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オイラたちのお得意、見るかい? 姉男、お得意の白ワインといえば、スペインの辛口白ワイン用の品種「ヴェルデホ(※1)」のもの。以前のブログでも書いておりますが、「春はあけぼの...」ならぬ「春はヴェルデホ」と決めている姉男。しかし、今年の春はあまりヴェルデホ三昧をしなかったために夏真っ盛りの今も「ヴェルデホ飲みたい病」から解放されていない。ただ、何となく蒸し暑い今日はトロピカル果実風味全開のヴェルデホよりも少し爽やかなものをチョイス。ヴェルデホ種85%にソーヴィニョン・ブラン種(※2)15%が混じったこちら。 ■商品名:レアル・カステロ・ビアンコ・ヴェルデホ[2010]年・ボデガス・カステロ・デ・メディナ元詰・(自社畑産100%)Real Castelo Bianco Rueda Verdejo [2010] Bodegas Castelo de Medina D.O Rueda■レビュアー:姉男 ■レビュー内容生産者は1996年に設立された「ボデガス・カステロ・デ・メディナ」。自社畑ブドウ100%にこだわる造り手。(自社畑ブドウ100%の生産者というのは、DOルエダではわずか1割しかないそうな)。ちなみに、この生産者のヴェルデホのラインナップには、ヴェルデホ種100%の「CASTELO DE MEDINA Verdejo(カステロ・デ・メディナ・ヴェルデホ)」もあります(姉男レビュー、ブログ済み)。あちらはちょっと香ばしさと辛味を伴った、みずみずしいややトロピカル風味。こちらはソーヴィニョン・ブラン種が入っているために、爽やかさが強調された風味。(ショップの説明ではこちらもヴェルデホ種100%になっているけれど、勘違いかと...)色は、輝きある澄んだ色調の淡い黄色。粘性は中の下。香りは、ソーヴィニョン・ブラン種の典型である、刈ったばかりの青草、浅つき、ツゲがまず顕著。洋ナシ、黄りんご、スターフルーツ、パイナップル、フェンネルなどのフレッシュ・ハーブ、白い花。草原に風が吹き抜けるような、すがすがしい香り。味わいは、最初に微発泡を思わせるような舌にチクチクとくるくらいの酸を感じるものの、全体的にスルリとした柔らかめの口当たり。辛口でミディアムボディ。フレッシュな黄リンゴや洋ナシなど、黄色系果実の熟したジューシィな果実味。酸は果実味を追いかけるように太く、面で覆うように豊富。レモンほどではないものの、グレープフルーツを食べた時の顎のつけ根が少しキュッとなる位で、とてもさわやか。アフターにオレンジの皮のような、心地のいいうす苦みを伴ったミネラルの塩味。余韻はやや長めで、食事を誘う味わい(ゴーヤ・チャンプルーが食べたくなる!)。13%のアルコールを感じさせることなく、とてもバランスがいい。 今回合わせたのは、アボカドのわさび醤油。少し青みの感じられるアボカドとうま味のある醤油、ワインが相性抜群!酸は豊富で、あまりダレないけれど、これは夏に冷やして美味しい、爽やかタイプのヴェルデホ。8℃くらいで、ゴクッと飲んで美味しい!コスパはいいし、夏におススメ!ちなみに、姉男が飲んだのは2010ですが、ショップではヴィンテージが2011に新しくなっています。※1ヴェルデホ~百合の花のような可憐さ、フレッシュハーブの爽やかさ、コクのある果実のトロピカルさ、豊かなボディでしなやかなのに、酸がしっかりしている、という白ワインができてしまうスペインの高貴な白ワイン用品種。この品種を作っているのは、ほとんどがルエダ地方(スペインの原産地呼称であるDOでもルエダ。ちなみに「DOルエダ」はヴェルデホ種を50%以上使用、「DOルエダ・ヴェルデホ」というと、ヴェルデホ種を85%以上使わなければいけないという決まりがあります)。スペイン中央部ラ・マンチャでも爽やか白ワインのアイレン種とともに、一部栽培されています。また、スペイン以外ではポルトガルやオーストリア、西オーストラリアでも一部栽培されています。 ※2ソーヴィニョン・ブラン種~言わずと知れた白ワイン用国際品種の「ソーヴィニョン・ブラン」。世界中で栽培されていますが、有名どこではフランス・ボルドー地方、ロワール河流域、南西地方、ニュージーランドなどで優れたワインが出来ています。フランス・ロワール地方ではAOCプイィ・フュメ、AOCサンセールなどが有名。草原を感じさせてくれる青草の爽やかな香り、グレープフルーツなどのサッパリした味わいが特徴。猫のおしっこの香りという感じもあります。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方どうぞお願いします
2012年07月25日
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1999年...。「恐怖の大王が降って来る」とノストラダムスの予言にあった年。でもでもワインにとっては、優良年と言われた1999年。かつて、フランスのボルドーとブルゴーニュ、イタリア、日本(北海道)などなど『世界の1999年ワインを味わうワイン会』を行なったほど、姉男にとって1999年は好きな年この前、同じクルティエ・セレクションのブル・ピノ2001を試したばかり。アチラは熟成のピークを過ぎていたけれど、コッチ(1999年ヴィンテージ)はACブルとはいえ、多分まだまだ大丈夫なハズ。今日は涼しいからコレ飲んじゃおっと。 ■商品名:クルティエ・セレクション ブルゴーニュ・ルージュ[1999]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容色合いはわずかにオレンジがかった濃いめのガーネット。しっかりした色調。エッジはほんの少し薄め。熟成感は見られるものの、まだまだ若さも失っていない、いい色合い。粘性は中の上。テリあり。香り:鼻を近づけると、イチゴやプラム、チェリーのリキュール、杏、甘草、スーボワ(森の下草)、湿った黒い石、ミックススパイス、うっすら葉巻の皮。甘く落ち着いた果実香中心。こじんまりしているがまとまりのある複雑でいい香。ブルゴーニュグラスに移すと、果実香の質量が大きく深くなり、ホワイトイチゴチョコの風味も。味わいは、香りよりも強過ぎない、落ち着き、さらりとした果実味が滑らか。細かい酸が果実味に絡み合い、伸びてふくらむ。かつての荒さも窺わせるタンニンは、しっとりと密。アフターは酸のおかげで、梅系のうま味が現れて、スッキリと消える。水っぽいというのとは全く違う意味で、水を飲んだ後のようなサッパリ感や清涼感。1本サラリと飲めてしまう、しなやかな酸がベースの旨薄系ピノ。合わせは塩コショウとガーリック味のローストチキン。チキンの下に敷き、鶏の脂をたっぷり吸ったセロリの葉が、ワインにピッタリ!ほんのり豆板醤風味の甘辛豆腐ステーキでは、ワインの厚みが増して好相性。まだまだ熟成のピークは過ぎていず、食事と合わせても、単体でも楽しめるブル・ピノ。デイリーなお値段で熟成が味わえる、1999は歓喜の大王!売り切れましたが、おススメ。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月23日
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こん ……………… ……….........……… はっ だっダジャレ? .....................と、暑いさなか、皆様の食欲をさらに減退させたかも。 そんな時には、コレです。東京出張の際、仕事先の展示会で見つけた季節限定のサッパリ漬物。「爽やかみょうがの甘酢漬」100g入¥300前後梅甘酢のさっぱりした風味。 「みょうがのたまり漬」100g入 ¥300前後ダシのうま味がきいた醤油味。どちらも群馬県・太田市にある漬物製造メーカー「深町食品」さんのもの。旬の8~9月だけしか出回らない、季節限定の浅漬けで、8月は群馬県産のみょうが、9月は秋田県産のみょうがを使用。これが、さっぱりして美味しい~!浅漬けなので、サラダのようにシャクシャク食べられて、ビールや冷酒、白泡ワインのつまみには最高!みょうがのほんのりした辛さが食欲をそそり、暑い夏にはピッタリ!ちなみに、深町食品さんでは「安心・安全・美味しさ・鮮度」にこだわり、国産野菜を使用し、素材の風味を大切にした旬の浅漬を作っています。また秋から冬にかけては苗から自社栽培した白菜を使用し一貫したキムチの製造を行っている会社。低温熟成による本格キムチが自慢の逸品でもあります。本格キムチは通販もしているそうなので、興味のあるかたはどうぞ。 深町食品 通信販売 「爽やかみょうがの甘酢漬」と「みょうがのたまり漬」は群馬県内のスーパーや東京の百貨店などに出回る予定だそうです。 旬のものって、やっぱりいいな~参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月22日
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暑いですね 今週の暑い暑い東京出張で、姉男が自分用や周りの方たちに買ってきたお土産たち。ねんりん家 マウントバーム しっかり芽(1山)今や東京土産の定番になりつつある「ねんりん家」のバームクーヘン。数年前から姉男の東京土産といえば、コレ。外はカリカリ、中はしっとりめ。卵の風味がしっかりしたバームクーヘンだったのですが...。今回、卵の力が弱くなった印象で、残念。レシピか材料の仕入れ先が変わったか、商品を広げすぎたのかしら?とにかく美味しかっただけに、残念銀のぶどうシュガーファース プレーン/ビトウィーンコレも去年あたりには、かなりの行列とともに話題なったもの。シュガーバターがたっぷり溶け込んだシュガーウエファースの焼き菓子。 プレーン ビトウィーン(中身はホワイトチョコ) 前出の「ねんりん家」や「東京ばな奈」をプロデュースする(株)グレープストーンのブランド。軽いサックリ・カリカリの感触。あまりに軽過ぎて、食べたのか食べてないのか分からなくなるお菓子。女子は好きそう東京には池袋西武と東京ソラマチにしか売っている店舗がないとのこと。池袋西武では行列用のロープは張ってあるものの、人影はなく、すぐに購入できました。しかし、この会社(グレープストーン)は話題を作るのがウマいですね。ピエール・エルメ マカロンフランスでマカロンといえば、まっ先に名前の挙がるピエール・エルメ。姉男もあまりマカロンは好んで食べないものの、ここのは別!マカロンは季節限定のものなどを入れて、20種類以上あるけれど、今回は自分用にローズ風味クリームの「ローズ」コーヒー風味ガナッシュの「カフェ」ピスタチオのガナッシュとフランボワーズのジュレ入りの「モンテベロ」を購入。ちょっとお高めだけれど、「外側がサクッ、中がとろける」幸せ度も上がるホントに美味しいマカロン。10個くらい食べたいっ!ちなみに、こちらはショップ以外でもオンラインショップで購入可能です。うぅ、また食べ過ぎた... 参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月21日
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ハイジ牧場に行ってきました札幌から車で1時間ちょっとの場所にある長沼町というところにはキャンプもできる、動物とのふれあい・体験牧場「ハイジ牧場」というところがあります。姉男も出張前の息抜きに、たまには動物と触れ合うのもいいかとおでかけ。ヤギの赤ちゃんの乳やり体験 子豚のお昼寝 入口で餌(¥100)を購入すると、牛や羊、馬、ウサギ、ダチョウなどにエサやり体験も可能。画像では、柵のある牛にのんびり餌をやっていますが、ある一か所では恐怖におののき、涙目の子供たちの姿が...。というのも、この牧場には柵の中に入ってヤギやヒツジとのふれあいができる場所があるんです。そこでは悲鳴を上げて走りまわる子供たちが続出。なぜなら...「決して餌を持ってはいらないで下さいね」と係員スタッフから言われていたにもかかわらず、「餌じゃなきゃいいんだよね」とばかりに、誰かが周辺に生えていた草を手にとり柵の中へ。当然、動物たちは草を手にした子供のところへ集まる。それを見ていた他の子供たちが、次々と草を摘んでは柵の中へ。餌となる草を持った子供たちがどんどん増えていったため、そのうち興奮して鼻息の荒くなった何頭かのヤギとヒツジが、子供たちを追い掛け回し、柵の中は「ギャー」 「あっち行けー」 「ワー!」と闘牛場で逃げ惑うような光景になっていたのでした。ひょっとしたら、トラウマになった子供たちもいたかも。さらに牧場ならではの乗馬体験(有料)も。大人は馬、子供はポニーに。他にも、釣り堀や凧あげなどのアクティビティ、バター作り、生キャラメル作り体験(有料)も楽しめて、お腹が空いたらカフェ・メニューやジンギスカン、バーベキューの食べ放題(有料)などもあります。一日遊べる「ハイジ牧場」。園内は広いので、くれぐれも靴はヒールのないフラットシューズでどうぞ。(姉男はサンダルで逃げまどって、足が痛くなった)●ハイジ牧場住所:夕張郡長沼町東9線南2番営業期間:4月中旬~11月上旬営業時間:9:00~17:00入場料金:大人800円、小学生以下400円
2012年07月15日
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皆様にと言われても、飲まなきゃ終われないはしご試飲会、土曜日という一日。さて、完結編。時間は17:00。まだまだ明るいススキノの一角のワインショップで、赤白各3種類の計6種類。このショップの独自輸入ワインばかりの試飲会。1.フィンカ・ラ・エスタカーダ・シャルドネ・ソーヴィニヨン 2011スペイン中央部の「ラ・マンチャ」にある家族経営の造り手「フィンカ・ラ・エスタカーダ」の白ワイン。品種はシャルドネ50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%のブレンド。ツゲやグリーン系のハーブの爽やかな香りと、ほど良いしなやかな酸が魅力的。スペインでもトロピカル過ぎなくて、デイリーにちょうどいい味。2.パライソ シャルドネ 2009アメリカ・カリフォルニア州・モントレーにあるワイナリー「パライソ・ヴィンヤーズ」の白。「パライソ」はナパのほかのワイナリーにもブドウを卸しているブドウ園でもあり、当然自分で造るワインには他に卸すよりもいいブドウを使用。シャルドネ種100%。フレンチオーク10ヶ月熟成。これは何度も飲んでいますが、カリフォルニア(ワイン)のコックリした南国系黄色果実の風味がタップリ。ナッツのニュアンスもあるけれど、あと2年位するとすべてが馴染んでやわらかさも出そうな雰囲気。濃いめの白ワインがお好きな方にはおススメ。3・シャトー・ラ・フルール・グラーヴ 2008フランス・ボルドー地方の白ワイン。AOCはグラーヴ・ド・ヴェール(ドルドーニュ河左岸にある産地)。有機に近い自然派農法で、オーナー自ら開発した220?の小型ステンレスタンクと新樽のフレンチオークで発酵、熟成。ぶどうは樹齢40年の古木のものを使用。品種はソーヴィニヨン・ブラン70%、ミュスカデル20%、セミヨン10%。湿り気を帯びたソーヴィニヨン・ブランの特徴、猫のおしっこ系の香りがしっかり出ていて、味わいの重心が下にある印象。同じボルドーのAOCアントル・ドゥ・メールの軽やかな白とは全く違う、しっかり系のソーヴィニヨン・ブラン。コスパはいい。4.プティプロ・ミネルヴォワ 2008南フランス・ラングドック地方のAOCミネルヴォワの赤ワイン。造り手はドメーヌ・デュ・プティプロ。品種はシラー、ムールヴェードル。熟したプラムや杏の果実味と茎、スパイス、かぶと虫やうっすら肉の風味。フレッシュな果実味と熟成に似た風味が混じり合って、デイリーに飲むにはバランスがいい。アフターのミネラルからの塩味も食事向き。5.シャトー・ボー・ピュイ 2010フランス・ボルドーのアントル・ドゥ・メール地区で造られるメルロー主体の赤ワイン。造り手は家族経営。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%スミレ、プラムの果実味溢れるリーズナブルな赤、といった印象。6.ビスタルバ・コルテB2002年に、アルゼンチンのメンドーサ地区に設立された新進ワイナリー「カルロス・プレンタ・ワインズ」の赤ワイン。フレンチオークで12カ月、瓶内にて10か月熟成。マルベック63%、カベルネ・ソーヴィニヨン22%、ボナルダ(イタリア・ピエモンテ州の土着品種)15%ブルーベリージャムなどの黒系果実の濃い味わい。少しゴムの風味。始めは果実香中心だが、徐々にスパイスなどが複雑に絡んできて深い味わいに。コスパいい。この試飲、3杯めをしているところで、誰かが後ろから姉男の肩をポンポン。振り返ると、姉男の2人いる妹のうちの一人がニヤニヤ。妹「姉ちゃん、なにやってるのさ~」姉男「げっ、アンタなんでいるの?」妹「友達と待ち合わせなんだけど、まさか姉ちゃんがいるとはね~」妹とは別に暮らしているので、私が今日ふらふらしているのは知らないハズ。うっ、飲み歩きがバレたショップ店長は姉男と妹を見て、「アレ、お二人が待ち合わせじゃないんですか?」。姉男&妹「違う、違う。まったくの偶然~」こう笑いながら答えるも、『姉男は実はここが4軒目なんですよ』と心の中でつぶやく...。試飲とはいえ、すでに20杯以上飲んでいるんですよ、とは言えない小心ものの姉男。その後ワインショップを出て、妹と妹の友達と焼き鳥屋でまた一杯やり、姉男の長い土曜日は更けていったのでした。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月14日
