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June 6, 2009
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皆うっちゃってます。(つまり家事をさぼってます。^^;)

でも、今日はなんだか、ブログを書く日、みたいな気がして・・。



珍しく書く気があるので。(数日前に書いてます。)



昨日、東京でエンライトメントセミナーやってきました。

参加者の人たちがすごく楽しかった、来て良かったと

言ってもらえて・・。

私も楽しかったんですね。



一緒に泊まった友達が銀座に行きたいというので、

セミナーの時間までの間にちょっぴり銀座でお買い物もしました。

なんだかそれもちょっと楽しくて。



今、セミナーをやってて、参加者の人たちにずーっと、

自分に向き合ってもらってます。

でも、同時に私自身、自分と向き合わないといけないことがいっぱい

出てきます。

なにしろ、テキストを作っておいても、人の心はそれぞれだから、

想定外の事が山ほど出てくるわけです。



自分にとって都合の悪い隠された感情に

気づいてもらおうとワークをすると、

そこにマイナスの感情じゃなくて、プラスの言葉が入ってたりするんです。



闇の部分に光を当てるはずが、そもそも隠されていたのは、

光の部分だったりして、びっくり!!したり、

そんなもの隠してるの!?????

と想定外なことだらけです。



それでも、ちゃんとなにがしか出てくれば、

対処できるけれど、ものすごく うまく自分をごまかしている時には、

全然あさってな答えが出てきて、前に進めず・・、なんてことも。



京都と東京とでは、やっている私が驚いてしまうほど、

会場の雰囲気も反応も、内容すら、全く違っていて、最後にたどりつく部分だけ

一緒なくらい、遥かに違ったことが起きてくるんですね。



本当に驚きです。



ここでは、常に自分に聞いて自分の中の答えを出してもらうので、

私がかってに相手の心の中を読み取って答えちゃいけない。

自分で気づいたことは、人から教えてもらったことの

何十倍もの価値があります。



人から言われたことは、なんとなくそうかな?程度でも、

自分で「はっ」と気づいたことは、さすがになかったことにはできないんですね。

だから、自分で自分の感情の奥にあるものに気づいてもらうこと、

それは何か物事を教えるよりはるかに難しい。



本当に毎回、頭を悩ませ、つくづくここが私の学びの場所だと思う

今日この頃。

でも、逆にだから楽しいんです。



誰かのワークに参加して、受け身でいる時には、決して

気付くことのない、私自身を育てるワーク。

それが私にとっては、セミナーをやっている最大の意味かも知れません。



そこに参加する人たちの成長とともに私も成長する。

なんだか、それって子育てに似ているな、と思ったりします。



子育てって、手探りなんですね。

育てながら、親も育っていく。



子供に教えられることはしばしばで、

そうやって本当の大人になる。



私は、自分の子供が生まれたとき、

神の目をした赤ん坊の顔を見ながら、

きっとこの子は、大人の宇宙人で、

本当は何もかもわかっていて、すごい才能もあるけれど、

突然こんな知らない星にやってきたと思ったら、

動かないししゃべれない、ものすごく不自由な体の中に

入れられて、パニックに陥ったりしているんだろうな、

なんて思ったんですね。(笑)



子育てをしながら、親が育てられる。

昔、行きつけの喫茶店のおばぁちゃん(店主)が

「人は子供を育てないと一人前になれない」と私に

教えてくれた事がありました。



結婚する気のなかった私は、それを聞いた時、

珍しく反発するよりも、「ああ、そうかもしれない。じゃあ、私は

子育てしないから、一生大人になれないなぁ・・」と

妙に納得したことを思い出します。



最近、昔から私を知っている人が、「優しくなったね」とよく言ってくれます。

でも、それは優しくなったというより、忍耐強くなった、と

言う方が正しいかもしれません。



子育てをしていたら、忍耐強くなくてはならない時間が長いんです。

相手の成長に合わせてどうしても待たなくてはいけないし、

子供のわがままにキレて、他の誰ともしたことがないくらい

喧嘩してみたりした結果、全身の力を使って喧嘩しても、

何にもならないことが理解できました。(笑)



終わった後、ほとほと疲れるんですよ。

それで、喧嘩するのは、もうやめた、と。

疲れるだけで何の益もないんですよね。



子育てしていて、一番私に身に着いたのは、

忍耐力だろうと思います。

待つことの大切さを本当に子供に教えてもらいました。



一歳で、片手をつなげば歩けるから、もう本当は歩けているのだから、

手を放してみようと一度、手を放して歩かせてみたら、それっきり

手をつないでもしばらく決して歩こうとしなくなりました。



それを見たとき、猛烈に反省しました。

私が焦っても何にもならないことをあの時、悟ったんですね。

時が来るのをただ待っていれば、おそらく子供は勝手に一人で歩き始めた

のだと思います。



私たちは、普段コンビニでテレビでパソコンで、

すごく快適な生活を送っています。



たいていのものは手に入り、さほど不便も感じない生活。

便利になる一方の日本。

その代わりに私たちは、ちょっぴり忍耐を

置き忘れてきた気がします。



ちょっと頑張る、ちょっと待つ。

ちょっと努力する。



これって当たり前みたいだけれど、

日常で案外これができない人の方が

多いですよね。



何事にも待てないんです。

私もそうですが、関西弁でいう「いらち」という奴です。

「いらち」は、せっかちとか気が短いというようなニュアンスで使われます。



快適な生活のおかげで、少しばかり待ったり、耐えたりすることに

弱くなっているのかな、と感じます。



私も以前は、「努力」とか「忍耐」とか言う言葉が

大嫌いで、私の辞書にはそんなものありませんでした。(笑)

ものすごいですよね。(爆)



でも、少し待ったり、少しばかり相手の話を聞いたりするのは、

それが余裕につながってくるんだとわかると、できるように

なるんですね。



そして、余裕のある事こそが幸せになる第一歩。

ゆとりは、私たちの思っているような自由な時間のことじゃなくて、

私たちの心が生み出すもの。



時間があっても、カリカリしている人はいるし、

逆に時間にゆとりがなくても、落ち着いている人もいる。



自分にとって何が幸せかは、自分の心が知っているんです。

自分の気持ちにゆとりを持たせれば、苦しいことも

少し、離れてみることができるようになってきます。



いつもちょっとだけ、ゆとりを持つ時間を

作ってみませんか?



朝、30分だけ早起きして、外の空気を吸うだけでも、

人の心は不思議と違ってきます。

自分の心をと体をリフレッシュしてあげれば、一日が

心地よく始められる。



自分の行動から、変えていくことは、

案外心にも効き目があります。

一度お試しあれ。



**********************************

あなたの喜びが、私の喜びです。

読んでくださってありがとう。

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Last updated  June 6, 2009 08:15:42 PM


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