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先日、クアドリゴ・フラクターレを買ったお店でおまけの一つとしてクラーセン作品のネフ社ポスター5枚をいただきました。結構大判のポスターで、迫力があってネフ製品の魅力がひしひしと伝わってくるようなポスターです。フラクターレ購入できただけでも興奮気味のところにつけて、こんな素敵なおまけまでいただけて大感激でした。今のところ飾るためのふさわしい壁がないのが残念なところです。大事にしまっておきます...
2005.07.18
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ロンビックのCGを公開したら、どんな形なのか分からない、という感想が多かったです。確かに画像一枚だけでは構造を捉えにくい複雑なおもちゃです。私も最初ネフ社のカタログの写真を見ただけでは想像もつかなかったのですが、添付の文章にそのヒントがありました。「...a cube to be transformed into a dodecahedron.」つまり「立方体が変形して12面体になる」というものでした。ん、立方体?...そうかそうかこういうことかぁ、というわけで下図のような構造だと分かりました。1 2 3 4 上図の1を見れば構造は一目瞭然でしょう。立方体の頂点に当たる部分に黒い三つ又のパーツがあって、二つの黒パーツの間には白いパーツがあり、エリプソと同様のジョイントが入っていて自由に回るようになっている(エリプソ同様...のところはあくまで予想ですが、まあ十中八九間違いないでしょうね)。ジョイント接合面は真円で、どのように回しても縁がぴったり合っています。そのためパーツの棒状の部分の断面は楕円形になっています。角ジョイントをばらばらに回転した状態はちょっと計算のしようがなかったので今回はパスして、すべてのジョイントの回転角を等しく取った時のCGを作成しました。図1は回転角が0度の時で、図2は20度、図3は45度(前の日記のCGはこれです)、図4は63度の時を描いたものです。63度というのはちょうど白いジョイント同士が接するくらいの角度を、目分量でとったものです。この図4を描いてからようやく気付いたのですが、この形こそ「rhombic ロンビック」の意味するものでした。「rhombic」という単語は「ひし形の」とかいう意味で、図4の黒いパーツ2つが成す四角形(正確にはその投影でしょうが)が「ひし形」であり、合同なひし形12個で作られるこの形は「rhombic dodecahedron 菱形十二面体」と呼ばれる、準正多面体の一つなんです。CGとしては今回、時間の短縮のため間接光を用いない手法で描いているのでリアリティが多少犠牲になっています。実のところ久々のCGでリハビリ的な感じもあったので、いきなりリアリティの追求は厳しかったのです。それに構造が分かってからは、なるだけ早く公開したい思いもありましたし。それと、黒パーツと白パーツの楕円棒部分の長さの設定があくまで目分量でしてしまったため、図4の状態が正しい菱形十二面体になっていないという、致命的なミス(というか計算で出すの大変そう...)があるのでかなりいい加減なCGに実はなってしまいました。といっても実際に実物と比較しないとほとんど分からないのでは、と思えるほど複雑な形ですけど。CG描いてみて、よくこんな一見複雑に見せながら、実は「立方体~準正多面体(菱形十二面体)の変形」なんていう、数学的に美しいおもちゃを作ったものだなあと、感心してしまいました。実物はもっと自由に変形できるでしょうから、きっと色々と面白い形になるんでしょうけど、私の力ではそこまではCGで追求できませんでした。参考までに、正多面体、準正多面体についての解説が詳しいHPをご紹介しておきます。ネフのおもちゃに出会ってから、立体の造形について興味が湧き、こういうページにも出会いました。多面体の世界へようこそ
2005.07.09
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先日お店で見せてもらったネフ社カタログのロンビックを見ていたら、その複雑な造形を詳しく知りたくなってCGにしてみました。本当に久しぶりにCGを作成しました。遊び方の良く分からない積木や、造形の特徴を捉えたいときにCGはとても役に立ちますね。これからこのロンビックの関節をひねった状態をいろいろ描いてみようと思います。長い夜になりそうです(笑)。
2005.07.08
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小ネタをひとつ。この日記(ブログ)の本来のテーマはネフ自作、偽ネフなんですが、最近本物ばかり扱っていてちょっと本業さぼり気味です。それだけ作成に手間がかかるってことなんですが、今日外出先でこんなものを見ました。スターバックス・コーヒーの看板です。何となくクアドリゴっぽくないですか、「E」の文字とか。...何でもネフに見えてしまう、ちょっと病的になってきてしまいましたかね?ちょっと触ったり叩いたりしてみましたが木製ではなさそうでした(笑)。で、家に帰ってつくってみましたよ、入手したばかりのクアドリゴ・フラクターレで。普通のクアドリゴでも出来ると思いますが。というわけで自分的に面白かったので、街で見かけた偽ネフ、またいいもの見つけたらご紹介したいなあと思ってます。
2005.07.07
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先日お店で古いネフ社のカタログを見せてもらいました。よだれが出るような魅惑の品々の写真が沢山あったので、その一部を携帯のカメラで撮らせてもらいました。本当は前ページカラーコピーしたいくらいでしたが、お店に人にも悪いので特に気になった物だけ撮ってきました。ジュバやエリプソでおなじみのXavier de Clippeleir氏のRhombic ロンビックです。なんとも複雑な造形です。これがすべて木で出来ているなんて驚きです。しかも人の手と比較すると随分と巨大そうです。エリプソと同様の構造なんでしょうか?この人は全作品ジョイントにこだわっているみたいですね。私も以前紙で作ったことのあるZeta ツェタ。当たり前ですが、ちゃんとカタログに載っていたんですねぇ。どうしてこの当時Naefを知らなかったのか、悔やまれます(笑)。 これも今では全く見かけないクラーセン氏のTria ツリア。これも喉から手が出るほど欲しい積木ですが、どこにもありませんね(当たり前)。いずれもまず手に入らないであろう作品ばかり。せめて古いカタログだけでもいいから欲しいーと思ってしまいました。
