ダイナミズム日記

ジョニ・ミッチェル

『ジョニ・ミッチェル／Joni Mitchell』 である。

１９４３年、カナダのアルバータ州フォート・マクリオドという街で生まれる。

元々、画家を目指すために美術大学に通っていたが、フォーク・ソングに魅了され、音楽活動を始める。
独特の歌唱法が人気となり、やがて、アメリカに活動の拠点を変え、評判を高めていく。

６８年、バーズの デヴィッド・クロスビー によるプロデュースで、デビューアルバム 『ジョニ・ミッチェル／Song to a Seagull』 をリリースする。

ギターを片手に、風のように透き通った歌声で、社会をなで斬りするような歌詞を唱える、颯爽（さっそう）としたイメージが印象的。
女性シンガー・ソングライターの草分的存在で、その奔放なスタイルは、少なからず後発の女性アーティスト達に影響を与えている。

１９９７年（第１２回）ロックの殿堂入り。

代表的なアルバム作品として、『コート・アンド・スパーク／Court and Spark』、『ブルー／Blue』、『夏草の誘い／The Hissing of Summer Lawns』、『ミンガス／Mingus』、『逃避行／Hejira』等。

偉人の音楽は、「理性を維持して聴け！」である。