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あ・りの・み

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January 7, 2006
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カテゴリ: どくしょ
夜の部は、三階の一ばーん後ろの下手の隅っこで見たけど、
松竹座って最悪の席でもこんなに見やすい、座り心地がいい。
女性トイレもいっぱいあるし、極楽極楽。
これで、階段の上下動がもうちょっと
少なければ言うことなしなのだが。
一階席で二回エスカレーターに乗る。
地下の食堂へたどり着くのに5分はかかるので、
30分の食事休憩でも正味20分で食べろというのはムリ。

今回の公演は、昼も夜も芝居がぎっちり詰まっていて、
食事休憩以外は5分のトイレ休憩ばかり。
そんなわけで、二度見ながら、
まだ写真販売コーナーまでたどり着いていない私である。

こんなことしていちゃ、
また、仁左衛門の写真が売り切れちゃう!
勘三郎襲名の時、あまりにも仁左衛門の写真がないので、
なにかおかんむりなことでもおありなのかと、
いらない気を遣っちゃったけど、
売り切れをそのままにしておくと、
大阪の人間は文句を言ったり、
予約するから送れなどと無理難題をふっかけたりするから、
寄せて片づけてあったらしい。
 というのは御園座で、売り切れ写真、仁左衛門ので続々
 ってのを目撃したことからの推測なんだけど。

夜の部はもう一度見るんだよ~ん。

10日の昼の部は後援会の席だもんで、一列目のど真ん中。
愛之助の乗っかったふすまの風をもろに受けた。
ふすまの金箔のかけらも漂っていた。

『義賢最期』 (えらいね~>ATOK17「よしかた」で変換)
 これは孝夫の独壇場だった演目。しばらく途絶えていたのを
 先代仁左衛門(って、13世だからびみょ~なんだけど、
 14世ってのが、13世より早く死んだ我童さんに追贈なので)が
 自主公演で孝夫のためにと選んだ演目。
 二十代の孝夫さんの圧倒的な迫力に観客は息をのんだそうな。
 え~と、私はこれまでに孝夫さんので三度見ました。

 よくかかる『実盛物語』(「さねもり」も出るよぉ!)直前の場。

 『実盛物語』は死んだ女に腕をくっつけると
 生き返って、ひとしきりしゃべってまた死ぬし、
 自分で自分の首を切り落とすやつはいるし、
 主人公は馬に乗って花道を退場するし、
 子役は大活躍だし、奇想天外、驚天動地。
 宙乗り、早変わりこそないが、ちょっとないくらいハデな演目。

 夫は最初見たときかなりヒイていた。
 猿之助のスペクタクルなら慣れっこなはずだが、
 ヤワな近代人の感性では切り替えが間に合わなかったらしい。

 しかし、この『義賢最期』を見ると、
 一度生き返る女、小万が、
 義賢の最期の思いを受け取ったからこそ、
 その命を果たすまでは死んでも死にきれなかったんだ
 と納得がいくんである。

 猿之助もそう思ったらしく、右近にこれをやらせて、
 その後の幕で自分が『実盛物語』を演じたことがあった。

 ということは今回の澤瀉屋(「おもだか」くらい変換しろよ>ATOK)の
 若手の面々は一度やったことのある役なんだな。

 歌舞伎の演目としては上演回数が少ないので、
 文楽のだとこうなるなぁというのが透けて見えておもしろかった。
 アツく語っていた竹本の人は『研ぎ辰の討たれ』で、
 前に出張って語ってくれた人かなぁ?ひときわアツかった。

 一番前の席だと捕り手たちにも気合いが入って、
 真剣なのがよくわかった。気持ちがよかった。

 ふすまは最初の場で後ろにあったそのものだった。
 金箔の傷の入り具合が同じものだったもん。

 大向こうから「お気をつけて」って声がかかった。

 愛之助さんはよかったと思う、せりふ回しもがんばってた。
 ワタシはどうしても仁左衛門のと比べちゃう。
こういう感じ?
 これは 早稲田大学演劇博物館の浮世絵閲覧システム から発見。
 三世三津五郎と二世関三十郎の安部貞任と宗任。
 仁左衛門と愛之助に似てるとワタシは思う。
  ゴメンm(__)m、直接リンクできないようです。
  上の「浮世絵閲覧システム」から
  search→資料番号:に「006-0115」と記入して「検索」クリック
  で、サムネイルが出るので、クリックしてみて下さい。


 義賢は娘に優しい。瀕死の娘にならともかく
 (その瀕死になった原因つうのは、誰かの身代わりにするため、
  殺そうとした父その人なのだが)、
 ピンピンしてる娘にこんなに優しいのは、
 彼と九段目加古川本蔵くらいなもんじゃないかな、
 歌舞伎の時代物では・・・・。

 娘を恋仲の男と落としてやり、花道を見送る。
 ここは背中で泣くところだけど、
 泣きすぎると義賢小さくなっちゃうから。
 すごく微妙だけど、愛之助さん、ちょっとだけ泣きすぎた。

 で、孝太郎さんの小万も大変に熱演だった。
 でも、ちょっと思い入れがすぎて、
 あそこまで行くと義賢と できちゃってる ように見える・・・。

『十六夜清心』
 このところ、仁左衛門が凝ってらっしゃるのかな?な
 黙阿弥ものを半通しでシリーズ。

 ふつうの半通しでは出ない場が二つ。
 十六夜が引き上げられる場と出家の場。

 だが、そのせいで却って、中途半端感が満ちて終わった。
 みんな「えぇえっ!これで終わりぃ?」とか、
 「ホントに終わったの?」とか
 「玉三郎がもうちょっときれいな作りで終わって欲しかった」
 クスクス笑いながら席を立った、ワタシもね。

 序幕で殺された若衆は十六夜と因縁があったはず、
 それから、十六夜が産み落としたはずの赤ん坊はどうなったんでぃ?

 玉三郎は一列目で見てもまだまだきれいよ。
 客席にジワを何度も呼んだし、
 坊主頭でも、砥の粉に塗って散切りでもきれいよ。
 何より、仁左衛門と出てるとすごくカワイくなるのよ。

 でも、クリタさんが、「巨体だ」って言うのよ~。
 全然太ってないけど、そういわれれば、確かに
 昔の玉三郎の写真の外側をサインペンで
 なぞったくらいはでっかくなってるわ~。

 そう思うと気になっちゃって(T-T)、うらむわ~> クリタさん
 って、これ読んでるみんなにもお裾分けだ~。もう、ヤケクソだ~!

 孝夫さんがお玉とワルいやつになって、
 強請にくるのは楽しいけど、
 黙阿弥より南北の方が好きだな~と改めて認識。





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最終更新日  January 12, 2006 09:57:13 AM
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