2005.07.06
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クアドリゴ・フラクターレ(長い...)でいくつかパターンが出来ましたのでご紹介を。その前に小理屈を一つ。「fractale フラクターレ」というのは英語で言うところの「フラクタル」ってことみたいですね。Wikipediaによると「図形の部分と全体が自己相似になっているもの」ということだそうです。こちらでフラクタルの代表的模様であるマンデルブロー曲線が見れます。自然界だと木の枝とか海岸線の入り組みの形状などに見られるそうです。要するに相似形のパーツを組み合わせることで、部分を取り出しても全体と同様のパターンが出来る積木っていうのが狙いなんでしょうね。前回の日記の最後のパターンとか、下の三番目のものなんかは一応フラクタルになるように並べてあります。お分かりになるでしょうか?いずれにしましても、大・中・小のパーツを使ってダイナミックさと繊細さを兼ね備えた造形を作ることが出来る、楽しいおもちゃです。
2005.07.03
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珍しい積木を入手しました。以前、Naef仲間のprotwoさんがクアドリゴ大量買いに走っていたときにも話題になっていた、クアドリゴ・フラクターレです。まさか、私の手に届くことになるとは思いもよりませんでした。最初お店で見たときはパーツの少なさと、普通のクアドリゴのバラ買いでも同様の遊びが出来るんじゃないかという(実際protwoさんがしていましたし)思いから、スルーしかけたのですが、家に帰って一晩考えた末、結局欲しくなってもう一度お店に走りました。上の写真のように、立派なグレーの木箱に納まっており、20数ページに及ぶパターン集が付属しています。このように4:2:1の空間にきれいに収まっています。パーツの構成は、最大辺22cmのパーツ×1、11cm×2、5.5cm×4、さらに2.75cm角の立方体が1つ入っています。ここまで見て、ネフ社のカタログのクアドリゴのページをすみずみまで注意深く見ている人なら、おや?と思うでしょう。そう、大きいほうの2種類のパーツはクアドリゴのグロスとミディのサイズと同じなのですが、一番小さい4つのパーツは、ミニ(最大辺6cm)よりもわずかに小さいのです。店で見た箱に収まった姿を思い起こして、家に帰ってこの事実に気付いたとき、とても驚き、購入への意志は固まりました。この基尺のわずかな違い、衝撃的でした。店員さんも気付いていなかったようです。どうして今売られているミニだけが他の二つと基尺が異なるのか、作者の真意は分かりませんが、こうでないと正確に噛み合わせることが出来ないのです。フラクターレの情報を最初にネットで見たとき、基尺が違うのにどうやって遊ぶのかいな?と思っていた疑問がやっと解決しました。今、色々と組んで遊んでいます。具体的なパターンが出来ましたら、またご紹介したいと思います。
2005.06.30
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青チョープを手に入れてしばらく遊んでいるうちに、チョープ×2=ダイアモンドだから、きっと二つあればもっと面白いはず、という考えに到達しまして、機会あって白木のほうもゲットしてしまいました。白木のほうは青にはない木目の美しさがいいですね。ダイアモンドをジョイントに使うと高く積むことも出来ました。同じ大きさのパーツ二つは、ちょうどダイアモンドの形のシェル(殻)になっているので、ダイアのパーツと絶妙に組み合わさります。もちろんチョープ一つでも十分美しい積木です。ダイアとも組めますしね。チョープ、どちらかというと積木というよりモザイク的な感じです。もちろん積めないことはないのですが、ダイアモンドの積み方のバリエーションの豊かさと比べたらってことです。その代わりパーツの独特な形もあって、ものすごく美しいオブジェになります。チョープでいろいろ遊んでみて、ダイアモンドの積み方の面白さも改めて認識させられました。
2005.06.28
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12345678縁あって廃盤であるCheop チョープを入手することが出来ました。ご存知のとおりダイアモンドの半分の立体(正四角錐)をセラのようにして分割した積木です。沢山パターンを作ってあるように見えますが、実は1~2、4~6、7~8はそれぞれ同じパターンを異なる角度から撮ったものです。見る角度によって表情がずいぶん変わるものだなあと思いました。チョープの各パーツが意外に複雑な形状をしているために、左右対称のように並べたつもりでも微妙に見え方が異なるせいもあるかもしれません。単独でも十分面白い積木ですが、ダイアモンドと組み合わせるともっと楽しい遊びが出来そうです。
2005.06.14
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子供連れで浦安のイクスピアリに行きました。何人かの大道芸人さんのパフォーマンスを見ました。そのうちの、一人の外人のパフォーマーが色々な変な楽器の演奏をしていました。しばらくして木の人形を板の上に乗せて板を指で叩いて、人形を軽快に踊らせながら歌を歌いだして...あれっ、あれは確かミスターステッパー?「おおスザンナ」の歌に乗って、楽しそうに踊っていました。集まっていた子供たち観衆もミスターの不思議な動きを見て結構うけていましたね。お店以外でネフのおもちゃと出会ったり、遊んでいる人を見かけることはほとんどないのに、はじめて見るレアアイテムとの出会いが、このような形になろうとは思いもしませんでした。観衆の人たちのほとんどはあれがスイス・ネフ社のおもちゃだとは知るはずも無く、私一人で悦に入っていたのでした。「カリフォルニアから来たジョニーです!」みたいに紹介されていたし、ミスター...
