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『マイ・シャローナ/My Sharona』である。1979年リリース。ザ・ナック/The Knack79年、ビルボード総合チャートで5週連続1位の大ヒットとなった。収録アルバムは『ゲット・ザ・ナック/Get the Knack』ザ・ナックは、ロサンゼルス出身のロックバンドである。当時のバンド・メンバーは以下のとおり。ダグ・ファイガー[ボーカル&リズムギター]/Doug Fiegerバートン・アヴェール[ギター]/Berton Averreブルース・ゲイリー[ドラムス]/Bruce Garyプレスコット・ナイルズ[ベース]/Prescott Niles試聴はこちら↓↓↓My Sharona終始繰り返されるリフが、あまりにも有名になってしまったが、ヒットした当初は斬新で、世界中で大ヒットを記録した。シングルバージョンでは、せっかくの間奏が短くカットされてしまっているので、聴くならアルバムバージョンをお勧めする。
2012年09月04日
プログレッシブ・ロック(以下「プログレ」)とは、下記に示す傾向を、どれか一つでも(できれば2つ以上)持ち得る音楽のことを言う。あくまでも、この定義は、小生基準のものである。・曲の長さが5分以上ある・固定観念として存在するロックの枠に囚われず、クラシックや民族音楽等の要素を取り入れている・前奏、間奏、後奏が長めであったり、転調が行われたりと、歌唱部分とは独立した雰囲気を持たせた構成となっている・歌の1番、2番が、はっきりと区別されていないここでは、プログレをアーティスト単位で特定せず、曲単位で上述の傾向が見られれば、プログレとする。そんなプログレ曲を、じっくりと聴いてみようというコーナーである。第1回目の曲は、これである。曲名:黙示録/Cheyenne Anthemアーティスト名:カンサス/Kansas収録アルバム:永遠の序曲/Leftovertureリリース年:1976年曲の長さ:6分55秒Leftovertureカンサスは、アメリカ出身のプログレ・バンド。キャッチーなメロディーながらも、重厚なサウンドが定評のバンドである。この曲の聴き処は、やはり間奏部分にある。バンドのアクセントとなっているロビー・スタインハート/Robby Steinhardtのバイオリンが、ふんだんに活かされている。ダイナミックな展開に惹き込まれていくことうけあいであろう。
2011年10月24日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。今回は、趣向を変えて、サンプリングを紹介する。だから、「パクリ」の趣旨は存在しないものとし、オリジナルと比べてみるという視点で聴いてみる。それでは、この2曲である。曲名:『ママ・ベイカー/Ma Baker』アーティスト:ボニーM/Boney M収録アルバム:ラブ・フォー・セール/Love for Sale発表年:1977年ビルボード総合チャート96位まで上昇曲名:『ポーカー・フェイス/Poker Face』アーティスト:レディー・ガガ/Lady GaGa発表年:2008年収録アルバム:フェイム/The Fameビルボード総合チャート1位を記録言うまでもなく「ママママー」の部分である。ボニーMは、アメリカ以外の国では大成功を収めたアーティストではあるが、アメリカでの知名度は今一つだった。よく、30年も前のボニーMの曲を引っ張り出してきて、こういう使い方をしようと思い付いたものである。なんクリ度:★☆☆[今回は評価無し]Love For SaleThe Fame
2011年10月13日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第7回目に取り上げる曲は、『ウーバーリン/Uberlin』である。リリースは2011年。収録アルバムは、「コラプス・イントゥ・ナウ/Collapsing Into Now」。Uberlin代わり映えしない毎日を過ごしていても、人々は常に変化を求めている。I am flying on a star into a meteor tonightI am flying on a star, a star, a starボクは、今夜、隕石に乗って飛び立っている。変化を求めるのは自由だろ?たとえ今夜が変わらなくても、明日は変わるよ。その繰り返しさ。それでも、ボクは満足してる。明日があるからね。
2011年10月04日
『ライチャス・ブラザーズ/The Righteous Brothers』である。ライチャス・ブラザーズは1962年に結成されたブルー・アイド・ソウル系のデュオ。デビュー曲は『Little Latin Lupe Lu』メンバは、以下のとおり。ビル・メドレー/Bill Medleyボビー・ハットフィールド/Bobby Hatfield試聴はこちら↓You've Lost That Lovin' Feelin'(You're My) Soul and InspirationUnchained Melodyロイ・オービソンか、ライチャスかというくらい、心に突き刺さる名曲バラードを次々と放ってくる。ヒット曲の多くは60年代にあるが、74年に『Rock and Roll Heaven』を大ヒットさせたり、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」に使用された経緯で、90年代にリバイバルヒットしたりと、世代を超えて聴かれ続けている。2003年(第18回)ロックの殿堂入り。奇しくも、その殿堂入りを果たした年に、ボビー・ハットフィールドが他界している。享年63歳。代表的なヒット曲は、『ふられた気持/You've Lost That Lovin' Feelin'』、『ソウル・アンド・インスピレーション/(You're My) Soul and Inspiration』、『アンチェインド・メロディ/Unchained Melody』、『ロックンロール・ヘヴン/Rock and Roll Heaven』、『ひき潮/Ebb Tide』等。-------------------------------------------------------------------------------Millennium CollectionDefinitive CollectionVery Best
2011年09月28日
『スタンド・アップ/Stand Up』である。1988年リリース。デイヴィッド・リー・ロス/David Lee Roth88年、ビルボードHot Mainstream Rock Tracksで5位まで上昇。収録アルバムは『スカイ・スクレーパー/Skyscraper』デイヴィッド・リー・ロスは、インディアナ州出身のアーティストであり、言わずと知れた、ヴァン・ヘイレン/Van Halenのリード・ボーカルである(1985年脱退。2007年復帰。現在に至る)。試聴はこちら↓↓↓Stand UpStand upFor the time of your lifeYou turn it up loud(立ち上がれ! キミの人生のために、上に向かって、大きな声で叫ぶんだ!)派手好きなデイヴらしい、ノリの良いサウンド。目的が何であれ、今一番必要なメッセージは、これではないか。
2011年09月16日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第9回目は、この2曲である。曲名:『フェイム/Fame』アーティスト:アイリーン・キャラ/Irene Cara収録アルバム:フェイム(サウンドトラック)/Fame(soundtrack)発表年:1980年ビルボード総合チャート4位まで上昇曲名:『プロテクション/Protection』アーティスト:ドナ・サマー/Donna Summer発表年:1983年収録アルバム:恋の魔法使い/Donna Summerここでの指摘は、サビの部分である。う~む。これも微妙。この程度は、と許せる範囲なのかもしれないが…でも、何となくドナ・サマーの方は、ディスコ界を席巻した彼女の実績からして、「やっつけ」で作ったんじゃないの、って思わせる節も。なんクリ度:★☆☆[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]Fame(soundtrack)Gold
