星の海と月の港

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カテゴリ: 映画・ドラマ

この映画を劇場で見たときにはずっとこらえていたものが、そのエンドロールで堰を切られたかのようなあふれる心のの感情に呆然としたことを良く覚えている。
(映画でもレビュー書きました)

今回DVDを手に入れて、あらためて自宅で鑑賞するに当たり、そのエンドロールを先に見たのだが、そこにあらわれる様々な人間の表情と花の対比に、この映画はまさに人間の心の様々な形を対比させながら見せてくれているのだと気がついた。

ぐるりのこと。。身の回りのこと。

つまりそれは人間関係のこと。

本編を見ながら、実にたくさんの登場人物がいることにもあらためて気がついた。

この映画には翔子とカナオの夫婦関係を軸に、親子関係、男女の関係、兄妹の関係、友人関係、職場の関係、店と客の関係、ひいてはただ道端を通り過ぎるに過ぎない他人の関係までも、我々が日常の世界で普通に体験する関係の考えられるものが全て表現されるという、つまり「ぐるり」の関係を縦糸に、

普段は「ぐるり」の中で体験することのない、法廷における被害者と被告人の関係を横軸にしながら、人間の心の光と陰を巧妙に見せてくれる。

その人間の心の光と陰の中心的象徴として、翔子のうつから再生にいたる過程が、翔子自身が描く天井画と、カナオが描く法廷画に凝縮されているのだ。

さらにそこに巧妙に心を揺さぶる素晴らしい音楽が流れてくれば、私たちの心も大きく震えてしまうことは必定。。

そして最後のエンドロールは、翔子とカナオのその絵の対比にその音楽が重なり、私たちの心までえぐられる。。。


「おくりびと」がオスカー受賞で話題になっているが、死を見つめる人間の心を見つめることに対し、こちらは生きている人間の心を見つめている映画で、この二つと映画を対比させてみることも、また違う感動をもたらすと思う。

「おくりびと」も素晴らしい映画だが、「ぐるりのこと」のほうが生きている人間を見つめるだけに、さらにもっと深いところまで心に響く。





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Last updated  2009.03.08 16:27:06
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