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2つの試飲会のうちの1つを終え、小腹がすいた...。空いた小腹を抱えたまま、街中をふらふらしていると何やら見慣れない可愛らしいお店が...。『おいしい毎日noie』さりげなく覗くと、ウィンドウ越しにはパンやお惣菜の存在がチラチラ。さらに店内の雰囲気もよさそう。これには、姉男の美味しいセンサーがピコンピコン反応!改めて看板を見ると「ナニナニ、グラスワインが置いてある店。チョイ飲みができる。15:00~はお得。1Fに持ち帰り用のデリもある。こういうお店って美味しいとこが多いんだよな~」「入ってみーよおっと!」お店の中は、1Fと2Fに分かれていて1F手前には冷ケースの中に小分けにされた洋風お惣菜やデザート。奥には果実のジュースやミルクジャムなどの商品が並ぶスペース。1Fカウンターの上に並ぶフォカッチャ(パン)もどれも美味しそう。飲食の注文も1Fでするのかと思いきや「お2階でご注文を承ります、どうぞ」。その声に促されて階段を上がると、2Fが飲食のできるカフェスペース。1人掛けのカウンター15席と5~6人掛けテーブル2つ。窓際のカウンターからは、狸小路(※1)と青空が見えて開放的な雰囲気。時計を見ると、15:15。外の看板にも書いてあったけれど、今の時間(15:00~18:00)はハッピーアワーで通常¥480のグラスワインが、なんと¥300!試飲会でワイン16種類も飲んだにも関わらず、またここでもグラスでスパークリング・ワインとおつまみを注文。「おつまみデリカ3品盛り合わせ(¥480)」 (にんじんとクルミのピクルス、キノコのマリネ、野菜のピクルス) スパークリングワインは、北海道・余市町産のミュラー・トゥルガウ種を使った白。 今年の春に、サッポロビールから発売されたばかりの 「グランポレール 北海道ミュラートゥルガウ スパークリング」。ほの甘さと細かい泡が、酸味の強過ぎないこのお店のピクルスにピッタリ!「美味しいなぁ」と、幸せ気分でワインのメニューリストを見てビックリ!ワインは、グラスでもボトルでもオーダーできるけれどそのボトルがツボを押さえているリスト!主に日本、イタリア、フランスのワインで、日本のものは、まず北海道が「山崎ワイナリー(画像)」「月浦ワイン」「千歳ワイナリー」。そして山形の高畠ワイナリー、長野の小布施ワイナリー、栃木のココ・ファーム・ワイナリーなどなど。ちなみに、イタリアもプラネタやレ・マッキオーレ、フェラーリなど数は多くないものの、ワイン好きにはたまらないツボを押さえたアイテムばかり。しかもお値段もボトル¥2500~とリーズナブル。聞けば、このお店『美味しい毎日noie』は北海道・十勝の鹿追町にある「おおひら牧場」が今年3月にオープンさせた新しいお店。(ちなみに「おおひら牧場」では黒毛和牛とホルスタイン種をかけ合わせた「おおひら牛」を生産。札幌の裏参道に「裏参道牛肉店」というおおひら牛が食べられるレストランを出しています) 裏参道牛肉店で、『おいしい毎日noie』は気軽なカフェレストランとして珈琲と焼立パン、日替わりデリカと道産ワインが楽しめるお店なんです。もちろん、ワイン以外にもコーヒー(¥350)やソフトドリンクなどもあるので、アルコールを飲まなくても、朝からカフェとして、昼間はランチ、夜はレストランとしての使い方もできる、とても便利なスペース。また嬉しいのは、一人掛け用のカウンターには電源用のコンセントも設置。パソコンを持ち込んで、一杯飲みながら仕事ができる環境というのは、姉男のような飲んべぇには最高!お惣菜やお店で焼いているパン(フォカッチャ)を買うだけでも立ち寄れて、いろいろと楽しい使い方ができそうなお店です。ワインを2杯飲みほしながら「また、ゆっくり来よう」と誓った姉男。この後、別のワインショップでまた試飲会に突入するのでした。だって、ススキノは まだまだ晴れているんだもん!長い土曜日はつづく...●おいしい毎日noie 住所:札幌市中央区南3条西2丁目10-1リバティタワービル1F 電話:011-233-3493 営業時間:9:00~22:30 定休日:日曜日※1狸小路~札幌の中心部にあるアーケード商店街
2012年07月14日
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にっちもさっちも どうにもブルドック!イェー!...じゃなくて、ブルゴーニュ。...すいません、またやってしまったおやじギャグ。しかも、ネタが古い...すいません、すいません…実は、自分を奮い立たせていました。いうのも、ちょっと今日は、テンション上げていかなければ大変かもの予感。試飲会を2つハシゴする予定なんです。まずは1軒めのワインショップで恒例の試飲会。今日は赤が中心のブルゴーニュ16種類。白はマコンからACブル、サヴィニー(※1)のものシャルドネばかり4種類、赤はボージョレー、ACブル、モレ・サン・ドニ(※2)、ニュイ・サンジョルジュ(※3)、ヴォーヌ・ロマネなど村名中心の12種類。ヴィンテージは2001~2010年まで幅広いもの。中でも姉男が気になったのは、以下の赤ワイン。オート・コート・ド・ボーヌ 2009(シャルル・フランソワ)未だ馴染んでいないものの、完熟ラズベリーの深い香りと、タバコ、コーヒー、スパイス、肉の香りが少し熟成させるとしなやかになりそうな予感。先日飲んだチリのピノ・ノワール(レイダ・ピノノワール・レゼルヴァ2011)に雰囲気そっくり!暑い中、イキイキとした葉が生い茂るブドウ畑を想像させてくれる味わい。サヴィニー・レ・ボーヌ 2009(ルー・デュモン)※画像は2008年ご存じ、日本人の仲田さんのワインですが、やっぱり味の持っていき方が日本人らしく繊細で、姉男のお気に入りの造り。ラズベリージャム、ココア、きつすぎない樽、白い土などが混じるコックリ深い香り。綿菓子や和三盆のような、ふわりと上品な果実の甘さ、アフターの赤ベリー系と梅のニュアンス、旨味がたまりません。今飲んでも、十分美味しい。モレ・サン・ドニ 1er レ・リュショ 2001(ジャニアール・マルセル※4)★画像なし杏のニュアンスのある完熟した赤ベリー系の果実香。黒砂糖の雰囲気も出て、タンニンはなじみ、優しい果実味。アフターにミネラルと旨みが上がってきて、エレガント!飲み頃!ヴォーヌ・ロマネ 1er オー・レイニョ(※5) 2008(アルヌー・ラショー※6)ラズベリージャム、樽、トリュフなどが混じり合い、いつまでも嗅いでいたくなる甘やかな香り。ふわりと軽やかながらも、底からじんわり湧き上がってくるような赤ベリー系の果実味。しっとりしたタンニンとベルベット系の口当たり。余韻が長く、単体でため息出るほど優美で、美味しい。と16種類、今日もご馳走様でしたこのあとまた、怒涛のはしご試飲会はつづく...。今日も解説長くてすいません※1サヴィニー~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区にあるサヴィニー・レ・ボーヌ村。赤も白も認められているけれど、ほとんど9割が赤ワイン。赤ワインはフルーティで口あたりがよく、若いうちから飲みやすいものが多い。白ワインは白い花、果実香が中心。酸はきつくなく、しなやかなワイン。あまり寝かせるタイプではない。※2モレ・サン・ドニ~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の比較的北寄りに位置する村。以前もブログで解説したことありますが、この村では栽培面積の約3割がグランクリュ(特級畑)、さらに3割がプルミエ・クリュ(1級畑)というテロワールに恵まれた村。赤も白も認められているが、9割が赤。しっかりした色調の濃い赤ワインを産出するジュヴレ・シャンベルタン村の隣とあって、赤系果実(チェリー)と黒系果実(カシス、ブルーベリーなど)の果実香と果実味が主体で、タンニンが強め。しかし、南隣にある村、繊細さのあるシャンボール・ミュジニー村の特徴も兼ね備え、バランスが良く、トランジスターグラマーな美女といった雰囲気。飲み頃になる位までタンニンが落ち着くのに、やや時間が必要。面白いところでは、白ワイン。村内のプルミエ・クリュ「モン・リュイザン」ではブルゴーニュで唯一、アリゴテ種(白ワイン用品種)100%が認められている。 ※3ニュイ・サンジョルジュ~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の南端、この地区では最大の町。赤も白も認められていますが、ほとんどが赤ワイン(98%ほど)。以前にもブログで解説済みですが、ここは同じ町でも北と南で味わいが大きく違います。北のヴォーヌ・ロマネ寄りでは果実味強くエレガント、南は骨格がしっかりしたパワフルタイプ。若いうちはタンニンが強いけれど、熟成すると官能的なワインになる。 ※4ジャニアール・マルセル~2004年に父親が引退して、今は長男のレミ・ジャニアールが新しくドメーヌを興し、畑を継いでいます。ちなみにこのプルミエ・クリュの「レ・リュショ」は、モレ・サン・ドニ村内のグランクリュ(特級畑)「クロ・ド・タール」と「ボンヌ・マール」の南東に位置する優良な1級畑。1969年に植えられた古木からワインが造られます。※5ヴォーヌ・ロマネ 1er オー・レイニョ~ヴォーヌ・ロマネ村の有名な特級畑「ラ・ロマネ」の上部に隣接する1級畑。わずか0.2ha! ※6アルヌー・ラショー~もと「ロベール・アルヌー」というドメーヌ。1995年から娘婿のパスカル・ラショーがドメーヌを運営し、2009年出荷分(ヴィンテージ2007年の一部と2008年)からドメーヌの名称をからドメーヌ・アルヌー・ラショーに変更。ちなみに、バスカル・ラショーは2002年のヴィンテージから、ネゴシアンものとなるメゾン・パスカル・ラショーのワインも出している。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月14日
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■商品名:【6本~送料無料】 キャンティ リゼルヴァ 2008 バロンチーニ [イタリアワイン]■レビュアー:姉男 ■レビュー内容「アモーレ、カンターレ、マンジャーレ(愛して、歌って、食べて)」!日本でイタリア(の人生観)を紹介する時にはよく言われますが、このワインは、まさにそのうちの2つのためのワイン。食事を美味しくしてくれて、歌うように会話を弾ませてくれる、様々な人をハッピーにしてくれる大らかなキャンティ(※1)。造り手はトスカーナで500年以上の歴史を持つワイナリー、「バロンチーニ」。このバロンチーニ家は、6つのカンティーナ(ワイン醸造所)を所有し、特定の銘柄に特化した生産者が多いトスカーナでは珍しく、ラインナップの幅広さが特徴。お手頃なキャンティクラシコやブルネッロの造り手でもあり、農家から購入したブドウと自社ブドウを使い、をそれぞれのカンティーナのエノロゴ(醸造技師)が高品質なワインを造り出しています。コチラのキャンティは樽熟成24ヵ月。ブドウ品種はサンジョヴェーゼ95%、カナイオーロ5%。色は、暗く濃いめのガーネット(グラスの底は見えない)。テリがあり、粘性は中。香りは、ドライトマト、ブラックチェリー、プラム、バニラ、ハイビスカスなどの赤い花。バジルやローズマリーなどのハーブ、紅茶、乾燥したゴボウの皮、タバコ。熟した赤~黒系の甘い果実香の中にうっすらハーブや土の香りが混じり、複雑。一部のキャンティにありがちの馬小屋臭などがなく、クリーンで清潔感漂う香り。味わい:口に含むと、濃厚過ぎない、こなれた柔らかい完熟果実味。香りの印象通りの赤~黒系果実のジューシィな味わい。ドライでボディはミディアム。タンニンは穏やかで、酸も溶け込み、とてもバランスが良い。飲み込んだあとにうっすら残るミネラルの塩味が、食事を誘う印象。やや長めの余韻。誰にでも好かれ、食事を美味しくしてくれるワイン。今回合わせた料理は、トマトとマスカルポーネソースを絡めた小松菜のパスタ。以前レビューにも書いた、イタリアの熟成サラミ「ブリガンティーノ」、←ブリガンティーノシソを入れた鶏つくね、砂肝から揚げ。パスタや砂肝はもちろん、サラミは独特のクセをなくし肉の旨みがふくらみ、つくねはシソの爽やかさが際立って鶏のジューシィさが引き立つ旨さこのお値段で、この味わいのキャンティにはなかなか出合えません!ジューシィさもこなれた感も味わえて、困った時には「これを飲もう」と常備したくなるコスパ十分のワイン!元気のない友達に飲ませたくなる、明るい味わいのワインです!元気があってもスルスル1本空けました!ウマっ!※1キャンティ~ご存じイタリア・トスカーナ州のDOCGとして有名な赤ワイン。同じくトスカーナ州のDOCGワイン「キャンティ・クラシコ」と混合されがちですが、実は許可されているブドウ品種や最低アルコール度数等がちょっと違います。基本はキャンティブドウ品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ(ともに赤ワイン用品種)、トレッビアーノ、マルヴァジア(白ワイン用品種、合計10%以内使用可) 最低アルコール度数:11.5% (ただし、「ルフィーナ」などの地方名が付くと12%あり)キャンティ・クラシコブドウ品種:サンジョベーゼ、ほか黒ブドウ(フィレンツェ県、シエナ県の推奨品種や許可品種で20%以内) 最低アルコール度数:12%おおざっぱに言えば、両者は同じ赤ワイン用品種のサンジョベーゼ種がベースながらも、「キャンティ・クラシコ」は黒ブドウだけで造る、「キャンティ」は白ワイン用ブドウも使え、アルコール度数も若干低めの赤ワイン、ということになります。ちなみに今回のキャンティは「リゼルヴァ」なので、「最低アルコール度数12%以上、熟成2年以上」という要素がプラスされます。アルコール度数を上げるためには、完熟ブドウが必要。熟成させるためにはそれに耐えうるだけの品質のブドウが必要、ということになります。おのずと、品質のいいブドウが必要ということが分かります。キャンティのワインはピンからキリということが激しいので、こういうのを選ぶ目安にしても選択しやすくなりますよ。にしても、イタリアワインはややこしいですね(笑)参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月13日
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「声が遅れて聞こえる~」のは腹話術のいっこく堂さんですが、最近、文字を打つのに変換が遅かったり、ネットのページビューやソフトの立ち上げに砂時計の時間が長くなってきたのが、ウチのパソコン。「も~、イライラする~。頑張ってよ~」と叱咤激励しながら頑張ってもらっているものの、今度は無線LANがつながらない!設定変えても、どうにもこうにもダメみたい...。そんなイライラ度MAXに達した時の姉男のワインのアテ。「スモーク豚なんこつ」これは、北海道・札幌にある「札新ハム株式会社」の製造品。コチラの会社はベーコンをはじめ、ハムやウィンナーなどを造っている会社。ベーコンなどは、大手メーカーのように燻製を作るのに「くん液に浸しただけ」という即席とは違い、炭火で燻し、香りがしっかりついた重厚な味わいのもの。中でも姉男が気に入り、月に一度は無性に食べたくなるのがこの「スモーク豚なんこつ」豚舌の元、ノドスジ部分の軟骨を味付スモークボイルし、極力うすくスライスしたもの。「カリッ、コリッ」イライラした時にはカルシウムも取れて、最高のアテ150g入り、¥500前後とお手軽。姉男はいつも札幌の中心部、地下街オーロラタウン内にある、「きたキッチン(※1)」で購入しているけれど、「きたキッチン」は新千歳空港にもあるから、そちらでも購入可能。札新ハムさんのHPでも通販しています。皆様、イライラした時はカルシウム、カルシウム。姉男はボリボリ齧りながら、ワイン、ワイン…。うっ…、声が遅れて聞こえてきた…飲み過ぎじゃーん ※1きたキッチン~札幌にある百貨店「丸井今井札幌」の系列のお店で、北海道の一般的なお土産とは違う道産食品を扱っている。地元の道産子ですらなかなか見たことのない「隠れた逸品」も多く、丸井今井で「カリスマバイヤー」と言われたバイヤーさんがこの店の基礎を作ったのです。今そのバイヤーさんは「きたキッチン」を運営する会社の社長さん。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月12日
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「いいのかなぁ...」「いいって、たぶん大丈夫だって!」姉男の自問自答。なぜかというと、姉男は来週の連休明け早々に東京出張が待っているのです。にも関わらず、今日は平日の水曜日なのにその出張の準備をしなければならないのに他にもいろいろやることあるのに すべて放ってのお休み。昼間から妹夫婦の家で、パラソル広げてバーベキュー。もちろん、一杯やってます...。うぅっ、懸命に勤労にいそしむ皆様、姉男はダメ人間ですいません。だって、今日は最高気温29℃。お天道様もギラギラ眩しくって、絶好のバーベキュー日和何やかにやと、いろいろしようと思っていた休みにも関わらず、「姉ちゃん、ウチでバーベキューやるからおいで」という妹からのお誘いがあれば、断る理由が全くない。ちなみに、飲んでいるのはイタリアの赤泡ワイン、ランブルスコ。「フォルミージネ・ペデモンターナ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・ロッソ・フォスコ・セッコ」(この長い名前のワイン詳細は過去のブログをご参考ください)妹たちはビール派のため、姉男一人でワイン1本空け、その後、学校から帰ってきた小学生の甥っ子と「あやめさん!」とauのCMの星飛雄馬の物真似しながら、魔球で野球ごっこをしていたら...最後には、甥っ子がボールを三重や四重に見える魔球を投げてきた。姉男 「すごい魔球だわ!ボール3つ位きたよ」甥っ子 「おねいちゃん、飲み過ぎ」…おあとがよろしいようで。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月11日