2011年09月12日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第6回目に取り上げる曲は、『ホワイ・ノット・スマイル/Why Not Smile』である。リリースは1998年。収録アルバムは、「アップ/Up」。Why Not Smile「コンクリートの床が、キミを破壊した」という、衝撃的な詩で始まる。愛する人を自殺で失い、悔やむ気持ちを、少ないメッセージで歌い綴っている。You've been sad for a while.ずっと哀しい想いを抱え続けてるI would do anything to hear you speak of itキミが話してくれれば、ボクは何だってしたんだよ繰り返し出てくる、これらのメッセージ。やりきれない想いの循環。なぜ、笑わないんだ?きっと、しばらく笑えない日々が続くのだろう。
2011年09月05日
『ポリス/The Police』である。ポリスは、イギリスで結成されたロックバンド。デビューは77年。シングル曲「Fall Out」でデビューする。当時のメンバーは、スティング[ボーカル&ベース]/Stingスチュアート・コープランド[ドラムス]/Stewart Copelandヘンリー・パドヴァーニ[ギター]/Henry Padovaniアンディ・サマーズ[ギター]/Andy Summersまもなくしてヘンリー・パドヴァーニが脱退。お馴染みの3人組となったところで、翌78年にアルバム・デビューを果たす。デビューアルバムは『アウトランドス・ダムール/Outlandos d'Amour』試聴はこちら↓Every Breath You TakeMessage in a BottleDon't Stand So Close to Me「レゲエ調」を採り入れた独特の雰囲気と、コーラスの良さが人気を呼び、日本でもデビュー当初から、かなりの人気を得ていた。アルバムを発表するたびに世界的ヒットの度合いを増していき、『シンクロニシティー』で頂点を迎えるが、そこで解散。わずか5枚のアルバムだけが、歴史に残る。その後は、各々がソロ活動を始めるが、2007年、結成30周年を記念して、初代ギターリストのヘンリー・パドヴァーニを加え、世界ツアーを敢行したのは記憶に新しい。2003年(第18回)ロックの殿堂入り。代表的なアルバム作品は、『シンクロニシティー/Synchronicity』、『ゴースト・イン・ザ・マシーン/Ghost in the Machine』、『ゼニヤッタ・モンダッタ/Zenyatta Mondatta』、『白いレガッタ/Reggatta de Blanc』、『アウトランドス・ダムール/Outlandos d'Amour』等。-------------------------------------------------------------------------------Outlandosd'AmourReggattade BlancZenyattaMondattaGhost inthe MachineSynchronicityThe Very Best ofSting & The Police
2011年08月29日
『涙のレター/In Your Letter』である。1981年リリース。REOスピードワゴン/REO Speedwagon81年、ビルボード総合チャートで20位まで上昇。収録アルバムは『禁じられた夜/Hi Infidelity』REOスピードワゴンは、イリノイ出身のロックバンドである。当時のバンド・メンバーは以下のとおり。ニール・ドーティ[キーボード]/Neal Doughtyケヴィン・クローニン[ボーカル]/Kevin Croninゲイリー・リッチラス[ギター]/Gary Richrathブルース・ホール[ベース]/Bruce Hallアラン・グラッツァー[ドラムス]/Alan Gratzer試聴はこちら↓↓↓In Your LetterYou could've left him onlyFor an evening let him be lonelyBut you hid behind your poison pen and his pride(キミは、たった一晩だけでも彼と一緒にいなければ、冷静になれていただろうにね。でも、キミは自分の本当の気持ちを隠し、彼のために毒のペンを握ってしまった)REOスピードワゴンといえば「さわやか系」。少し懐かしさを感じさせるメロディとコーラスが印象的だが、歌詞はちょっと切ない内容。でも、何かナルシシズムをじりじりと感じるんだけど。
2011年03月27日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第8回目は、この2曲である。曲名:『ザ・リバー/The River』アーティスト:ブルース・スプリングスティーン/Bruce Springsteen収録アルバム:ザ・リバー/The River発表年:1981年UKチャートで35位まで上昇(但し、アルバムは80年にアルバムチャート1位を記録)曲名:『ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー/Born To Be My Baby』アーティスト:ボン・ジョヴィ/Bon Jovi発表年:1988年収録アルバム:ニュー・ジャージー/New Jerseyビルボード総合チャート3位まで上昇ここでの指摘は、サビの部分である。う~む。微妙。ジョンが、大先輩ブルースの名作を聞いていなかったとは思えないし。ちょっと寄っちゃったかなという感じかな。なんクリ度:★☆☆[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]The RiverNew Jersey
2011年02月16日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第5回目に取り上げる曲は、『ホワッツ・ザ・フリークエンシー,ケネス?/What's the Frequency, Kenneth?』である。リリースは1994年。収録アルバムは、「モンスター/Monster」。ビルボード・チャートのModern Rock Tracksで1位となる。What's the Frequency, Kenneth?一番の不幸は、根拠の無い災難に見舞われること。何がいけなかったのか。どこに問題があったのか。原因不明。ただ、そこに居合わせていたことが、一番の問題だと言われても、対処のしようがない。What's the Frequency, Kenneth?周波数はいくつだ、ケネス?その質問に答えられなかったために、暴行を受けた。質問の意味がわからない。暴行。ケネスって誰だ?暴行。なぜ、それを私に訊く?暴行。何がいけなかったのだろう。
2011年01月27日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2011年1月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。最終回は鹿児島県、『鹿児島駅』である。鹿児島駅は《鹿児島本線》と《日豊本線》の終点駅である。現在では、中央駅としての機能は鹿児島中央駅(旧・西鹿児島駅)に譲っている。《鹿児島本線》・伊集院方面12:13 普通 伊集院行12:44 特急はやとの風1号 鹿児島中央行《日豊本線》・国分方面12:14 特急きりしま8号 宮崎行12:28 普通 国分行12:59 普通 国分行乗換無しで県外に出られるのは特急きりしまのみ。それも隣県である。スイッチバックとループの宝庫、肥薩線を楽しむために、まずは隼人に向かってみたい。
2011年01月19日