2005.06.12
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久々の日記更新です。でも「作ろう」ネタではないんです(汗)。念願かなってSwisslineのうち、小物3点を入手することが出来ました。スウィタはうわさ通り(?)可愛らしいマスコットですね。私はジュバ持ってないんですが、スウィタで遊んでいたらジュバ、子供用に買ってあげたくなりました。スウィタは自分用のコレクションということで(笑)。プラスチックのスウィタよりも木製のジュバのほうが耐久性があるように感じるので。スイスクロスは小さなラビリンスって感じです。華奢な作りで、透明なプラ板なんてセロハン紙?みたいに薄くてすぐ壊れそう。スイスキーホルダー(日本名不明)は今までありそうでなかったネフ製のアクセサリー。作りもしっかりしていて、白い十字の部分も平板ではなく、わずかに丸みを持っているんです。携帯ストラップにぶら下げて毎日持ち歩いています。普通の人が見ればただのスイス国旗のキーホルダーにしか見えないので、自分一人で満足感に浸ってます(笑)。 ほら、ちょうどキュービクスの立方体パーツの大きさでした。こんなところにまで基尺の概念を持ち込んでいるんですね。すごいこだわりです。
2005.06.01
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なかなかCG新作にかかる時間が取れません。久々の更新ですがまたまたルナ&フリューリンクのパターンを追加します。幸いなことにどんどん色んなパターンが出来ます。フリューリンクもう一組あったらもっと色々と展開できて楽しそうです。新作はもう少し充電してからということで。
2005.05.10
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みなさん大型連休いかがおすごしでしょうか?いろいろと訳あってうちはこの時期遠出できませんので、家で寂しく...じゃなかった、楽しくフリューリンク&ルナで遊んでます。ところでいつも子供が寝静まった深夜CG製作しているのですが、連日のCG製作で溜った疲れのせいか、最近夜早く眠くなってしまうので、時間のかかるCG作成をちょっと控えてます。また英気を養ってからCG製作に戻ろうかなと思ってます。とりあえず、春=フリューリンクらしいパターンをどうぞ。
2005.05.02
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先日入手したルナとフリューリンクで色々と遊んでいます。紙で作っていたので全く初めてという印象ではありませんが、やはり本物は精度よくしかも厚みがある(笑)のでピチッと決まりますから、気持ちよさ倍増ですね。ちなみに「フリューリンク」とはドイツ語で「春」という意味のようで、まさに今そのちょうど良いタイミングで購入したなあって思ってます。その色合いからどう並べても春らしい穏やかな雰囲気になります。で作ったパターンの中からいくつか紹介します。思い込みがあるのかもしれませんが、どうしても平面に並べて遊ぶのが中心です。それでも十分見ごたえのあるパターンが出来ますよ。立体は面白いのが出来たら紹介したいと思います。まずは基本の具体的な物から。蟹。魚が四匹、みたいな。桜、その他の花、かな。フリューリンクの名にふさわしいパターンですね。ルナの各パーツは絶妙な長さの組み合わせになってます。色んなやり方で円になります。
2005.04.30
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紙工作、CGにてルナ&フリューリンクを作成しているうちにどんどん本物への欲求が高まっていき、ついに購入してしまいました。ルナの画像は珍しくないと思いますが、フリューリンクを目にする機会は少ないと思いますので写真アップしました。実物を見て、厚み・木目についてなど疑問が解けました。これで安心して眠れます(笑)。取り急ぎ到着報告まで。他のパターンなどはもう少し遊び倒してからご紹介します。CGで作ったときに近いカメラアングルで撮影しました。CGはこちらこれもCGと同視線で。やはり木目はきつめに入っています。CGはこちらフリューリンクの箱です。ふたを開けたところ。並べてみました。厚みは同じでした(1.25cm)。
2005.04.27
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せっかくルナを作ったんだからこれやっとかないと、ということで3種類揃えたパターンです。またしてもよく紹介されているパターンになってしまいましたが、やはりいいもんですね。このパターンを見ただけで、どうせ買うなら3色そろえたくなります。ただいま物色中。長々とルナシリーズで引っ張ってしまいましたが、それだけ遊び甲斐のあるおもちゃだと思います。
2005.04.25
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まだ実物を持っていないため、新しい面白そうなパターンを思い浮かぶには至りませんので、有名なパターンの一つを作ってみました。カタツムリか?
