太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2010.08.31
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例えば、美しい桜の花が咲いたとします。
桜の花は開花から散るまで、せいぜい二週間の命です。そのため、はかなさの代表としても扱われます。
このはかなくも美しい桜の花が咲いたとき、私たちは「お願いだから散らないでちょうだい。もっともっと長く咲いててちょうだい」と勝手なことを思います。
そんな思いの中で散っていく桜につい感傷に浸ってしまいます。

庭に草が生えたとします。
草の生えた庭は見苦しいので、「生えなきゃいいのに面倒くさい」といいながら不機嫌な気持ちで草取りをします。
草は意地悪で生えているのではありません。
種が落ちたところを命の場として生きているにすぎません。
庭だから生えるな、というのは人間の勝手です。

こんな風に人間というものは勝手な心で生きています。
でも現実の世界は人間の勝手な心のいいなりにはなってくれません。
そうすると、私たちは、悲しんだり、腹を立てたりということになってしまうのです。
なにも花や草の場合だけではありません。
あらゆることに勝手な心を向けていると、こんな風にならざるを得ないといえます。





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Last updated  2010.08.31 05:37:54
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