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うぅ、なんだか今日の札幌。曇っているせいか、気温はさほど上がらなくてもすっきりしない...。「こんな時は爽やかにイケる、ウマーい白ワインだな~」と、選んだのはコレ。『ATURA BLANC(アトゥラ・ブラン)』。コチラは、南フランスのスペインとの国境近くにあるトゥールーズの西、オーズという村で栽培されるオーガニックワイン。南仏の地ブドウを使用した白ワインです。でも、姉男がこのワインを気に入っているポイント。そんなところでは、ないんです。実はこのワイン、ご存知の方もいらっしゃると思いますがインポーター(輸入元)さんが京都の会社「ディオニー株式会社」。コチラの会社は、ビオ(※1)などの自然派を中心としたワインばかりを扱う会社。外部評価に惑わされない、自分たちが本当に美味しいと思うものを厳しい目で選び、 「安くて旨いワイン」を私たちに届けてくれる素敵な輸入会社さんなんです。姉男は数年前からこの「ディオニー(株)」のファン!ココのワイン達はビオなどの「自然派」といっても、どれも雑味のないキレイな味のものばかり透明感のある美しい自然派ワインで、経験上、悪酔いしたことがない!(ビオなどの自然派の中には、ちょっと悪酔いするものがあったりします)。決して決してディオニーの営業さんがイケメンだから、ファンなのではありません(※2)。 で、このワイン。ディオニーが南仏・ラングドックの優良生産者にビオの葡萄のみで造ってもらって、開発した自信作なんです!(ちなみに2008年ヴィンテージは、雑誌『dancyu2009』12月号で"即買い大賞"を受賞)ネーミングは「Natural」の前後を取ったもので、阿修羅と間違われないように「アトゥラ」と読むんだそう。ちなみにもう一つ!以前のブログでもお話した、余談ですが...。生産地表示は「コート・ド・ガスコーニュIGP(※3)」。以下詳細情報。●ATURA BLANC (アトゥラ ブラン ) 収穫年:2010年 生産国:フランス(ラングドック・ルーション地方) 格 付:コート・ド・ガスコーニュIGP 生産者:ジョセフ・ロッシュ/アラン・グリニョン 輸入元:ディオニー(株) 購入店:丸井今井札幌 購入価格:1260円 アルコール:12% ブドウ品種:コロンバール 50%、ユニブラン 20%、 ソーヴィニヨン・ブラン 20%、グロマンサン 10% 色: 明るく淡いレモンイエロー。輝きあり、ディスク厚め。粘性は中。香り:レモン、青りんご、洋ナシ、白桃、アプリコット、つげ、フレッシュなハーブ、青い茎などのグラッシィなニュアンス、スイカズラなどの白い花、ミネラル。フレッシュで明るい果実香とグリーン系の爽やかさが混じり合い、夏の早朝のようなすがすがしい香り。味わい:ふわりとした柔らかい口あたり。ドライで、ライト寄りのミディアムボディ。フレッシュなグレープフルーツなどの凝縮した柑橘系の果実味。イキイキとした突き抜けるような豊富な酸を感じるが、刺すような鋭いものではなく、レモンスカッシュを飲んだ後のような爽快感。飲み込んだあと、唇を舐めるとソルティ・ドックを飲んだ後のようなミネラルの塩味を感じる。抜栓1時間で、さらに果実味はふっくらと丸みを帯び、酸が全くダレないので、とてもいいバランス。厚みもそこそこあり、温度が上がっても酸はキレイなままなので、飲み飽きしない。今回合わせたのは、少し酢を多めにしたゆずポン酢でいただく「鶏ごぼうシュウマイ」。シュウマイの旨味とゆずポン酢の酸味がワインと引きあって、ピッタリ!また、シュウマイを蒸す時に下に敷いた薄切り大根!コレをポン酢につけたものとワインを一緒に味わうと、大根の甘味とワインの甘さがちょうど同じ質量で、この上なく合います!ただ、鯖の塩焼きは魚の生臭さを助長してバツ。 冬にタラチリと合わせて飲んだ時もよかったけれど、改めて、夏にもピッタリのワインだとしみじみ。まぶしい太陽の下で飲みたくなるワインですよ。 ※1ビオ~EUでは法律で「オーガニック認証」を受けたものがビオ。ただ、日本では化学肥料や農薬などを極力使わない農法で作られたものを指します。ビオディナミ(有機農法+天文暦に従い種まき・植え付けなどを行う農法)ビオロジック(無農薬・有機栽培)などあり。また厳密には違いますが、リュット・レゾネ(減農薬)もこの仲間として語られることあり。※2ディオニーの営業さんがイケメン~確かにディオニーの営業・Nさんはエキゾチックなイケメン。百貨店などの試飲会では女性が群がります(笑) ※3 IGP~フランスの以前の分類、地酒クラスの「Vin de pays (ヴァン・ド・ペイ)」のこと。2009年からEUワイン共通市場制度(OCM)が施行されたため、Vin de paysは消滅。代わりにIGPと表示され、2009年ヴィンテージから適用中。略さないで書くと「Indication Geographique Protegee(地理的表示保護)」。この辺の詳しいことに興味のある方は、以前の私のブログをご参考ください。ちなみに「コート・ド・ガスコーニュ」はフランス南西部のオート・ガロンヌ県からジェール県の地域。海洋性気候の影響を受けた、主にあたたかな雰囲気のワインが生産されます。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月10日
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■商品名:シャトー・ド・ラ・マルトロワ ブルゴーニュ・ルージュ [2007]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容花の命は短くて~なんて歌があるのかどうかは知りませんがこのワインは、一瞬の花火みたいなワイン。素晴らしい瞬間があると思えば、すぐにサッとかくれんぼ。筋肉質のたくましい青年かと思いきや、玉手箱で一瞬にしておじいさん。とはいうものの、逆に、この生産者の丁寧な造り方に感心させられる赤。造り手はブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェ村(※1)の白ワインの名手「シャトー・ド・ラ・マルトロワ」。白の特級・バタール・モンラッシェを始め、村の中央、自社シャトー前にある1級畑のモノポール(単独所有畑)「ラ・マルトロワ」などが有名なドメーヌ。創業者のお孫さん(現代アート好きのジャン・ピエール・コルニュ氏)が栽培・醸造を担当してからの90年代以降は、内外で評価も高くなり、今やシャサーニュ・モンラッシェ村を代表する造り手の一人。色男ジャン・ピエール・コルニュ氏で、このヴィンテージは2007年。2007年のブルゴーニュというのは、気候が不安定だったため、生産者によってかなりのばらつきが出た年。日射量の関係もあり、タンニン分がやや少なめで早飲みできる年、また生産量は少なくなるものの、選果を厳しく、丁寧な抽出を行っている生産者であれば、ブルゴーニュのピノ・ノワール種の特徴「まろやかさと果実味となめらかなタンニン」を持つ赤ワインが出来上がるのです(当然、いいワインを造るのには、難しい年ほど丁寧さが求められるんです)。まず、今飲むのは最高の状態だと思います。色は、透明感のある濃いガーネット。エッジがやや薄めの色合い。粘性は中。香りは、干しプラム、ブラックチェリージャム、干しかけの肉、毛皮、ジビエ、腐葉土、キノコ、ヨード、しおれたバラ、シナモンやアニスなどのスパイス、タバコ、鉱物っぽさ、タバコ、コーヒー、ポップコーン。初秋の夜の森のような印象。熟成香が出始めているが、まだ香水のような花の香り、ドライ過ぎない果実香もあり、料理を連想させる美味しそうで複雑な香り。時間経過、温度変化でかなり香りが変わる。グラスに注いだ直後とグラスのまま30分放置したものは全く別物。ブルゴーニュ・グラスに注ぎたては、果実香が甘く深く底から湧き上がってきて、甘味とスパイス香、熟成香とが一体化して実にいい香りだが、時間が経つと、香りが茶色みを帯びて劣化が早い印象。味わい:口あたりは滑らかでサラリとしてクール。ドライでミディアムボディ。チェリー系のドライフルーツや梅の落ち着いた果実味。タンニンは細かいが、やや口の中を乾かす豊富さが目立つ。酸は豊富だがこなれて控えめな印象。飲み込んだあとに、梅カツオ系のうま味が広がる。やや筋肉質の味わい。ブルゴーニュグラスに替えてあげると、果実味が膨らみ、タンニンとのバランスがとれる。 このワインはブルゴーニュグラスで、注いだらなるべく時間をおかないでグラスは飲みほすことをおススメします。うっかり会話に夢中になり、グラスのまま飲まないで放っておくと、途端にかぐわしい香りが消え失せてしまうので、美味しい食事とともに香りを嗅ぎながら、口に入れちゃってください私が合わせたのは、ワカメ入りの鶏ダシ餃子スープ。にんにくは入れない餃子の中の豚の旨味と鶏ダシのうま味を吸ったワカメにピッタリ。シイタケと豚ひき肉を少し甘めのショウガ醤油で炒め煮して、サラダ菜にくるんだものとも合いました。グラスの中でちょっと落ちるのは早いけれど、2007年というヴィンテージで、このクラスとしては、実に香り豊か。ワインが玉手箱を開ける前にはとても素晴らしい香りなので、くれぐれもグラスのまま時間をおかずに飲んであげてください。コスパいいと感じるはず。 ※1シャサーニュ・モンラッシェ村~フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区にある村。「ひざまづいて飲め!」という言葉とともに有名な特級白ワイン「モンラッシェ」や、同じく特級畑のバタール・モンラッシェ、クリオ・バタールモンラッシェが村内にあることから、白ワインばかりが造られていると思われがちですが、実は栽培面積でいえば、約4割近くは赤ワイン用のブドウが植えられている村(生産量は赤白半々位)。赤も結構多いんです。なかなかAOC「シャサーニュ・モンラッシュ」という村名での赤ワインが市場に出回らないのは、村名がAOC「コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ」として格下げされて出回っているものも少なくないため、という話もよく聞きます。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月09日
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えーっと、このワイン、カッパのワインです。何か?違う違う、カッパが飲むんじゃなくてイメージとしてはこんな感じ。 「分かんねーよ!」 あっ、どこかから突っ込みが......すす、すいません正確に言うと、キュウリを美味しく食べられる白ワインなんです。■商品名:【6本~送料無料】 ヌラガス 2010 パーラ 2010 Pala[イタリアワイン]■レビュアー:姉男 ■レビュー内容というのも、このワインに使われている「ヌラガス(ヌラグス)」というぶどう品種がキリッとした酸と ドライでみずみずしさ溢れる味わいで、夏野菜のキュウリにピッタリなんです。ちなみにこの「ヌラガス(ヌラグス)」という品種。イタリアでシチリア島に次いで2番目に大きい島、サルデーニャ島の土着品種。DOC(統制原産地呼称:このワインはDOCヌラグス・ディ・カリアリ)では、この辛口白ワインのほかにアマービレ(中甘口)白ワインも認められているけれど、甘口のヌラグスは姉男も見たことないですねぇ。何といってもこの品種の持ち味は酸とミネラル!軽やかでフルーティなワインが出来上がるので、夏に向いているんです。生産者は1950年にサルディーニャ島の南で創業した「パーラ」。1990年に2人の息子に引き継がれてからは、すべてのブドウ樹をサルデーニャの地ブドウ品種に植え替え、ワイナリーの改良も行ったカンティーナ(醸造所)。使用されるブドウの樹齢は20~25年。ちなみに、このワインの2008年ヴィンテージはガンベロ・ロッソが選ぶコスパなワインのガイドブック『べーレベーネ・ロー・コスト2010』で、約4000本のなかからNO1.に輝いたことがあるワイン。(ただし今回は2010年ヴィンテージ)色は、輝きある、ほんのり緑がかった淡い黄色。ディスクは厚め。粘性~中の下。香りは、キンカン、完熟前のグレープフルーツなどの柑橘系、アカシアの花などの白い花、フレッシュなディルなどのハーブ、ひなたの白い土、青みかんの皮、青魚。味わいは、ゆるりとした口あたりにも関わらず、抜栓直後には舌先にピリピリくるほどの酸の刺激が支配的。ほどなくして、みずみずしいスターフルーツや洋ナシの果実味のすぐ後を、太くて広い酸が包み込む印象に。とても背筋の伸びるキリッとした酸。呑み込んだ後には、ライムやレモンを舐めた後のような爽快感があり、青みかんの皮のようなほんのりした苦みと、ミネラル由来のうっすらした塩味がアクセント。時間が経つにつれて果実味はやや膨らみ、温度が上がっても全くダレない酸とともに食欲を増進させてくれる心地良い味わいに。この酸のおかげでフルーティながらも飽きずに1本イケてしまう印象。昆布の旨みベースのキュウリの浅漬けとは、ダシの風味が膨らんで本当によく合います!ズッキーニの塩味ソテーやイカ刺しにもバッチリまた、ワインの酸は、「フランスのシェーヴルとかイタリアのペコリーノ・ロマーノなんかの酸のあるチーズにも合いそう」と思っていたら、実はペコリーノ・ロマーノはサルディーニャ特産!じゃあ...とやはり特産のボッタルガ(カラスミ)にも合わせてみたら、うまい!塩味が強い料理よりも、薄味で旨味あるもののほうが、ワインとの相性はいいと思います。サルディーニャ島の白といえば、ベルメンティーノ種のほうが有名ですが、ベルメンティーノだけだと、どうしてもキリキリしすぎる印象のものも少なくなく、コチラは軽やかながらも、ゆるりとしたフルーティさも秘めていて、おススメかなり好き嫌いが分かれるかも(酢の物が嫌いな男性には苦手かも)、と思いますが、夏の食欲増進にもってこいのワイン。18~20℃近くなっても、酸でスッキリ飲めるワイン白ワインはそうそうありません!1200円以下なら大満足。海風にふかれながら飲みたい白ワイン。もし、コックリした白ワインが飲みたい時に、間違ってこのワインを選んでしまったら「ちょっと飲みたいのと違う…と思ってしまうかもしれませんが、きちんと品種の特性や「酸」「キリリ」のワインだというキーワードを覚えておけば、選択の幅が広がって満足できると思いますよ。姉男もキュウリ片手に1本空けました!うぃ~ひっく参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月08日
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「えぇ~、ちょっと待って!うそっ!あわわわわ、どうしよう~」。目が三重にとび出る位かなり焦った姉男。なぜって?家に帰るのにバスに乗ったら、財布に150円しかない。バス代は200円。あと50円足りない...。調子に乗ってワインや本などをゴッソリ買い込み、財布の中身を確かめずにバスに乗って、ビックリ!大慌て! ダメダメ、だいの大人が「コレしかないんです...」というワケにもいかないしダメダメ、周りの知らない人に借りるのも新手の詐欺だと思われたら困るし、どうしよ、どうしよと考えている間に降りる停留所まであとひとつ...。そこで舞い降りてきたひらめきっ「小銭入れのポッケに畳んだ2000円札があったよ~!」何かのために...と、入れたのもかなり昔過ぎて忘れるくらい前、入れてあったんです。 偉い!自分! それを崩し、何事もなく200円払ってバスを降りました(ほっ)。...と、前置きが長くなりましたが、そんな事が起こる4時間ほど前はイタリアワインの試飲会。今日も2008年~2010年まで(一部06年)のヴィンテージで、16種類。白よりも赤が多く、土着品種やビオ(※1)のワインが結構あってヘビー級。もちろん、イタリアワインだからアルコール度数も高い。強烈度ナンバーワンは、イタリア・ヴェネト州の自然派生産者、「ラ・ビアンカーラ」の造るビオの白ワイン「イ・マシエリ」2010。同じラ・ビアンカーラの白ワイン「サッサイヤ」の弟分のワインで、有機農法+一部ビオ。酸化防止剤無添加。品種はガルガーネガ60%、トレッビアーノ40%と、いつもよりガルガーネガの比率が低めみたい。グレープフルーツ、リンゴといった果実香や果実味はするものの、舌がビリビリする力強い酸とピーナツの殻のような茶色い雰囲気。こんな味わいだっけ?以前飲んだ時はもう少し印象が違ったような...。ビオのワインは不思議なもので、「酸化している」と放っておいたら味わいがキレイになっていたりと、なかなか一筋縄ではいかないものもあるんです。昔、同じ生産者の「サッサイヤ」を初めて飲んだ時、「香りも味も結構強烈だなぁ」という印象があったけれど、ソレを上回るインパクト。今回は、その後の「サッサイヤ」の果実味と味わいのキレイさがよく分かる、引き立て役のような印象。ほかに赤ワインで気になったのは「イオッパ・コッリーネ・ノヴァレジ・ウヴァラーラ」2009生産者はピエモンテ州の若手兄弟「イオッパ」。ちなみにDOCはピエモンテ州の北にある「コッリーネ・ノヴァレ(-)ジ」。使用品種は土着品種のウヴァ・ラーラ種。イオッパのワインでゲンメ(※2)は飲んでいたけれど、土着品種ものは初めて。抑え気味のタンニン、チェリーの甘くやわらかい果実味やコショウ系のスパイスが、スルスル気兼ねなく飲める味わい。特価ということもあり、姉男は連れて帰りました。また、北イタリアにあるトレンティーノ アルト アディジェ州の赤ワイン「バロン・ウィッドマン シュッドチローラー・ヴェルナッシュ」2009使用ブドウ品種はヴェルナッシュ種。これは南チロル地方で広く栽培されている赤ワイン品種で、スキアーヴェ種の別名(ドイツ語で「エーデルヴェルナッシュ」。ドイツで栽培されるトロリンガー種と同じ)。DOCはシュッドチローラー(ジュートテイロール)。ちなみに、この南チロル地方はドイツ・オーストリアの文化圏なので特殊。DOC名は上記のシュッドチローラー(ジュートテイロール)でも「アルド・アディジェ」でもいいことになっています。赤ベリー系とフレッシュなセルフィーユやディルなどの清涼感あるハーブの香り。味は、さわやかな甘さの果実味と酸が美しいミディアムボディ。ミネラルもしっかりある、夏向きの赤。生産本数が少なく、ほとんど国内のレストランで消費という話もあるので、爽やかな赤が飲みたい時にはおススメ。ヘタな白よりいいかも。個人的には豚肉と合わせたい。まぁこんな調子で、最後のブルネロにたどり着く頃にはだいぶいい調子になり、冒頭のバスの中で、ハッと我に返ったのでした※1ビオ~ビオデナミ農法。人工肥料、化学農薬が存在しなかった時代の昔ながらの農法を復活させるという流れで、ルドルフ・シュタイナーという"哲学者"が提唱した農法。化学肥料、除草剤、殺虫剤等の農薬を使わず、天体の動きなど宇宙との関係に基づいた「農業歴」に従い、月などの天体の動きに合わせて種まき・収穫などの農作業が行われる。ビオのワインは、酸化ニュアンスが強いもの、濾過しない濁ったものもあるなど、必ずしも一般的なワインと一致しないものも。美味しいものも多いが、姉男は過去に悪酔い経験もあり。※2ゲンメ~イタリア・ピエモンテの北にあるDOCG(統制保証付原産地呼称)。使用ブドウ品種は、王様のワインといわれる「バローロ」と同じネッビオーロ種主体。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月07日