2005.04.24
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工作でルナ、フリューリンクと続けて作成して遊んでみて、このシリーズの意外なほどの面白さに自分でも驚いています。紙ネフでルナを作った勢いでCGも作ってしまいました。まずはケースに収まった赤いルナです。今回初めてNaefのロゴも入れてみました。本物を見たことあるのですが、かなり薄い塗装で木目がはっきりと出ていたのが印象的ですね。その質感をあまり忠実には再現できませんでした。紙ネフでは、実際に遊べるメリットがありましたが、CGの良いところはなんといっても正確さ、きれいさにありますね。リアル・バーチャル両方で一作品を作ると本当に満足感あふれます。あとは本物買うだけ(笑)。いや本当に欲しくなりましたよー。
2005.04.23
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ルナとフリューリンク、どちらも直径10cmの円を同じ円弧で分割ということで、当然ながら組み合わせて遊べます。厚みも同じみたいなので、始めからルナに合わせてフリューリンクをデザインしたのかなって感じがしますね。作者は違うんですけど。ルナの小さいほうから2番目と3番目を並べた形は、フリューリンクのパーツ2つ分と同じ形です。またフリューリンクの凹みに、ルナの一番小さいパーツがピタッとはまります。こんなに複雑に並べても、ピタピタッと合うところが面白いです。すごいバリエーション豊富ですよ。今までこの組み合わせどころか、フリューリンク自体ほとんど紹介されていないのが不思議なくらい、面白いモザイク遊びだと思うんですけど。最後は珊瑚礁と魚、みたいな感じになりました。
2005.04.22
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ちょっとだけフリューリンクのパターンを追加しました。中段右のは何となくジュバみたいでしょ?
2005.04.21
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Fruehling フリューリンクという積木です。あまり見かけませんがネフ社のカタログにちゃんと載ってます。ルナと同じ10cmの円盤を円弧で六等分して出来てます。それが二組、計12個のパーツです。そのうち3つにだけ緑色が、1つに黄色が塗ってあってアクセントになってます。これもまた厚みは無視して平面遊びとして作ってみました。結構色んな並べ方が楽しめます。ルナもそうですが、何も無い黒い部分にも円が見えて面白いです。
2005.04.20
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なんと一ヶ月以上新作の紙のおもちゃを作ってませんでした。その間CG製作に明け暮れていたんですよね...ふとネフのカタログを見ていたら、ルナに目が止まりました。ルナってちゃんと数学的に分割されていて、規則的に並べられるんですよね。買ってもそれほど高いものではないけど、ひさびさに創作意欲が湧いてきて、気付いたら紙とコンパスをにぎっていました(笑)。平面にだけ並べることにして厚みは無しです。直径10cmの円を描いて同角度ずつずらしながら円弧を重ねていきます。円弧をカッターで切るのは結構面倒でした。そして折り紙を貼って完成!わりと短時間で出来ました。下段のパターンのように、実際には輪郭のない黒いところにも円があるように感じるのが面白くて、色んな並べ方を作りました。本当は木の厚みを生かした立体的な並べ方をしてオブジェ的に扱うのがルナの一般的な遊び方のようですが、今回はモザイク的に遊んでみました。CGはきれいに出来上がるし複雑な形のものも作れるけど、リアル世界の紙工作は、出来上がったものを実際に積んだり並べたりして遊べるところが一番のいい所ですね。
2005.04.19
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気がついてみると、工作のページとしてスタートしたはずの私のページは、CGのほうが大分多くなっていました。自由欄の紹介文と趣旨がずれてきてしまっているので更新して、これを機会にデザインテーマを変更しました。CGは背景が黒のものが多いので、ページ背景も黒が合うんです。なんだかますますprotwoさんのページの真似っこになってしまったような気がしますが、どうかお許しくださいね >protwoさん。
2005.04.18
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巷では愛知万博が騒がれていますが、中でもネフ界隈ではネフ社が万博会場で限定販売しているという「スイス・ライン」で話題が持ちきりのようです。大分大勢の皆さんがどういうわけか(笑)限定販売のSwitaやSwiss-Crossといったグッズを入手されているようで、羨ましい限りです。で、皆さんの入手報告を横目で見ながら、最近お気に入りのモデュロンを弄んでいて出来たのがこのパターンというわけです。一応スイス・ライン、というかスイス国旗の色彩をイメージしてみました。見てのとおり白・赤・黒のパーツのみ使用しています。ちょっと配色の分量が白と赤で逆になってしまった感もありますが。白パーツで囲まれている赤い部分がすべて正方形になっているところがこだわりのポイントです。すべての色を使ってもきれいなモデュロンですが、白のパーツが多めで、他の色は2つずつなので、白プラス単色で印象的なパターンが作れることが今回分かってしまいました。他にも白+青で「SKY」とか、テーマを決めても楽しむことが出来そうです。
2005.04.16
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モデュロンはまだキュービクスくらいしか持っていないときに、そのデザインにほれ込んで購入した積木なんですが、しばらく遊んだあと、あとから購入したダイアモンドなどのかげに隠れてひっそりしまってあったんです。最近になってCGの題材にしようと久しぶりに出して遊んでみたら、他のどのネフの積木とも違う、独特な楽しさを再確認してしまい、また毎日のように弄んでいました。というわけで、もう一つパターンCG追加です。並べていくと意外なところに新しい立方体・正方形が出来ている、ということを意識して出来たパターンです。
