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TDK RSJ第11回放送分
TOKYO FMお聞きの皆さん、こんばんは、角松敏生です。
さ、今夜も、スタートしました、
TDK REAL SOUND JAM
この後、9時30分まで、どうぞお付き合いください。
それでは、今夜のオープニングは、この曲からスタート
しましょう。2004年にリリースした角松敏生の2枚組
アルバム「FUNKACOUSTICS」SOLID SIDEからVIEWS
♪♪♪・・・VIEWS
さて、改めましてこんばんは。角松敏生です。
TDK REAL SOUND JAM
今夜も、リアルサウンド、リアルミュージックを
テーマにお届けしていきたいと思いますが~、
さて、こんなメールを頂きました。
みちよさん、
「角松さん、こんばんは、えー、コンサートのチケットを
取るのに、電話が繋がったのが50分後でしたが、8月8日
渋谷AXのチケットを何とか取る事ができました。
もうスタンディングしかありませんでしたが、イス席よりも
自由に動けるので、私は結構、スタンディング席が
好きです。前回のKJBの渋谷AXのライブが凄く良かった
ので、楽しみで-す」
ありがとうございます(笑)、あのー、お待ちしております。
はい。
「ところで、私の気のせいかもしれませんが、最近、
Maloon5や、Hilary DuffやWaking Ashlandなどが、80年代
っぽい音に聞こえますが、今、80年代キてんでしょうか?
角松さんもラジオで色々素敵な曲を紹介してくださってますが、
だとしたら、大歓迎です。知らない名曲も良いですが、自分の
好きだったアーティストの曲が紹介されて、角松さんと同じ
趣味だあと喜んでおります。中でもジミージャム&テリールイス
についてのお話しが良かったです。ある時期良いなあと思う
曲をみると、必ずと言っていいほど、えー、ジャム&ルイスとか
ベイビー・フェイスとかって書いてあってなんだろう?って
思ってた時がありました。機会がありましたら、他にも
アリフ・マーディンやストック/エイトキン/ウォーターマン
などで、角松さんが気になる曲がありましたら、あー、紹介して下さい。」
まあ、あのアリフ・マーディンはね、僕も好きですけど。
いやあ、あの、やっぱり、プロデューサーありきってとこがあって、
まあ、プロデューサー、あの日本のプロデューサーブームと、
ちょっと違うだけども、もう本当のプロデューサーって意味よ、フン(笑)
あの、ね、やはり僕もその、プロデューサー見て、このプロデューサーが
作ってる作品だったら、大体俺の好みだろうみたいな、そういう聴き方
をしてましたよね。懐かしいお話しではございますけれどもねえ。
うん、正しい、はい。
えー、いずれ、アリフ・マーディンかけましょうね。
あの、チャカ・カーンなんかは、アリフ・マーディンだからね。ええ。
さー、今夜のメニュー、角松敏生による音楽講座、
サウンドレクチャーのコーナーでは、いよいよね
「デジタル録音」の時代に入って来ました!
えー、って言うことでね、えー、このへん、楽しみに聴いて
くださいね。今夜もどうぞよろしく。
----------CM-----------------
TOKYO FMから角松敏生がお届けしております
TDK REAL SOUND JAM
お届けしているナンバーは、
わたくしの大好きなバンド「ポリス」
えー、”Every Little Thing She Does Is Magic ”
まあ、日本ではマジックと言うんですね。
えー、この間も、ポリスかけたんだと思うのですけど、
なんでこんなかけているんだと言うと、あの、
えー、やはり僕、大好きなバンドだったと言うのもありますが、
えー、再結成で、ワールドツアーやっているんですよね。
えー、日本にも来る!ということでございまして、
これはチケット、取れないな~。でも、見たいね~。
これ、本当にあの3人が集まるってこと自体が、
ほんと奇跡に等しかったのが、集まっていただいて、
本当にありがとうございます。って感じですけどね、
まさに、一期一会じゃないでしょうか。
もう、スタートして、最初は結構あのー、
演奏いまいちボロボロだったと言ううわさも、聞きましたが、
あのー、客が相当盛り上がっていたって言うのが、
まあ、そうゆう感じでしょうね~。
やっぱりね、日本に来るころは、相当こなれて、
えー、すばらしいパフォーマンスになることを期待したいと思います。はい。
えー、さて、DVD.