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いくら北海道の夏はカラリとしているとは言っても、雨上がりで風もない、気温も下がらないとなればムシムシ度急上昇。 蒸し暑さ全開の夜は、ゴクゴク系の泡が飲みたい!といっても、姉男の場合はやはりワインイタリア・エミリア・ロマーニャ州のハム、モルタデッラに合わせるとなれば、ベタは承知でもやはりエミリア・ロマーニャ州の泡!ともにボローニャ産ということで、相思相愛めざし、今回のチョイスはピニョレット種(※1)を使った白泡で、ゴクゴク飲めるフリッツァンテ(※2)。■商品名:【6本~送料無料】ロマンディオラ ピニョレット フリッツァンテ コッリ ディ イモラ 2010 テッレ チェヴィコRomandiola Pignoletto Frizzante Colli di Imola 2010 Terre Cevico [イタリアワイン] [バイオーダー]■レビュアー:姉男 ■レビュー内容イタリアの食の都「エミリア・ロマーニャ州」で愛されているピニョレット種100%のフリッツァンテ(微発泡ワイン)。造り手はエミリア・ロマーニャ州でトップクラスの生産者協同組合のテッレ・チェヴィコ。「ヴィーニタリ(※3)2010」で2009年ヴィンテージが最高金賞受賞したもの(ただし、今回のヴィンテージは2010)。この造り手のものは同じピニョレット種を使った通常品「ピニョレット・コッリ・イモラ・フリッツァンテ」があるけれど、お手合わせしたのは、年に1~2回の限定入荷のバージョン。ちなみに「ロマンディオラ」とはロマーニャ地方の古い呼び名。姉男も通常バージョンは飲んだことがあるけれど、はたしてこの別バージョンは味が違うのか、ブドウが古木などの特別なものを使用しているのかは不明でお初色は、ゴールドを淡くしたような薄い黄色。底からランダムな泡、数珠状もあり。輝きあり。鼻を近づけると、香りは青りんごなどの白系果実、白い小さな花、完熟レモン、白い土。柑橘類などの爽やかさある果実香中心。味わいは、泡の優しい刺激とサラリとした口当たり。ライトボディで辛口。白系果実のやわらかい、ほの甘さある果実味をさりげなく感じ、太めの酸が爽やか。シャブリ(※4)のようなさっぱりした酸が、グレープフルーツを食べた後のような爽快感を演出。「果実味を残しすぎない酸」という、果実味と酸のバランスがとてもよく、すぐ次を口に運びたくなるサッパリさ。じんわりしたやさしい甘味と酸は、フランス・ロワール地方の微発泡白ワイン「ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ(※5)」を連想させる味わい。よくできたミュスカデは果実味豊富で、ほんとに美味しいですが、コチラもその類。アルコール度数が11.5%とワインにしては低めなので、夏にゴクゴク飲むにはピッタリ!温度が上がっても酸はイキイキしたままだから、昼間の屋外でのランチにもおススメです冷やしすぎるとうっすら苦みが出る(その苦みもいいですが)ので、8℃~10℃くらいが一番美味しく感じる温度。合わせは、やはりモルタデッラとだとワインの味わいが膨らんで好相性!生ハムのプロシュートとでも、ハムの熟成香をマスキングしてくれるので、美味しさだけが残って相性良し。大根おろしにレモンを絞った雰囲気のあるワインだから、エビやきすの天ぷらなどサッパリ系の和食にも合いますよ。ぷ~、ゴクゴクあっという間に1本空けちゃった。暑い夏にはピッタリ!美味しかった~。ムシムシくん、さらば!※1ピニョレット種~イタリア北中部にあるエミリア・ロマーニャ州、ボローニャ地方で育てられているの土着品種。僅かに甘味を感じるほどに香り高く芳醇な果実味とイキイキした酸を併せ持つのが特徴。※2フリッツァンテ~弱発泡性ワイン。ガス圧1~2.5気圧。ちなみに通常のイタリアのスパークリングワイン「スプマンテ」やドイツのスパークリングワイン「ゼクト」は通常ガス圧3気圧。フランスの「シャンパーニュ」は5気圧。※3ヴィーニタリ~毎年春にイタリアで開催される、世界有数のワイン国際見本市。出展企業数3000社以上。イタリアのワインはもちろん、世界からワインが集まります。※4シャブリ~フランスのブルゴーニュ地方の北、シャブリ地方のいきいきした酸が特徴の白ワイン。特級畑、1級畑のシャブリは、酸だけではない深みある味わいが楽しめます。※5ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ~たいてい「シュール・リー」という、ワイン発酵終了後オリ引きをせず、タンク内に数ヶ月間そのままオリと触れさせ、、 その上澄みを瓶詰めをしたワイン。シュール・リーとはフランス語で「オリの上」という意味。この技法により、ワインにアミノ酸の旨みが増すのです。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月06日
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■商品名:ガローニ 18ヶ月熟成生ハム 切り落としブロック たっぷり500g!【冷凍便・冷蔵可】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容リピです。切り落としとはいえ、やはりイタリア・ガローニ社の美味しい熟成生ハムがこのお値段とはホントにお買い得!今回もステーキのような厚さの生ハムブロックが3枚。2~3人なら3回分のおつまみになる量。前回よりも脂の部分も少なくて、食べ応えも充分。ムースにしようと思っていますが、すでにダイスカットして1枚がペロリとなくなり、ムースにする間もなく、パクパクなくなりそうな予感。ダイスカットにして噛めば噛むほど、旨みがでて美味しいのですが筋がある部分もあるので、その場合は呑み込まないで出したほうがいいですよ。ワインのお供には最高!料理にも使い勝手がよくて、おウチに常備したい一品です。
2012年07月06日
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■商品名:ブルゴーニュ・ブラン[2010]年・ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ元詰・重厚ボトル・AOCブルゴーニュ・ブランBourgogne Blanc [2010] Domaine Philippe Chavy■レビュアー:姉男 ■レビュー内容すいませんこちらもまだ飲んでいませんが、レヴュー。コチラはAOCが広域名の「ブルゴーニュ」ですが、ピュリニー・モンラッシェ村のシャルドネを95%、ムルソー村のシャルドネを5%というふれこみ。(ちなみに通常年は、ピュリニー・モンラッシェ村90%、ムルソー村のシャルドネを10%のブレンドなんですが、作柄が良くてブドウが完熟したため、ふっくら味のムルソーのブレンド比率を抑えたのかは謎)どちらか単独の村のものならば村名クラスで出せるはずが、ブレンドしたために、ただのACブル。ちゃんと村名クラスのレベルにあるなら、お買い得ですね。このワイン、ワインショップにとっては消費者に売りやすいため、ショップによってかなり値段の幅がありますが、こちらのショップはお値段妥当だと思います。生産者の「フィリップ・シャヴィ」は、ボトルが長熟用の分厚いもの。以前別のヴィンテージのものを飲んだ時、リリースから3年後くらいだったんですが、まだまだ早い印象があったので、こちらもあと2年位寝かせた後に楽しみます。ピュリニィのきらめきと華やかさは出ているのか、期待も込めて、星5つ。ちなみに生産者の「フィリップ・シャヴィ」は、母方はムルソー村のロピト家、父はピュリニー村のシャヴィー家という生産者一家。ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、サン・トーバンに畑をもち、AOCは全部で14で、そのほとんどが白ワイン。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月06日
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■商品名:ムルソー・“レ・ナルヴォー”[2010]年・ドメーヌ・フィリップ・シャヴィー元詰・AOCムルソー・重厚ボトルMeursault “Les Narvaux” [2010] Domeine Philippe Chavy■レビュアー:姉男 ■レビュー内容すいません、まだ飲んでいませんがレヴューです。コチラは、まだまだ飲めません。というのも、AOCはムルソーの村名とはいっても、とれる畑は「レ・ナルヴォー」。ココの畑は1級畑ではないものの、村名としては格上クラス。場所がムルソー村の1級畑「ジュヌヴリエール(※1)」のすぐ上部。ルロワ(※2)が個人的に所有していたり、ブルゴーニュの白ワインの神様と言われたコシュ・デュリ(現在、神様は引退。息子さんに代替わりしています)が所有しているくらいの良質な畑。ちなみにナルヴォーの味わいは、美しい酸とムルソーらしいナッティな香りとふっくらしたボディを併せ持つものさらに、樹齢55年だそうなので、凝縮感も楽しめそう。ボトルも長熟用の分厚いものだし、5年以上寝かせ、楽しみたいと思います。期待も込めて、星5つ。 ※1ジュヌヴリエール~ムルソー3大畑のひとつ。ムルソー村には特級畑はなく、1級畑しかありませんが、「もし特級畑にするとしたらジュヌヴリエール」といわれるくらい、1級畑の中でも素晴らしい畑。やわらかいけれどシャープ、というキャラクターのワインが出来上がる。ミネラルが清流のごとし。※2ルロワ~有名なロマネコンティを造っている「DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」のかつての共同オーナーだった、マダム・ラルー・ビーズ・ ルロワ。世界一有名な女性醸造家。ブルゴーニュワインを語る時、絶対に外せない人物。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月06日
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■商品名:ドメーヌ・ローラン ブルゴーニュ・プルミエ・キュヴェ [2008]750ml(赤)■レビュアー:姉男 ■レビュー内容調子に乗りやすい姉男。昨日のワインが美味しかったものだから、2008年ヴィンテージお伺いのために、またブルゴーニュの赤。造り手は「ドメーヌ・ローラン」。ここはブルゴーニュでは既に有名となっている元洋菓子職人のネゴシアン(※1)、ドミニク・ローラン(※2)が息子のジャンとともに興したドメーヌ(※3)。●太っちょドミニク ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区にあるニュイ・サン・ジョルジュ村とジュヴレ・シャンベルタン村の所有畑から各50%ずつのブレンド。樹齢は8~40年の混合。ドメーヌ・ローランはリリースしたての2006年を飲んだっきりだから、今回、3~4年ぶりくらい。「今開けるのはちょっと早いかな」と思いつつも、ジュヴレ・シャンベルタン村の2008年ヴィンテージのブドウを使用しているということで、昨日飲んだ、同じジュヴレ・シャンベルタン村のブドウを使ったブル(フィリップ・リヴェラ)と比べたくてお手合わせ。色は、少しオレンジ系のニュアンスのある、ホワリとした濃いルビー。エッジから少しグラデーションあり。透明感あり、粘性は中。香りは、ラズベリージャム、ブラックチェリー、丁子、シナモン、山椒のニュアンスのあるスパイス、森の下草、黒い土、タバコ。鼻を刺激するスパイスをまとった甘い果実香中心。ドミニク・ローランらしい分かりやすい印象。ブルゴーニュグラスに移すと、香りがまとまって、ふんわり華やかで深み出る。味わいは、ドミニク・ローランの昔のポテッと入ってくるような印象とは違う、スルスルとした口当たり。ドライでミディアム。香りよりも熟し過ぎなていない赤ベリー系の果実味のすぐ後を、辛味を伴った少しざらつくようなタンニンが追いかけてくる。ただタンニンは、肉が欲しくくなるくらい乾き気味で多少ざらつくものの、堅いということはなく、しなやかさはあり。甘渋辛(焦げた焼栗の殻のような風味)と、一体感なく時間差でやってくるイメージ。柔らかな甘さがある割に酸は豊富で、旨味が詰まっていず、何となく空洞感がある印象だが、ブルゴーニュグラスに移すと、こじんまりまとまる。アフターは軽く梅の風味とほの青さ。抜栓3時間、香りは多少深くなったものの、味わいの深さはあまり変わらず、旨薄とはちょっと違う軽やかさ。2日目もあまり変わらず、食事と合わせて美味しいレストラン向きタイプかな。実際、白老牛の絹挽き仕様のハンバーグと合わせてみると、ケチャップを練り込んだ肉の甘さがワインの果実味、酸味とピッタリR.パーカーはこのワインに、ACブルとしては珍しく90点をつけているというけれど、今の段階ではまだ、香りと味わいのギャップがあり、味の一体感が少しゆるい印象。2008年ヴィンテージ、樹齢が若いものも混合ということもありそうだけれど、久しぶりに飲んだら、以前の濃いめの印象とはずいぶん違って軽やかで、ちょっと驚き変革しているんですね~とはいえ、香りはいつも通り華やかです。...とはいえ、姉男の幸せ感、2008年ヴィンテージ並みに薄っ? ※1ネゴシアン~基本的に、自社のぶどう園は持たず、ブドウや果汁、樽詰めワインなどの形で生産者から仕入れたものを、自社で醸造または貯蔵・熟成させ、それらをブレンド・瓶詰めして自社ブランドのラベルを貼って販売するワイン商。※2ドミニク・ローラン~フランス・ブルゴーニュにある、ニュイ・サン・ジョルジュ村が本拠地のネゴシアン。ネゴシアンとしてはブルゴーニュでもトップクラス。生産者から買い取るワインへのこだわりは、「古いブドウの木(ドミニク・ローランの基準は50年以上)、手摘み収穫」など厳しく、代名詞ともなった「新樽200%(2回も新樽に入れて熟成させるもの)」や自作の樽(樽製造会社所有)、ノンフィルターなど近代的な技術に頼らない自然で伝統的な醸造法にもこだわる。ただし現在は新樽比率200%ではなく、樽の材質にこだわり、旧樽も使用。ちなみに「ドメーヌ・ローラン」では、樹齢の高いブドウの樹を有機栽培、基本的に除梗せず全房発酵。樽での熟成もネゴシアンのものに比べると約半分の10~12ヶ月と短め。※3ドメーヌ~生産者が自らブドウを栽培し、ワインを造る、ワインの醸造所のこと。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月05日
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■商品名:フィリップ・リヴェラ ブルゴーニュ・ルージュ [2008]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容昼間は暑くても、朝晩涼しい北海道。こんな時はやっぱりブルゴーニュの赤だな~。とチョイスしたコチラ。生産者は「フィリップ・リヴェラ」。全く知らない生産者さんながら、ショップの説明によると、このドメーヌは1930年創業し、1976年にフィリップ・リヴェラが継承。伝統的な長熟型ワインを造っていたものの、2005年に息子に代替わりをし、別次元のワインに生まれ変わらせたそうな。ここ数年、ブルゴーニュでも世代交代の時期に入っているらしく、「代わってからすごく良くなった」、あるいはその逆も結構あって、面白いんですよね。このブルゴーニュは、ジュヴレ・シャンベルタン村内のACブルゴーニュ区画からのもの。平均樹齢40年のVV(ヴィエイユ・ヴィーニュ→古木)。16ヶ月の樽熟成。ワクワクの初お手合わせ色は、濃いガーネット(グラスの底は見える程度)。輝きあり。粘性は中の上。香りは、抜栓直後、ボトルからふんわり香る果実香。ブラックベリー、ブラックチェリー、コケもも、黒コショウ、ピンクペッパー、クローヴ、カルダモンなどのスパイス。黒い土、森の下草、鉄、ジビエ。少し経つと、ブーゲンビリアなどの赤系の花の香りがどんどん膨らむ。重心の低い、ACブルゴーニュにしてはどっしりした印象。果実香よりも、花とスパイス、ミネラル、旨み系の香りがとっても心地良いもの。ブルゴーニュグラスに変えてあげると、顕著に花と土の香りが倍以上に増幅。味は、熟しかけた白桃やチェリーなどのベリー系の爽やかさある果実味。「濃く甘い」という派手さはないけれど、「薄い」ということもなく、中庸で魅力的。タンニンは細やかでザラツキなく、柔らかめ。酸は太めで、しなやか。アフターにチーズを食べた後のような旨味を連れてきてくれるもの。酸とミネラルが秀逸。ドライで余韻は長め。冷んやりした、暮れかけの深い森の中のような印象。ACブルゴーニュなのに、きちんとジュヴレ・シャンベルタン村の特性をまとめあげていて、実直な造りが伝わってくるような味わい。特に、難しい2008年のヴィンテージ特徴(※1)までしっかりと表現しているのは、素晴らしい。どこか暗さを秘めていて、寡黙で力強く、実直で内向き。高倉健の若いころみたいなワイン。R.パーカーばりの分かりやすい美味しさが好きな方よりも、芯のしっかりしたジワジワ旨み系がお好きな方におススメします。「自分、不器用ですから」ホントに、これから凄いことになりそうな生産者さん。上のクラスもぜひ飲んでみたくなりました。 ※1 2008年のヴィンテージ特徴~2008年は難しい年。6月下旬~8月雨が多く、日射量も少なくて気温も上がらず。9月中旬から北風が吹いて、天気の良い日が続き収穫。清涼な気候だったそう。誰が造っても美味しいワインができるようなグレートヴィンテージではないからこそ、生産者さんの技量が問われる年です。そんなヴィンテージのワインは、果実味は抑え気味。緻密な口当たりで、余韻に酸味を感じることができるもの。ミネラルが素晴らしかった2001年あたりと似ているようです。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月04日
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パンパカパーン!アルパカす、すいませんまた「パカしかあってないじゃんこのばかっ!」と怒られそう…あわわわわ、またダジャレが…。すいません、嬉しくて調子にのり過ぎました。実は…うちのカタが戻ってまいりましたっ!先日、行方不明になっていた姉男のかわいい同居人(?)、米粒大のカタツムリ通称「カタ」。行方不明から2日後、寝床にしている観葉植物をふと見ると、いたーっ!「どこに行ってたんでちゅか、おまえは~」と赤ちゃん言葉は使わないまでも、戻ってきたお祝いに、寝床を新調してあげました。新しい寝床どこにいるか見えますか?ココにいるんですよ、ココさぁ、今日は祝杯だー!(って、姉男はいっつも飲んでるけどさ)参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月03日
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■商品名:【クルクル回るタイムセール】スポット入荷!モルタデッラピスタチオ入り【500g】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容いわゆる、日本では「ボローニャ・ソーセージ」とも言われるこのモルタデッラ。イタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャで造られていたために、日本ではこの名前で呼ばれていますが…日本の大手メーカーなどに見られるボローニャとは全く別物だと考えてください。豚肉の挽きの細かさや味付け具合は日本のメーカーとは少々違います。日本のハムに慣れている方には甘めの味付けではないので、塩気が強いと感じる方もいるかもしれませんが、イタリアのハムに慣れている方にはむしろ、優しい味わいで食べやすい。イタリアの熟成したハムが苦手な方には、癖もなくおススメです。多少厚みは不揃いなものの、クリームパスタなどの料理にもにも合わせやすく、気軽なおつまみとしても使い勝手はいいほうだと思います。個人的にはライムを絞って、サッパリした白ワインに合わせています。1パックにドカンと入っているので、ちょっと小分けにするのが面倒ですが、500gとたっぷり入って、このお値段ならお買い得。