『エルヴィス・コステロ/Elvis Costello』である。エルヴィス・コステロは1954年、イギリスのロンドン生まれ。デビューは77年。デビューアルバムは『マイ・エイム・イズ・トゥルー/My Aim Is True』デビュー当初は、パンク・ロック・アーティストとして名を上げたが、新ジャンルへの積極的な挑戦の繰り返しで、様々なスタイルを持つ異色アーティストとして発展していった。日本においては、東京で行った「トラック巡業」のパフォーマンスがきっかけで、未だに根強いファン層を拡大した。試聴はこちら↓VeronicaEveryday I Write the BookOliver's Army活動暦23年に対して、リリースしたアルバムは30作に及ぶ多作家。2000年以降も、2007年を除いて、ほぼ毎年(2004年と2006年においては2作)新作を発表している。2003年(第18回)ロックの殿堂入り。代表的なアルバム作品は、『アームド・フォーシズ/Armed Forces』、『ゲット・ハッピー/Get Happy!!』、『パンチ・ザ・クロック/Punch the Clock』、『ブルータル・ユース/Brutal Youth』、『スパイク/Spike』等。-------------------------------------------------------------------------------My Aim Is TrueThis Year's ModelArmed ForcesGet Happy!!TrustImperial BedroomPunch the ClockSpikeBrutal Youth
2011年01月11日
『ジーズ・ドリームズ/These Dreams』である。1986年リリース。ハート/Heart86年、ビルボード総合チャートで1位を記録。収録アルバムは『ハート/Heart』ハートは、シアトル出身のロックバンドである。当時のバンド・メンバーは以下のとおり。アン・ウィルソン[ボーカル]/Ann Wilsonナンシー・ウィルソン[ボーカル&ギター]/Nancy Wilsonハワード・リース[ギター]/Howard Leeseマーク・アンデス[ベース]/Mark Andesデニー・カーマッシ[ドラムス]/Denny Carmassi試聴はこちら↓↓↓These Dreamsハートといえば、アン・ウィルソンの強烈なハイトーン特性を生かしたボーカルが売り物のバンドであるが、当曲は妹のナンシー・ウィルソンがボーカルを担当している。短めのイントロ、間奏も無しで、ナンシーの少しハスキーで、未熟なイメージのボーカルで塗りつくされた構成となっているが、却ってファンタジックな曲調にマッチしている。
2010年12月21日
『ドラゴンクエスト』である。1986年の登場。エニックス(現・スクウェアエニックス)ファミリー・コンピュータに代表される家庭用ゲーム機では、初登場となったロールプレイングゲーム。『ウルティマ』に見られたフィールド移動、『ウィザードリィ』に見られた対話型バトルを採用しており、ゲーム・アイデア自体に目新しさはなかったが、文字入力を無くしたり、アクティブな操作部分のみを有効にするマルチ・ウィンドウを採用したりと、初めてRPGに触れる初心者プレイヤーを配慮した作りで、操作性はそれまでのRPGとは異なり格段に向上している。また、キャラクターデザインに鳥山明氏、音楽担当にすぎまこういち氏を起用したりと、やはりRPG初心者でも親しみやすい世界観を作り、現在の人気シリーズへと発展した。デザイン的な面子は最新作においても変えておらず、今や格式さえ感じさせる。ゲーム画面はこちら↓↓↓ドラゴンクエストストーリーは、アレフガルドの地において、勇者ロトの血を引く主人公は、竜王にさらわれたローラ姫を救い出し、竜王を倒してアレフガルドに平和をもたらすことを目的とする旅に出るという、まぁ今となってはありがちな設定ではあるが、当時はRPG人口がまだまだ少なく、目新しさを与えた印象が強かった。(予断だが、かつて80年代初めに「アルフガルド」というRPGが存在しており、ネーミングの由来はそこから来ている?)当ゲームを発端として、似たような設定のクソゲーが蔓延してしまったことも、当ゲームの影響力の強さを物語っていると言える。
2010年12月15日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第7回目は、この2曲である。曲名:『アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ/I Want A New Drug』アーティスト:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース/Huey Lewis & the News収録アルバム:スポーツ/Sports発表年:1983年ビルボード総合チャートで6位まで上昇曲名:『ゴーストバスターズ/Ghostbusters』アーティスト:レイ・パーカー・Jr/Ray Parker Jr.発表年:1984年収録アルバム:ゴーストバスターズ(サウンドトラック)/Ghostbustersビルボード総合チャート1位を記録当時、訴訟沙汰にまで発展したこの2曲。皮肉にも、レイ・パーカー・Jrの方がチャートで1位を記録しているが、盗作訴訟で敗訴した。言うまでもなく、判決は下記のとおり。なんクリ度:★★★[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]SportsGhostbusters
2010年12月09日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第4回目に取り上げる曲は、『オレンジ・クラッシュ/Orange Crush』である。リリースは1988年。収録アルバムは、「グリーン/Green」。ビルボード・チャートのModern Rock TracksとMainstream Rock Tracksで1位となる。Orange Crush(Follow me, don't follow me)I've got my spine, I've got my orange crush.一緒に行こう。いや、一緒に来るな。僕は恐れない。僕にはオレンジ・クラッシュ(枯葉剤)がある。ベトナム戦争時代の戦士の葛藤。枯葉剤に安心の根拠を見出そうと躍起になっている。やるか。やらないか。やらなければ、死が待っている。やれば、栄誉を得られるかもしれない。いずれにしても、死と引き換えになるかもしれない。生を選択することは困難なのだろうか。ただ、枯葉剤だけが、僕の味方であることは確かだ。
2010年12月02日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年11月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第45回目は宮崎県、『宮崎駅』である。宮崎駅は《日豊本線》の中間駅である。また、南宮崎駅から分岐する《宮崎空港線》《日南線》への直通列車の発着も行なわれている。《日豊本線》・都城方面12:13 特急にちりん5号 宮崎空港行12:19 普通 西都城行12:23 快速日南マリーン号 志布志行12:58 普通 宮崎空港行・延岡方面12:05 特急にちりん14号 別府行日南線を満喫できる快速日南マリーン号に魅力を感じる。海岸を、山間を、共に満喫できるローカル線を堪能したい。
2010年11月18日
『クラッシュ/The Clash』である。クラッシュは1977年、アルバム『白い暴動/The Clash』でデビューした、イギリスのパンク・ロックバンドである。当時のメンバー構成は、ジョー・ストラマー[ボーカル&リズムギター]/Joe Strummerミック・ジョーンズ[リードギター]/Mick Jonesポール・シムノン[ベース]/Paul Simononトッパー・ヒードン[ドラムス]/Topper Headon試聴はこちら↓Rock The CasbahLondon CallingShould I Stay or Should I Goセックス・ピストルズと並び、ロンドン・パンクの代名詞とも言える存在。パンク・ロックバンドの中でも、特に商業的に成功している。貧困を経験してきたメンバ達が、政治改革の必要性を、皮肉らず、ストレートに表現している。単調に思われがちなパンク・ロックだが、彼らのサウンドは非常に技巧的で、表現性に富んでいる。2003年(第18回)ロックの殿堂入り。皮肉にも、殿堂入りが発表されて間もなくして、ジョー・ストラマーは心臓病で他界している。享年50歳。代表的なアルバム作品は、『コンバット・ロック/Combat Rock』、『ロンドン・コーリング/London Calling』、『サンディニスタ!/Sandinista!』、『動乱(獣を野に放て)/Give 'Em Enough Rope』、『白い暴動/The Clash』等。-------------------------------------------------------------------------------The ClashGive 'Em Enough RopeLondon CallingSandinista!Combat RockCut the Crap