えー、ね、リリースいたします。
えー、8枚組みのDVDでございますね、わたくしのね、
えー、1枚は1998年から2003年のヒストリーね、
ライブのハイライトシーンを収めております。
で、2枚目は「Summer 4 Rhythm」「EXTRA TOUR」と
企画もんのライブ、ライブハウスツアー2本、収めております。
そして、3枚目は、3枚目、4枚目、これがですね、
わたくしの20周年記念が、1日目台風でつぶれたんですね。
それをこう、リベンジした横浜アリーナでのライブ、
これが2枚に収まっております。
それから、全県、全都道府県を回ったツアー、
「Fankacousticsツアー」の集大成であります、
”Both side version”というのが東京国際フォーラムでね
あったんですけれども、それが5枚目。
6枚目が、「THE PAST&THENツアーズ」と言って、
THE PAST&THENと言うアルバムを出したときの
スペシャルライブ、えー、中野サンプラザでね、行われました。これ。
そして、昨年の「Player’s Prayerツアー」の舞台裏をお見せする
ドキュメンタリーディスク、
そして、わたくしが初監督、主演、脚本、音楽やりました、
ショートフィルム「桃色の雲」まあ、
これはご愛嬌と言う感じでございます。けどね。
え、ね、こちらー、ね、まあ、8枚組みDVDボックス、28000円なんで
ございますけどねー。えー、あの、これ、あのー、ですね、
えー、お問い合わせ先はですね、
ね、あの、株式会社エキスプレス、03・5775・1881 03・5775・1881
受付時間は平日10:00~18:00まで、
興味ある方はこちらでね、あの、あのー、
お問い合わせなど受け付けておりますので、
購入方法など聞けると思いますので、よろしくおねがいいたします。
えー、そして、わたくしのコンサートをね、
の方もね、始まりますね。えー、軽井沢から始まりまして、
えー、東京では7月28・29・30日BLUES ALLEY JAPAN
8月7日、8月8日SHIBUYA-AX、
それと、12月13日・14日中野サンプラザ、
あー、これはですね、フルスペックのPrayer's Playerのバージョンですから、
こちらの方もお楽しみってことで、
えー、すべてはですね、わたし、オフィシャルホームページ
http://www.toshiki-kadomatsu.jp/ http://www.toshiki-kadomatsu.jp/
えー、こちらの方でね、チェックいただければと、
思っております。はい。
さあ、それでは続いて、本日のわたくしのセレクションナンバーね、
歌もんだけではなく、インスツルメンタルもやりますよん。
えー、この曲でね、
えー、ギターの常識が変わってしまったギターキッズ、
もいたでしょうし、ギターをあきらめたと言うギターキッズも
いたでしょう~。衝撃でしたね~。
「ラリーカールトン」”Room 335”
♪♪♪・・・・・・・・・・・・
角松敏生がお届けしております TDK REAL SOUND JAM
お届けしているナンバーは「ラリー・カールトン」
"ROOM335"
まあね、まあ、すごいやね、上手だわね、
えー、ちなみにわたくし、高校時代、この、ラリーカールトンと、
アル・ディ・メオラを聞いてギタリストになるのをあきらめたクチで
ございますね。
それで、歌を歌い始めたんで、そっちの方がよかったのかな、はい。
続いてはこのコーナーです。
「サウンドレクチャー!」
このコーナーは、番組のコンセプトでもあるリアルサウンドを
テーマに角松敏生が提唱する、「記録するに値する音楽」に
ついて、色々とこう迫ってみようと言うコーナーで、まあ、とりあえず
え~、記録メディア、音楽そのものの歴史、社会学的に、そういった
背景をですね、やっぱり勉強していかなければならないのではないか?