2012年07月03日
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パンパカパーン!パンです パンです あわわわわ。違う違う、こっちのパンこれは昨日、北海道・洞爺湖畔にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」にオープンしたパン屋さん『ブーランジェリーLALOS(ラロス)』のパンたち「ザ・ウィンザーホテル洞爺」といえば、数年前の洞爺湖サミットの会場として、またミシュラン3ツ星のフランス料理店があるホテルとしても有名ですが、ここに7月1日、フランス・パリでも名高いパン職人フレデリック・ラロス氏のパン屋さんが、日本で初めてオープン!このラロス氏。フランスでパン職人としてMOF(フランス国家職人賞※1)を受賞し、パリで5店舗のパン屋さんを経営している方。フランスではミシュラン3ツ星のレストランを始め、多くの星付きレストランにパンを納入しています。店舗ではパリでロングセラーの「バゲット(¥320)」のほか、ソバ酵母を使用したフランス伝統のパン「ロンゲ(¥280)」など小麦粉の美味しさを堪能できるパンやデニッシュ、サンドイッチ、焼き菓子など60種類を販売。札幌から2時間、新千歳空港からも2時間ほどの距離。ぜひ、ドライブの際、北海道旅行の際は立ち寄ってみてください。(ちなみに、ウィンザーホテル開業当初から入っていた、クロワッサンに定評のあるパン屋さん「オテル・ド・カイザー」は6月末で閉店しました)えっ?姉男はもう行ったのかって?パンパカパーン……まだです。だって遠いんだもん。近々、ほうきにでも乗って行ってこようーっと。●ブーランジェリーLALOS(ラロス)住所:北海道虻田郡洞爺湖町清水電話:0120-290-500営業時間:7:00~19:00(10~4月は18:00まで)※1MOF(フランス国家最優秀職人賞)~全ての業界におけるプロの技術職の技能を評価するフランス独特の賞。表彰は10年に3回しか行われないこの権威ある賞を獲得するために、多くの職人たちは長年の修行を経てコンテストに挑戦。職人の技術力と独創性の高さを、巨匠と呼ばれる経験豊かな職人たちが評価する。フレデリック・ラロスは、このMOF を26歳という史上最年少で獲得。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月02日
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今日は友人の家で、夕方から「宅飲みワイン会」。ワイン好き女子ばかり4人、ぐだぐだとワインを飲む会。ワインは各自が1本、つまみ1品と持ち寄るスタイル。持ち寄るワインは自由で、飲みたいもの。でも...実はこういうテーマなしの持ち寄りワイン会というのは、危険が伴うもの。ワイン好きとしては、泡白赤とバランス良く進むのが理想。しかし、持ってきたのを「せーのーでっ」と出したら「すべて赤だった」 とか「泡が1本もない」「白ばかり...」などなどバランスが取れないことも多いんです(姉男の過去の持ち寄りワイン会では、 白1本、赤8本というディープなものも。 しかも濃いめのばかりだったので、皆、唇がワインで紫色に染まり、ゾンビのような雰囲気だった)でも、この4人は言わなくても分かる、おとな女子「だてに社会人長くやってないわよ。空気は読めるの。おほほほ」とばかりワインを出してみると、泡、白、ロゼ、赤。見事な「飲兵衛パワー」!まずはS嬢提供の泡、シャンパーニュ。「HENRIOT BRUT SOUVERAIN NV」 (アンリオ ブリュット スーヴェランNV)※1白い花とブリオッシュ系統の香ばしい風味。ふんわりハチミツ風味もあり、ミネラルしっかり、泡もクリーミィ。たくましいのに気品ある美しさ。いつ飲んでも美味しいお次は姉男提供の白。「Meursault 1er Cru Poruzots 2002 (Francois Mikulski)」 ムルソー・プルミエ・クリュ・ポリュゾ(フランソワ・ミクルスキ)※2洋ナシのようなトロリ感と火打石のようなミネラル、ほのかな樽も溶け込んでいて、ウットリ。画像はありませんが、ワインの色がかなりの黄色。18℃位になっても、まーったくダレずに、味わい豊か。ブルゴーニュグラスで飲むのがおススメ。そして、物議をかもし出したT嬢提供のロゼ。「Aythaya」これ、どこのワインか分かります?なな、なんと!ミャンマーなんですミャンマーでワインが造られているとは、姉男も初めて知りました。調べると、このワインを造っているのは「Myanmar Vineyard」。ドイツ人起業家がミャンマーにある南シャン州の標高1300mの場所に、1999年に設立。ワイン名の「Aythaya」はそのまま、畑のある村の名前。植えてあるブドウの樹はすべて、ヨーロッパから輸入し、このロゼはイタリアから輸入したMOSCATO(モスカート※3)。他にも赤(フランスからのシラーとカベルネ・ソーヴィニョン)と白(フランス・ボルドーからのソーヴィニョン・ブラン)、グラッパ(これもモスカート使用)も造っているそう。(詳細はワイナリーHP )上記の情報が全くない中での味わいは、第一印象が「南フランスのVDN(ヴァン・ドゥー・ナチュレ※4)みたい」VDNほどアルコールは高くないものの、マスカットの風味が似てるなぁ。と思っていたら、やっぱり品種は同じ。いい意味で、茶色っぽい独特のニュアンスもあり、ちょっと病みつきになりそう。 最後はM嬢提供の「Chambolle-Musigny VV 2009 (Hudelot-Baillet)」 シャンボール・ミュジニーVV(ユドロ・バイエ)※5 とにかく、めちゃめちゃシルキー。まるで「タンニンがない?!」と感じるように、完熟したまあるいタンニン。果実味もふっくらして柔らかく、ミネラルと土の風味がブラインドで飲んだら「ヴォーヌ・ロマネ」のように複雑。滑らかで柔らかで、つくづく美味しい。今からでも十分楽しめる味わい ゆるゆると美味しいワインを飲める幸せすべて飲兵衛パワーのなせるワザですな※1HENRIOT(アンリオ)~フランス・シャンパーニュ地方で、200年以上続く老舗。アンリオはシャルドネの使用比率が一般的なシャンパーニュより高いのが特徴。また、熟成が長いのも特徴。どのクラスのものも法律上の最低瓶熟期間よりも長い期間瓶熟させる。(ちなみにノンヴィンテージものでは、法律最低瓶熟期間は15ヶ月のところ、アンリオは3~4年も瓶熟) ※2フランソワ・ミクルスキ~フランス・ブルゴーニュ地方のムルソー村中心の生産者。1992年が初ヴィンテージと比較的若いながらも、世界中から引っ張りだこ。早くから果実味、ミネラルと酸がキレイでクリーン。でも、ふくよかなムルソーらしさもあるスタイリッシュな「いまどきブルゴーニュ」。ちなみにラベルは、ジャン=ポール・リオペルというカナダの画家の作品を使用。この画家は1978年のムートンのラベルの作者でもある有名な方。ただしこの画家死去により、2005年からラベルは変更。現在はこんな感じ※3モスカート~マスカットの香りのするブドウ品種。イタリアではこの品種で、甘口のデザートワインやスプマンテが造られる(イタリア・ピエモンテ州の甘い泡「アスティ」は有名)。ちなみにフランスではこの品種、「ミュスカ」と言われる。※4VDN(ヴァン・ドゥー・ナチュレ)~南フランスにあるラングドック・ルーション地方の天然甘口ワイン。発酵途中にアルコールを添加、発酵を停止させて甘味を残したワイン。 ※5ユドロ・バイエ~フランス・ブルゴーニュ地方、シャンボール・ミュジニー村の生産者。1981年創業当時はネゴシアン(卸売業者)にブドウを売るだけだったが、1998年から自社ビン詰めワインの生産を開始。ワインを造るドミニク・ル・グエンは、「ブルゴーニュ新世代」とも呼ばれ、滑らかで気品あるワインはファンが多い。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年07月01日
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6月最終日の札幌の気温。最高30℃、最低15℃...。この時期に「暑くて寒い」 という15℃の気温差。 何かの罰ゲーム?「もう、ホルモンバランスも崩れちゃうわ」 いや、本当にこの気温差と暑さは体調を崩しかねない。ということで、暑さをサッパリしたい+ホルモンバランス大事=で選んだコレ。■商品名:マロッティ・カンピ・ラクリマ・スプマンテ・ロサード■レビュアー:姉男 ■レビュー内容☆☆☆☆イタリアで絶滅しかけた品種、ラクリマ100%のロゼ泡。ラクリマ?「あぁ、カンパーニャ州のワインのラクリマ・クリスティね」いいえ、違います。このラクリマという品種。またの名をラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ、ラクリマ・ネーラ。イタリア・マルケ州の州都アンコーナ付近で古くから栽培されていた土着品種で、濃い紫色をした、独特の甘く華やかな香りが特徴の赤ワインができあがります。この甘い香りというのが、女性ホルモンを活発にしてくれる「薔薇」。ラクリマ種を使ったロゼのスプマンテ(スパークリングワイン)は数が少なく、生産本数はわずか7500本。ほとんどが地元で消費されてしまうらしいんです。造り手はラクリマ種を使ったワインの名手「マロッティ・カンピ」。ラクリマ種の泡は初めてなので、興味津々。色はほんのりオレンジのニュアンスのある淡いピンク色。ランダムな泡がグラスの底から絶え間なしに立ち上るスタイル。透明で、粘性は水様。香りはバラというよりは、芍薬(しゃくやく)のような淡い印象。ほか玉ねぎのタルトや白っぽい土。果実香はほとんどとれず、白~ピンクの花びらのような繊細でおとなしいもの。味わい:それでも口に入れると、みずみずしい和梨や、リンゴとクランベリーを合わせたようなフレッシュな果実味。面積感のある爽やかな酸とオレンジの皮や、まるで花びらを口に含んだ時のような苦みが果実味を包んできます。とにかく特徴的なのは、苦み。ゴーヤというか、カンパリソーダというか、さほどきついものではないけれど、苦みが土台にあって、その上にグレープフルーツのような酸と果実味がのっかり、泡がピチピチと刺激してバランスを保っているという印象。この苦みをどうとらえるかで、この泡ワインに対する印象は大きく左右されると思います。ビールとワインの中間的なもの、暑い夏にはサッパリとビール感覚で飲めると考えるといいかも。そんな「清潔感はあるものの、モジモジしてちょっと話しかけにくい女の子」なイメージのこの泡も私が合わせた、エビチリ風エビマヨ(生姜の風味がポイント)や餃子には、友達になってくれました。酢醤油とごま油など、中華と相性がいいみたい。料理を選ぶとは思いますが、一度体験してみて損はないかも。肝心の女性ホルモンは...今日も不足!参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月30日
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「こんにちは~」。今日はいつも行くワインショップの試飲会。午後いちで始まるから、またまた「昼間っから酒臭い女」と言われそう。テーマはフランスのブルゴーニュ白10種、赤6種の合計16種類。白は一部2004年、2007年があるものの、2008年と2009年が中心。ACブルあり、リュリー(※1)やモンタニー(※2)、ピュリニー・モンラッシェ(※3)やムルソー(※4)などなどバラエティ豊か。赤もACブルからラドワ(※5)、マルサネ(※6)などなど大御所ではないものの、特徴ある所。比較試飲すると、本当にブルゴーニュの2008年は苦労した年だったことが分かります。白は、酸はきれいだけれど、果実味に青さが残り、樽をかけ過ぎるとると、途端にバランスが崩れるような印象。作り手さんを選ぶ必要もありそうですが、かえって夏に飲むならば、爽やかさが出ていい状態かも。(もちろん、グラン・クリュクラスはおいといて、平均して、のお話)姉男が試飲して気になったのは、以下のワイン。モンタニー 1erクリュ スー・レ・フイユ・ブラン 2008(フィリップ・コラン)香りはグレープフルーツや洋ナシ、ほんのりナッツ系やピーナツの殻みたいな樽香、石灰など。ミネラル感とライム系の果実味の爽快感がとっても夏向き。ムルソー レ・ナルヴォー2008(モレ・ブラン) ※画像は2009年のものピエール・モレ(※7)のネゴシアンものですが、洋ナシのタルト、アニス系のスパイスやハーブの複雑な香りと和三盆のようなやわらかな果実味をのせ、どんどん伸びてゆく酸、その後にやって来る旨味が秀逸!本当にしなやかで美味しい。赤のACブル2008年は、飲み頃という印象。ブルゴーニュ 2008(ミッシェル・ラファルジュ)ミッシェル・ラファルジュ(※8)のブルは、ダシ梅系の薄旨な味わいがチラシ寿司やアナゴの白焼きに合いそう。オート・コート・ド・ニュイ キュベ・マエリ(ジャン・タルディ)ジャン・タルディ(※9)は2009年のオート・コート・ド・ニュイですが去年からリリースされた「キュベ・マエリ」が、デイリーにおススメ。完熟赤ベリー系とカルダモンなどのオリエンタルスパイス、穏やかな酸とやわらかいタンニン、アフターの綿菓子のようなふんわりした果実味がキレイでエレガント。派手なところはないものの、とても正直なイイ造り。気がついたら1本空けちゃった...というタイプ。寝かせてもいいけれど、今からでも十分美味しく味わえます。昼間っから16種類、ごちそうさまでした帰りに街中を歩いていると、周りから避けられているような感じなのは気のせい?あら、やっぱり酒臭いかしらさて、今日は帰ってから何飲もうかな~。今日は解説多くて、すいません(汗)※1リュリー~フランス・ブルゴーニュ地方の真ん中より少し上、コート・ド・ボーヌ地区のすぐ下にある、コート・シャロネーズ地区にある村。赤・白両方が認められています。白の生産量が若干多めで、枯れた麦の風味。赤ワインは小粒ながらもチャーミングなラズベリー風味が特徴。※2モンタニー~フランス・ブルゴーニュ地方の真ん中より少し上、コート・ド・ボーヌ地区のすぐ下にある、コート・シャロネーズ地区にある村。白のみが認められています。村の土壌は石灰質が多いため、ミネラル感のあるワインができます。※3ピュリニー・モンラッシェ~フランス・ブルゴーニュ地方で最高の白ワイン産地の一つ。白の特級畑は4つもあります。白い花を始め、様々な花束のような華やかな香りと、キレのある酸、洗練された綺麗な果実味が特徴。※4ムルソー~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区にある村。赤・白両方が認められていますが、生産量のほとんどは白。白ワインの名産地としてブルゴーニュでも3 本の指に入ります。バターやナッツの香りと強烈な果実味、ミネラルの風味がバランス良く味わえる、姉男がパブロフの犬になるAOC。ムルソーと聞くだけで、ヨダレ出ます。 ※5ラドワ~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区のいちばん北に位置するワイン産地で、正確には「ラドワ・セリニィ」。赤・白両方のワインが造られています。コルトンの丘の忘れられたAOCと揶揄されることもある知名度の低い場所。でも、かえってお買い得なワインがあります。有名な特級畑のコルトンやコルトン・シャルルマーニュもこの村の中にあるんですよ。※6マルサネ~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の一番北にある村。コート・ドールの村名ワインの中では唯一ロゼワインの生産が認められています。 ※7ピエール・モレ~ブルゴーニュ好きならご存じ、ピュリニー最上のドメーヌ「ルフレーヴ」の醸造長を長年に渡り務めている人物。※8ミッシェル・ラファルジュ~ヴォルネイを中心にポマール、ボーヌ、ムルソーなど、赤で名高いドメーヌ。畑は、化学肥料、殺虫剤等に頼らず、こまめな手入れで、自然のバランスを生かした耕作を行う。 醸造も極力機械を排したもの。口当たりのやさしい、バランスの良いワインを造る。※9ジャン・タルディ~フランス・ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区にあるヴォーヌ・ロマネ村が本拠地のドメーヌ。華やかな香りと芯の強い凝縮感のある味わいが特徴。熟成で素晴らしい味わいになる。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月30日
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■商品名:ブリガンティーノサラミホール18日間熟成【140g】【ag】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容ハムやサラミは熟成したものが好きな姉男。こちらは「豚肉のおいしさがぎゅっと凝縮さワイルドな味」という点に惹かれて購入。「ブリガンテ」とはイタリア語で「山賊」を意味するんだそう。サラミを覆っているものが、一見白カビのようですが、実は米粉。ショップの説明にあるように「白カビタイプのサラミとは一見似ておりますが、全く別物」なんだそうで、このタイプは初めて(イタリアでも日本でも大変珍しいサラミだそう)。まず、日本の甘いサラミに慣れた方にはおススメしません万人向けというよりは、酸味とうま味が合わさったようなクセのある熟成感が「あらゆる肉の旨みを知りたい!」という通向き。野性的なワイルドさがあり、イタリアの少し酸味のあるフルボディタイプの赤ワインには、そのまま輪切りにしてピッタリ!洗練されたワインよりは、地ワイン的な少し雑味のあるワインのほうが合いそう。ビールなら、ピルスナータイプより黒ビールのほうがしっくりきそうな印象塩気は強いほうではないけれど、チビチビと噛みしめながらつまみにするタイプのサラミかな。「野郎ども!脂の部分を味わえよ!」参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月29日
