2009.02.04
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佐藤さん


本来自分より若いパワーに圧倒されたりあるいは若さに嫉妬するぐらいが
生命体としてはごくふつうのことだろうと思うのですが、ここ最近は、自
分よりはるかに年齢と人生経験を重ねた大先輩の方からのパワーや情熱に
圧倒されることが多いような気がします。

スズキの鈴木修会長兼社長
パリダカの鉄人菅原さん
先日お会いしたタミヤのボックスアートを描かれていた佐藤さんそして今
回のORMで紹介されている佐藤充弥さん(偶然佐藤さんが続きますが)も
そんな情熱とオーラを感じました。

この佐藤さんのORMの取材に私も同席できたのは非常にラッキーでした。
ジムニーの取材と撮影を終えて軽井沢の佐藤さんの家に到着するとジムニ
ーTSBに興味津々。いきなり車大好きオーラを感じつつも、最初は眼光の
鋭さと近寄りがたい雰囲気がGAOさんと私とで工業デザインのコトや
未来の話など建設的な話で盛り上がる頃にはすっかり解消されて情熱いっ
ぱいの時間となりあっと言う間に数時間。時を忘れるというのはこの事で
した。

われわれ世代では尤も身近で名車と言われたCB400Fそしてその後の
CBX400Fや、スクーター再来の点火となったホンダタクトさらには今の
ビッグスクーターの元祖とも言えるフュージョンなどをデザイン。

4輪ではホンダS600のグリルやヘッドランプ周り、ハードトップDOHC
のバンL700のデザインなどなんせホンダにデザイナーが7名しかいない
時代。クルマとオートバイ、そしてデザインの話など最後は今の工業社
会について考えないといけない事などにも話が及びました。


「モデルチェンジが早すぎる。
ひとつのプロダクツやデザインをもっと大切にすべき
その方がエコだし、50年代にヨーロッパではすでに
やっていた事。

製造設備は長く使えるし、価格も安く抑えられる。
先代のミニ、ビートル、ベスパもそう。

ヘッドライトだって異形ランプになってから互換性も
なくなった。空力だの理由もわかるけど全然エコじゃない。
昔の丸形ヘッドランプは万能だった。

いまこの時代は転換期、考え直すタイミングの時期
新しいエコカーの開発だけでなく既存のクルマの
燃費を改善するシステムを作るとか、中古車に
組み込めるシステムを開発するとか。


私が普段考えていたこちや未来にむけての切り口やヒントを多数得た人生
のそして工業デザイナーの大先輩からのメッセージはおおげさでもなんで
もなく人生においての貴重な時間でした。

記事を読んでいて、思い出したのがトヨタのエコ替えというCM。
初めて観た時、私はぶったまげました。
白熱球を蛍光灯やLEDに交換するのと同じ雰囲気のCMタッチで、クルマ
をエコ替えしようというコマーシャル。
クルマが売れない、売れないから買い換えを促進したい気持ちはわからな
くはないですが、個人的にはあれは大失態のCMだったのでは?と心配して
しまいます。
 なぜならクルマの買い換えは、一部の富裕層を除けば人生において住宅
の次に高価な買い物であり、クルマ好きにおいては買い換え検討そのもの
が楽しみだし、クルマは道具。と割り切る人の前ではエコを前提にすれば
公共交通機関あるいは自転車。せいぜいスクーター。4輪ならばやっと軽
自動車だと思うのですが。

ちなみにジムニーは軽自動車なので大排気量車よりもちょっぴりはエコ?。
10年後も飽きずに乗ることができて精神的にもエコ。
税金もアメ車のすごい奴に比べると、1年分で10年乗れるし
高速道路料金も財布にやさしい。
変な見栄も不要だし、等身大のジムニーは最高ですよって
各家庭の財務長官(まあ奥様ですわな)に許認可も降りやすいでしょう。

ちなみにアピオに来店したJA11以前のクルマに乗っている方には
JB23はお勧めしません。(買い増しはのぞきますが)
え?と思うかもしれませんが、その由はJB23はいつでも新車で買えるから。

私自身新車で買ったジムニーJA11を10年10数万キロ乗って
子供が生まれる直前にチャイルドシート装着という不本意な理由から
ALFA147を増車。半年間ほどアピオの駐車場に勝手に置かせていただいており
ましたが、なんとなく気が引けてきて、まあ当時社長の暗黙の眼光が怖くて?と
いうのもありましたが、やはりクルマは乗っていないとみるみる調子が悪く
なってきてという経緯で手放しましたが、あとでとっても後悔したからです。

話がそれましたが、佐藤さんとお会いできて
お話して、昨年のGマーク会場で見た、入り口のロングライフデザイン賞を
思い出しました。
ホンダのカブそしてスズキのジムニー。(できればヤマハのSRも加えて欲しかった)
これからは世界の見本として、ロングライフな工業製品を生かす社会への
転換期であることをはっきり感じた時間でした。
佐藤さんに出会えた事を感謝します。





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Last updated  2009.02.05 20:01:17


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