2005.04.16
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Jo Niemeyer作のModulon モデュロンです。上のCGでは分かりづらいかもしれませんが、10cm角の立方体を辺の長さの比が黄金比(1:約1.618)になるように分割しています。黄金比は、次々と黄金比で辺を分割していくと(10cm、6.18cm、3.82cm、2.36cm...)、隣り合う長さの和が次の長さになっているという性質を持っています(3.82cm+6.18cm=10cmなど)。だから、この積木はどのように積み上げても、隣に別の積み方をしたパーツの山と自然と高さが合ってしまうのです。...という理屈ぬきに、形と色のバランスが大変美しい積木です。これは実物を所有しているんですが、塗りが木目が見えないほど厚くしかもムラが無く、面取りもなく角は非常にとがっていて、他のネフの積木と違い一見無機質に感じます。大人のためのインテリアの積木というのが私の第一印象でした。子供には触らせたくなくなる積木ですね(笑)。角のとがった所とかいつまでもそのまま保存したいんです。ちなみに作者のJo Niemeyer氏の他の作品(Quartus、Geometrica)はいずれも黄金比で分割されたおもちゃで(積木ではないが)、氏の黄金比へのこだわりを感じます。黄金比といえば古来から最も美しい比率といわれ、ミロのヴィーナスや古代建築の中にも多く見られるそうです。また自然界にも多く現れ、巻貝の形や植物の葉の並び方もこれに従っているそうですね。人間にも自然にも好かれている数字みたいです。
2005.04.13
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またまた四角の積木でないものを描きたくて、Sand-Pendel サンドペンデルです。振り子の先が鋭くなっていて、揺れることで下の皿にある砂の表面に美しい模様が描かれます。これもいずれインテリアとして欲しいなあと思っているんですが、結構大きいのと(高さ55cm)、子供に見つかったら砂を撒き散らされておしまい、という結末が容易に想像できるので躊躇されます。今回は砂の部分をなかなかそれらしく表現できなくて苦労しました。重りの描く図形も、リサージュ模様というものだと思うのですが、それを砂の上に減衰しながら描くとなるとシミュレートするのが難しくて、結局適当に描いてお茶を濁してしまいました。ネットで検索するといくつか模様の写真が出てきますが、非常に美しいですね。規則的なんだけど微妙な揺らぎがあって、自然法則の作る造形ってすごいなあと思いました。
2005.04.10
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相沢康夫氏デザインのVia ヴィアです。いわゆる玉の道のおもちゃなのですが、2枚のアクリル板にはさまれた隙間をビー玉が空中を散歩するように落ちていきます(見たかのように言ってますが、勿論実物を見たことはありません(汗))。naef_spiさんのところにムービーがありますので、そちらを見てください。不思議な感じです。今までCGで描いてきたものは、直線を組み合わせたデザインの積木がほとんどだったので、ちょっとパターンにはまり自分の中でマンネリ化してたところもありました。そこで全く違うデザインのもの(曲線的なもの)を作りたいなあと思っていたのですが、最近オークションでヴィアが出品され、予想通りの高値(!)で落札されるのを目の当たりにし、ちょっと欲しくなったのでした。で、これ素材にいいかも、と思いまして。形が複雑なので今回はモデリングに大変手間がかかりました。直方体を並べていくのとはわけが違いますね。でも優秀なソフトのおかげで、形さえ出来れば材質感はそれなりに表現できるので、なかなかリアルに仕上がったと思ってます。例によって実物が手元にないため、また今回はアクリルの微妙なラインが良く分からなかったために、いい加減なところも多いと思いますがご勘弁を。
2005.04.06
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最近は現行のおもちゃを描いてばかりいましたが、久しぶりに廃盤品です。クラーセン氏の古い作品、Primo プリモです。5cm角の立方体の辺および頂点が大きく面取りされていて、面だけでなく辺・頂点で立たせることが出来ます。この三種の立て方という点が、キュービクスやセラ(さらにはダイアモンド)に通ずる、当時のクラーセン作品の特徴といえますね。色は他の作品と異なりカラフルでかわいらしい雰囲気です。このCGの色は、実物が無いためウェブで見た写真を元に描いたものでかなり適当です。面取りの大きさも、最初は色のついた正方形は3cm四方だと思っていたのですが、写真上でよく測ってみるとそれよりやや大きめのようなので、そのように書いてます。正確な大きさご存知の方いましたら教えていただきたいです。色のきれいさもあって、実物を頂点で沢山積み上げてみたらきっとポップな印象のオブジェになるんだろうなーなどと想像して楽しんでます。これも是非復刻して欲しい一品です。(4/4) 木目が面によってずれていたのを修正しました。
2005.04.03
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以前描いたアングーラにも、間接光を当ててみました。背景が黒で、ステンダーがちょっと見づらくなってしまいました。
2005.03.31
