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April 30, 2008

14億円の負債

カテゴリ：起業

2つ目に入った化粧品会社は年商5000万円で、赤字1億円でしたっけ。

やっと赤字を黒字にさせたのは会社ができて15年以上経ってからでした。

その後にヘッドハンティングされて入った会社は赤字4億円の休眠会社を

たたき起こして、化粧品会社として再生させて、

売上順調だったのにも関わらず、わずか11ヶ月で、潰してしまった。

共通するのは元社長にカリスマ性があること。

どんなカリスマ性かというと、

なんとなく、勢いを感じるバイタリティあふれる雰囲気なので、

社員や銀行を含め、周りの人は皆、

「この人について行けば悪い事にはならないだろう」

と勘違いしてしまうこと。

だから、元社長が「これだ ! 」と言ったものには誰も反対しないという。

少し、疑問を持ったとしても、黙ってしまうという・・・。

元社長には他の社員にはない能力があるから、

自分では太刀打ちできないと最初から諦めて、指示待ち族になってしまう。

つまり、自分からは何も考えないし、何もしない。

現社長もそうだという・・・

何かをすると負債が増えるだけだから・・・と。

でも、何もしないで手をこまねいているだけでは確実に腐敗していく。

社員の存在の価値は何 ?

ただ、社長の言うなりになっているだけ ?

会社や社会への貢献度は ?

とても危険だと思います。

政治に無関心な日本人体質そのまんま。

私を呼んだ担当さんもそうらしい・・・

命令されたから、なんとかしなくてはいけない立場だが、何もしない・・・

いいんかい ? それで !

心の奥ではお辛いと思います。

元社長も、現社長も、担当氏も・・・。

どう打開して行ったらいいのかわからない。

今まで、ずっと思いつきでいろいろやっては失敗して・・・の繰り返し。

そろそろ、仕切り直さなきゃ・・・と思っても、

来年、会社が存続しているかどうかがわからない・・・という。

社員ほぼ全員が下向き指向なのだそう・・・

そうなるでしょうね☆

有能な元社長がひとりで10歩前進できる人ならば、

平凡な社員全員が一歩ずつ前進する方が大きい力となります。

まずはみんなで頑張って、一人も落ちこぼれを出さないように

全員で一歩を踏み出しませんか ?

本気で改革したいと社長が思えば、

私も全力でサポートしようと思います。

この会社が答えを出すのは明日。

今日、レポートと見積書を提出して来ました。

昨日、休みでしたが、明け方までかかって作成した企画書です。

さて、明日、どういう答えが出てくるのでしょう ?

真剣に考えるのであれば、一時の猶予もないはずです。

五月場所.JPG

もう、大相撲五月場所が始まるのですね !

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