2010年11月05日
『時へのロマン/Only Time Will Tell』である。1982年リリース。エイジア/Asia82年、ビルボード総合チャートで最高17位を記録。収録アルバムは『詠時感~時へのロマン/Asia』エイジアは、イギリスのプログレッシブ・ロックバンドである。当時のバンド・メンバーは以下のとおり。ジョン・ウェットン[ボーカル&ベース]/John Wettonスティーヴ・ハウ[ギター]/Steve Howeジェフリー・ダウンズ[キーボード]/Geoffrey Downesカール・パーマー[ドラムス]/Carl Palmer試聴はこちら↓↓↓Only Time Will Tellヴァンゲリス/Vangelisを彷彿させるような電子的なイントロダクションで始まり、ジョン・ウェットンの爽やかボイスが展開してゆく様が心地よい楽曲。80年的サウンドを象徴させるプログレの名曲と言える。エイジアは、オリジナルメンバーで2010年4月に最新作『オメガ/Omega』をリリースし、現在もなお健在ぶりを示している。
2010年10月05日
『ゼルダの伝説』である。1986年の登場。任天堂ファミリー・コンピュータ・ディスクシステムと同時発売されたロールプレイング要素を含んだアクション・ゲーム。この時期、すでに登場していたナムコの『ドルアーガの塔』の影響を、少なからず受けているものと思われるが、ゲーム・プレイヤーによる発見と謎解きの達成感は、こちらの方が勝っている。舞台はハイラルと呼ばれる地方。主人公リンクを操作し、体当たりや飛び道具などで攻撃してくる敵を、剣や魔法、アイテムで倒し、随所に散りばめられた謎を解き明かしていく。洞窟または砦の探索が、一応の区切りとなっており、主を倒すことによって、バラバラになってしまった「トライフォース」と、今後の探索を有利にするアイテムを手に入れることができる。最終的な目的は、8つのトライフォースの回収、大魔王ガノンの打倒、そして囚われの身となっているゼルダ姫の救出である。ゲーム画面はこちら↓↓↓ゼルダの伝説現在までシリーズが派生しているロングセラー・シリーズ。今では、すっかり3D世界を探索するゲームの印象が強いが、この当時は固定の2Dタイプの画面で、リンクを画面の外に移動させようとすると、隣のエリアにスクロールする、いわゆる「画面切替スクロール」タイプである。ガノンを倒し、ゲームをクリアすると、次は謎の配置や洞窟・砦のマップがまったく異なる「裏ワールド」をプレイできるようになる。
2010年09月18日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第6回目は、この2曲である。曲名:『ある愚か者の場合/What A Fool Believes』アーティスト:ドゥービー・ブラザーズ/Doobie Brothers収録アルバム:ミニット・バイ・ミニット/Minute by Minute発表年:1978年ビルボード総合チャート1位を記録曲名:『二人だけの夜/Steal Away』アーティスト:ロビー・デュプリー/Robbie Dupree発表年:1980年収録アルバム:二人だけの夜/Robbie Dupreeビルボード総合チャート6位まで上昇当時、かなり有名になったこの2曲。両曲とも大ヒットしているので、ご存知の方も多かろう。デュプリーが後出しで、グラミー賞まで受賞しているドゥービーの曲を知らなかったはずはなく、よって判決は下記のとおり。なんクリ度:★★★[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]Minute by MinuteRobbie Dupree
2010年09月08日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第3回目に取り上げる曲は、『アイル・テイク・ザ・レイン/I'll Take The Rain』である。リリースは2001年。収録アルバムは、「リヴィール/Reveal」。UKシングルチャートで44位まで上昇。I'll Take The Rain心が傷ついたとき誰かに助けを求めたいときでも誰にも助けてもらえそうにないとき一人で過ごさなきゃいけないとききれいな言葉で慰めてくれる人が訪れるのを待つより、もっと自分をつらい目に合わせようと行動する自分がいる。静かに雨に打たれていたい。耳元を打つ雨音が、安らぎを与えてくれる。I'll Take The Rain.僕は雨を選ぶよ。僕は雨を選ぶよ。そう何度も繰り返すマイケル・スタイプの声が、とても哀しく、また優しさに満ちている。
2010年08月30日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年7月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第44回目は大分県、『大分駅』である。熊本駅は《日豊本線》の中間駅である。また、《久大本線》《豊肥本線》の分岐駅でもある。《日豊本線》・延岡方面12:09 特急にちりん11号 宮崎空港行12:27 普通 臼杵行12:40 普通 幸崎行・小倉方面12:04 普通 杵築行12:09 特急にちりん8号 別府行12:14 特急ソニック28号 博多行12:41 特急ソニック30号 博多行12:53 普通 中津行《久大本線》12:13 普通 由布院行12:56 普通 豊後森行《豊肥本線》12:13 普通 豊後竹田行12:33 普通 犬飼行12:57 普通 豊後竹田行発着する列車数は、割と多い。北へも南へも行ける特急列車。西へ行ける普通列車。小生なら、日向灘を観ながら南下できる「特急にちりん11号」に魅力を感じる。
2010年08月24日
『エーシー・ディーシー/AC/DC』である。AC/DCは1973年、オーストラリアのシドニーで結成。デビューアルバムは74年にリリースした『ハイ・ヴォルテージ/High Voltage』初期のメンバー構成は、アンガス・ヤング[リードギター]/Angus Youngマルコム・ヤング[リズムギター]/Malcolm Youngボン・スコット[ボーカル]/Bon Scottフィル・ラッド[ドラムス]/Phil Ruddロブ・ベイリー[ベース]/Rob Baileyこの内、ロブ・ベイリーは間もなくして脱退。ベースは何度か入れ替わりをし、78年にクリフ・ウィリアムズ/Cliff Williamsが加入。80年にボーカルのボン・スコットが、アルコール中毒により急死する。後継のボーカリストとして、ブライアン・ジョンソン/Brian Johnsonを迎える。現在に至る。試聴はこちら↓You Shook Me All Night LongHighway To HellMoneytalks飾り気のない無骨なハードロックバンド。ヘビーロックを好むリスナーの間でも、ある種の抵抗感さえ感じさせる無骨さを持ち、非常に汗臭く、煌びやかさなど微塵も感じられないスタイルをデビュー以来貫き通している。アルバムの売上枚数がとても多いことでも有名なバンドで、レッド・ツェッペリンやピンク・フロイドにも匹敵する記録を持っている。また、ライブがとてもやかましいバンドとしても有名である。2003年(第18回)ロックの殿堂入り。2008年、8年ぶりのアルバム『悪魔の氷/Black Ice』が、グラミー賞のBest Rock Album(2009)、Best Hard Rock Performance(2010)を受賞。10カ国に及んでチャート1位を記録する等、リスナー世代を超えた人気を未だに誇っている。代表的なアルバム作品は、『バック・イン・ブラック/Back in Black』、『地獄のハイウェイ/Highway to Hell』、『悪事と地獄/Dirty Deeds Done Dirt Cheap』、『レイザーズ・エッジ/The Razors Edge』、『悪魔の招待状/For Those About to Rock (We Salute You)』等。-----------------------------------------------------------------------------High VoltageDirty DeedsDone Dirt CheapLet There Be RockPowerageHighway To HellBack In BlackThe Razors EdgeBlack Ice
