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こんばんは。
今朝は冷えましたね。
厚手のストールをぐるりと巻いて出かけました。
それでも秋晴れの良いお天気でしたが
明日から金曜まで雨マークです。
どうか天気予報が外れますように。
今日はカウスリップのお話しです。
よろしかったらお付き合いくださいませ
カウスリップ(黄花九輪桜)
支配星
金星
特性
温と湿
医療用途
肺、神経疾患
主成分
サポニン、サリチル酸、フラボノイド類、
精油成分、タンニン 他
古くから薬草として利用されてきました。
カウスリップとは「牛糞」に由来^^;
(放牧地によく生えていたから)
サクラソウにそっくりですよね。
同じサクラソウ属の多年草で学名は Primula veris。
カウスリップの旧名のひとつには
「キーフラワー」
という名があり
これには 北欧神話の女神フレイヤ
と関わる
物語があるそうです。
女神フレイヤは
愛欲を司り、猫の主人でもあり
運命、星、天を司る女神だそうです。
また
戦死した兵士を運ぶ
ヴァルキューレ
(死の門を統治する女戦士)
の指導者でもあり
ヴァルキューレたちは兵士を冥土まで運びました。
彼女等は13人いるという伝承から
中世では魔女と同一視されたそうです。
ちなみに
魔女の集会に必要な人数は13人だとか。
さて
このカウスリップ
古い時代には人気のハーブだったそうです。
「この花を身につけると幸運な愛が授かる」
と信じられていたので
カウスリップの花のブーケが売られていたり
父親が娘に与えたり
若いカップルが贈り合ったりしたり。。
少女たちもお互いに贈り合うという
習慣があったそうですが
それは信頼や友情の象徴だったとか。
ただ
カウスリップは一般庶民のハーブで
富裕階級のサロンでは
見られなかったハーブだったらしいです。
では、実用例です。
肺
に効くといわれます。
作用が穏やかなので乳幼児から高齢者まで使用でき
熱のある風邪、気管支炎の初期などに。
体内毒素を除去し、炎症を抑え 鎮静作用
があるので
乾いた咳を緩和します。
軽い不眠症、一般的な神経強壮剤、弛緩薬
としても利用できますし
神経の炎症で生じる神経痛を緩和したり
熱や風邪によるあらゆる神経痛にも役に立ちます。
また
花に含まれる成分は
吹き出物やニキビ肌に良いとされていて
皺も防いでくれると言われているそうです。
女性には嬉しいですね。
メンタル
にも良いのです。
ネガティブ状態の滞り感、絶望感、あらゆる閉塞感
などから
脱出したい時も助けてくれそうです。
特に恋愛関係の破綻や死別、近親者の死・・・
深い悲しみ、孤独感、自暴自棄などに苦しむ
人々のためのハーブ。
このハーブは
第4チャクラ
(ハート)に関連づけられます。
黄色の花色は精神を高揚させてハートを開き
気分を少しでも高めることを助けます。
第4チャクラのパワーを強めることで
地面にしっかりとグランディングできるように
サポートしてくれます。
必要な時は
暖かいカウスリップ入りのワインや
甘いカウスリップのハーブティーなどがおすすめです。
◇
エリザベスさんの処方箋をひとつご紹介
<カウスリップのシロップ>
神経の興奮、めまい、頭痛、不眠の子供などに
新鮮な花弁45gを900mlの沸騰したお湯で煮出し
適量の砂糖を入れてとろ火で
黄色いシロップ状になるまで煮込みます。
それを少量の水と混ぜて服用してください。
また
このハーブの浸出液を材料にして軟膏を作ると
肌荒れや皺予防になりますよ
春先、苗が手に入ると思いますが
興味のある方はいかがでしょうか。
では、いつもの魔女部屋です。
昔は
カウスリップの花(フレッシュ、ドライ共に)は葬式の花輪にし
誰かが亡くなった後は
満月の度にそれをお墓に置いたそうです。
この弔いの儀式は一年間(13回の満月)まで行われました。
最近亡くなった方とコンタクトを取りたい時は
カウスリップの花輪を就寝前に枕の下に置いたそうです。
喪中の人がこの花を洋服にピンで留める
習慣もあったそう。
病気の赤ちゃんのベッドに
カウスリップをピンで留めておくと
死神を追い払えるという言い伝えもあるそうです。
<愛の妙薬>
サクソン族の女性たちにとってカウスリップの花弁は
「愛の妙薬」を作る材料の一つとして
よく知られたものでした。
早朝、花弁の上に降りた露を花弁に集め
採りたての雨水と一緒に容器に入れ日光に一日晒し
さらに
薔薇の花弁とパンジーの葉を加えたものを加え
さらに1日浸しました。
2日後
容器に向かって次の呪文を唱えたそうです。
◇
花弁たちよ
最善を尽くし私を美しくしておくれ
私のハートが望む
(愛する人の名)をどうか私の恋人にしておくれ
◇
そして
この液体を愛する人の枕の上へ撒きました。
すると
月齢カレンダーの1か月後に効き目が判明したとか^^;
この呪文は月齢の最初の6日間で行うと
最も効果があるそうです。
(参考)エリザベス・ブルーク著
ハーブ占星術
「愛の妙薬」って
バッチ博士のフラワーレメディの作り方と似ていますね。
というより、レメディですね。
それぞれの花の花弁や太陽の光、月齢の最初の6日間というと・・
作るタイミングも難しそうです。
自然とのタイミングは意のままになりませんよね。
で
探してみるとありました。
エネルギー不足、挫折感、閉塞感からの回復
情熱や喜びを取り戻したい人へ
カウスリップ単体のものもありますが
こちらの方が効果的で人気ですね。
カウスリップも入った17種のエッセンス。
では、また
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