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■商品名:パッソ・ア・パッソ・"ヴェルデホ"[2011]年・手摘み100%・ボデガス・ヴォルヴェール・D.O.ラマンチャPASO A PASO"Verdejo"[2011] Bodegas Volver D.O. LA MANCHA■レビュアー:姉男 ■レビュー内容今年70歳になった母が突然、入院・手術。ビックリして「一体どうしたの?」と飛んでいくと、「ん~、カラオケの歌い過ぎで、喉にポリープができたらしいわ。あはははは~」。聞けばこの1ヶ月間、週に4回位ほど、びっしりカラオケに行って歌いまくっていたらしい...。まぁなんともお騒がせ無事手術も終了し、ホッとしたので今日のワインはスペインの白ワイン、ヴェルデホ種(※1)のもの...って、ちょっと強引でしたか?「ホ」しか入っていないよ、という突っ込みも聞こえましたすいません(汗)以前のブログでもお話しましたが、姉男の春といえば、スペインの白ワインのヴェルデホ種。春野菜をはじめ、青野菜にとっても合うワイン。今は真夏並みに暑い(今日の札幌の最高気温29℃)ですが野菜中心のメニューなので、こちらをチョイス。ただ、ヴェルデホ種といえば、スペインでも北西内陸部にあるDOルエダ(※2)のものがほとんどですが、今回はスペイン中央部、スペイン全土のワイン生産量の半分を占める地域、セントロ地方のDO「ラ・マンチャ」のもの。2007年にラ・マンチャで最初に造られたヴェルデホ種100%の白ワイン。手摘み100%。生産者はラ・マンチャのワイナリー、ボデガス・ヴォルヴェール。 色は、透明に近いごく淡い麦わら色。輝きあり。粘性は中。香りは、桃のコンポート、洋ナシ、パッションフルーツ、グリーン系のハーブ、アニス、カルダモン、キャンディ、プリンスメロンや瓜。ユリなどの白い花。フレッシュな黄色のイキイキした果実香が中心だけれど、薄苦みのあるハーブなどが絡んで複雑さあり。味は、やわらかく、ゆるりとした口当たり。ミディアムボディで辛口。黄桃やフレッシュなペリカンマンゴーのような自然な甘みある果実味。アロエほどではないけれど、少しアクのある青野菜や甘草のような心地良い苦みと伸びやかな酸が果実味を支え、とってもバランスがいい!アルコール13.5%もあるのに、ツンツンやドロドロもなく、ホントに素直に美味しいまさに、私がヴェルデホ種に求める味!うまーい!数年前、初めてヴェルデホ種のワインを飲んだ時の「フレッシュでコクがあって、香りが華やかで…」という喜びがよみがえるような素敵な味 これにはバター、ニンニク醤油の小松菜のソテーを合わせようと考えていた狙いがピッタリ!肉詰めシイタケのチーズ焼きにもバッチリでした。あとは、スナップエンドウには素晴らしく良く合います。少し火を通した青野菜を合わせてみてください。モリモリ食べられますよ!コスパは抜群!このワインは寝かせるタイプではないので、フレッシュなうちに飲みきっちゃってください。温度は冷やし過ぎない12~13℃前後でどうぞ。 ※1ヴェルデホ種~百合の花のような可憐さ、フレッシュハーブの爽やかさ、コクのある果実のトロピカルさ、豊かなボディでしなやかなのに、酸がしっかりしている、という白ワインができてしまうスペインの高貴な品種※2DOルエダ~スペインの2大白ワイン産地のひとつ。DOルエダで原産地呼称として認められるのは、白ワインのみ。最も多く栽培されている品種はヴェルデホ種。DOルエダを名乗るためにはヴェルデホを50%以上、ルエダ・ヴェルデホは85%以上の使用が義務づけられています。ほかにソーヴィニヨン・ブランやパロミノ、ビウラも栽培されています。 ちなみに...スペインの原産地呼称は、おおよそ7つのカテゴリーに分けられています。上から1.Vino de Pago ビノ・デ・パゴ(単一ぶどう畑限定高級ワイン)2.DOC(特選原産地呼称ワイン。これは、「リオハ」「プリオラート」のみ)3.DO(原産地呼称ワイン。現在60以上アリ)4.VCIG(地域名称付き高級ワイン)5.Vino de la Tierra(ビノ・デ・ラ・ティエラ)(地ワイン)6.Viñedos de España(ビニェードス・デ・エスパーニャ) (安価な輸入ワインと区別するために造られたカテゴリー)7.Vino de Mesa(ビノ・デ・メサ)(テーブルワイン)参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月28日
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■商品名:【666均】アルト・ロス・プーマ・ピノ・ノワール[2010]年・カサブランカ・ヴァレー(ヴィーニャ・キンタイ元詰)・醸造家ヴィンセント・ジョンソン氏(元コンチャ・イ・トロの醸造家)・日本未輸入品(当店自社輸入品)■レビュアー:姉男 ■レビュー内容「あちーっ」。今日の札幌の最高気温、28℃。「今日はサッパリと白ワインかな」と思いつつも、なぜかセラーから手に取ったのはコレ。「だって、チリのピノの見直しキャンペーンに入ったんだもん」またもや見えない誰かに言い訳をし、しかも賞品も出ない良く分らないキャンペーンを繰り広げ始めた姉男。「正直に言え!なんでこの暑いのに赤ワインのピノ・ノワールなんだ!」「い、いや、だってこのピノ、イタリアのバローロ・ボーイズ(※1)みたいに、生産者がチリの革新派『カサブランカ・ボーイズ』だって言うし、お値段安いし、どんな味かなって興味津々で、早く試したくて、暑くてもピノでもいいかなって●△※□...」...すいません暑くなってくると、ヒトはアブナイ人に近づいていくのでしょうか?前置き妄想はこれぐらいにして、本題。このワインの生産者は2007年にワインが初リリースされた新進のワイナリー「Vino Quintay(ヴィーニャ・キンタイ)」。醸造はもとコンチャ・イ・トロなどで活躍したヴィンセント・ジョンソン。ブドウは手摘み、80%以上をフレンチオーク樽でマロラクティック発酵(※2)。その後、6ヶ月フレンチオーク樽で熟成。色は少し紫のニュアンスのある濃いガーネット。グラスの底がようやく見えるくらい。香り:鼻を近づけると、チェリーやプラムのジャム、タバコ、樽、ハーブ、うっすらと肉、ミントのニュアンス。しばらくして、湿った黒土。香りはとにかく、抜栓直後は濃くてたっぷり煮詰めたベリー風味が自己主張強く、グイグイ発散してくる印象。1時間位すると、乳酸系のミルク風味も。味わい:口に含むと、イチゴジャムと焼栗の皮を合わせたような、甘苦系のアタック。タンニンは穏やか。酸は、一見なめらかだけど下支えあり、舌の奥で果実味をせり上げる実力はアリ。アフターまで一貫して続くのは、樽の焦がしたタバコ風味。2時間位すると、黒砂糖とミント風味が加わってきます。 思った通り、「一人でじっくり...」という哲学的ピノではなく、陽気な南方肉食系ピノ。こりゃ、アウトドア焼肉でワイワイと肉を食べるのに向いてますね。でも、意外なことに甘めの酢味噌とは甘さの質量が同じなようで、中身の具材次第で、このワインに合う面白さが!チーズだったら、ピリ辛感の強くないブルーチーズ。野菜系は後味の苦み感が強くなるので、バツニンニク風味は膨らんでくれるので、甘辛ダレにタップリにんにく入れた炭火焼肉におススメ!ターラーラ~ラーラララー~ララコレ飲んだら、頭の中にベリーニの「サンバ・デ・ジャネイロ」が流れてきました。※1バローロ・ボーイズ~イタリアのピエモンテ州の赤ワイン「バローロ」を革新的に作った生産者・醸造家の総称。ちなみにバローロの伝統的な製法は、大樽で長期間熟成(飲み頃になるまで時間がかかり、醸造により余計なタンニンが出ることあり)。これに対して、ブルゴーニュのような 「密植と低収量」「短期発酵」「バリック(小樽)熟成」によって、比較的若い時期から飲めるエレガントな、いわゆるモダン・バローロを作り出したのが、バローロ・ボーイズ。バローロ・ボーイズ代表的なのは、パオロ・スカヴィーノ、ロベルト・ヴォエルツィオ、ルチアーノ・サンドローネ、ドメニコ・クレリコなどなど。※2マロラクティック発酵~乳酸菌によって、とても酸っぱい高酸度のリンゴ酸がまろやかな酸味の乳酸に置き換わる現象参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月27日
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■商品名:3万個突破!記録をまだまだ更新中!『1日20gのチーズ普及委員会!共同購入バージョン』選べる20種類のナチュラルチーズ!名づけて【チーズバイキング】【GB0406_グルメ】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容たくさんの種類のチーズを少しずつ食べたい方には、うってつけ!チーズの商社にいたスタッフならではのセレクトで、世界のチーズがこの価格でいいの?といった感じです。こちらは「朝のチーズバイキング」ということで、比較的熟成の浅い食べやすいチーズ20種が中心。より熟成感のあるハードタイプなどがお好きな方は不定期で開催される「夜のチーズバイキング」をチェックすると好みに出会えます。注文してから切り出してくれるので、劣化が少なくてありがたい!今回は7種類を購入。1.キャステロブルー(デンマークのブルーチーズ)2.リダー(ノルウェーのセミハード)3.グラナパダー(イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノタイプ)4.レッドチェダー(アメリカ)5.エメンタール(スイス)6.マリボー(デンマークのミルク味がやさしいタイプ)、7.大人の配合(ピザ用ミックスチーズ)まだ半分しかいただいていませんが、ワインに合わせてチーズを選べるので、かなり楽しいですよ。個人的には3のグラナパダーがおすすめ。アミノ酸のツブツブがしっかりあって、そのままでも十分おいしい!なくなったら、またリピしますちなみに、上記のチーズは冷蔵品ですが、冷凍でも届けてくれました。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月27日
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■商品名:1本当たり衝撃の198円!フレンチラムラックが衝撃の最終価格でご案内!■レビュアー:姉男 ■レビュー内容前回かなり美味しくて、食べ足りなかったので、リピです。今度は2パック(10本)購入し、思う存分堪能しました。炭火で焼こうとも思ったけれど、やはり前回同様「香草パン粉焼き」にし、柔らかさと風味は抜群でした。今度こそ、炭火焼用にリピします!常備しておいてもいいくらいですね
2012年06月26日
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■商品名:レビューを書いて頂ける方に!ペルーシュの可愛いコーヒーシュガーを10個プレゼント!【arc】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容レビュー書いたらもらえる、可愛いキューブ型のコーヒーシュガー。一つ一つ個包装になっているので、使いやすくて便利私自身はコーヒーブラック派なので、使用しないけれど、お客様がいらしたとき用に使います。ちなみに現在、レビュー書いたらもらえるおまけは袋に入ったサラサラのコーヒーシュガーです。 こちらの個包装デザインもキュートですよ。
2012年06月26日
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朝、自宅マンションを出ると、1階エントランス玄関前の植え込みに1羽の鳩。近づいても全く逃げる気配のなく、ゆうゆうとうずくまっている。「2、3日前もこの鳩見たな~」。そう思い、マンション清掃の女性と「ここに少し前からいますよね~」なんて話して足元を見るとやっぱり脚環!普通のドバトにしては、随分お鼻がふっくらしているなあと感じていたため、「もしかしてレース鳩かも」と思っていたら、やっぱりそう!(余談ですが、姉男は子供の頃「レース鳩0777(アラシ)」という漫画を読んでいた)脚環には「JAN12 AA 14981」と書かれてあり、急いで調べると、日本鳩レース協会に電話すると所有者が分かるとのこと(※1)。電話がなかなか通じず、その他にも独自に調べた結果、今年生まれた鳩で、住まいは札幌と判明!その後、無事に協会や飼い主とも連絡がつき、鳩くんはお父さん(人間)に迎えに来てもらえることになりました。お腹がすいていたらしく、あげた雑穀やパンをムシャムシャ食べていた鳩くん。おウチに帰れて、よかったね※1~ちなみに脚環に「NIPPON 2012 ●●●●●●(6桁の数字)」だと 問い合わせ先は日本伝書鳩協会。 各協会配布の脚環のほかに、個人脚環を付けていれば、 所有者名と連絡先が書かれていることも。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月26日
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■商品名:ヴァルド・キュヴェ・ヴァルド・エクストラ・ドライ■レビュアー:姉男 ■レビュー内容「疲れた時には甘いもの...」。ヘトヘトに疲れて帰ってきたら、部屋の中が蒸し暑い甘+暑さを吹き飛ばす泡=で、チョイスした「ほの甘プロセッコ」のコレ。 ちなみに、「エクストラ・ドライ」と銘打ってあっても、騙されてはいけませんシャンパーニュなど泡好きの方ならご存知のように、イタリアの泡「スプマンテ」も添加される糖分によって、甘辛の度合いが6段階位に分かれています。コレは辛口度、上から3番目。糖分が1リットル当たり12~20g含まれた「エクストラ・ドライ」。上から2番目の「BRUT(ブリュット)」よりも甘く、さらに一般的なイタリアワインの辛口度を示す「Secco(セッコ)」残糖分0~4g、やや辛口の「Semi secco(セミ・セッコ)」4~12gということを考えれば、ほの甘さアリ、ということがお分かりだと思います。(ショップの紹介文は「超辛口」になってますが、ちょっとニュアンス違うかな)また、プロセッコ種(※1)だから、でしゃばり過ぎないフルーティさがあり、セパージュが(ブドウ品種)はプロセッコ60%、シャルドネ30%、ピノ・ビアンコ10%。たぶん疲れた体には刺激が過ぎないだろうと...。 色は淡~い黄色。グラスの底全体から、ランダムな泡。香りは、黄りんご、レモン、グレープフルーツ、スターフルーツなど、白系完熟果実と黄色系のさわやかな果実。ほかに白い花、焼きアーモンドの香ばしさ。花と果実の香り中心。味わいは、みずみずしい黄色系果実のふっくらした甘い果実味。甘露水や花の蜜のような甘味にライムのような酸で口の中がジュワッと潤うよう。熟した瓜を口に含んだような夏のみずみずしさと爽やかさあり。陽気な味わいだけれど、酸がしっかりしているので、奥行きがあり、飲み疲れ少ない。やや辛口で、ボディはミディアム。ただし、温度が低いと果実味がおとなしくなり、苦みが目立つようになるので、キンキンに冷やすよりも10℃くらいで飲んだほうがバランスがイイ。食事に合わせるよりも、アペリティフとして気のおけない仲間同士の乾杯向き。もし合わせるとしたら、ほんのり甘めの味付けした半熟煮玉子、アスパラなどほんのり苦みのある野菜のフリット。意外なことにサラダ味のポッキーや野菜系のスナック菓子なんかにも合います!夏の気軽な集まりの最初の1杯にはピッタリ!※1プロセッコ種~イタリア北東部、ヴェネツィア近くの白ワイン用・土着品種。北イタリアのヴェネト州とトレンティーノ・アルト・アディジェ州にまたがるエリアにドロミテ山塊がありますが、ヴェネツィアの北部、ヴェネト州の山の傾斜が始まったばかりの丘陵地がプロセッコの故郷。ちなみにDOCプロセッコは、プロセッコ種の使用規定は85~100%。プロセッコ以外に使用できる葡萄は、ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、シャルドネ。この他に土地固有の品種ヴェルディソ、ビアンケッタ、ペレーラ、プロセッコ・ルンゴの使用も認められています。参加してます「ポチっとしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月25日
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■商品名:【le coeur tendre.】ルクールタンドル ワンストラップお花付ラバーサンダル エリー ウエッジソール レインシューズ 激安 プラットフォーム jd999-96【rain0902】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容ずぶ濡れになる予感の雨の日用に購入。いつもは23.5~24cmのサイズですが、37がピッタリ。足首ストラップがボタンやスナップではないところが結構面倒なものの、ヒールが11cmもあっても安定感があり、履きやすい印象。ラバーでもそんなに安っぽい感じもなく、ぱっと見エナメル風何より足長効果抜群で、思った以上にごつくなくて、カワイイ!このお値段なら、ビーチサンダル感覚で履きつぶしても大丈夫なのも、ウレシイところ。ちなみに箱もモノクロでオシャレしっかりしたタイプなので、つぶれにくそう。収納時、重ねても大丈夫なようです。参加してます「ポチしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月24日
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...試飲会のあと、猛烈にお腹がすき、遅めのランチ。やってきたのは北海道各地の牛・豚・鶏・羊・鹿・合鴨などを使ったハンバーグが味わえるお店『ノースコンチネント -MACHI NO NAKA-』。ここは、「お肉で北海道を旅できる」お店なんです。お肉の種類は、通常1.いけだ牛 (北海道・十勝の池田町産。赤身中心の褐毛和牛「あか牛」)2.サロマ牛 (道東・オホーツクの「サロマ湖」近くで、飼料まで北海道産の純北海道牛)3.蝦夷鹿 (秋から冬にかけてハンターが射止めたジビエとしての鹿)4.新冠黒豚 (北海道・日高地方の新冠町の黒豚。巻いてあるベーコンはお店の自家製。ベーコンはニセコにほど近い町、留寿都のもち豚使用)まずは、6種類あるソースを選んでから、お肉を選びます。(ちなみに、ソースは 木野子のクリームソース、あたり黒胡麻とバルサミコのソース 立の強い旨味と春雨の中華ソース、十勝産"白いんげん"のトマト煮込み 色々チーズの「濃厚」ハンバーグ、八丁味噌とプルーンのデミグラス)お値段はお肉とソースの組み合わせによって違い、¥1380~。このほかに季節によってスペシャルメニューが登場。今回姉男が頼んだのがコレ。「黒朱白豚と新鮮な内臓のハンバーグ(¥1890)」(ソースはギョウジャニンニクバターと黒酢のソース)豚肉とタン、ハツ、ホルモン、コブクロなどがミンチされたハンバーグ。昨日のワインの一件で、どうも内臓気分になってしまい、オーダー。こちらでは好きな焼き具合を自分で調節できるので便利。(とは言っても、このスペシャルは内臓を使用しているので よく焼いて出してくれていますが)各ハンバーグ、野菜もたっぷりついていてバランスもバッチリです(画像はスペシャルメニューのもの。海苔とドレッシングが絶妙です)ちなみに、今回姉男はグラスワインを注文したため、画像ありませんがこちらではブレンドされたハーブティでも北海道を旅できます。("余市"薫るフルーツのお茶、"富良野"薫る花畑のお茶など6種類¥490)普通のハンバーグじゃ満足できない!という方に、おススメ。姉男も満腹!●Hamburg Steak North Continent -MACHI NO NAKA- (ノースコンチネント -MACHI NO NAKA-)住所:札幌市中央区南2条西1丁目マリアールビルB1電話:011-218-8809 営業時間:11:30 - 22:30(LO22:00)※札幌市内にはもう一店舗、宮の森にお店があります参加してます「ポチっとしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月23日