2010年08月19日
『哀愁のマンデイ/I Don't Like Mondays』である。1979年リリース。ブームタウン・ラッツ/The Boomtown Rats79年、ビルボード総合チャートで最高73位を記録。収録アルバムは『哀愁のマンデイ/The Fine Art of Surfacing』ブームタウン・ラッツは、アイルランド出身のロックバンドである。バンド・メンバーは以下のとおり。ボブ・ゲルドフ[ボーカル]/Bob Geldofジョニー・フィンガーズ [キーボード]/Johnny Fingersギャリー・ロバーツ[ギター]/Garry Robertsゲリー・コット[ギター]/Gerry Cottピート・ブリケット[ベース]/Pete Briquetteサイモン・クロー[ドラムス]/Simon Croweライフルを持った少女が小学校に押し入り、乱射して多数の死傷者を出したという、アメリカで実際に起きた事件を元に作られた曲である。犯行の動機で、「月曜日が嫌いだったから」と述べたことがタイトルに繋がっている。試聴はこちら↓↓↓I Don't Like Mondays巧みなポリリズムを含み、ドラマティックな展開へと発展する構成に芸術美を感じさせる名曲。聴かせる演出が見事に整えられている。日本、イギリスでは人気を博したが、アメリカではリーダーのボブ・ゲルドフの悪態が嫌悪され、さほどのヒットには至らなかった。
2010年08月12日
「少なくない」どうも、この言い回しが気に入らない。ニュース記事などに、頻繁に登場する、この言い回し。・~というケースも少なくない。「多い」とは言い切れないが、まんざら少数でもなさそうだ、を表現したいのか。>はっきりさせなくてもすむ「便利ことば」>明確に言い切る責任を持てない>化学調味料なんか、歯の隙間にスルメの断片が挟まって、取れないでいるような感じで、スッキリしない言い回しだ。
2010年08月05日
『スター・フォース』である。1984年の登場。テーカン(現・テクモ)自機「ファイナルスター」を操り、宇宙空間を突き進む縦スクロールタイプのシューティング・ゲーム。横方向への行動範囲が画面の幅を超えており、その際は横にもスクロールするのが特徴的である。対地・対空攻撃が別々となっていた『ゼビウス』と異なり、こちらは両方どちらも同一に攻撃できる故、連射技術が重要視される。特有の敵機が保有するパーツを入手することで、ボタンを押しっぱなしで連射可能とすることもできる。ゲーム画面はこちら↓↓↓スター・フォースエリアの区切りとして、ギリシア文字が刻まれたプレートのようなターゲットが登場する。そのターゲットを破壊することでクリアとなり、次のエリアへと進める。各エリアには、高得点を得られる仕掛けが随所に施されており、『ゼビウス』に登場した「ソル」に相当する隠れキャラのようなものも存在する。広大なエリアを突き進んだ先に存在するゲームの最終目的は、浮遊大陸ゴーデスの謎を解くことにある。ハドソンが主催したシューティング・ゲームのイベント「公式キャラバン」の初代に採用されたゲームであり、当時のシューティング・ゲーム・ブームの中枢を成していた。。現在でも、Wiiのバーチャル・コンソール等でダウンロード可能で、アーケード版もFC版もプレイすることができる。
2010年07月28日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第5回目は、この2曲である。曲名:『ヒア・カムズ・レイン・アゲイン/Here Comes The Rain Again』アーティスト:ユーリズミックス/Eurythmics収録アルバム:タッチ/Touch発表年:1984年ビルボード総合チャート4位まで上昇曲名:『シャイン・オン・TV/The sun always shines on TV』アーティスト:アーハ/a-ha発表年:1985年収録アルバム:ハンティング・ハイ・アンド・ロウ/Hunting High and Lowビルボード総合チャート20位まで上昇共にサビの部分。「~ me」と似たような詩を唱えるところなど、なんクリ度を高めている。確信犯とは言わないが、リリース時期がほぼ同じで、純粋に偶然である可能性は高い。なんクリ度:★★☆[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]TouchHunting High and Low
2010年07月11日
当コーナーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を、改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第2回目に取り上げる曲は、『フォール・オン・ミー/Fall on Me』である。リリースは1986年。収録アルバムは、「Lifes Rich Pageant」。ビルボード総合チャートで94位まで上昇Fall on Me天の恵みも、爆撃も、幸福も、不幸も、空の意思で落とすものが決められているとしたら。空と話してみようか。空と交渉してみよう。空に相談してみよう。誰だって、不幸は落とされたくない。願わくば、落ちてくるものが、全て「恵み」であってほしい。
2010年07月08日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年7月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第43回目は熊本県、『熊本駅』である。熊本駅は《鹿児島本線》の中間駅である。また、《豊肥本線(阿蘇高原線)》の分岐駅であり、宇土駅から分岐する《三角線》への直通列車の発着も行なわれている。《鹿児島本線》・八代方面12:00 普通 八代行12:24 特急リレーつばめ9号 新八代行12:30 普通 八代行12:33 普通 三角行12:52 特急リレーつばめ9号 新八代行・大牟田方面12:10 特急有明16号 小倉行12:15 普通 鳥栖行12:28 特急リレーつばめ44号 博多行12:38 普通 鳥栖行12:55 特急リレーつばめ8号 博多行《豊肥本線(阿蘇高原線)》12:21 特急有明3号 光の森行12:30 普通 肥後大津行意外と一本で遠くまで行けない感がある。豊肥本線や三角線といった県内のローカル線をいくつか楽しむのが良いか、八代まで下り、肥薩線へ乗り換えるのも面白いかも。
2010年07月05日
『トーキング・ヘッズ/Talking Heads』である。トーキング・ヘッズは1977年にデビューした、ニューヨーク出身のロック・バンド。デビューアルバムは『サイコ・キラー'77/Talking Heads:77』メンバーは以下のとおり。デヴィッド・バーン[ボーカル&ギター]/David Byrneクリス・フランツ[ドラムス]/Chris Frantzティナ・ウェイマス[ベース]/Tina Weymouthジェリー・ハリスン[キーボード]/Jerry Harrison試聴はこちら↓Burning Down the HouseTake Me To The RiverAnd She Was肩幅が広くぶかぶかのジャケットを着こなし、フラフラした甲高い声を出すデヴィッド・バーンの独特のパフォーマンスが印象的である。彼流の「癒し」の世界が、インテリ・リスナー達の圧倒的な支持を集め、ロック・バンドの中でも極めて異質な存在として、ニューウェイブの流れに乗っていた。88年の『ネイキッド/Naked』を最後にバンドは活動を停止。まもなくして解散を表明した。2002年(第17回)ロックの殿堂入り。代表的なアルバム作品は、『リメイン・イン・ライト/Remain In Light』、『モア・ソングス/More Songs About Buildings And Food』、『フィア・オブ・ミュージック/Fear Of Music』、『スピーキング・イン・タンズ/Speaking In Tongues』、『リトル・クリーチャーズ/Little Creatures』等。-------------------------------------------------------------------------------Talking Heads: 77More SongsAbout BuildingsAnd FoodFear Of MusicRemain In LightSpeaking In TonguesLittle CreaturesTrue StoriesNaked
