、これ以上はない。
ココも監督の上手さなのかもしれないね、

この映画、予告をを見て最初は観ると決めたけど、
中身は、陳腐になっているのでは?と勝手に思い、
観るのがこんなに遅れてしまった。。
原作が小説の良いトコ取りとも思えるが、
とても練られており感動をさそう。
監督の味付けが素晴らしく、映像もきれいだ。
そしてヒロインの浜辺美波の演技が素晴らしかった。
仲良し君の「ボク」もよかったなあ。
ちなみに、監督は原作と違って周り(親とか先生)を、
極力描かないようにしている。
他人を遠ざけて生きて来た「ボク」の視点ともいえる。
やっぱり映画は、監督ですなあ。
映画独自のサプライズは感動を引上げでるもの。
書くの忘れてたケド、12年後のツナギ役として、
図書委員の栗山君もよかったし、
何度もガムをくれるクラスメイトも、
12年後のサプライズはよかったなあ。

この作品、本当に見逃さないでよかった。





君の膵臓をたべたい(上) [ 桐原 いづみ ]





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最終更新日  2017年08月28日 22時17分29秒
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