落合竜が今秋ドラフトの隠し玉として東大の鈴木優一投手(22)をリストアップした。
昨秋の東京六大学リーグで2勝を挙げた"赤門左腕"は、130キロ台後半の直球と
多彩な変化球、さらに無尽蔵のスタミナが魅力で、中日は下位での指名を検討。
東大史上6人目のプロ選手誕生なるか、今春リーグ戦は鈴木に注目が集まる。
(スポニチ)
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鈴木優一
(新4年、愛知・西尾高)。
■昨秋は東京大を相手に投げることのできない不運な面があるのに、防御率は
堂々の3・78。(ちなみに、防御率1位は明治大・ 野村祐輔
の0.00)
「あま野球日記」の調べでは、
「 東京大を相手に投げると、防御率は約1点下がる
(※)
」というデータがある。
鈴木がもし東京大に投げると防御率が一気に2.78前後に下がる可能性があり、
5位・立教大の 増田健太
(2年、静岡市立高)や、6位・慶應義塾大の 相澤宏輔
(4年、熊本高)とほぼ同格の投手といえる。
(※)
増田健太<全5大学>1・75→<東大戦を除くと>2・71 (差異+0.96)
相澤宏輔<全5大学>
1・76→<東大戦を除くと>2・67 (差異+0.91)
■ 昨年10月4日、ボクはたまたま神宮球場にいて鈴木のリーグ戦初勝利を見ること
ができた(対慶應義塾大戦)。
ポーカーフェイスで淡々とした表情の鈴木、さすがに
最終回は強張っていたのがボクの記憶に残っている。そして東京大が勝利を決めた
瞬間、初めて鈴木の表情が笑顔に変わったこと、グラウンドにも観客席にも歓喜の
涙が溢れていたことをボクははっきり憶えている。
■鈴木の投球の特徴は、何といっても「スタミナ」だ。
秋季リーグ戦では、12試合、2勝6敗、打者数368、イニング数83回1/3、
被安打85、与四死球43、奪三振27、自責点35、防御率3.78。
12試合に登板し83回1/3を投げた実績は、他の上位投手中「イニング数」が断トツ
の第1位だった(早稲田大・ 斉藤佑樹
は65回)。言いかえれば、鈴木ほど酷使された
投手は他チームいないということ。
■まさかプロから注目されるほどの投手とは思わなかったが、投手としては「酷使」
を要求され、「味方打線の援護」がさほど期待できないW(ダブル)不運を抱えつつ、
大学生活最後の年が始まった。
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赤門旋風!?東大・鈴木優一 2009.01.31
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