2010年06月25日
『永遠の愛の炎/The Flame』である。1988年リリース。チープ・トリック/Cheap Trick88年、ビルボード総合チャートで最高1位を記録。収録アルバムは『永遠の愛の炎/Lap Of Luxury』チープ・トリックは、イリノイ州ロックフォードで結成されたハード・ロックバンド。デビューは77年。デビュー・アルバムは『チープ・トリック/Cheap Trick』デビュー当初は本国アメリカよりも日本での人気が高く、武道館ライブ・アルバムが逆輸入される形で、本国でも人気バンドとなる。当曲がヒットした当時のバンド・メンバーは以下のとおり。ロビン・ザンダー[ボーカル&リズムギター]/Robin Zanderリック・ニールセン[リードギター]/Rick Nielsenトム・ピーターソン[ベース]/Tom Peterssonバン・E・カルロス[ドラムス]/Bun E. Carlos試聴はこちら↓↓↓The Flameアルバム『ドリーム・ポリス/Dream Police』等のヒットを飛ばすも、80年代半ばで低迷期に陥いり、セールス的に振るわなくなる(日本では相変わらず人気が高かったが)。そんな中で、当曲が起死回生のナンバーワン・ヒットとなり、底力を見せる。なかなか聴かせどころの多い名作バラード。チープ・トリックを聴き込んでいる人にとっては、ちょっと「らしくない」印象で扱われたきらいもあるようだが、小生は良い曲だと思う。
2010年06月11日
『現代大戦略』である。1985年の登場。システムソフト。当時、8ビット機が主流だった時代、16ビット機であったPC-9801シリーズはビジネス向きの毛色が強かったが、当ゲームはPC-9801専用ゲームとして登場した。98がゲーム機として普及するのは、後々の話である。六角形のマス目に兵器ユニットを配置し、敵機に隣接させるか、或いは遠隔攻撃ができる射程距離に収まった場合に、攻撃が可能となるシミュレーション・ウォーゲームの普及に大きく貢献した名作。当ゲームでは、兵器工場にて次々とユニットを生産できるシステムと、各ユニットに戦闘の熟練度を付与させ、戦闘経験によって攻撃力・防御力が増すというRPGの要素も備えている。ゲーム画面はこちら↓↓↓現代大戦略ウォーゲームの黎明期に登場し、マニア向けだった同ジャンルを一般化した名作ゲーム。その後、多くの派生商品を生み、「ファミコンウォーズ」等、少なからず影響を受けているものと思われる。
2010年06月03日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第4回目は、この2曲である。曲名:『We Got It!』アーティスト:安部恭弘発表年:1982年曲名:『ゴールド/Gold』アーティスト:スパンダー・バレエ/Spandau Ballet発表年:1983年収録アルバム:トゥルー/Trueビルボード総合チャート29位まで上昇両曲共にスティーリー・ダン/Steely Danを意識した大人色ポップス・サウンド。安部さんが少し早かったんだけど、スパンダー・バレエも良い曲やってたね。めでたし。めでたし。なんクリ度:★☆☆[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]ゴールデン☆ベストTrue
2010年05月24日
当カテゴリーは、世界で最も重要なロックバンド「R.E.M.」を改めて聴き直し、その重要性を知ろうというコーナーである。なぜ、「R.E.M.」なのか?その理由は、世界で最も重要だからである。第1回目に取り上げる曲は、『デイスリーパー/Daysleeper』である。リリースは1998年。収録アルバムは、「Up」。曲:Daysleeper9時から18時まで働き、夜は6~8時間の睡眠を取るという、いわば「標準的」と思われてきた生活時間の区分は、今や標準とは言えなくなった。顧客ニーズの対応、雇用の確保などといった大義名分で、24時間体制となった現在。「標準的」ではない生活を営む者達の犠牲によって成り立つ世の中となった。昼に眠る者=Daysleeper彼らは、いつもどんな夢を見ているのだろうか。
2010年05月11日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年5月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第42回目は長崎県、『長崎駅』である。長崎駅は《長崎本線》の終着駅である。《長崎本線》12:06 快速シーサイドライナー 佐世保行12:16 普通 竹松行(長与経由)12:25 特急かもめ22号 博多行12:40 普通 喜々津行(長与経由)12:46 特急かもめ24号 博多行大村線を走破するシーサイドライナーは、長崎県内のみを走行する存在。諫早、大村を経て長崎県第2の街である佐世保へ。県内の都市間移動を満喫できる。
2010年05月07日
世界で最も重要なロックバンドこと、『アール・イー・エム/R.E.M.』である。訳あって、順番を繰り上げての紹介である。R.E.M.は1983年のデビュー。デビューアルバムは『マーマー/Murmur』バンド・メンバーは、マイケル・スタイプ[ボーカル]/Michael Stipeピーター・バック[ギター]/Peter Buckマイク・ミルズ[ベース]/Mike Millsビル・ベリー[ドラムス]/Bill Berryの4人だったが、97年にビル・ベリーが脱退。現在は3人で活動している。試聴はこちら↓Losing My ReligionMan On the MoonAll The Way To Reno (You're Gonna Be A Star) デビュー当初は、ニューウェーヴ・ポップスが蔓延している80年代に、非常に素朴な音で、かなり小難しい歌詞を唱えるバンドというイメージだった。91年にリリースしたシングル「ルージング・マイ・リリジョン/Losing My Religion」の大ヒットをきっかけに、一躍メジャー路線を辿り始める。胸に突き刺さるメッセージ、耳に馴染みやすいメロディーライン、シンプルでいて、味わい深く、アーティスティックなロック・スタイルは、90年代に爆発的なムーブメントを起こしたグランジの源流とも言われている。2007年(第22回)ロックの殿堂入り。代表的なアルバム作品は、『オートマチック・フォー・ザ・ピープル/Automatic for the People』、『アウト・オブ・タイム/Out of Time』、『モンスター/Monster』、『ドキュメント/Document』、『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ/New Adventures in Hi-Fi』等。-----------------------------------------------------------------------------MurmurDocumentGreenOut of TimeAutomatic for the PeopleMonsterNew Adventures In Hi FiUpReveal
2010年04月23日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第3回目は、この2曲である。曲名:『セクシー・ミュージック/Sexy Music』アーティスト:ノーランズ/The Nolans発表年:1981年曲名:『promise』アーティスト:広瀬香美発表年:1997年ここで、指摘しているのはノーランズの歌い出し部分と、広瀬のサビ部分である。うむむ、これはちょいだね。似てるといえば似てるし、割と確信犯のような気もするし。でも、やっぱ、ちょいだね。なんクリ度:★☆☆[★☆☆=ちょい似、★★☆=けっこう似、★★★=確信犯]Nolans Best Hit Collectionrhapsody
2010年04月19日
