太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2010.08.15
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カテゴリ: アラカルト

そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
あの大きな空を
吹きわたっています
 「千の風になって」

迎え火、精霊流し、送り火、お盆の行事が各地で行われ、お盆で帰省された人も多いと思います。
家族や地域社会の崩壊が目に付くこの頃だが、まだまだ地方では伝統が息づいています。
そんななかで、「自分の次は、誰が墓を守るのか」と、不安を抱く人が増えています。
とくに地方の墓地では空洞化が進み、墓地を維持する人も高齢化して草ぼうぼうというところもあります。
草が生い茂り、長年誰も訪れた形跡のない墓や、地震などで倒れたままの墓石、それらを墓の行き倒れと呼ぶ地方もあるようです。
「自分の代でけじめをつけないと、子供に迷惑をかける」と、代々の墓から遺骨を取り出し、海や山に散骨し、墓じまいをする人も増えているようです。

一方、都会では墓地不足が深刻化し、お墓のマンションが人気です。都心にも近く、気軽に墓参りができるのが魅力のうえに、「草むしりも墓の掃除も、なんにもいらないから気に入っている」と利用者は言います。
少子化が進み、墓守を子供らに頼れない人のために、永代供養を歌う墓も増えています。スチール製の可動棚に骨壺がズラリと並び、25年間安置された後は、ほかの人の遺骨と合祀されるのが原則のようです。ある住職は、「墓を持たなければいけないというこだわりや面子は薄くなってきている」と言う。
墓地埋葬法では墓地以外に遺骨を埋めることを禁止しているが、散骨は想定していず、1990年代くらいから「千の風になって」の影響もあってか、散骨や樹木葬を始め葬送の方法は驚くほど多様化しています。





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Last updated  2010.08.15 09:04:46
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