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奥州白河(現 福島県 白河市 )より安珍という僧( 山伏 )が熊野に参詣に来た 。この僧は大変な美形であった。 紀伊国 牟婁郡 (現在の和歌山県 田辺市 中辺路 、 熊野街道 沿い) 真砂(まなご、まさご)の庄司 清治/清次の娘、清姫は宿を借りた安珍を見て一目惚れし、女だてらに 夜這い をかけて迫る。安珍は僧の身ゆえに当惑し、必ず帰りには立ち寄ると口約束だけをしてそのまま去っていった 。
欺かれたと知った清姫は怒って追跡をはじめるが 、安珍は神仏( 熊野権現 ・ 観音 )を念じて逃げのびる 。安珍は 日高川 を渡るが、清姫も河川に身を投じて追いかける大場面となる 。蛇体となりかわり日高川を泳ぎ渡った清姫は、 日高郡 の 道成寺に逃げ込んだ安珍に迫る [3] 。梵鐘を下ろしてもらいその中に逃げ込む安珍。しかし清姫は許さず鐘に巻き付く。因果応報、哀れ安珍は鐘の中で焼き殺されてしまうのであった 。安珍を滅ぼした後、本望を遂げた清姫はもとの方へ帰っていき、道成寺と八幡山の間の入江のあるあたりで 入水 自殺したといわれる 。
畜生道
転生
した二人はその後、道成寺の 住持
のもとに現れて供養を頼む。住持の唱える 法華経
の功徳により二人は成仏し、天人の姿で住持の夢に現れた。実はこの二人はそれぞれ熊野権現と 観世音菩薩
の化身であったのである
、と法華経の有り難さを讃えて終わる。
怖い話ですね~

