わたしのつれづれ日記

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2013年03月24日
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東京都の中央区や江東区の境を流れる隅田川。
この川の最下流で築地と月島の結んでいるのが勝鬨橋です。

小生が小学生のころ、遠足で勝鬨橋が開閉するのを見に来たような覚えがあります。

勝鬨橋は跳開橋としては、東洋一の規模を誇り、1000トンクラスの船舶が、東京湾から隅田川の遡るとき「ハ」の字型に開閉しました。

開くときは橋の運転室付近に取り付けられている信号が赤になり、約20分間、市電も車もストップしなくてはなりませんでした。

勝鬨橋は、昭和15年に竣工して以来、終戦を越えて昭和45年まで開閉していました。
しかし、昭和45年11月29日の開閉を最後に、開くことはなくなりました。


勝鬨橋1.JPG

勝鬨橋は晴海通りに架けられていて、ひっきりなしに車が往来しています。

開閉する部分の先端に立っているときに、大型車両が通過すると、かなりの揺れが伝わってきます。


勝鬨橋2.JPG

勝鬨橋の築地側の橋詰に変電所の建物を利用した「かちどき橋の資料館」が設けられています。
上の写真は資料館のなかにある勝鬨橋の100分の1の模型で、ボタンを押すと橋が開きはじめ、汽船がくぐっていきます。
良くできた模型です。


勝鬨橋3.JPG

ガイドさんの案内で、橋の下の機械室に入ってみました。
テニスコート1面の広さ、高さ9メートルの大きな空間があります。
床は隅田川の水面よりもかなり下です。
橋が開くと、このスペースに面さ1100トンもの「カウンターウエイト」という巨大な重りがおりてきて、トラニオン軸を境に橋の先端が開閉します。

写真はモーターの歯車と、カウンターウエイト側の歯車がかみ合っているカットです。モーターが回り始めると、歯車が回転しカウンターウエイトが下がり始め、それとともに橋が開く仕組みになっているわけです。


勝鬨橋4.JPG

写真は橋の下から隅田川を行く遊覧船を撮ったカットです。

船の中の人と一瞬、目があった時、「どうしてそんな所にいるの?」「どうやって入ったの?」という顔をしていました。

勝鬨橋をもう一度開けてほしいという要望がたくさんあるそうですが、交通事情や機械の老朽化で、ほとんど開く可能性はないそうです。

しかし、電気を通して、設備のメンテナンスを行えば、動かすことは可能だといわれていますが、相当の経費が掛かるそうです。






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最終更新日  2013年03月24日 15時37分20秒
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