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絵本のモデルはふしぎなともだち 田島征彦さんが新作
障害のある子がふつうに地域の学校に通い、
大人になれば街であたりまえに働いている--。
「じごくのそうべえ」などで知られる絵本作家の田島征彦(ゆきひこ)さん(74)が、
淡路島で
出あったそんな光景に心を打たれ、
新作「ふしぎなともだち」を描き上げた。
実在する2人の青年の交流と成長をモデルに、
互いの違いを認め、共に生きる大切さを訴えかけている。
京都府に住んでいた田島さんは13年前、
友人だった故灰谷健次郎さんの暮らした
兵庫県淡路市の家を買い取って移り住んだ。
驚いたのは、知的や身体の障害をもつ子どもたちが
地域の小中学校で健常の子とともに学び、
障害のある人が街で働く姿を京都に比べてよく見かけることだった。
「障害のある子とない子が一緒に育つことをテーマに絵本が描けないか」。
そう相談を受けた元小学校長で
市社会福祉協議会会長の小南廣之(ひろゆき)さん(69)が紹介したのが、
自閉症の治井一馬(はるい・かずま)さん(30)だった。
一馬さんが通う「ひまわり作業所」は、
障害者の社会参加をめざしてメール便の配達業務をあっせんする
ヤマト福祉財団(東京)の仕事を請け負い、
十数人が徒歩や自転車、電動車いすでメール便を配達している。
自転車で配る一馬さんもその一人だ。
こだわりが強く、人によっては
会話によるコミュニケーションが難しい自閉症の特徴を勉強したり、
一馬さんの仕事ぶりを観察したり、
小学校の担任教師や同級生をたずねて話を聞いたり。
田島さんは下準備の取材に3年をかけた。
そのなかで小中学校の同級生で
郵便局に勤める小田陽介さん(29)と出会った。
一馬さんのことを「かーくん」と呼ぶ友だちだ。
ほかの子が泣いていると、
かーくんはそばに寄ってきて「えーん、えーん」と泣くふりをしてくれる。
「だいじょうぶ?」と聞いて、
最後は「はい、おしまい。はい、おしまい」と慰めてくれた--。
そんな子どもの頃の様子を話す小田さんは、
田島さんに聞くまで一馬さんが自閉症だと知らなかった。
「かーくんは、うそをつかない。
人のことを自分のことみたいに
悲しんでくれる子だとわかっていた。
僕たちにはそれで十分だったから、
障害の名前はどうでもよかったんです」
保育所からずっと一緒に育ち、
いまも友だちの2人をモデルに絵本を描こう--。
田島さんは昨年12月から創作に取り組み、
「ふしぎなともだち」は5月末にできあがった。
自閉症の「やっくん」と友だちの「おおた ゆうすけくん」の2人の物語は、
フィクションも入っているが、取材に基づく実話が軸になっている。
淡路島の空と海、美しい風景がバックを彩る。
田島さんは
「障害は互いを隔てる垣根でなく、違いでしかない。
自然にそう思える社会に近づくきっかけになってもらえれば」
と話す。
「ふしぎなともだち」はくもん出版から発刊され、
27日から全国の書店への配本がはじまった。(朝日デジタル)
ふしぎなともだちが自閉症だと分かった時、
その不思議さの秘めた部分がやっと解明できたのでしょうね・・。 🌠
◇
〈「ふしぎなともだち」のあらすじ〉
島に引っ越してきた小学2年生の「おおた ゆうすけくん」は、
同級生になった自閉症の「やっくん」に初めは戸惑っていたが、
遊びや勉強を共にして友だちになっていく。
大人になったゆうすけくんは郵便配達の仕事につき、
やっくんは自転車でメール便を配達するようになる。
そしてある日、
配達する郵便を風に飛ばされてしょげるゆうすけくんを、
やっくんは励まし、「はい、おしまい」と言葉をかけるのだった。 【朝日デジタル】
兵庫県淡路市在住の絵本作家、田島征彦さん(74)の新作絵本
「ふしぎなともだち」(くもん出版)の原画など52点を展示した個展が、
京都市中京区のギャラリーヒルゲートで開かれている。13日まで。 [毎日新聞]

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ふしぎなともだちが自閉症だと分かった時、
その不思議さの秘めた部分がやっと解明できたのでしょうね・・。 🌠

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