奇改屋のチラ裏雑記

2017年08月27日
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カテゴリ: 映画鑑賞

昨日から「キミスイ」でヤラれて、、
さらに深く抉るために、
「湯を沸かすほどの熱い愛」を観た。
昨年数々の映画賞を受賞した映画だ。


物語
夫の一浩とともに銭湯を営んでいた双葉は、他ならぬ夫の失踪とともにそれを休み、パン屋店員のバイトで娘の安澄を支えていた。ある日職場で倒れた彼女が病院で検査を受けると、伝えられたのは末期ガンとの診断であった。2~3カ月の余命しか自分に残されてはいないと知り落ち込む双葉だったが、すぐに残されたやるべき仕事の多さを悟り立ち上がる。
まずいじめに悩み不登校寸前に陥った安澄を立ち直らせ、級友たちに言うべきことを言えるようにさせること。そして行方不明の一浩を連れ戻し、銭湯を再度開店するとともに家庭を立て直すこと。双葉は持ち前のタフさと深い愛情で次々と仕事をこなし、一浩とともに彼が愛人から押し付けられた連れ子の鮎子をも引き取って立派に家庭を立て直した。その上で、彼女は夫に留守番をさせて娘たちと旅に出る。彼女の狙いは、腹を痛めて得た娘ではない安澄を実母に会わせることだった。道すがら出会ったヒッチハイク青年拓海の生き方をも諭し、義務を果たそうとした双葉だったが、やがて力尽きて倒れる。だが、彼女の深い思いは家族たちを支え、そして拓海や、安澄の実母・君江、夫の調査に当たった子連れの探偵・滝本の心にも救済をもたらすのだった。静かに眠りについた彼女に導かれるように、新たな繋がりを得て銭湯で行動しはじめる人々。彼らを見守る双葉の心が、煙となって店の煙突から立ち上った。

セカネコとかキミスイとか、
この作品もだけれども、命に短い期限をもたらされた、
主人公が最期の時をしっかり生きる物語だ。
単にお涙ちょうだいモノではなく、生き様を表現し、
観た人達に、大事なコトを告げる作品だと思う。
まことに不甲斐ないと言うか、情けないと言うか、
しっかり生きれていない自分には刺さるのだ。
エンターテイメントなのだから、どうあっても
現実的では無い、あくまでも創作で、
現実と照らし合わせると、矛盾ともいえない
当然の違いがある。でも映画ってのは、、
観た人の感性にうったえかけ、少なからず、
影響を与えるものだ。
この作品の双葉さんも、キミスイの桜良も、
実に数奇な運命を強いられるが、
最期まで立ち向かっている。
その姿は、きっと作品を観た人を救うコトもあるだろう。
そしてこういう作品が世に出るというコトそのものが、
芸術が世に残す救いだと思う。

ざっくりと深く抉られて、動けやしない。
現実は、劇的でもなければ、
もしかしたら救いもないように感じるかもしれない。

そんなコトを書きながら、本心は映画だって小説だって、
現実だって、いやむしろ現実の方が奇であることを知っている。
もう逃げ出そうと考えてる時に、こういう作品に出逢うのだ。
キミスイは、観る予定はしていなかった。
完全に外してたんだ。
そして湯を沸かすもキミスイを観なかったら観なかった。
振り返れば小説の様に伏線は、あって回収となった。

そういうのって、必然というかそれこそ運命なのだろうけど、
山内桜良は、こう言う。

「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。
運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、
私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。
私たちは自分の意思で出会ったんだよ」

捉え方としては、無意識に近い潜在的な意識が、
結果を紡ぎ出すということともとれる。
キミスイは、運命と選択を、あたかも真実と挑戦のように、
分けていたし、結局運命は変えられないモノとして存在した。
現実は、奇跡が起こるもので、それは平等とか公平ではなく、
きっと因果に大きく影響するもので、創作でそれを入れると、
作品が陳腐になるので入らない。


例えばというか陳腐すぎて、書くのも考えてしまうが、
キミスイを観る切っ掛けは、、
今、右手が痺れ続けていて、、シビレって膵臓だよなと。
で、上映予定を見たら、字幕付が土曜日で最終になっていて、
勘違いして土曜日に急いで観に行ったということで、
レイトショーだし評判もソコソコ良いし、
一応観ておこうって、、程度だったのだ。
こういう、選んでいるのか運命なのか、考察はしない、
日常に繰り返される出逢いという奇跡が、
普通にあるってのが現実なんだ。
因果をひも解くことなんかしないけど、
起こること全てに何かしらの理由や意味が存在する。
宇宙の法則が理解できないので、偶然としてしまったり、
ココで書いてる様に奇跡という言葉でまとめてしまっている。
やっぱ顕在的には、選んで観ることになっていなかった。
たぶんココでこの2作品を観ることになっていたんだ。
そして、一瞬立ち止まって、

「1日1日を大切に、しっかり生きなさい。」 と、
教えてくれたんだなと理解している。




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最終更新日  2017年08月27日 23時54分36秒
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