水天宮の不動産コンサルタント　社長+ジャズボーカリストの卵の日記

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2008.11.24

早期決断のために地域の特性を知ろう～9

カテゴリ： ”知って得する都心賃貸事情”

港区・渋谷区の不動産売買物件なら"プレシャスライフ"

7.眺めの良いお部屋に住みたい

麻布十番は住みやすい町です。

近年に地下鉄の駅ができたので、古い町(ビル)のまま、文化度を増しています。

街のスパンが小さく、
一方通行が多いので、町の中の交通量は多くないので、静かです。
人が歩って生活するのに便利です。
しかし、建築の条件が似たりよったりなので、
ビルの高さが大体同じです。
平地なので、同じビルやマンションの高さが揃っています。
道が小さいので、ビルも近くにあります。

つまり、最上階でもあまり、眺望が抜けないというのが事実です。

同じ高さのマンションでも、坂道などでグランドレベルが違えば、
眺望が期待できたりします。

という感じで、募集図面にはそのマンションの情報しか記載していませんが、
眺望の良し悪しは周辺の状況によってかなり違います。

眺望にこだわる方は、単に景色が抜けているだけでは、満足できないものです。

六本木ヒルズやミッドタウンなどが遠くに見えるシティービュー
緑の多いグリーンビュー
景色の内容も大切です。

シティービューは高層階であるほど良い場合もありますが、
グリーンビューを望む場合は、
高層階過ぎると返って緑が見えなくなってしまう場合もあります。
（木の高さは決まっているので）

いずれにしても、モチベーションの上がる日常生活を求めてのことと思いますので、
自分にとってどんな景色が“良い眺め”なのか、
分析しておくと良いでしょう。

そうすることによって、
それが見えるエリアと物件はあらかじめ絞られてくるからです。

最近のベイエリアの高層マンションに住まわれる方は、
そのビューを気に入って選ばれることが多いです。
ただ、実際住まわれた方には、すぐにそれに飽きる方も多いです。

大変な憧れを持って住むのですが、
毎日お仕事に忙しい方ですと、
ゆっくり眺望を楽しんでいる時間があまりなかった。
とか、3回見れば、もう十分。など。

これらのエリアは、新しく開発されたところですので、
必要最小限のものは街にあったとしても、
気の利いたレストランやバーがあるわけでもなく、
あったとしても、その日の気分や個人の趣向で選択できるほどの数はありません。

文化が成熟するにいたっていないのです。

東京のすごく魅力的なところは、私は個人的に
多くのいろんな人がいること。
その人たちの欲求を満たす多様な文化とか商業施設があるところだと思っています。
距離的には近くても、
実際に都心に住むメリットがない土地に住んでいると、
だんだん不便や不満を感じる人も多いようです。

良好な眺望を引き換えに、
知らない間に失ってしまっているものがあるということだと思います。

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