と言う事でございましてですね、えー、まあ、記録メディアの歴史みたい
なとこから、まあちょっとね、オーディオ的なね、部分の話をさして
頂いてる訳でございますけれども。
え~~、エジソンの発明した蓄音機からはじまって、ね
LPレコード、そして、え~、テープ、磁気テープ式録音
というものが出来て、で、カセットテープができましたけども
いよいよ時代はデジタル、デジタルって何?っていう感じの人も(笑)
多分、ま、デジタルっていうんだから、デジタルなんだろう
みたいな、ねえ、
え~、まあ、あの、何しろデジタル方式っていうのは
アナログのようにこう、音声信号をこう、たとえば磁気に録るとか
そういうことでなく、音声信号をもう二進法、つまりい1か0の
符号に変えて、送ったり記録するためにですね、こう
まあ、アナログ方式より、いろんなノイズとか、不純物を拾うことがなく
まあ、正確な伝送を行うということなんでございますけども~
ちなみにデジタル通信が最初に行われたっていうのはですね
あの、いつのことか?まあ、CDがわが国で発売されたのが
1982年、なんですよ。最初は。え~、でも、もちろんそれ以前から
デジタル録音は行われていたわけで。
宇宙船や人工衛星と、まあ地上との交信は、パルス信号変調
つまりデジタルで行われているわけですからね
え~、まあ、そういった、そのデジタル方式というものがね
え~、いろんなところで、もう採用されていたんですけども
え~、この、あの~そのデジタル方式をですね
え~、ひとつ、この、なんかオーディオにね、しようとね
いうことで、決心?した方が、日本の方なんですね
中島平太郎氏でございます。え~、氏の名前は、エジソン、ベル
などとともに、後世に残るほど、偉大な功労者と言う風にいわれて
おりますけどもね、で、その~、世界初のね、1969年、ね、
世界初のデジタル録音の公開が、あ、ね、行われたそうです
これ、日本なんですよね、え~、そして、こうやってCDというものが、
まあ開発されて、1982年に、え~、ね、初めて世に出たんですけども
最初は、やっぱ、もう、82年つったら、まだアナログ全盛で、
LPの時代ですからね、、もう82年に出てるんですよ。
出た当時は音がひどかったらしいですね、平面的で、ペランペランで。
で、何であの、こんなに、いいはずなのに悪いんだ、ってね。
あの~当時のオーディオfanからですね、結構、けちょんけちょんに
叩かれたわけでございますね、え~、でもそういう、うるさ型とは別に
気楽に音楽をというホームオーディオ派には、CDはすごく
やっぱり、人気が出てきたんですね。
まあ、要するに音に対しての拘りってとかっていうもののは、もう
ある程度の音になってくると、あの~、それ以上、あんまり、こう
わかんなくなってくる、っていうところもあるんじゃないかと思いますけどもね。
ちなみに、あの~、CDの今の、基本的なフォーマットは
16ビットという風に言われているわけですね
え~、16ビットというのは、音の強さを2の16乗の細かさで数値化してると
いうことですね、これはDVDとかの24ビットになるんですけども
スーパーオーディオCDなども24ビット、24ビット!
この24ビットと16ビット!の違い、
君達は聞き分けられるか?聞き分けられるか?