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まずは上のキュービクスのパターンをご覧ください(今回は実写です)。キュービクスといえば平面積みや斜め積み、さらに線で積む方法など、積み方だけでも様々なバリエーションがある、すごい積木です。でもそのどれとも違う、私が前から気になっていたセラやキュービクスの積み方がありますのでご紹介します。セラやキュービクスにはその最大の特徴ともいえる角の「くぼみ」があります。セラは1cm角、キュービクスの場合は2.5cm角のくぼみなのですが、そのくぼみ同士が向かい合うようにまっすぐ乗せると、なんと中にそのくぼみを空洞として残したまま積めるじゃないですか!しかもかなり安定した積み方で、少しくらいゆすっても崩れません。上のパターンで言いますと、小さいほうから2番目のパーツが3つ重なっていますが、よく見ていただくと下の2つは間に2.5cmの立方体をはさんで乗っていますが、上の2つは間には立方体はありません。さらに言うと、大きいほうから2番目のパーツ同士の間には何も入っていません(5cmのパーツはすでに上に3つ乗っています)。 こんな感じで中は空洞すでにご存知のかたには今更な話ですが、ネットなどでも見る限り、この積み方について触れている話は見かけないので、うそーと思う方はお試しください。セラでも全く同じで、下図のような、五連の立方体という非常にきれいな積み方ができます(普通にくぼみをずらして積むと重心が傾いて全部は積めないと思います)。これはよく言う「面・線・点で積む」どれとも違つ積み方とも言えるのではないでしょうか(全体の形からすれば斜め積みなので「点で積む」ですが、局所的には「線で積んでいる」わけです)。クラーセン氏が意図していたかどうか分かりませんが、面取りを利用して安定して積めるなんて、あらためてnaef製品の精度の高さを思い知らされますね。 きれいに重心が揃います 拡大するとこんな感じ
2005.03.31
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以前に作ってあったネフスピールのモデルを、間接光を当てて描いてみました。集中しすぎてこんな時間になってしまったので、とりあえず寝ます(笑)。
2005.03.28
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この一週間、新しい積木(のCG)を作ることもなく、ひたすら今までに作ったCGをよりリアルにする作業に徹していました。なかなか良い条件が分からずに暗中模索の日々が続いていましたが、ようやっと一つ出来上がりました。前に描いたアゴンをより光の当たり方などリアルに表現したつもりです。ラジオシティという手法で、間接光(壁など他の物体からの照り返し)を当てることでリアルさを出しています。言い訳っぽいですが年度末でいろいろと仕事が立て込んでおりますが、徐々に新しい作品にも取り込んでいきたいと思います。
2005.03.28
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ネフのおもちゃを知って買い始めた頃、こんな高い積木を買うことになるとは思ってもみませんでした。せいぜいキュービクス、アングーラぐらいを買って終わりかな、と思ったのもつかの間(笑)、気がついたらクラーセン作現行最高値のダイアモンドにまで手を出していました。購入したのは昨年秋なんですが、それから縦積み、斜め積み、いろんな積み方を考えました。いくらでも積み方が出来てしまうのがすごいですね。ダイアモンドというと、下図のような各パーツを寝かせて積む、いわゆる「点で積む」やり方が代表のように言われますが、確かに安定度ではこの方法が一番なんですが、私の好きなのは上図のような「面で積む」やり方ですね。不安定感抜群なんですが、その分繊細な、曲線的といえるような造形になります。私の所有しているのは、グレーのダイアモンドです。当時国内のネットショップではほとんど各色とも在庫を切らしていた時で、たまたまオークションで出品された物を見つけて、今買わないと当分手に入らないかもしれない、と思い込んで勢いで買ってしまいました。グレーにしたのは、グラデーションのが欲しかったけど、青は定番過ぎるかなあと思って、白黒も渋くていいじゃないかということで決めました。実際入手してみて、いちばん小さい白いパーツと大きな黒に近いパーツとの対比がとても美しいです。今回のCGもそのグレーで作りました。グレーのダイアを引き立てる背景の選定には頭を悩ませました。ネフ製品はみんな素晴らしいけど、このダイアモンドにはそういった経緯でとても思い入れが強く、私のいちばんの宝物です。よくある作例ですねお気に入りの積み方の一つ、白いダイアモンドが五連に並びます
2005.03.21
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naef_spiさんのお子さんがPlenus プレヌスで遊んでいるのを見て、ふつふつと興味がわいてきてこの不思議なオブジェについて少しだけ考えてみました。百町森のクラーセンの日記念リーフレットというのを後日知ってウェブで購入したんですが、それによると、正方形を、大きさの異なる正方形で分割する時、最大分割可能数が21(Plenus)だということなんです。最大ではなく最小なんではないかという気もするんですが、とにかくこのオブジェは正方形を大きさの異なる複数の正方形で分割しているということですね。で、neaf_spiさんのHPの写真などを参考に、各正方形の大きさを求めてみました。すると最小の正方形の一辺を2として、4,6,7,8,9,11,15,16,17,18,19,24,25,27,29,33,35,37,42,50という長さなら条件を満たすんです。そして、これらを敷き詰めるときに、5色あれば同色が接することなく並べることが出来ます。で、出来る正方形の一辺は112なのでこれが112mmならちょうどいい大きさだな、ということで、上のCGを作ってみました。木枠の中で裏から押して下図のように遊ぶものらしいのですが、してみるととても美しい!こういう理論を思いつくクラーセン氏の数学者ぶりも勿論なのですが、それを具体的な形にしたときにオブジェとして非常に美しいものが出来上がるということに、いつもながら大変驚かされます。こんな美しいものを所有しているnaef_spiさん、そしてそれを使って遊べるお子さん達がとてもうらやましいです!
