昨日は初めてのクリニックに行ってきました。
やっぱり鼻の凹凸、なんとかしたくて。
今回のクリニックの院長先生は美容皮膚科と形成外科両方のご専門です。
肌だけじゃなくて前から気になってた顔のバランスについても相談出来て、私的にはかなりすっきりしました。

今回診て頂いたのは主にこの三つ。
(1)鼻の凹凸(最重要項目)
(2)目の高さが気になる(眼瞼下垂？)→顔全体のバランス
(3)皮脂を抑えたい

鼻の凹凸については事前にメール相談もしていて、過去の治療歴もお伝えした上で「レーザーアブレージョンやケナコルト注射が有効だと思います」と回答を頂いていました。

鼻の凹凸・毛穴の診察で初めに提案があったのはTCAスポットピーリング。
毛穴や瘢痕等の凹みにピンポイントで入れていく、あれです。前から気になっていたけどリスクが怖くて手が出せない治療でもありました。

数年前プラズマ治療を2回受けたクリニックでもTCAの提案があったんだけど、
・ダウンタイム(肌の赤み)が3〜4か月、長くて半年？
・瘢痕がさらに凹むことがある。←これが恐怖
と聞いて踏み切れなかったんだよね。
それでその時はプラズマを選択したのだけど。

今回、
・さらに凹むことがあること
・TCAで肌が持ち上がる肌質の人と持ち上がらない肌質の人に分かれると聞いた事がある

という不安もお伝えしましたが、凹みの深さを見極めてTCAの割合を変えて肌の深さどこまで届かせるかを決めるとのこと。それを見誤ると失敗、ということなのでしょう。
少なくとも今回の先生からは自信が感じられました。もちろん言葉で「失敗しない」とはおっしゃらないけど腕がいいのだろうな、と。

あと、肌が持ち上がるというよりは収縮するようなイメージなのだそうです。
説明を聞きながら、この先生なら大丈夫だろうなという安心感がある。見せて頂いた症例でも明らかに凹みが改善してた。
TCAってかなり昔からある治療でずーっと気になってたけど決して古い治療ではないんですね。

過去のブルーピールやオバジ先生の写真も見せて頂きました。このクリニックではゼオスキンも取り扱いがあります。ゼオスキンに詳しい先生というのも心強いよね。

もう一つは事前の相談でも回答があったレーザーアブレージョン。
CO2RE(コア)いうレーザーで「面」で削っていくんだそうです。私が昔受けたeCO2は「点」で削るレーザーでしたが、点で削ってもあまり効果はないそうです。

TCAとCO2REレーザーはどちらも同じくらいの効果が見込めるいうことで、今回は1箇所ずつテストしてから効果やダウンタイムの経過を見ていくことになりました。

そうそう、特に興味深かったのは、TCAにしてもCO2REレーザーにしても治療の前後にトレチノインを塗布するということ。
今回、事前の相談メールであらかじめトレチノインを使っていることを伝えたら「4〜5日前に使用中止して下さい」と言われたんだけど、ゼオスキンが偶然にも治療の下準備になってた。
TCAもCO2REも、トレチノインをさらに浸透させるためという目的もあるのだとか。なので今回も一週間後にトレチノイン再開することになっています。

目の高さ(左目が下がっている)については気にしなくてもいいレベルとのこと。顔全体を見てシンメトリーなほうだと思う、と言われたので自分が気にしすぎなだけなのかな。
眼瞼下垂でもないとのことで差しあたっての治療は必要ありませんでした。

内服は皮脂を抑えるアキュテインを試してみることに。初めの1〜2ヶ月は1日おきに1錠、油を含む食事の後に服用。その後週2回程度の服用を続けるとかなり皮脂を抑えられるそう。
年齢的に皮脂の分泌もだんだん減っていくからそのうち必要なくなるはず、とのことでした。
飲むバージョンのトレチノインなのでもちろん妊娠希望、妊娠予定の方は服用出来ません。私はその辺全く問題ないのでクリアです。

美容皮膚科の診察って流れ作業的なところが多いけど、こちらの先生はちゃんと時間を取ってくれてとても紳士な方でした。
ゼオスキンの認定も受けていらっしゃるようで、昔オバジニューダームのコラムで見たことのある先生でした。なんと。

調べてみたらその記事は2004年だから16年前。
巡り巡って原点回帰な治療法と先生。
なんだかとても感慨深い日でした。

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