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今日はいつも行くワインショップで試飲会。テーマはフランスのロワールとカリフォルニア。ん?ロワールとカリフォルニア?いつもは国や地方は一貫して行うのが普通なのに、ちょっと、珍しいマッチングだな~と思っていたら、カリフォルニアのワイナリー「スター・レーン・ヴィンヤード」のオーナー、ジム・ディアバーグ氏が来店! スター・レーン・ヴィンヤードといえば、2007年~2008年にかけてアメリカ各地で行われた、アメリカ産カベルネ品種のブラインド・テイスティングでオーパスワンやケイマズといった、そうそうたる銘柄を押しのけたワイナリー。このテイスティングをするのは、ソムリエやワイン関係者など味にはうるさい方々。この方々を相手にサンタ・バーバラやシカゴ、ニューヨーク、フロリダで行われたブラインドではこのワイナリーの初ヴィンテージ「カベルネ・ソーヴィニヨン2005」がなんと最高評価を獲得したんだそうです。今日はそんなスター・レーンの6種類も併せて試飲できました。スター・レーンのものは1.スター・レーン ソーヴィニヨン・ブラン ハッピーキャニオン 2010 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・イネズ・ヴァレー)2.ディアバーグ シャルドネ 2008 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・マリア・ヴァレー)3.ディアバーグ ピノ・ノワール 2007 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・マリア・ヴァレー)4.ディアバーグ シラー 2008 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・イネズ・ヴァレー) 5.スター・レーン・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン2006 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・イネズヴァレー) 6.スター・レーン・ヴィンヤード アストラル 2006 (産地はサンタ・バーバラ、サンタ・イネズヴァレー) もちろんカリフォルニアだけあって、果実味濃厚、樽重厚なんですがこちらのワインに共通しているのは、ミネラルの豊かさソーヴィニヨン・ブランは、ロワールの酸がキレイなものの間で試飲していたので、ちょっと濃厚過ぎたけれど、しっかり青草風味出ています。シャルドネは、ただ濃厚パイナップル風味なだけじゃない、ミネラルによる旨味があります。ピノはベリーを煮詰めに煮詰めた、肉食系豊満ボディの美女といった感じでも、塩味が効いていて甘じょっぱい印象。シラーはスパイシーさは少なめ。肉とブルーベリーの果実味にタバコとミネラル感が絡んで意外とキレイで好印象。フランスのローヌ系統よりもやわらかめだけど、エレガント。カベルネはカリフォルニアにしては、クールな印象。カシスジャムやブラックベリーにスパイスとミネラルがとてもバランスがよく、太り過ぎていないイメージ。イタリアのスーパータスカンみたいな雰囲気。アストラルは品種がカベルネ・ソーヴィニヨン 52%、プティ・ヴェルドー 29%、カベルネ・フラン 19%。フランスのグラーヴ地区のものをもっともっと濃くした感じで、樽、果実味の重低音さは、まさに黒の世界。Ch.ラトゥールがお好きな方は、こちらも気に入ると思います。ちなみにこのアストラル、なんだかグラーヴっぽい雰囲気があると思って土壌を聞いてみると、砂利なんですって(フランス・ボルドーのグラーヴ地区も名前の由来は「砂利」)。普段、ピノ以外のカリフォルニアはあまり飲まないけれど、ちょっと印象変わりました。ごちそうさまでした(...この後は、腹ペコを抱えて続く)参加してます「ポチっとしてやってもいいぞ」という方お願いします
2012年06月23日
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■商品名:クルティエ・セレクション ブルゴーニュ・ルージュ [2001]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容夏至から1日が経ち、今日の札幌の夜は7時過ぎても夕方のよう。でも、雨とも霧ともつかない細かい雨が降っていて街全体が白く煙ってる...。そんな中、ふと自宅マンションのベランダに出ると目の前をなんと!鶴が飛んで行った!!道東なら住宅街の中にも出没するけれど、札幌の街中、中心部でなんて私も長年住んでいて初めて!!それをホエ~ッと目で追っていたら、何か煙った街並みと相まって、水墨画みたい...。で、ピンと来たのが「そうだ!今日のワインは水墨画にしよう!」。ということで、選んだのがコレ。どうも姉男の中のブルゴーニュ地方の2001年ヴィンテージは水墨画のようにしみじみしたものだった印象が強いんです。もっとも、それも数年前の印象だから、あれから数年経って2001年はどうなっているかな?クルティエ・セレクションだから、誰のワインかわからないけれど仲田さん関係だから信頼してお手合わせ。 色は褐色がかった赤。オレンジのニュアンスが強く、かなり熟成した色合い。粘性は中。透明で健全。香りは腐葉土、トリュフ、バラのドライフラワー、ドライハーブ、軽くムスクのニュアンス。かすかにドライ杏、梅漬け。果実香はほとんど消え、熟成香中心。ひとつひとつの香りが独立していず、全て混然となっている印象。口に入れると、一瞬舌に酸がピリリとくるが、滑らかでツルリとしたアタック。次いで梅干しとシナモンのようなほんのりしたスパイシーさ。タンニンはかなりとけ込んでいるが、ややザラツキもあり。呑み込んだあとに旨味も上がってくるけれど、アフターにタバコ風味のタンニンが結構強く残り、バローロのような雰囲気もチラホラ。抜栓1時間でタラコ風味の熟成香も加わったんだけど...。これに合わせるものには結構苦労しました。チーズ3種、肉系3種、熟成サラミなどなどいろいろ作っては合わせるけれど、どうもしっくりこない。で結局、鴨にカラスミパウダーをまぶしたもので、美味しくいただけました。コレ飲むと、肉というより内臓系の料理が食べたくなるので牛モツの煮込みとか、キノコと臓物をつかった料理がよさそう。熟成のピークは過ぎているようなので、枯れたものがお好きな方にはおススメ。ワイン単体よりも料理に合わせて美味しくなります。水墨画は時間が経つと、さらにワビサビの世界になるんですね。参加してます。「ポチっとしてやってもいいぞ」という方。お願いします
2012年06月22日
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■商品名:ドメーヌ・ルイ・フルーロ ブルゴーニュ・ルージュ [2009]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容すいません。こちらのワインもニュイ・サン・ジョルジュ村内の区画からのACブルだそうだから、まだ開けられない気がします。この生産者は有機農法とビオディナミ栽培の併用。ブドウは平均樹齢40年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)。ブドウに力がありそうだから、少なくてもあと1年後くらいでしょうか? 未試飲のため、星4つ。
2012年06月22日
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■商品名:ヴァンサン・ジャニアール ブルゴーニュ・ルージュ [2009]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容コチラはACブルとはいっても、モレ・サン・ドニ村とジュヴレ・シャンベルタン村からのACブル区画のブドウだそうだから、まだちょっと開けるには早い気が…。たぶん最低半年~1年位は寝かせてから、味わおうと思っています。平均樹齢畑40年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)だから、ある程度の凝縮感もあるだろうし、楽しみです。 未試飲なので、星4つ。
2012年06月22日
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■商品名:ドゥーカ・ディ・サラパルータ・ラヴィコ 2007■レビュアー:姉男 ■レビュー内容 先日は日本列島が台風という名の嵐を呼んでしまいましたがコチラは鴨を呼んでしまう、エレガントで魅惑的なワイン。生産者はドゥーカ・ディ・サラパルータ。1824年、シチリア州パレルモ県カステルダッチャに誕生したワイナリーで、いまはお手軽なシチリアワイン「コルヴォ」シリーズの造り手としても有名。また、ネロ・ダーヴォラとメルロ合わせた赤ワイン「トリスケレ」をリリースするなど、伝統と革新で、シチリアを代表するワイナリーです。このワイン名、「ラヴィコ」とは溶岩を意味する「LAVA」を由来し、使われている品種は「ネレッロ・マスカレーゼ(※1)」。名前の由来通り、畑はエトナ山の傾斜(シチリアの中央東部に広がるアルカンタラバレーにかけてのエトナ山の麓、海抜600~800mのかなり高い高度)に位置し、土壌もエトナ山の火山性土壌。完熟、低収量、手摘みで収穫し、12ヶ月以上のバリックオーク樽熟成と6ヶ月以上の瓶内熟成をしてから、リリースされます。 色はルビーがかった濃いガーネット(ようやくグラスの底が見えるくらい)。エッジまでしっかり色がのり、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイあたりの村名以上の雰囲気。粘性は中。輝きあり。第一印象の香りは、ハイビスカスなど清涼感のある赤い花、ブラックチェリー、プラムジャム、そしてミネラル!このワインを特徴づけている、火薬のような、砂鉄と土が混じったような火山特有の黒っぽい乾いたミネラルの香り。これが何ともたっぷりした花と果実香に絡まってきて、面白い!グラスをまわすと、フェンネルなどのフレッシュハーブやバジル、クローブやうっすらしたタイムなどのスパイス香。もう少しすると、タバコ、森の下草、なめし皮と肉が合わさったような動物香、ヨーグルト系の香りも出て、何とも複雑で個性的。花と果実が中心だけれど、様々な香りが現れては消える、という「からくり舞台」を見ているみたい味わい:口に入れると、サラリとなめらかな口当たり。完熟フレッシュなブラックチェリーや熟しかけた桑の実の果実味。そのすぐ後を紅茶の渋みに似た乾いたタンニン。ただ、やや多めだと感じるこのタンニンは一瞬口内を覆うだけで、すぐに引き、底を支えてきた太い酸に取って代わられます。酸は最初から最後まで一貫して太めで豊富にあるけれど、鋭くはなく、爽快さがあり、引き際がホントにエレガント呑み込んだ後も口の中がジューシーになるようで、しばらくウットリ余韻に浸りたくなるくらい、魅力的な酸。ミディアムボディでドライ。余韻はやや長め。ティスティンググラスでは窮屈そうだから、ブルゴーニュグラスに変えてあげると、香りの重量感がさらにアップ。実にブルゴーニュグラスが合います。この味わいには、合わせはやっぱり鴨!ほの甘い味付けにした鴨のパスタには、飛び上がるくらいピッタリ。 のたうちまわるくらい、鴨のオイルとこのワインは抜群の相性(適切な表現じゃなくて、すいません。でもホントに美味しくてのたうちまわりました)売り切れたみたいだけれど、コスパもいいし、いや~リピしたい!ブルゴーニュ好きには、特におススメです。 私の昔の記憶では、ネレッロ・マスカレーゼ種は、もっと「ブルーベリー、スミレ系の濃い重めの味わい」だったような印象があったけれど、アレは別生産者(パラーリ)で、この品種にカラブレーゼなどの他の品種も混じっていたからでしょうね。※1ネレッロ・マスカレーゼ~イタリアのシチリアを代表する黒ブドウ品種「ネロ・ダーヴォラ」と並ぶ、黒ブドウ品種。昔からシチリア島のエトナ火山周辺で栽培されてきた、地元の土着品種。火山性土壌の高地(350~1000mほど)で作られ、収穫は10月前後(場合によっては11月初旬まで)と遅め。ネロ・ダヴォラに比べて軽やかで酸が多いので、単一使用ではなくブレンド用に使われたりと不遇を受けてきたものの、素敵な生産者が10年ほど前からメキメキとこの品種を使って、モダンで美味しいワインを作り出したため、今やシチリアを代表する品種となった。ブルゴーニュ好きには、品種の個性がピノ・ノワールに通じるところもあるため、人気。参加してます。「ぽちっとしてやってもいいぞ」という方お願いします。
2012年06月21日
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「どれどれ...」。 ひょんなキッカケで1ヶ月ほど前から同居することになった、米粒大のカタツムリ、通称「カタ」。朝、いつものように、寝床である観葉植物のお水を換えようと思ったら...いない!「知らないうちに葉っぱの上を移動しているのは、お手のものだから」と、虫眼鏡を片手に一枚一枚葉っぱを探してみても、...いない 葉っぱに残されているのは、体に似合わない大きなウ●チだけ...。1ヶ月、脱走する気配は全く無かったのに、ショック。 こんな失意に暮れている時は癒し系...ということで、今日の晩酌に選んだワインはコレ。『Bourgogne Pinot Noir (Domaine Bernard Delagrange)2000』ブルゴーニュ好きのかたなら、ご存じ。熟成ワインを手ごろな価格で提供してくれる生産者、ベルナール・ドラグランジュのもの。ちなみに、ご存じない方のために...。本拠地はブルゴーニュの南側、コート・ド・ボーヌ地区にあるムルソー村(40年ほど前までは同じコート・ド・ボーヌ地区のヴォルネイ村が本拠地でしたが、移転)。65万本のワインが保管できる地下の巨大カーブを持ち(他にヴォルネイにも10万本保管可能のカーブあり)、熟成してから世に送り出す、設立200年以上の歴史あるドメーヌ。栽培はリュット・レゾネ(※1)で行い、基本的にワインは熟成させても、リコルクはしません。 以下詳細情報。●Bourgogne Pinot Noir (ブルゴーニュ・ピノ・ノワール) 収穫年:2000年 生産国:フランス(ブルコーニュ/コート・ド・ボーヌ) 格 付:ACブルゴーニュ 生産者:Dom.ベルナール・ドラグランジュ 輸入元:(株)モトックス 購入店:ワインショップフジイ 購入価格:1800円 アルコール:12.5% ブドウ品種:ピノ・ノワール 100% (ヴォルネイ村 ACブル区画 樹齢 30年) 熟 成:アリエ産オーク樽 18ヶ月 色:オレンジがかった赤。煉瓦色のニュアンス。エッジからかなりグラデーションあり、薄めの色合い。粘性は中の上。透明感、輝きあり健全。香り:干し柿、ドライ杏、ミックススパイス、腐葉土、濡れ落ち葉、かすかに丁子やシナモン、葉巻の皮、干し肉。ヨード。キノコの杏煮のようなやや甘やかさも残る、熟成したイイ香り。秋の夕暮れを連想。 味わい:アタックは和紙のように軽やかで、ドライ。かなり落ち着いた果実味。タンニンはとけ込んでやわらかく、しなやかな酸は豊富だがさほど主張しない強さ。アフターに梅ジャムのニュアンスが加わる。余韻はやや長め。果実味はある程度感じるほど残っているものの、ピークは過ぎ、枯れ始めている印象。旨薄系で癒し系の味わい。ただし、大きめのブルゴーニュ・グラスだと落ちるのが早く、少しアフターの辛味が気になる。 でも、姉男の好きなヴォルネイの枯葉系味わいだし、このお値段で熟成ピノが味わえるのは、お財布も癒されてウレシイ。合わせは、白糠酪恵舎(※2)のハード系チーズ「モンヴィーゾ」。このワインと一緒だと、なんとチーズがカラスミ風味に! ん?カラスミ?カラスミ、カラスミ、カタスミ、片隅...。ん?うちの「カタ」が隅っこにいるかもしれない...。...すいません、癒され過ぎて酔っ払ったようです。 ※1リュット・レゾネ~減農薬栽培。オーガニックとは違い、できる限り化学物質の使用を避け、必要な場合にのみ少量使用する。 ※2白糠酪恵舎~北海道の東側、釧路に近い白糠町でイタリアンタイプのチーズを作っている工房。フレッシュタイプのモッツアレラやリコッタ、セミハードタイプのトーマ・シラヌカ(北イタリア・ピエモンテの熟成チーズ、「トーマ・ピエモンテーゼ」の全乳・小サイズの製法で造る。白糠町で造るからシラヌカ)、塩水で洗ったウォッシュタイプのロビオーラなど、北海道の本格的コクうまチーズを造りだす工房のベスト5には入る。と姉男は思うちなみに姉男がたべた「モンヴィーゾ」は、この工房唯一のハードタイプ。北イタリアピエモンテの熟成タイプ「ブラ・ドゥーロ」の製法で作り、熟成期間が6ヶ月~3年。ほくほくした食感とコクのある味わいは、パルミジャーノ・レッジャーノのようでうまい!ここのチーズはミディアムボディの赤ワインとピッタリです!参加してます。「ぽちっとしてやってもいいぞ」という方、お願いします
2012年06月20日
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■商品名:【5個~送料無料】出ました!不揃いなだけで65%OFF!ガローニ社製:パルマプロシュートスライス18ヶ月熟成不揃いなだけ!【200g】【kd】■レビュアー:姉男 ■レビュー内容このプロシュートは熟成が18ヵ月と、ガローニ社のウリである24ヵ月熟成には半年短いものの、やっぱりおいしい!ハムの薄さがマチマチの部分もありますが、一枚一枚がきちんと剥がしやすいようにフィルムが挟まれているので使いやすくて有難いです。塩気はきつくなく、噛めば噛むほど味が出る美味しさのため、人数が多いとすぐ食べちゃいますが、2~3人だと2回に分けても充分な量。酸味のやわらかいトロリとした口あたりの白ワインとピッタリでした。またリピします!