『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー/Don't Dream it's Over』である。1987年リリース。クラウデッド・ハウス/Crowded House88年、ビルボード総合チャートで最高2位まで上昇。収録アルバムは『クラウデッド・ハウス/Crowded House』クラウデッド・ハウスは、オーストラリア出身のロックバンド。リーダーのニール・フィンは、ビートルズやローリング・ストーンズといったロックの王道路線の他、ジュン・デンバー/John Denverのようなカントリー・ソング等を背景にしたポップス路線を意識したシンガー・ソングライターで、本国で爆発的な人気を誇るばかりでなく、アメリカ、イギリス、日本とヒットの範囲は世界的にまで及んでいる。当時のバンド・メンバーは以下のとおり。ニール・フィン[ボーカル&ギター]/Neil Finnニック・シーモア[ベース]/Nick Seymourポール・ヘスター[ドラムス]/Paul Hester試聴はこちら↓↓↓Don't Dream it's Over『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』は、センチメンタルな雰囲気漂うバラード・ナンバー。シンプルなメロディー・ラインと、思わず口ずさんでしまうサビが好評で、日本でも大ヒットした。バンドは、96年に一旦解散する。その後に再結成が持ち上がるが、2004年にポール・ヘスターが自殺。07年に、オーディションで参入したメンバーを加え、4人構成となった新体制で、11年ぶりとなる新作『タイム・オン・アース/Time on Earth』をリリース。本国オーストラリアで200万枚を超える大ヒットとなり、健在ぶりを示す。
2010年04月14日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年4月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第41回目は佐賀県、『佐賀駅』である。佐賀駅は《長崎本線》の中間駅である。また、久保田駅から分岐する《唐津線》への直通列車の発着も行なわれている。《長崎本線》・肥前山口方面12:01 特急かもめ19号 長崎行【みどり9号・ハウステンボス9号と併結】12:01 特急みどり9号 佐世保行12:01 特急ハウステンボス9号 ハウステンボス行12:04 普通 長崎行12:35 特急かもめ21号 長崎行・鳥栖方面12:18 特急かもめ18号 博多行【みどり12号・ハウステンボス12号と併結】12:18 特急みどり12号 博多行12:18 特急ハウステンボス12号 博多行12:29 普通 鳥栖行12:43 特急かもめ20号 博多行12:54 普通 鳥栖行《唐津線》12:08 普通 西唐津行特急列車への乗り込みは、せいぜい1時間余りで、意外と短時間で終着してしまう。長乗りを所望するなら、12:04の普通列車長崎行。2時間40分かけて、長崎へ向かう。途中、『肥前』が付く駅名7連発を楽しめ。
2010年04月06日
『ボンバーマン』である。1983年の登場。ハドソン。発売当初のタイトルは『爆弾男』で、PC-8801、X1、FM7等の当時主力の8ビットPC用ソフトとして発売されたが、MSXへの移植の際に改名された。その後、ファミリー・コンピュータに移植され、現在のスタイルが出来上がった。ゲーム画面はこちら↓↓↓ボンバーマン格子状になった部屋の中に侵入した主人公が、持ち前の爆弾を使って、敵を排除しながら、突破口を探っていく。ルールは至ってシンプル。破壊できる壁が至る所に点在し、爆弾を使って、行動範囲を広げていくが、時々、パワーアップ・アイテムが出現し、ゲットすることで、爆弾の威力が増したり、爆発のタイミングをリモートコントロールできるようになったり、破壊できる壁をすり抜けられるようになったりして、どんどん有利に進行できるようになる。つまり、難易度がどんどん易しくなっていくことに繋がる。最新のシリーズでは、バトル・モードが搭載され、複数人数で楽しめる仕様になっていたり、RPG風のシナリオやオンライン・タイプなど、かなりの種類の派生商品が登場している。また、キャラクターを使用したアニメが作成されたり、パチスロ機が登場したりと、すでにゲームの枠を飛び出た人気ぶりを示す。現在でも、WiiやDSiでシリーズが発売されるなど、健在ぶりを示している。
2010年03月30日
『ラモーンズ/Ramones』である。ラモーンズは1974年に結成。デビューは76年。デビューアルバムは『ラモーンズの激情/Ramones』加入メンバー全てに、「ラモーン」姓を名乗らせているのが特徴。初期のメンバーは、ジョーイ・ラモーン[ボーカル]/Joey Ramoneジョニー・ラモーン[ギター]/Johnny Ramoneディー・ディー・ラモーン[ベース]/Dee Dee Ramoneトミー・ラモーン[ドラムス]/Tommy Ramoneの4人。後に、加入したのは、マーキー・ラモーン[ドラムス]/Marky Ramoneリッチー・ラモーン[ドラムス]/Richie Ramoneエルヴィス・ラモーン[ドラムス]/Elvis RamoneC.J.ラモーン[ベース]/C.J.Ramone試聴はこちら↓Rockaway BeachBaby, I Love YouPet Semataryロンドン・パンク・ムーブメントを引き起こした当事者達。ヒットはイギリスが中心で、本国アメリカでは、さほどヒットは出せなかった。非常にシンプルなギター・リフの繰り返しと、また2~3分程度で終わる非常に短い曲がほとんどを占める。これも、何とな~く自分にもできそうな音楽であると、多くの熱狂的なフリークたちの支持を集める。メンバー間の対立が、かなり険悪であったことも有名で、それでありながらも、ボーカリストのジョーイと、ギターリストのジョニーは、解散する96年まで、オリジナルメンバーを通した。二人の対立と、音楽に対して前向きな姿勢が上手く咬み合い、自然と耳に馴染む独創的な音楽観を作り上げていたと言えよう。そういうところ、真似できそうで真似できないのが、ラモーンズ・スタイルである。パンク・ロックの教祖と崇められた長身のジョーイ・ラモーンは、2001年、リンパ腺癌で死去。享年49歳の若さだった。2002年(第17回)ロックの殿堂入り。代表的なアルバム作品は、『エンド・オブ・ザ・センチュリー/End of the Century』、『ロケット・トゥ・ロシア/Rocket to Russia』、『プレザント・ドリームス/Pleasant Dreams』、『ロード・トゥ・ルーイン/Road to Ruin』、『サブタレイニアン・ジャングル/Subterranean Jungle』等。---------------------------------------------------------------------------RamonesLeave HomeRocket to RussiaRoad to RuinEnd Of The CenturyPleasant DreamsSubterranean JungleToo Tough To Die
2010年03月20日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第2回目は、この2曲である。曲名:『ウィー・ウィル・ロック・ユー/We Will Rock You』アーティスト:クイーン/Queen発表年:1977年「伝説のチャンピオン/We Are The Champions」とのカップリングでビルボード総合チャート4位まで上昇曲名:『シュガー・オン・ミー/Pour Some Sugar on Me』アーティスト:デフ・レパード/Def Leppard発表年:1987年ビルボード総合チャート3位まで上昇ここで、指摘しているのは歌い出し部分である。うむふむ、節はまったく同じと言っても良いのではないか。デフ・レパードのリリースが、10年の間隔をあけて後発だが、真相はいかに。なんクリ度:★★☆News of the WorldHysteria
2010年03月10日
