米国金融安定化法案!
マーケットは今はこの法案が成立するかどうかに注目しています。
下院共和党が話し合いのテーブルについたようですね。
アメリカ議会で現在の形の法案に反対しているのは共和党の下院だけです。
ブッシュ政権を支えている共和党ですから大統領はその説得に自信を持っているのでしょうね。
ただこれが成立したからといって今回の金融不安が終息するというものではないです。
そこのところは頭の片隅に入れておかなければならないです。
公的資金を金融機関に直接投入するという訳ではないです。
あくまで不良債権の買取です!
日本の例を見るならばまだまだ道は遠いということになります。
アメリカは確かに資金が枯渇してきています。
小刻みに資金を出すようですね。
住宅公社の救済でも同じように小刻みな拠出です。
無い袖は振れないということですね。
国債を大量に発行しなければ資金調達が出来ないです。
それとドルの大量供給はドルの下落を招きます。
これはアメリカにとって痛し痒しのところです。