2012年06月20日
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最近、休肝日を休んでるなぁ... この前の休肝日はいつだったっけ...そろそろ休肝日を取らなきゃダメだなぁ...なんて考えながら、今日もまた晩酌ワイン「だって一生のうちに飲めるワインの数が限られているもんね。飲めるうちに飲まなきゃ」と自分でもよく分らない誰かに言い訳しつつ、開けたのはコレ。 『RESERVE SANT-MICHEL PAYS D'OC IGP PINOT NOIR』。(レゼルヴ・サン・ミッシェル・ペイ・ドックIGP ピノ・ノワール)南フランス、ラングドック・ルーション地方の地酒クラスのピノ。 ちなみに余談ですが...。(オタクの話は面倒くさいと思う方はココすっ飛ばして下さいませ)「PAYS D'OC IGP(ペイズ・ドック・アイジーピー)」というのは旧「Vin de pays d’Oc(ヴァン・ド・ペイ・ドック)※1」のこと。2009年から名称が変わり、2009年ヴィンテージから適用されています。ラベルには 今まで任意表示だった品種名を必ず入れることになり、ほかに「Pays d'Oc」、「Indication Geographique Protegee(地理的表示保護)」と記載されます。まあ、そのあたりの詳しいお話は最後にして 以下詳細情報。●RESERVE SANT-MICHEL PAYS D'OC IGP PINOT NOIR (レゼルヴ・サン・ミッシェル・ペイ・ドックIGP ピノ・ノワール) 収穫年:2009年 生産国:フランス(ラングドック・ルーション地方) 格 付:Pays d‘Oc IGP 生産者:les celliers trebeens(アミエル社) 輸入元:巴ワイン&スピリッツ(株) 購入店:丸井今井札幌(ギフト解体) 購入価格:840円 アルコール:12.5% ブドウ品種:ピノ・ノワール 100% 色: 少しオレンジのニュアンスのある濃いガーネット(グラスの底が見えないくらい)。エッジから少しグラデーション。粘性は上。透明感はあるがちょっとぽってり疲れ気味の色合い。 香り:プラム、ブラックベリージャム、タバコ、丁子。スワリングして、キノコ、茶系のスパイス、干しかけの肉。熱の入った果実香中心のタップリした香り。香りだけだとカリフォルニアのピノの雰囲気。 味わい:焼けた枯葉。完熟前のブラックチェリーとさくらんぼの果実味。酸は細く長めにあとを引くけれど、果実味の戻りがなく、おとなしくフィニッシュ。呑み込んだあとには金属的な風味がチラチラ。ドライで余韻は短い。悪くはないけれど、盛り上がりが小さめ。ピノはピノだけど、サンジョヴェーゼ種に近い印象。 こういうワインはやはり食事と合わせて、ゴクゴク水代りに飲むものかも。味わいでサンジョヴェーゼみたいだったから、バターを使わずオリーブオイルで仕上げた、軽めで甘くない「鶏肉のトマト煮」は相性ピッタリワインに果実味が足りないと思ったら、皮の苦くないフランスのカマンベールチーズを合わせると、ワインの甘さが膨らんで美味しくいただけます。ワインが軽やかだから、肝臓に負担がかからないみたいだけど、コレ休肝日に入りますかね? ※1Vin de pays d’Oc(ヴァン・ド・ペイ・ドック)~少々ややこしい話ですが...フランスワインの品質分類は、かつて4つのクラスに分かれてました。上からAOC(原産地統制名称ワイン)、A.O.V.D.Q.S(原産地名称上質指定ワイン)、Vins de pays(地酒)、Vins deTable(日常用テーブルワイン)。で、地酒としてのVins de pays(ヴァン・ドペイ)は、この表記の後に必ず生産地名を加えることが義務。それは村が何か所か集まった限定地区単位だったり、96県に分かれたフランスの県の一つ一つの県名だったり、いくつかの県をまとめた地域単位だったり、と様々。でも、主なVins de paysとして有名なのは、 1 ロワール地方の13県をまとめた「Vins de pays du Jardan de la France(ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス)」、 2 スペインとの国境にまたがる12県をまとめた「Vins de pays du Comte Tolosan(ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン)」、 3 フランス南東にあるコート・デュ・ローヌ地方のの8県をまとめた「Vins de pays des Comtes Rhodaniens(ヴァンド・ペイ・デ・コント・ロダニアン)」、 4 そして南フランス、海沿いのラングドック・ルーション地方にある5県をまとめた「Vin de pays d’Oc(ヴァン・ド・ペイ・ドック)」。 ただし、本文にあるようにVin de pays d’Ocは2009年から「Pays d‘Oc IGP」と名称が変わりました。さらに面倒くさい話を付け加えると、フランスの品質分類は、法改正によって現在は3つに変更されました。これはEUワイン共通市場制度(OCM)が、VQPRD(指定地域優良ワイン)とVins de Tableの廃止に伴う新規定を2009年に施行したため。これに伴ってフランスでも、EUの新たなOCMに則った3階層(AOP(AOC)、IGP、地理的表示のないワイン)に変更されました。(AOCはそのまま残り、Vins de Table、Vins de pays(地酒)、A.O.V.D.Q.Sは、IGP(地理的表示付きワイン)と地理的表示なしのワインの2階層の出現により、消滅) つまり、以前のAOC(原産地統制名称ワイン)、A.O.V.D.Q.S(原産地名称上質指定ワイン)「AOP」、Vins de pays(地酒)地理的表示をする「IGP」、地理表示のないVins de Table「地理的表示のないワイン」となりました。これには背景として、フランスをはじめ、ヨーロッパでは「このクラス(下の階層)のワインには、品種やビンテージは表記できない」など、表示等の規定が厳格だったことがあったんです。買う側にとっては知りたいことが書いてない...など、イロイロと難しくなっちゃったんですね。それに比べ、新大陸ワインのほうが製造方法やラベル表示に関する規定が比較的緩やかなために「品種も書いてあるし、コッチのほうが分かりやすいワ」とヨーロッパの消費者は新大陸のワインを購入するもんだから、「ヨーロッパでヨーロッパのワインが売れない」状況になってしまっている問題があったそうです。ヨーロッパワインの消費拡大のため、みたいですね。長くてややこしい解説ですいません参加しています。「ポチしてやってもいいぞ」という方。あっいや、コロでもベスでも大丈夫です
2012年06月19日
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■商品名:ドメーヌ・ルイ・フルーロ ニュイ・サン・ジョルジュ・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2009]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容ごめんなさい。こちらもまだ飲めません。ストック用で購入。初お手合わせの生産者ですが、「除梗100%。天然酵母のみで発酵。無清澄でビン詰め」という有機農法とビオディナミを併用した葡萄栽培、ほとんど農薬等は使用しない自然のままのワイン造り。また、ニュイ・サン・ジョルジュで自然派樹齢70年以上というヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)。インポーターがヌーヴェル・セレクション(※1)。何ともそそるじゃないですかちなみにニュイ・サン・ジョルジュは広いので、栽培区画によってワインの個性が分かれるAOC。北(ヴォーヌ・ロマネ寄り)は柔らかく、と南(プレモー寄り)はニュイ・サン・ジョルジュらしく、黒果実と土やスパイスの風味&タンニンが強く頑固で長熟。この生産者はどちら側なんでしょうね?どちらにしても1年半樽熟しているし、しみじみワインだと思うので、やはり最低あと3年は開けるまで待ったほうがよさそうです。期待を込めて星5つ。※1ヌーヴェル・セレクション~有名ブランドや欧米のワイン評論家が90点以上をつけたものではなく、日本人の味覚に合うようなピュアで軽やかな口当たり、さらに大地の滋養たる果実エキスの旨味がじんわりと体に染み込んでくるような、「癒し」を感じられるワインを輸入販売しているインポーター。輸入の際の品質管理は徹底的で素晴らしい!
2012年06月19日
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■商品名:ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー ・1er・レ・クラ [2009]750ml■レビュアー:姉男 ■レビュー内容ごめんなさい。まだ飲めません。ストック用購入です。でも…いくらヴァンサン・ジャニアールが有名生産者ではないとはいっても、自分の所有畑ではないといっても、シャンボールの1erレ・クラ(※1)でこの価格は驚異的ではないですか?ちょっとお値段の話をするようでナニですが同じ畑名を持っている生産者、ユドロ・バイエは6000~7000円台だし、ジスレイヌ・バルトだって1万円台、名匠ジョルジュ・ルーミエに至っては、ショップによっては3万円台ですよ~。ドメーヌ興した新進気鋭とはいえ(といっても10年以上か)、良心的です。3~4年後に開けるのが楽しみです。※1レ・クラ~シャンボール・ミュジニーの1級畑の中でも中央部で、斜面の一番高いところにある畑。特級畑ボンヌマールのひとつ畑を挟んだ南側。1級畑では優秀とされている。冷涼な気候と斜面の高さから、クリアーでミネラル感溢れるスタイルが特徴
2012年06月19日
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■商品名:カステロ・デ・メディナ・ヴェルデホ[2010]年・D.Oルエダ・ベルデホ種100%・ボデガス・カステロ・デ・メディナ元詰(自社畑100%)CASTELO DE MEDINA Verdejo [2010] D.O Rueda Bodegas Castelo de Medina■レビュアー:姉男 ■レビュー内容「春という字は三人の日と書きますぅ」と歌っていたのは往年のアイドル石野眞子さんですが(ちと古い)、姉男が春という字で、思い浮かべるのはスペインの辛口白ワイン用の品種「ヴェルデホ(※1)」。 百合の花のような可憐さ、フレッシュハーブの爽やかさ、コクのある果実のトロピカルさ、豊かなボディでしなやかなのに、酸がしっかりしている、という白ワインができてしまうスペインの高貴な品種一時期は外来種に押され、絶滅の危機に瀕していたものの、スペインの北東・ルエダ地方の方々の努力で見事、スペインの代表的白ワイン品種にまでなった、まるでシンデレラのような品種。ハーブの感じとアフターのうす苦みが、もう春野菜にピッタリで、数年前から「春はヴェルデホ」を実践中。 今回はやはり3か月ほど前の春に、この生産者の樽がけしたヴェルデホ種のもの(CASTERO NOBLE カステロ・ノーブレ。やはり自社畑100%)を飲んで感激したので、イマは春じゃないけど、今度はフレッシュなコチラとお手合わせ。 色:輝きのあるグリーンがかった淡い黄色の外観。香り:アカシアなどの白い花、グレープフルーツ、キャンディ、プリンスメロン、カリン、スターフルーツ、ハーブ、フレッシュアーモンド、かすかにアニス系の香り。フレッシュな完熟黄色系果実と香ばしいニュアンスで、新鮮さが全開。味わい:口あたりはゆるやか。洋ナシやスターフルーツの瑞々しい果実味をたっぷりの太い酸がさらい、ジンジャーのようなニュアンスの辛味と香ばしさに変わっていく余韻が、グリルした白い肉にもピッタリ。ローストチキンは格段に美味しくなります!酸がしっかりしているおかげで、温度が上がってもダレずに飽きないドライな味わい。まだまだフレッシュ&フルーティな雰囲気が全開で荒削りなところはありますが、ヴェルデホ入門編としてはいいかも、です。 ※1ヴェルデホ~この品種を作っているのは、ほとんどがルエダ地方(スペインの原産地呼称であるDOでもルエダ。ちなみに「DOルエダ」はヴェルデホ種を50%以上使用、「DOルエダ・ヴェルデホ」というと、ヴェルデホ種を85%以上使わなければいけないという決まりがあります)。スペイン中央部ラ・マンチャでも爽やか白ワインのアイレン種とともに、一部栽培されています。また、スペイン以外ではポルトガルやオーストリア、西オーストラリアでも一部作られています。
2012年06月18日
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■商品名:ベンティスケーロ・シャルドネ・クラシコ■レビュアー:姉男 ■レビュー内容以前、この生産者『ベンティスケーロ』のピノが美味しかったので今度は白(シャルドネ)をお試し。でも、品種ごとに「クラシコ」「レゼルバ」「グランレゼルバ」「グレイ」と、4段階品質に分けられているこの生産者のワイン(過去の私のブログ参照)。今回は一番兼価版の「クラシコ」で…。レゼルバのピノの印象が良すぎたのか、何となくあっけない雰囲気。麦わらがかった淡い黄色のコレ。 香りはレモン、青りんご、菩提樹、ハーブ、アーモンド、カスタード、グレープフルーツやスターフルーツ。どちらかというと、ソーヴィニョン・ブラン(※1)とは違った青草系統の爽やかな香りに、フレッシュで甘やかな果実香がチラチラといった雰囲気。口の中では穏やかな酸、洋ナシの果実味がやわらかい、ゆるりとした口あたり。温度が上がるとあっけないアフターになりがちだから、冷やして飲んだほうがいいけれど、冷やすとアーモンドやカスタードの風味が減ってしまい、残念なことに...もう少し酸があると、とってもバランスが良くなりそう。逆に酸が苦手な方には飲みやすくていいかも。レゼルバ以上の上のクラスだと、もっと飲みごたえが違うのかな~。※1ソーヴィニョン・ブラン~ご存じ、白ワイン用ブドウの国際品種。フランスをはじめ、世界中で作られています。主にフランスの北、ロワール地方ではピリリとした酸とカシスの葉、グズベリー、グレープフルーツ、火打石(花火系の火薬)などの爽やかな草原のようなワインになり、ボルドーでは白用の品種・セミヨン種とブレンドされ、白桃のような香りとやわらかさある白ワインに。また、イタリア北部(フリウリ・ヴェネツィアジューリア州など)では、青草よりも黄色系果実の華やかな香りと、きれいな酸のある胸のすくような白ワインになります。
2012年06月18日
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■商品名:62%OFF!九州・福岡発【博多久松謹製】辛子たかな【メール便送料無料】:九州・博多名物辛子高菜(定番/辛口のセット)【スーパーセール】【0603_point】【50%off】を超える62%OFF!2セット同梱1000円ぽっきり■レビュアー:姉男 ■レビュー内容スーパーセールで購入。高菜はあまり食べるほうではないんですが、こちらのショップはお正月に購入したおせちの味付けがとってもよかったのでお試し。塩の濃すぎない味で、そのままでもパクパクいけちゃいます。もちろん、白ごはんとの相性は最高!フランスの南部、グルナッシュ(ブドウ品種)系の軽い赤ワインと合わせてもバッチリです。2パックも入って、この値段でいいの~?という感じ。機会があればリピしたい!
2012年06月18日
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