2005.03.20
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ネフ廃盤のZeta ツェタのCGを作ってみました。勿論本物を所有していないので、何をもって完成!と言っていいのか曖昧なんです。今回はパーツのモデリング(形を作ること)に手間がかかってしまいました。形そのものはすぐ出来るんですが、辺の部分の面取りがなかなか出来なくて。これをしないと積んだときに接する部分がつながって一つのパーツに見えてしまうので、リアリティが無くなるんです。さて紙製のほうで遊んでいると、あんまり大きいので、白い巨塔、ってイメージですね(笑)。Vの字がキツネの顔に見えてくることもあります。下の画のように断面の斜めの直線が積み方によって他の直線とつながって見えるのも面白いです。あー本当に一度本物を拝んでみたい。
2005.03.19
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前々から欲しかったアングーラを先日ようやっと手に入れました。想像通り、色の配列のとても美しい積木です。まだそれほど遊びこんでいませんが、他のネフ社製品と同様、順番に並べておくだけでも心が癒されるような気がします。というわけで、早速CGを作ってみました。色によっては薄い塗装で、想像以上に木目が透けて見えます。その辺を表現するのが大変でした。基本的な形なので他の積木と組み合わせて遊ぼうなどと思ってましたが、奥が深すぎてまだまだ単体で並べるのがせいぜいですね。長く遊べそうで嬉しいです。
2005.03.17
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前は厚紙でアゴンを作ったのですが、今度はCGで描いてみました。アゴンは実物を持っていないので、表面の質感など細部はあくまで想像でしかありません。多分ツヤのあまり無い仕上げなのではないかと想像して、このようになりました。何度描いても平板な印象になってしまって苦労しました。まだまだ熟成不足ですが、他の画も描きたいので見切り公開いたします。
2005.03.16
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protwoさんのジュバのCGを見たときに、ジョイントという部品がつかえるという話を聞いて、それなら同じXavier De Clippeleir氏のellipsoも出来るなーと思ったのですが、まさか自分で作るとはそのときは思いもしませんでした。本物を所有しているのですが、今回は表面のざらっとした風合いを表現し、ライティングにも気を配ってみました。白黒でおとなのおもちゃといった風情で、ジュバと同様触っていてその独特な感触に癒されるような気がするおもちゃです。
2005.03.13
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第一弾として比較的モデリングしやすそうだったcubicusを作ってみました。ここ一週間くらい、積木自作のかたわらShadeというソフトを用いてCGでnaef作品を描くということをしていました。protwoさんのHPのCGネフをいつも拝見していていいなーと思っていたんですが、Shadeのことを教えてもらいまして試用版をダウンロードしてみて...すぐにハマりました。紙積木だと実際に積むことができるのでそれはそれで楽しいのですが、CGという未知の世界を経験してみて、不思議な気分になりました。バーチャル世界というか、何でも自分の思い通りに作ることが出来るかもしれない、という感覚があります。勿論、腕前があればの話ですが。protwoさんの真似っこで申し訳ないのですが、私もバーチャルnaef遊びのお仲間に入れていただけたら、と思っています。
2005.03.12
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ようやっと新作zeta ツェタ、完成しました。 全くWEBで見かけないこの積木、廃盤品で勿論本物を見たことはありません。相沢康夫氏の著作で紹介されているのが10年ほど前のようなので、かなり前に廃盤になっているのかもしれません。同著作で見たときから、ずっと興味を持っていて、しかもどんな形なのかはっきりとは分からなかったのですが、別のネフに関する本を見ていたらわずかに記述があったので、参考にしながら作成しました。ですので、正確さには欠いているかもしれません。一辺10cmの立方体4個分とかなり大きい積木で、値段も当時9万円以上したらしいです!それぞれの立方体は4分割されていて、斜めのちょっと変わった断面を持っています。二つの直行する方向からV字に切り取るイメージですね。たったそれだけのことで、非常に複雑で豊かな表情を持っていると思います。最初にzetaを知ったときは10万近いし廃盤だし、到底触れることは出来ないと諦めていましたが、いくつか積木を自作するうちにふと、いまなら作れるかもと思い立ちました。結構複雑な形なので、全パーツ作るのは厳しいかなーと思ってましたが、1パーツ作って触れてみると、その造形の面白さゆえ、「これを重ねて遊びたい!」と奮起しまして、Shadeの勉強と子守の合間で寝る間も惜しんで全部作りました!美しいです。白木なのですが、サイズが大きく積み上げると50cm以上になることもあって、彫刻のようです。並べても片付けても置き場に困るのが難点です(笑)。本物なら相当な重量感で、さらに所有欲が満たされるんだろうなーと、一度は本物に出会ってみたいと思いました。
2005.03.11