そういう問題なんだな。要は。え~まあ、僕らはやっぱプロの耳で
スタジオで聴いてますから、全然違いはわかるんですけども
この辺まで、まあ詳しく聴いてくれとは言いませんけども、
まあ、そういうことがあるんだっちゅうことぐらいは
ま、わかっておいてほしいですな。ということで
記録するに値する音楽。
今夜は、ボズ・スキャッグス「ハード・タイムス」
♪♪♪ Boz Scaggs "Hard Times"
さあ、お届けしているナンバーは、ボズ・スキャッグス「ハード・タイムス」
は、これはもうオレ大好きな曲なんですけどもね~
んん~、よく聴いてました~
さあ、本日はデジタルのCDの登場まで行きましたけどもね
まあ、小難しくてわかんなかったとこもあると思いますけども
いずれにしてもデジタルっていうのは
まあ、そういった、その~、ね、まあ、信号が明確なんで
え~、すごく鮮明である。ですから、ハイビジョン、
デジタル放送とかって、映像が鮮明である、ってこれ基本なんですね
音がいい、画がきれいってことなんですよ
要はね、だからね、そのためには、音がいい、画がきれいっていうのは
どういうことなのか、っていうのを消費者の側も
もっと、知る・・知ったほうがいいなっていう風に
まあ、あの、思います。だから
そうじゃないと、そのデジタルだあ、なんだ、かんだ、って比較しても
意味があんまりないんじゃないかなと思いますけどね
こっちはね、必死こいて作っているわけですから、その
必死こいて作っているところの事をですね、あの
聴く側、見る側もわかっていただけたたら嬉しいななんて言う風に
思っておりますけどね、うん。
ま、こんな感じでサウンドレクチャー、いよいよ来週は
あ、今度はステレオの話しなきゃな!ということで
皆さんのリクエストなんかもお待ちしています。
以上、サウンドレクチャーのコーナーでした。
----------CM-----------------
TOKYO FMから角松敏生がお届けしてまいりました、
TDK REAL SOUND JAM
いかがでしたでしょうか?
って言うことでございましてですねえ、本日はもうデジタルの話し
をしましたけどもね、最近、流行のあのー、mp3方式!あのー、
って言うのあんだよ、知ってる?
PCM方式って言う、みなさんの、ほら、あのー、あのー、
ダウンロードとかやってるのとかさ、あのー、iPodとか、そういうの
あのmp3形式っていうのなんですけどね、これ、あのー、データ量を
CDの約1/10にするもんでございましてですね、まあ、だから、
そう言った意味において、音はどうなの?って言うと、あのー、まあ
厳密に言うと、あまり、そのー、イイ音ではないんですけど、でも、まあ、
こんだけ聞こえてりゃ十分だっていう所の所で、利便性が勝ってる
って言う事なんでございますけれどもねえ。
でも、やっぱり、イイ音で聴くっていうこともですね、あのー、
そういう環境も是非是非、あのー、ね、大事さを、をー、忘れないで
欲しいなとも、思っております。はい。
って言うことで、えー、この、
TDK REAL SOUND JAM では、
皆さんからのメッセージをお待ちしております。
角松敏生への質問、番組へのメッセージ、サウンドレクチャーの
コーナーでやって欲しい企画、何でも結構でございます。
番組へのメッセージを送ってくれたリスナーの中から抽選で、
可愛いキューブ型のステレオスピーカーXA40、ワンセット毎週一名様に
プレゼントします。
このXA40は、iPodなどと簡単に接続出来、インテリアにフィットし、
レイアウトフリーな1BOXタイプのステレオスピーカーでございます。
ね、えー、1BOXでステレオ、ま、このステレオの意味を
来週言いますけど、1BOXでステレオって言うのがこれ凄いですね、
これね、はっきり言ってね、んー、これ五色、色があってね、
可愛いですよ。
さあ、メッセージのあて先は、
ハガキの方は、〒102-8080、102-8080
東京FM TDK REAL SOUND JAM
ファックスの方は、東京03-3221-1800 東京03-3221-1800
メールの方は、kadomatsu@tfm.co.jp kadomatsu@tfm.co.jp
まで、送ってください。
たくさんのご応募&メッセージお待ちしておりますよ。
という訳で、えー、ね、お届けしてまいりました、
「TDK REAL SOUND JAM」
そろそろお別れの時間となりました。
また来週の土曜日夜9時に
TOKYO FMで、お会いしましょう。
お相手は、角松敏生でした。
I See Ya・・・
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