『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット/Smells Like Teen Spirit』である。1991年リリース。ニルヴァーナ/Nirvana91年、ビルボード、Hot Modern Rock Tracksで最高1位まで上昇。収録アルバムは『ネヴァーマインド/Nevermind』ニルヴァーナは、シアトル出身のロックバンドで、カート・コバーンを中心に1989年、デビュー・アルバム「ブリーチ/Bleach」をインディーズ・レーベルでリリース。90年代より一代ムーブメントを築いた【オルタナティブ・ロック/Alternative Rock】(異質なロック)の代表格とも言える存在となる。バンド・メンバーは以下のとおり。カート・コバーン[ボーカル&ギター]/Kurt Cobainクリスト・ノヴォセリック[ベース]/Krist Novoselicデイヴ・グロール[ドラムス]/Dave Grohl試聴はこちら↓↓↓Smells Like Teen Spiritパンク・ロックから影響を受けたと思しき、非常にシンプルなリフを繰り返す構成は、悪く言えば単調だが、この曲をきっかけにバンド結成へと発展したフリークは多い。自分にもできそうな感じがする匂いが漂っていたのだろう。60、70年代ロックを聴き通してきたヘビー・リスナーには物足りない内容かもしれないが、この曲の登場が、その後のロック・スタイルに大きな変化を及ぼしたことには間違いない。94年、カート・コバーンが自殺。すでにカリスマ化していた彼の死は、当時、世界中に大きな衝撃を与えた。
2010年03月05日
「県庁所在地」とは、県を代表する都市のことである。大方の都道府県では、「県庁所在地」に最も多くの人が住み、経済の中心となっているものである。当企画では、そんな「県庁所在地」であるJRの駅に、休日の12:00にやってきたという設定で、13:00までの1時間にどんな列車がやってくるのか検分してみる。ちなみに、参考にする時刻表は2010年2月現在のもので、その後に時刻変更、増発、減便が生じているかもしれないのである。第40回目は福岡県、『博多駅』である。埼玉県と同様、県庁所在地名の存在しない県である。行政と交通の中心地であり、福岡県を代表する駅という性質上、博多駅が該当するので、今回取り上げた。博多駅は《鹿児島本線》の中間駅であり、《山陽新幹線》の終着駅である。また、《博多南線》の分岐駅であり、吉塚駅から分岐する《篠栗線》への直通列車の発着も行なわれている。《山陽新幹線》12:00 のぞみ28号 東京行12:19 こだま752号 岡山行12:33 のぞみ30号 東京行12:37 ひかりレールスター562号 新大阪行《鹿児島本線》・鳥栖方面12:01 特急白いかもめ21号 長崎行12:05 準快速 羽犬塚行12:10 普通 荒木行12:14 特急リレーつばめ11号 新八代行12:18 特急ゆふ3号 大分行【久大本線経由】12:21 特急かもめ23号 長崎行【みどり11号・ハウステンボス11号と併結】12:21 特急みどり11号 佐世保行12:21 特急ハウステンボス11号 ハウステンボス行12:24 区間快速 荒尾行12:27 普通 二日市行12:30 特急リレーつばめ45号 新八代行12:36 普通 二日市行12:42 区間快速 鳥栖行12:52 特急有明9号 光の森行12:54 普通 鳥栖行・小倉方面12:00 特急ソニック21号 大分行【にちりん15号と併結】12:00 特急にちりん15号 宮崎空港行12:02 快速 小倉行12:06 普通 小倉行12:20 特急ソニック23号 大分行12:23 区間快速 門司港行12:28 普通 赤間行12:38 特急有明14号 小倉行12:40 準快速 門司港行12:43 普通 門司港行12:51 普通 赤間行《篠栗線》12:03 区間快速 黒崎行12:10 普通 篠栗行12:25 区間快速 門司港行12:31 普通 直方行12:47 普通 篠栗行《博多南線》12:29 特急 博多南行九州のどこにでも直通で行ける利便性は、さすが九州の玄関口である。特急の種類も多く、どれにするか迷ってしまう。最も遠くに行ける在来特急は、12:00発のにちりん15号。一つ注目したいのは、鹿児島本線12:23分発の門司港行と、篠栗線12:25発の門司港行と、経由の異なる列車が、ほぼ同じ時間に発車する点。篠栗線経由が、30分程度、所要時間がかかるが、乗り比べてみるも面白い。
2010年02月25日
『マン・オン・ザ・ムーン/Man on the Moon』である。制作年は1999年アメリカ。監督:ミロス・フォアマン出演:ジム・キャリー、ダニー・デビート音楽:R.E.M.35歳という若さで他界した鬼才エンターテイナー、アンディ・カウフマンの短い生涯を描いた伝記映画。タイトルは、92年にロックバンド、R.E.M.がアンディについて歌った名曲「Man on the Moon」から取り上げられた。根回しと「やらせ」の積み重ねで、視聴者の感情を思うがままに揺さぶり、最後にあっと言わせる「騙し」の技術は、まさに鬼才と謳われたとおりの人物で、映画でもその手腕がジム・キャリーによって見事に演じられている。伝説となったレスラー劇も、対戦相手となったプロレスラー、ジェリー・ロウラー本人が出演している点に注目である。音楽面では、標題に取り上げられたR.E.M.の「Man on the Moon」と、映画のために作られた「The Great Beyond」が心に染みる。以下は「The Great Beyond」より。I’m pushing an elephant up the stairs.象に階段をのぼらせたりI’m tossing up punchlines that were never there.ありえないオチを繰り出したりOver my shoulder a piano falls crashing to the ground.ピアノが僕の肩をかすめて落下し、砕け散った。試聴はこちら↓The Great Beyondアンディ哲学を巧みに歌い綴っている内容と言える。今や、人類は月に行くだけでは収まりがつかなくなってきている世の中。冷静でいられる時なんか、本当に無くなってしまった。それだけ、世の中が面白いということなのかな。マン・オン・ザ・ムーン【サウンドトラック】
2010年02月20日
『ジーン・ピットニー/Gene Pitney』である。ジーン・ピットニーは1940年、コネチカット州ハートフォードの生まれ。デビューは59年。61年にはリリースした「(I Wanna) Love My Life Away」で脚光を浴びる。試聴はこちら↓Only Love Can Break A HeartIt Hurts To Be In LoveI'm Gonna Be Strong60年代を中心に多数のヒット曲を放ったロックンロール黎明期の偉人の一人。かのバート・バカラックからの提供曲を、ハイトーンのダイナミックなボーカルで歌いこなす。シンガーとしての活躍だけでなく、リッキー・ネルソンに「ハロー・メリー・ルー/Hello Mary Lou」を提供する等、ソングライターとしての活躍も素晴らしい。飯田久彦氏がカバーして大ヒットした「ルイジアナ・ママ」も、彼のオリジナル曲である。2002年(第17回)ロックの殿堂入り。代表的なヒット曲は、『恋の痛手/Only Love Can Break A Heart』、『イット・ハーツ・トゥ・ビー・イン・ラヴ/It Hurts To Be In Love』、『淋しさを忘れよう/I'm Gonna Be Strong』、『リバティ・バランスを射った男/(The Man Who Shot)Liberty Valance』等。
2010年02月16日
音楽の世界は、今や小宇宙といっても良い。これだけ多くの音楽が存在すれば、少しくらい『似た者同士』がいても、致し方ないのではないか。このシリーズは、なんとなく似てる音楽を聴き比べてみるコーナーである。第1回目は、この2曲である。2曲共、ビルボード総合チャートで1位に輝いている名曲である。曲名:『カム・トゥゲザー/Come Together』アーティスト:ビートルズ/Beatles発表年:1969年曲名:『呪われた夜/One of These Nights』アーティスト:イーグルス/Eagles発表年:1975年ここで、指摘しているのはイントロ部分である。「そういえば、なんとなく似てるかな」程度である。こんな感じで、このシリーズは進んでいくのである。Abbey RoadOne of These Nights
2010年02月02日
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