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正確に図を引いたり組み立てるのにはまとまった時間がないと集中できなくて、偽ネフ作りここのところさっぱり進展していません。というわけで、今回は前に作ったArcubusをちょっとだけ組んだものをご紹介します。そのパターンも大したものではないんですけど...時間がないとか言っておきながら何ですが、実は先日CGでnaef作品を作っていらっしゃるprotwoさんにCGのソフトを教えていただきまして、そのプレビュー版を使ってみたら、難しいんですけど...楽しいんですよ。実物をつくるのとはまた違った苦労があります。パソコンのソフトすべてに言えますけどまず操作感に慣れるのに一苦労。で、その上でCG製作の苦労が待っているんですよね、きっと。protwoさんのような洗練された物は到底作れませんが、新しい楽しみを得てちょっと嬉しいこの頃なのでした。...また新作の製作が遅れそう...でもちゃんと作ってますので(汗)
2005.03.06
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今日は自作ネタではないんですが...ちょっと前にIsomoがとても欲しくなった時期があって、そのとき手持ちのKiener Mosaikで遊んでみたのを思い出して、こんなの作ってみました。 キーナーは正方形のモザイクで、アイソモは菱形(と正三角形)のモザイクなので、キーナーを斜めから見るとなんとアイソモっぽく見えるんですね。これはひょっとしたらまだ発見されていない遊びではないでしょうか?ただ、これもやはり配色の関係で、同系統の色だけではパーツが足りなくなるので上下で配色を変えてごまかしてます。名付けて「Isomosaik アイソモザイク」。これも言ってみれば偽naefかなと。 普通に真上から見たらこんなパターンです キュービクスの大きいパーツ(寸詰まり)の角に、2番目に小さいパーツを乗せたところ Isomoより大きいパターンが作れます ありえない図形も描けます
2005.03.03
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今日は廃盤ものではありませんが、少し前に作りましたFred Voss作のagon アゴンをご紹介します。これもまた10cm角の立方体を分割したもので、かなり変わった分割の仕方になっています。カタログで見ているだけではどんな分割なのか想像もつかず、作ろうにも作れなかったのですが相沢康夫さんの著作に、詳しく分割の方法が書かれていたのを見て、面白そうだ、ということになりまして。想像のつかない様な形のものほど、工作意欲が湧きますね。実際、大変面白いし、意外な積み方が出来ます。これ、実は、私が最初に作った積木の贋作でして、それから勢いに乗って色々と作るようになったのです。形は2種類だけで、それぞれ2色、各色2つずつで全部で8個に分かれます こんなのや こんな形にも。以上はカタログなどでよく紹介されているパターンですね 雛祭り...っておもいっきりパクりました...neaf_spiさんごめんなさい!
2005.02.26
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少し前にヤフーのオークションにnaefのoktasom オクタソムが出品されたことがあって、その時開始価格があまり高くなかったこともあって、自作してみてもし面白かったら入札してみようと思い、作ったものです。結局、かなりの高額まで上がってしまい、入札は断念しました。でも、単純な構造のわりに楽しいおもちゃです。パタパタパタッと手の中ですばやく回して遊んでもたのしいです!作り方も簡単なので、皆さん作って遊んでみてください! 最初はこんな感じで真っ黒 一度拡げると... 反対側に折り返しました 裏返したら真っ白になります 途中でこんなのや こんな感じで色々な形が出来ますさすがはクラーセン作、一辺10cmの立方体にもなり、キュービクスが中にすっぽり入ります 2次元にしたときの模様も多様です
2005.02.19
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今日は私が積木を紙で作る手順をご紹介しようと思います。1 ウェブやカタログで見て作りたくなる2 展開図を考えて、簡単な部品の図を書く3 厚紙の上に正確に図面を引く4 カッターで切り抜き5 白以外は折り紙を糊付けして色づけ6 組み立て(テープで貼り付け)7 微調整8 完成2の展開図も、アルキュブスの場合はすべて2cm基尺の直線と直角で構成されているので割りと簡単ですが、斜め線のあるものの場合は結構複雑です。7の微調整も疲れます。図面では紙の厚み(1mmぐらい)を考慮せずにまず書いていくので、そのまま組み立てると大きなズレになります。折り目をずらしたり、切ったりと、試行錯誤で合わせます。慣れてくると4の切り抜きのときに紙の厚みを入れて少しずらしながら切り取れるようになりました。組み立てにテープを使うのが、仕上がりの見た目の悪さの最大の原因です。何か別にうまい方法があればいいのですが。今日の一枚、naefだから、という先入観でつい間違えて作ってしまった2.5cm基尺のパーツ(左側)...泣けました...
2005.02.17
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第一弾としてPeer Clahsen氏の(偽)Arcubusをアップしました。セロテープが醜いですねえ。でも精度は低いですが確かに積木としてはArcubusの楽しさを持っていました。
2005.02.16
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